白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2015年02月26日(木) 1人寝の夜。布団乾燥機。

昨夜、娘は「自分のお部屋」で1人で眠った。

……と言っても「とりあえず朝まで頑張れた」と言うレベル。一旦寝付いたら朝までグッスリ……かと思いきゃ、よほど興奮していたのか途中で目が醒めたらしい。普段はトイレに行きたくなった時以外は朝までグッスリ眠る子なのだけど、1度起きたら眠れなくなったらしい。「足元灯が明るいから眠れないのだと思う」とかなんとか。真っ暗にして寝かせる事に。朝になって娘に「自分のお部屋で1人で寝た感想」を聞いてみたところ「今日も1人で寝る!」と張り切っていた。微妙な感じではあるけれど、頑張って1人寝の習慣をつけて欲しいと思う。

娘が1人で寝てくれるのは万々歳なのだけど、それはそれで困った事が。

娘と私達夫婦とでベッドが別れてしまうと、その分手入れをしなければならない布団が増える。我が家は布団を干せるスペースが1ヶ所しかなく、しかも1枚しか干せない。普段は空いている部屋と、1ヶ所しかないスペースを駆使して欲しいるけれど、布団の数が倍になると、ちょっと都合が悪い……と言うことで、思い切って布団乾燥機を買うこと。

今朝、早速「ぽち」ってきた。私が選んだのは象印の布団乾燥機『スマートドライ』。なんでも、ホースとか大きな風船みたいな空気の袋とかがいらないタイプとのこと。私は子どもの頃、しょっちゅう病気をしていたので、実家では布団乾燥機を愛用していた。当時の布団乾燥機は空気の袋にホースを差し込むタイプで、ちょっぴり面倒臭かった。なので「ホースがいらない布団乾燥機」ってどんな感じなのか、今から使うのが楽しみだ。ちょっぴり手痛い出費だけど、花粉や黄砂の時期は布団を外に干せないので、役立ってくれだろうと期待している。

それにしても。娘は普通以上に甘えん坊の子どもだったのに、時期が来たらちゃんと離れて行くのだなぁ……と感心している。「昨日の夜はお母さんとお父さんのベッドに行きたかったけど、行っちゃったらもう1人で寝るのが嫌になると思ったから頑張ったよ」と娘談。娘の事は愛しているし可愛くてたまらないけれど、子育ての目標点は「独り立ちして家を出てもらうこと」なので、しっかり親離れして欲しいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月25日(水) 親離れの季節?

娘の「1人で寝る」という挑戦は今夜で3日目を迎えた。

「1週間、みんなで寝ているベッドに1人で入って眠れたら、自分のお部屋のベッドにお布団セットする」という約束だったのだけど「今回は絶対に大丈夫。ずっと1人で寝る!」と娘が力強く断言するので、予定を早めて娘のペッドに布団をセットした。娘は「素敵〜。お姫様みたい〜」とワクワクが止まらない様子。

娘は寝るまでワクワクしていたようだけど、私は私でワクワクしている。

娘が生まれてからこの方、ずっと一緒に寝てきた訳だけど、子どもと寝るとゆっくり眠れない。抱きまくらのように抱きついてくるし、突然足とか手が飛んでくるし、布団は蹴飛ばすし、むくりと起き上がったかと思うと何事も無かったかのようにまた寝るし。

もしかして……もしかすると、私にも穏やかな眠りが戻ってきたのかも知れない。少なくとも今夜は手足を伸ばしてゆっくり眠る事が出来る。

「1人で寝るようになったら目覚まし時計がいるね」と娘が言うので、私が結婚するまで使っていた目覚まし時計を譲ることにした。弟が誕生日プレゼントにくれたもので、シルバーで「いかにも」な感じの古風なデザイン。「このお部屋にピッタリ!」と気に入ったらしい。とりあえず今夜は無事に寝付いた模様。このまま1人寝が定着してくれると嬉しい。

何の変哲もないデザインの時計を娘が気に入ってくれたのは私とって嬉しいことだ。結婚するまで気に入って使っていたのだけれど、結婚してからは夫の使っていた目覚まし時計を使っていて、ただの飾りになっていた。道具は使われてこそだと思う。自分の好きな物を家族が気に入ってくれるって、嬉しいことだ。

最も、今までも「1人で寝る」チャレンジは何度となく挫折しているので油断大敵。とは言うものの、今回は成功してくれる事を心から期待している。もうすぐ春だもの。親離れするには良い季節だよね……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月24日(火) 何度目かの挑戦。

娘が突然「私、今日から1人で寝るから!」と宣言した。

現在、我が家は家族3人川の字になって1つのベッドで眠っている。昨年、娘の部屋を作る時に娘にはベッドも布団も用意したけれど、ベッドも布団も気まぐれに何度か使っただけで「ただのインテリア」として綺麗なまま娘の個室に飾られている。

娘はこれまでも何度となく「1人で寝る」という試練に挑戦しているのだけど、初日から駄目だったり、3日坊主的に駄目だったりと毎度挫折している。今回はどうなる事やら。どうしてまた頑張ろうと思ったのかを聞いてみると「私だって可愛いベッドとお布団で寝たいから」とのこと。

昨夜は「お母さんと一緒に寝たい気持ちが半分あって、1人で寝たい気持ちが半分ある」と言っていたけれど「あのね。私、お母さんとは一緒に寝ないけれど、ペン子(ペンギンのぬいぐるみ)とは一生一緒に寝るから!」と宣言して、ペン子を連れて、どうにかこうにか1人でベッドに入った。ただし家族のベッドだけど。(娘が先に1人で寝て、後から私と夫がベッドに入る……と言う方式)

現在、娘のベッドにシーツやお布団は入っておらず、以前から「1週間1人で家族のベッドに入って眠れたら、ベッドにお布団を入れて上げる」と約束している。

果たして今回の挑戦はどうなる事やら。私としては全く寂しくないと言えば嘘になるけれど、娘が1人で寝てくれたら、私もゆっくり眠れるので大歓迎。今回は成功してくれると嬉しいんだけどなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月23日(月) なわとび認定会。ダブルダッチ。

週末土曜日。夫は出勤。私と娘は『なわとび認定会』に行ってきた。

大阪府では小学生の体力向上のため「なわとび」を推奨しているらしい。独自に定められた検定があって、土曜日はその検定会。市立体育館で開催される催しで、娘は1・2年生用の認定会に参加した。

なわとび認定会では、大阪府が設定した「級」以外に、市が設定した「名人検定」があって、名人検定は大阪府が設定した「級」の検定よりもずっと高レベルで三重跳び・交差二重跳び・あや二重跳びなど難しい種目があるらしい。市立体育館には市内各地からなわとびの猛者が集結していて、なんだか凄く熱い雰囲気に包まれていた。

私は……と言うと。保護者は暇なので観覧席に座って本でも読んでるつもりでいたのだけれど、1・2年生の検定はサブ・アリーナで開催とのことで、開会式が終わるとサブ・アリーナに移動。サブ・アリーナは寒い上に、椅子は無く、保護者達は山羊や羊のように、柵で仕切られたスペースで立たまま見学するという過酷な時間を過ごす事となった。

仕方がないので寒さに震えつつ立ったまま、子ども達がなわとびをしている姿を見学した。ケーブルテレビ局の取材も来ていて、娘はちゃっかりインタビューに答えていた。認定会は希望者のみの参加だったのだけど、同じクラスのお友達が2人ほどいて、娘は楽しそうに検定を受けていた。娘、さっくりと低学年1級に合格。来年は学年別の検定ではなく、名人検定に挑戦すると張り切っていた。

一旦帰宅して昼食。休憩後は再び市立体育館へ出向いて、午後からは『ダブルダッチ』の教室。ダブルダッチとは2本のなわとびを用いて行うなわとびパフォーマンス。子どもの頃遊んだ「大なわとび」のダンス版って感じ。立命館大学のダブルダッチサークルの人達が指導してくれた。ちなみに立命館のダブルダッチサークルは世界大会入賞する実力派とのこと。

ちなみに、こんなの。


模範演技を観ていたら「娘には無理そうだけど……」と思ったものの、教え方が上手なのと、縄を回す人がタイミングを合わせてくれるのとで、娘だけでなく参加した子ども達はみんな意外と上手に跳べていた。

私は子どもの頃からインドア派のガチヲタだったから、スポーツイベントとはとんと縁が無く、娘がいなければダブルダッチなんて知らずに一生を過ごしたと思う。自分の知らない世界って一杯あるんだなぁ……と感心した。

そんなこんなで土曜日は娘とにって充実した1日だった。私は寒いのと立ちっぱなしだったのとで、くたびれた。娘は来年の名人検定に向けて練習をはじめている。いつまで続くのかは謎だけど、しばらくは、娘のなわとびの練習に付き合ってやらねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月20日(金) すぐ切れる。

最近、すぐにエネルギーが切れてしまう。

夫と娘を送り出した後、家事だの買い物だのPC内職だの実家の母の無茶ぶり対策だのをしていたら、昼にならないうちに一仕事を終えた気分になってしまって「そろそろお風呂で温まって、一杯飲みたいや」という気持ちになってしまう事が多い。もちろん、昼間っからお酒飲んだりはしないけれど、そう思っちゃうところが駄目過ぎる。

エネルギー切れを起こしたら、珈琲とか紅茶を飲んで、場合によっては甘い物を食べて用事を再開するのだけれど「私ってこんなにエネルギー少なかったっけ?」とビックリする。娘を寝かしつけながら寝てしまう事もしょっちゅうだし、なんだか駄目な日が続いている。

栄養バランスは取れている方だと思う。運動は足りていないと思うけれど腰痛・肩こり対策に毎日20分はDVD観ながら体操をしている。それなりに健康的な生活だと思うけれど、遅寝早起き。睡眠が足りていない気がする。まぁ、これは夫の帰宅時間の関係でどうにもならない。

早々なエネルギー切れ。年齢が原因なのか、それとも寒さにやられているのか。とにかく、どうにかしなくては。

20代、30代の頃。健康食品やサプリにハマる人の気持ちが全く理解出来なかった。「あんなの騙されてるに決まってる。本当に効くなら、みんな元気になって健康食品なんて必要なくなるし」と思っていた。だけど今は「養命酒って本当に効くのかな?」と軽くブレが生じてきた。

自分がその立場になってみないと分からない事って多いのだなぁ。

まぁ、それはそれとして。今週もなんだかんだで無事終了。何かと慌ただしい1週間だった。週末は少し暖かくなるそうだけど、来週はまた寒くなるとか。娘のクラスではインフルエンザが増えてきているみたいだし体調管理に気をつけよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月18日(水) 伊予柑とムッキーちゃん

昨日の午後、叔父から伊予柑が届いた。

叔父は毎年、実家に伊予柑を送ってくれているのだけど「白蓮ちゃんとこも、娘さんもよく食べるようになっただろから今年から1箱送るね」と、ドカンと10キロ。我が家は全員、伊予柑が大好きなので、とてもありがたい。

……とは言うものの、伊予柑の皮は固いので娘が剥くのは難しい。毎年、私がまとめ剥いてタッパーに入れ、冷蔵庫で保存している。するといつの間にやら消費されていて、またいくつかまとめて剥いてタッパーに入れる……と言うシステム。

今年もムッキーちゃんが大活躍。これがあるのと無いのとでは作業効率が全然違う。以前は100均制の柑橘カッターを使っていたのだけれど、ムッキーちゃんを使ったら他の柑橘カッターなんて使っていられない。ムッキーちゃんは愛媛が田舎だと言う友人に薦められて買ったのだけど、ムッキーちゃんを使うたびに「愛媛県では1家に1個ムッキーちゃんがある!」と言っていた友人の言葉を思い出す。友人の言葉の真偽の程は分からない。

昨夜早速戴いたけれど、今年の伊予柑もジューシーで美味しい。しばらく伊予柑が楽しめるのかと思うと、本当にありがたい。夫も娘も喜んで食べていた。

しかし。いくら我が家が伊予柑好きだと言っても10キロとなると多過ぎる。今日は伊予柑のお裾分けをしに行ってきた。いつも色々とお裾分けを戴いている娘のお友達のところに伊予柑を持って行ったら、餃子を沢山戴いた。これではお裾分けに行ったのか、戴きに行ったのか分からない。

叔父が送ってくれた伊予柑は無農薬、ノーワックスなので、皮をママレードにしたりお風呂に入れたり出来るのも嬉しい。しばらく毎日伊予柑風呂。季節の果物が家にある贅沢さに感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月17日(火) 手間も金もかかる。授業参観。

ここのところ、母親が子どもを殺す事件が続いている。人の子の親としてとても他人事とは思えない。

今でこそ余裕が出てきたけれど、娘が幼稚園に入園するまでは、私も全く余裕が無かった。周囲からは「1人っ子だし、女の子だし楽勝でしょ?」と思われていたけれど、今にして思えば娘は「育て難い子」だったと思う。娘と一緒にいるのが辛くて娘を保育所に預けて職場復帰しようと半ば本気で思っていた事もある。そうしなかったのは、夫はもちろんのこと、周囲の助けがあったから。孤立無援だったら、頑張れていたとは思えない。

年配の人は「今は昔と違って育児グッズも便利だし、主婦の仕事は楽になってる。子育てだって楽なはず」という認識でいる人もいるけれど、とんでもない事だ。今はサザエさんの時代ではない。3歳のタラオが2歳のイクラとウロウロ外を遊び歩いていて、サザエが居間で煎餅齧っているとか、今の子育てではありえない。サザエさんの子育ては下手すりゃ児童相談所に通報される案件だ。

そう言えば。

義祖母の葬儀に出席した時、遠い親戚のお年寄り達から「1人っ子は可哀想。頑張ってもう1人産みなさいよ」的な事を言われた時、これまた別の遠い親戚のお年寄りが「私らの時代と違って、今は気楽に子どもを産める時代じゃないよ。今の子どもは手間も金もかかるからね」と助け舟を出してくれた。実に素敵な助け舟だった。

育児中の母親を甘やかしてくれとは言わない。せめて周囲の人達が、助け舟を出してくれたお年寄りのように「今の子どもは手間も金もかかる」と言う認識でいてくれるだけでも、随分と違ってくるのではないかと思う。

……と。この話はここまでにして。

今日は娘の授業参観だった。1年生最後の授業参観は「学習発表会」という形式で行われた。それぞれ前に出て「頑張ったこと」を発表してくれたのだけど、どの子も立派に発表していて胸熱だった。娘の1年生生活もあと少し。楽しく元気に小学校に通ってくれていて、それが何よりありがたい。この調子で2年生も楽しく過ごして欲しいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月16日(月) チョコレート作り。家族で休養。

バレンタインデー前日の金曜日は娘と夫に贈るチョコレートを作った。

毎年、何某かのチョコレート菓子を作っているけれど、今年はトリュフタイプのチョコレート。溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜて、冷やして固めた物に粉砂糖やココア等をまぶすだけの簡単レシピ。とは言うものの「娘に作ってもらう」となると、てんやわんや。意外と上手く出来たと思う。夕方、娘のお友達が数名やってきて「友チョコ」をくれた。お返しはまた来月に。

週末はこども文化センターのイベントで映画を観に行く予定だったのだけど、娘が風邪気味だったので土曜日は病院へ行き、日曜日も家で過ごした。喉風邪らしく、熱は無かったのだけど大事を取って休養することに。娘は好きな物を食べたり、DVDを観たりして気ままに過ごした。

私は……と言うと、この2日間は寝てばかりいた。

娘に付き合って家にこもっていた訳だけど、気がつけばコタツで寝ていたり、娘を寝かしつけてそのまま寝てしまったり。疲れが溜まっていたらしく、娘の相手をしている時と、食事の支度をしている時以外はずっとコタツでゴロゴロしていた。土日は娘の休養のため家族で家にいたのだけれど、むしろ大人の休養日って感じだった。私が起きている時は夫が寝て、夫が起きている時は私が寝て……と言った具合。娘は起きている方に相手をしてもらっていたので、それなりに満足していたようだ。

金曜日に作ったバレンタインデーのチョコレートは、土曜日に夫に手渡した。けっこう美味しく出来ていて、作った本人(娘)が1番沢山食べていた。

そんな訳でこの週末は2日ともパッっとしない感じだったけれど、我が家にとっては必要な休息だったと思う。あんなに眠れるとは自分でもビックリだ。そして肝心の娘はまだ風邪が治りきっていない感じ。元気といえばせ元気なのだけど、スッキリしたとは言い難いので要注意。

そして今週も1週間スタート。暖かかったり、寒かったり。気温がハッキリしないようなので体調管理には気をつけなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

娘と作ったチョコレート。チョコレートにまぶすのに、ドライ苺とか、アーモンドクランチとか用意したけれど、シンプルな粉砂糖のが1番美味しかった。







2015年02月13日(金) バレンタインデー。

昨日、家に遊びに来た娘の友達から「私はYちゃんにチョコレート作ってるのに、どうしてYちゃんはくれないの?」と聞かれた。ついに来ちゃった女子の洗礼。女子って本当に面倒くさい。幼稚園時代は同じバス停も男児ばかりで楽ちんだっただけに、面倒くさい感が半端ない。

2月に入ってから、一部の女の子達がチョコレートの話をしていたのは知っていたけれど、そもそも今年のバレンタインデーは土曜日だし、学校にチョコレートを持っていくのはどうかと思うし……って事で、我が家は特に何の準備もしていない。「貰っちゃったらホワイトデーにお返し」ってってスタンスでいたので面食らってしまった。

私は独身時代からバレンタインデーが大嫌いだ。

好きな人にチョコレートを贈るのは良い。大人の付き合いが出来る人達が、コミュニケーションツールとして利用するも悪くない。しかし、職場での義理チョコとか、子ども同志の友チョコ交換とか、心底御免こうむりたい。

日本には2種類の女性がいる。それはバレンタインデーが好きな女性と、バレンタインデーが嫌いな女性だ。

そう言えばこの日記を書きはじめてから、私は何度となく「バレンタインデーが嫌い」と言う話を何度となく書いてきた。これからは夫の義理チョコのお返し問題に加えて、娘の友チョコ問題が加わるのかと思うと嫌になる。

ちなみに、夫には娘が帰宅したら一緒にチョコレート作る予定でいる。これは娘の遊びの延長線だと思っているので嫌じゃない。チョコレートに罪は無い……と言うか、むしろチョコレートは大好きだ。バレンタインデー時期出回るスペシャルなチョコレート菓子を見るとワクワクする、プレゼントするのも嫌いじゃない。要するに「付き合いのためのチョコレート」が嫌いなのだ。

うんざりするけれど、バレンタインデーから逃れる事は出来ないのだと思う。これは季節税だと思って諦めるしかないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月12日(木) 大阪市立科学館。スキヤキ。

昨日は娘と大阪市立科学館に行ってきた。

夫は家でお留守。連日、深夜帰宅だったので家で休んでもらうことに。毎度ながら、お弁当持参で開館時間に合わせて出発。昨日の大阪は意外と暖かくて助かった。大阪市立科学館は駅から少し距離があるので「寒いと嫌だなぁ…」と思っていたのだ。

大阪市立科学館に娘を連れて行くのは何度目かだけど、連れて行くたびに興味を持つ場所が変わっているのが面白い。まだまだ展示物の半分もわかっちゃいないけれど、理解度が上がっているのを感じた。大阪市立科学館では『サイエンスショー』と言って、でんじろう先生の実験ショーのような催しをしているのだけど、今回は「バランス大実験」という実験ショーだった。毎回とても面白くて、私も楽しませてもらった。

今回、娘が心に残ったのは「土星でもオーロラがある」という話。星の展示を観ていた時に、科学館のスタッフの方が解説してくれたのが面白かったらしい。土星のオーロラの話は恥ずかしながら私も知らなかった。

たっぷり遊んで夕方帰宅。夕食はスキヤキ。夫は1日家でゴロゴロしていたらしい。「おかげで元気出た」とのこと。娘も満足したようだし「やってやりましたわ!」という1日だった。

そして休み明け木曜日。昨日の疲れが抜けず、今日は全く調子が出ない。最低限の事はこなしているものの、やることなすこと駄目駄目だ。娘のように「一晩寝たらスッキリ爽やか」って訳にはいかない。そして恐ろしい事に、明日が済んだらまた週末がやって来てしまうと言う事実。私は娘を愛しているが、娘に付き合うのは身体がしんどいのだ。

……と。ついつい愚痴が溢れてしまうけれど、娘がいなかったら、今より自堕落に暮らしているだろから、もっと駄目駄目な身体になっていたんじゃないかと思う。文句ばっかり言ってちゃイケナイなぁ……と自戒しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月10日(火) お雛様。

昨日は娘と一緒にお雛様を飾った。

娘にしてはめずらしく、昨日は誰とも遊ぶ約束をせずに帰ってきた。オヤツと宿題を済ませた娘が「ちょっと暇だね」と言うのでお雛様を飾る事に。立春を過ぎたら飾ろうと思っていたのだけれど、義祖母の葬儀等ですっかりお雛様の事を忘れていた。

娘のお雛様を飾るのは今年で7回目。ついこの間、買いに行ったような気がしているのに、もう7年も経ったなんて! お雛様を買いに行った時、抱っこ紐の中でムニムニしていた娘も今ではいっぱしの小学生。健やかに成長してくれていて本当に嬉しい。

しかし私はこの7年間、いったい何をしてきたのだろう?

「白蓮さんは金とカロリーの事ばかり考えているね」と夫が言うように、お金と食事の事ばかり考えて過ごしてきた気がする。それに加えて娘を疲れさせて気持ち良く寝かせる事!

ちっちぇ……実にちっちぇ……。

じゃあ、娘が生まれまでは、でっかく生きてきたかと言うと、そうでもないのが辛いところ。仕事して、本読んで。ちょっと美味しい物食べて……と、よくよく考えてみれば今とあまり変わらないような気がする。私は人並み外れて身体の小さいが人間だけど、人間としてのスケールも小さいみたいだ。卑下したところでどうしようもない。これからも小さく地味に生きていこうと思う。

それにしても昨日は本当に寒かった。娘が寝た後、居間でコタツにこもっている時は良かったのだけど、夫が帰宅して夕食の用意をするのに台所に立つのに、あまりの寒さにダウンコートを着た。築40年越の我が家は室内と言っても冬の寒さが半端ない。

この寒さにはウンザリだけど1ヶ月も我慢すれば、少しは寒さも緩んでくると思う。寒さに挫けず頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月09日(月) スイートポテト。公開録画。

土曜日。夫は出勤。娘と2人で地味に過ごした。

午前中は娘の希望でスイートポテト作りなど。スイートポテト自体は何度か作った事があるのだけれど、今回は「クマの顔」に成形して、チョコペンでお絵かき。「チョコペンで顔描くだけだし楽勝だわ」と思っていたのに、チョコペンの先がアッと言う間に固まって、チョコが出なくなるのには往生した。お湯で温めようとお湯を用意していても、そのお湯さえもどんどん冷えていく始末。レンジでチョコペンを軽く温めて、チョコペンが温かいうちに顔を描いて、また温めて……と大変だった。お菓子作りって気温に左右されるのだなぁ……としみじみ。

娘の作ったスイートポテトはそこそこ可愛く、美味しく出来た。

スイートポテトを作った後は耳鼻科へ。娘の鼻がここ数日でグズグズしているので「もしかして、そろそ花粉かも…」と思い連れて行ったところ、案の定の結果であった。アレルギーの薬を処方された。しばらくは、また耳鼻科通い。副鼻腔炎にならないように気をつけねば。

午後からは体育教室の振替授業へ。娘の通っている体育教室は、行けない日があると別日に振替する事が出来る。土曜日のクラスに参加するのは初めてだったのだけど、レベルが高くて驚いた。娘には良い刺激になったらしく、跳び箱もマット運動もいつも以上に張り切っていた。私はギャラリーで娘をチラ見しつつ読書など。ツイッターで評判になっていたので借りたのだけど私にはイマイチだった。

日曜日は午後から家族でNHKの公開録画を観に行ってきた。会場の河内長野市の市民ホールは、なかなか素敵なホールだった。わたしが子どもの頃の「市民会館」と言うと、陰気でパッっとしないイメージだったけれど、最近は随分と違うのだなぁ…と感心した。公開録画は大人も子どもも楽しめる内容で娘も喜んでいた。たとえ子ども向けのものであっても、生の舞台は良いものだ。

公開録画の帰り道はグイッっと気温が下がって寒かった。そして本日、月曜日。朝から寒いのなんのって。春が来るのが待ち遠しい。明日からは少し寒さが緩んでくるとのこと。寒さに負けずに頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

娘の作ったスイートポテト。比較的可愛い子を選抜してみた。






2015年02月06日(金) 義祖母の葬儀。結婚記念日。

昨日は家族で義祖母の葬儀に行ってきた。義祖母、享年107歳。106歳だと思っていたら先月末107歳のお誕生日を迎えていた。大往生である。100歳を越えて亡くなる時は「めでたい」とされるらしく『開運長寿橋』なる夫婦箸を戴いた。

葬儀は午後からだったのだけど、義母から「葬儀の前の食事に間に合うように来なさい」とのこと。葬儀前にも会食する事になっているらしい。これは地域の風習なのかも。実家の車を借りて和歌山へ。予定通り会場に到着。誰が誰だか分からない親戚に挨拶をして、会食など。夫側の親戚はとても人数が多くて、夫自身もイマイチ分かっていない人がいるらしい。ニコニコ話をしていたと思ったら、後から義母に「ところで、さっきの人って誰だっけ?」的な事を聞いていた。

義祖母の葬儀はそれはそれは盛大なものだった。

……と言うのも。義祖母の面倒をみていた夫の従兄弟は市会議員をしているので、参列者の多いこと多いこと。議員関係の人に、消防団だの、地元の知り合いだの。義祖母自身、社交的な人だったと言うこともあると思う。とにかく長い葬儀だった。娘がじっとしていられるかと心配だったけれど、初対面の親戚との会話もちゃんと出来ていたし、予想以上のお利口さんっぷりで助かった。

葬儀って本来、悲しいお別れのはずなのだけど、義祖母の年齢が年齢だっただけに、なんだか和やかな葬儀だった。

すごく良い感じの葬儀だったのだけど、ビックリする事もあった。

夫の姉と、兄の妻が来ていなかったのだ。当事者ではないので事情は割愛するけれど、夫の兄と姉の間でバトルがあったらしい。まぁ、それはそれとしても、一般論で言うなら「自分の祖母の葬儀なんだから、それはそれとして来るべきでしょ!」って話なのだけど、以前から夫の兄弟関係と、義姉と義母の嫁姑関係は色々と問題が多い。

葬儀の後、火葬場までお見送りはさせてもらったのだけど、精進落とし・骨上げ・初七日法要は遠慮させてもらった。最後までいると遅くまでかかってしまうし、そこまで引っ張るのは娘が持たないかな……と。もちろんこれが義母の葬儀なら、問答無用で最後までいたのだけど。義兄は葬儀の後、火葬場へは行かずに帰ってしまうし、義姉はそもそも出席さえしていないしで、義母は最後までいて欲しかったようだけど、そこは勘弁していただいた。

火葬場でお見送りをして、ご挨拶をして帰宅した。お葬式って、当事者でない場合は「何をする」ってものではないけれど、行くだけで疲れるから不思議だ。たぶんその大半は気疲れなのだと思う。

精進落としで振る舞われるはずだった御膳を戴いて帰ってきたので、夕食は自宅で御膳を食べた。夕食中「ところで、今日は結婚記念日だったって知ってた?」と夫。すっかり忘れていたけれど、昨日は9回目の結婚記念日だった。

夫と結婚して9年。今日から10年目に突入。

夫への感謝とか、過ごしてきた歳月に対する感慨があるのも事実だけど、今はただ「疲れた」という言葉しか出てこない。今日も喪服の始末をしたり、家事をしたりでバタバタ。娘がお友達と遊ぶ約束をしてきたので、お友達の家に送って行って、やっと一息ついたところ。そして、もうすぐ迎えに行かねばならない。バタバタながらも1週間終了。今週は慌ただしかったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月03日(火) 節分。訃報。

今日は節分。娘は昨日から「豆まき楽しみ! 恵方巻楽しみ!」とワクワクが止まらない様子。

恵方巻は自作派。朝イチで特売に突撃して細巻き作りなど。普通の太巻きだと大き過ぎて食べ難いので、毎年細巻きを作っている。娘もそのうち、普通の太巻きを食べられるようになるのだろうけれど「今年も細巻き作ってね」とのリクエスト。鶏ササミのカツ巻、胡瓜巻等、数種類の細巻きを作った。イワシは塩焼きだと夫も娘も喜ばないので天麩羅に。それに具沢山のお味噌汁。なんだかんだで面倒くさい献立だ。

バタバタと家事をしていたら義母から電話。106歳の義祖母が亡くなったとのこと。

年齢を思えば何の不足もない大往生。だけど、なんだかいつまでも生きてくれている気がしていて、物凄くビックリしていまった。義祖母は数年前から「市で1番の長生きになる」と宣言していて、昨年はその目標を達成し、敬老の日に市長から表敬訪問を受けている。「やるべき事はすべてやった」と言う状態での旅立ちだ。

当たり前だけど人の死は突然やってくる。義母にとっては実の母。動揺していたのだと思うけれど、義兄に伝えた通夜・葬儀の日程と、私が聞いた通夜・葬儀の日程が違っていて、連絡等にバタバタしてしまった。義母に電話は通じないし、義兄は正確な日程を知りたいと言うし……。結局、葬儀会場に電話で問い合わせて事なきを得た。結局、通夜の日が友引だったので一般的な葬儀の日程ではなかったのが、情報の食い違いを産んだらしい。

明日が通夜で明後日が葬儀。

夫は通夜と葬儀。私と娘は葬儀だけ参列する予定。連絡したり、喪服やお香典を準備するのにバタバタしてしまって、まだ実感が持てないでいる。今日は訃報以外にも間の悪い事が色々と重なってしまって、気がつけばもうこんな時間。これ書いたら、とりあえずお茶でもいれよう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2015年02月02日(月) コタツ騒動。

土曜日は家族で夫の実家に行ってきた。お正月は娘の胃腸炎で年始の挨拶にも行っていなかったので義母に会うのは久しぶり。元気そうな顔を見ることが出来てホッっとした。

昼食後、居間のコタツで寛いでいたら、突然コタツの「温かくなる部分」が足の上に落ちてきた。娘も夫も大騒ぎ。「ああ、ごめんね。すぐ治るわ」と義母。取り付けているネジでも緩んだのかな……と裏返しにしてみてビックリ!

なんとコタツの「温かくなる部分」は完全にはずれていて、しかも針金1本でブランコのように固定されていた。「これはもう駄目だ。今から新しいのを買いにこう」と言う夫に対して「大丈夫よ。年金貰ったら買いに行くから」と義母。もちろん買いに行く気なんて無さそうな感じ。と言うのも、聞けばコタツが壊れたのはずっと前だったらしい。今までよく火事にならなかったものだ。

義母からすると「勿体無い」と言う気持ちと「思い出のあるコタツだから手放したくない」と言う気持ちがあったのだと思うけれど、今回ばかりは見過ごす訳にはいかなかった。しかし義母は「梃子でも動かないぞ」と言う構えで説得に時間が掛かってしまった。「お金は俺が出すから頼むから新しいのを買おう」と言う夫の言葉にも首を縦にふらなかった義母が折れたのは「万が一、火事になったらご近所に迷惑がかかる」というところだった。

コタツを買いに行くのもすったもんだ。

「近くの電気屋さんで買う」と言う義母に対して「騙されたと思ってジョーシン電気に行ってくれ」と夫。どうにか説得してジョーシン電気に連れ行ったところ「まぁ! コタツってこんなに安いの? こんな事なら、もっと早く買っておけば良かったわ」と義母。無事にコタツを買うことが出来た。義母の希望で天板だけは古い物を使い、新しいコタツの天板は処分することに。取り敢えず失火の危機は免れた。

このコタツの件で「一人暮らしのお年寄りの家の火事」が以外と多い理由が分かる気がした。物を大切にするのは日本人の美徳だけど、電化製品ばかりは「長く使えば良い」って物ではない。

それにしても「義母も年をとったんだなぁ」って事を再認識した。結婚した頃はまだまだシッカリしていた気がするけれど、最近「あれっ?」と思う事が増えている。これから、夫の実家に行くときは色々なところをチェックしようと思う。

当たり前だけど誰だって年を取る。年を取ると「今までどおり」ではいかなくなってくる。その分、若い人間が気をつけてサポートしなくちゃいけないなぁ………って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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