白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年09月29日(火) 雨の日のクッキー

今日は朝から雨が降ったり止んだり。

午前中は辛うじて買い物へ出掛けたものの、娘は外で思い切り身体を動かせなかったのでお昼寝をしてくれなかった。そうかと言って午後も外遊びが出来るようなお天気では無かったので、お菓子を作ることにした。先日買った新しいオープンを試してみたかったのもある。

……とは言うものの、唐突に思い立ったもので材料は手薄だった。しかも夫は連日深夜まで仕事をしているので、お菓子を食べる余裕など無い。あまり沢山出来過ぎないで、それでいて手持ちの材料で作れる物……と言うことで、クッキーを作ることにした。

小さい子供向けでパターを使わないヘルシーなクッキーのレシピをネットで見つけて作ってみることに。材料も家にあるもので事足りた。実はこんな事もあろうかと、かねてより娘が絵本でハマっている「うさこちゃん(ミッフィー)」のクッキー型を用意していたので、それを使ってクッキー作りなど。娘は大好きなキャラクターの型を見て大喜び。材料を混ぜたり、生地を伸ばしたり、一生懸命手伝ってくれた。まだ焼いていない生地を握らせて遊ばせていたら、自分のイスに行儀よく座って食べてしまったのには驚いたけれど、まぁ、それもご愛敬。

出来あがったクッキーは……特別美味しいものではなかった。やはりお菓子はバターとかお砂糖をたっぷり使った方が美味しいと思う。それでも娘は「自分で作った」ってことが嬉しかったのか、市販の赤ちゃんクッキーは、一口齧る程度でほとんど食べないのに、美味しそうに食べていた。

娘とお菓子を作るのは色々と面倒だし、片付け等も一段と大変だけど、とても楽しい。白パン、バナナケーキ、ホットケーキ、プリン、そしてクッキー。食べるよりも作る方が楽しいと言っても過言ではない。そう、しょっちゅうは出来ないけれど、少しずつレパートリーを増やしていきたいと思う。

そして今日はいつもより、のんびり過ごしたせいか頭痛がマシになっている。明日もあまり頑張り過ぎないようにしよう。夫は徹夜勤務。今週はもう1日、泊まりがあるとのことなので、しっかり留守を守らねば。そろそろPCを落として戴き物の栗でも剥こうかな……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

娘と焼いたクッキー。素朴な味と言えば聞こえが良いのですが、お菓子的には物足りない味でした。








2009年09月28日(月) 恋愛の末期

ずっと追いかけている好きな作家(中山可穂)が新刊を出したのだけど、読もうかどうしようかとずっと迷っている。

中山可穂はここ数作「いまいちだなぁ…」とガッカリさせられている。なので「読みたい」という気持ちと同じくらい「読んでガッカリしたくない」と言う気持ちが強いのだ。先日、家族で書店に行った際、夫から「買っちゃえばいいのに」と背中を押されたにも関わらず買うことが出来なかった。ガッカリしたくない…とか嫌いになりたくない…って、なんだか恋愛の末期と似ているような気がする。特定の作家(音楽家や歌手でもいいと思う)のファンになるというのは、その人の作る作品に恋しているようなものなのかも知れない。

週明け月曜日の今日は珍しく朝から頭痛。頭痛薬を飲んでも効果が無い。天気が下り坂なので気圧の関係とか、あるいは寝不足が原因とかなら良いのだけれど、昨年、強烈な肩凝りからくる頭痛と吐き気で頭が上がらなって寝込んだことがあるので、明日もイマイチだったら少し家事を手抜きしてゆっくり過ごそうかと思う。寝込んでしまっては話にならない。

ここまでの話とは何ら関係が無いが、娘は最近 「Mambo # 5」がお気に入り。「アー、フッ!」と言う掛け声の部分に娘の名前を入れて歌っていたのがブームのきっかけ。替え歌ではなく、正式な形のものを聞かせたところ、娘はたいそう気に入ったらしく、毎日「Mambo # 5」に合わせて踊っている。故マイケルジャクソンのムーンウォークのように、曲に合わせて後ろ歩きする娘の姿は可愛らしいけれど、頭の痛い時この曲を聞くのは少し辛い。

そんなこんなで今週はイマイチな滑り出し。明日は調子が戻っているといいのになぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

Damaso Perez Prado - Mambo # 5
娘のお気に入り。楽しい音楽は1歳児にも分かるようです。


2009年09月26日(土) それもまた必要なのでは…

夕方、娘と公園で遊んでいたら不意に寂しさが込み上げてきた。

私に娘も夫もいる。それなのに寂しいと感じてしまうのだから不思議なものだ。独身の頃は「結婚して自分の家族が出来たら寂しさなんて感じないだろうなぁ」と思っていたのだけれど、そんな単純なものでは無いらしい。ふと藤原定家の歌を思い出してしまった。

見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ

彼も言い知れぬ寂しさを感じてこの歌を詠んだのだろうか。今日、私がいた公園はそんなに寂しい風景ではなかったのだけど。「秋」とか「夕暮れ時」とかって、理屈抜きで人を寂しくさせてしまうものなのだろう。

最近はプラス思考ブームと言うか、マイナス思考はダメな物…とする傾向が強いけれど「寂しい」とか「哀しい」とか言う負の感情もまた自分を構成している要素なのだと思うと、それはそれで必要なのではないかと思ったりもする。

今日の夕食はグラタンにした。ジャガイモとサツマイモを半分ずつ混ぜたポテトグラタン。人参とシーチキンとワカメの和え物に、小松菜やキノコをたっぷり入れた野菜スープ。白銀週間明けから夫は毎日帰りが遅い(しかも今日も出勤している)ので、せめて夕食は美味しいものを…と、いつもより丁寧に作ってみた。そのせいか、いつもより美味しく出来たように思う。

今年の夏は「夏らしい日」が少なかったけれど、その分を取り返すつもりなのかなかなか涼しくならない。大阪は今日も3O度超え。来週あたりから涼しくなるとのことだけど、どうなのだろう。

そろそろPCを落として夫が帰宅するまで図書館で借りた『1Q84』を読み切ってしまおう。週末のうちに感想をまとめたいのだけどなぁ……なんて事を思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月25日(金) 丁寧に書かれた文字

昨日は丁寧な文字で書かれた手紙を貰った。いいものだなぁ…としみじみ思った。

私は手紙を書くのも読むのも大好きだ。メールという通信手段を使うようになってから、手紙や葉書を書く回数は激減してしまったけれど、それでも何かの折にはペンを取って手紙や葉書を書くようにしている。たぶん、どちらかと言うと筆マメなほうだと思う。

だが、私が手紙や葉書を書くときの字は恥ずかしくなるほど汚い。実は書道を習っていた事がある……だなんて、とても言えないほどに。

根本的に時が下手だという事もあるけれど、それ以上に「いつも雑に書いている」ってところが問題なのだと思う。どうも手紙や葉書を書く時って、気持ちが先走ってしまって「早く書く」ことに終始してしまうため、どうにも雑な仕上がりになってしまう。「いっそ書きなおそうか」と思う事も多々あるのだけれど、書きなおしていたら、その手紙がお蔵入りするだろうことが簡単に予想出来るため「出さないよりも、出した方がいいだろう」などと、言い訳をしてそのまま投函してしまう。

早速、私も丁寧な字で返事など……と思ったのだけど、昨日は返事を書くよりも先に、友人のお誕生日カード書かなければならなかったので、今回は「丁寧に書く」を意識して書いてみた。字の上手い下手はさて置き、いつもよりずっと見栄えの良いカードが出来た。

文字に限らず「丁寧である」ってことは気持ちが良いものだ。たとえば、ちょっとした書類や食卓に乗ったお料理、あるいは抽斗に仕舞われた洗濯物などが丁寧な仕事で仕上げられていたら、それだけで優雅な…あるいは贅沢な気分になれるように思う。

私の仕事はたいてい大雑把で粗い。これは文字だけの話ではない。

何でも一度に改めるのは無理だけれど「丁寧である」ってことを意識して、普段の生活を改めていきたいと思う。これは簡単そうでいて、なかなか難しいけれど取り組んでいこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月24日(木) 白銀週間

白銀週間はささやかな行事を積み重ねて過ごした。

1日は娘の自転車を買いに行った。
1日は友人のFが遊びに来て一緒に夕食をとった。
1日は家族でお弁当を持って動物園へ行った。
1日は実家の母を招いて夕食にお好み焼きを食べた。
1日は娘を自転車に乗せてちょっと遠いスーパーへ買い物へ出掛けた。

遠出をする事は無かったけれど、なかなか充実した時間を過ごすことが出来たと思う。色々と良かったことは多かったけれど「いやいや期」に突入した娘の豪快な暴れっぷりを夫に見せることが出来たのが何よりも良かったように思う。どこのご家庭でもそうだけれど「お父さん」はどうしても子供と関わる時間が短い。それだけに「いつもの娘」を見てもらえたのは嬉しいことだった。

白銀週間は娘の成長を実感する休みでもあった。動物園へは1年前にも連れて行ったのだけど、その時はイマイチ喜んでもらえなかったのが、今回は柵越しに見る動物たちに夢中だった。特に喜んだのは白クマと象。白クマはちょうど遊んでいる時間帯だったので動きがあって嬉しかったらしい。象は……さほど動いていなかったのだが絵本等で親しんでいたせいか、熱心に観察していた。

象って動物は大人からも子供からも愛されがちな生き物なのだなぁ……って事を改めて思った。象は一般的に「さん」付けされることが多い。もちろん他の動物(キリンやライオン)だって「さん」付けされることもあるが、象は、そもそもの名前が「ぞうさん」であるかのような勢いで、当然のように「さん」付けされているように思う。呼び捨てすることが憚られる生き物っは象をおいて他に無い……ように思う。

それにしても休日は時間の流れが早いように思う。5日間がアッっと言う間に過ぎてしまった。そして連休明けの今日はどうにも身体がダルくていけない。ピントがずれたまま1日を過ごしてしまったのだけど、夕方、郵便受けを見たら友人から手紙が届いていて、ハッっと我に返った。

気持ちを切り替えて明日はシャキッっと過ごしたいものだなぁ……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月19日(土) はじめての自転車

今日は自転車を買いに行ってきた。娘のお誕生日プレゼントだ。

娘の2歳のお誕生日は来月なのだけど、お誕生日前後の休日はり両方の祖母を招いてお誕生日会をしたり、地域の運動会(我が家は地域の役員なので絶対参加)があったりしてバタバタするので、少し早いけれど買うことにした。

2歳のお誕生日に自転車だなんて早過ぎる気もしたのだけれど、最近は自転車の後ろに棒が付いていて親が押して進むタイプの物が出回っていて「2歳から乗れます」と言うものが多い。それに娘はどうした物だか自転車が大好きで、年上のお友達の自転車に乗りたがるので三輪車を飛ばして自転車を買うことにした。

買ったのはこの自転車。本当なら、アンパンマン等のキャラクター物の方が娘は喜ぶのかも知れないのだけど、しばらくは娘が運転するよりも私が押して歩くのがメインになるので、親の操作性を重視して選んだ。それにキャラクター物だと飽きがくるかなぁ…と思ったのもある。娘は「自分の自転車」が気に入ったらしく、家に帰るやいなや自転車に乗って散歩に出掛けた。興奮していたのか昼寝もせず、夕食後「自転車に乗って外に行く」と言う始末。普段なら、そんな聞き分けのない事は言わないのだれど自転車を買ってもらったのがよほど嬉しかったのだろう。

自転車に乗った娘の姿は「赤ちゃん」のそれではなく「幼児」だった。

つい、この間まで赤ちゃんだと思っていた娘が自転車に乗るだなんて、なんだか感慨深いものがある。娘はこうやって少しずつ世界を広げ、行動範囲を広げて成長していくのだなぁ。自分の自転車を持ったことで、娘の世界はまた少し広がったのではないかと思う。それに伴い事故や怪我の可能性も増えるのだから気を付けてやらねば。

連休初日、良い買い物が出来て満足している。今日買った自転車が、娘の良き相棒になってくれますようにと祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月18日(金) しゃぼん玉飛んだ

今日、娘は生まれて初めて自分の力でしゃぼん玉を飛ばした。

娘は春頃からしゃぼん玉に興味を持つようになり、この夏は何度か挑戦していたのだけど「しゃぼん玉液を付けて吹く」ということがどうにも上手く出来なくて、今までは、しゃぼん玉セットを手で弄びながら私が作るしゃぼん玉を追いかけるばかりだった。それが今日、突然出来るようになったのだ。娘の喜びようと言ったらなかった。 

暑くもなく寒くもない夕暮れ時に娘と2人でしゃぼん玉を飛ばした。なんでも無いことのようだが、とても幸せな時間だった。

しゃぼん玉以外にも、今日はあれこれ書きたいことが山ほどあるのだけれど、いざ文章にしようとすると、ちっとも話がまとまらない。残念だけどこういう時は無理して書くより文章が自然に出てくるのを待つしかない。

今週は腰痛にはじまり腰痛に終わった……と言っても過言ではないほど腰痛に悩まされたけれど、やっと痛みが落ち着いてきた。完全に治った訳ではないけれど、今日は久しぶりに「普通に歩くことが出来る幸せ」を噛みしめた。明日から連休に突入するけれど、調子に乗って悪化させないよう心掛けて楽しく過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月17日(木) 弱り目に祟り目。

強烈な腰痛で身動きするのも辛い状態になったその夜、何の前触れも無く電子レンジが壊れた。

我が家では電子レンジは生活必需品。1日使えなくても困ってしまう。肉や魚といった生鮮食料品はたいてい冷凍保存しているし、娘が毎朝食べている納豆だって冷凍保存。すぐにでも買いに行かなければならないところなのだけど、腰痛でそろりそろりと動いているような状態なのに、娘を連れて車に乗って電気店へ行くなんて無謀過ぎる。そんな訳で夫が有給休暇を使って休んでくれた。夫が有給を取るなんて娘の出産の時以来じゃなかろうか。

翌朝、最寄の家電量販店へ。買おうと思っているのはオープン機能付きの電子レンジ。今流行りのスチームオープンではなくて、普通のオープンでいいのだけれど、パンやお菓子を作る時にたくさん焼きたいのでトレイが2段使える物を。トレイが2段になるとお値段が少し高くなるのだけれど、コンベンション機能付き(2段でもムラ無く焼けるように熱を循環させるファンが付いている)で、ほどほどの値段の物を選んだのだけど、なんと……品切れだった。送ってもらうのなら大丈夫とのことだけど、とても待ってはいられない。

電子レンジなんて簡単に手に入るだろうと思っていたのに、次の店も品切れ(妥協して別のを…と思ってみたものの、それも無かった)で家電量販店を3軒回る羽目になってしまった。しかもいつもなら、そんなことにはならないのに、腰痛だったせいか、それとも腰痛以外にも体調がオカシクなっていたのか、乗り物酔いまでする始末。電子レンジを1台買っただけなのに、ボロ雑巾のようになって帰ってきた。

弱り目に祟り目って言葉があるけれど、まさに然り。

しかし夫が休んでくれたおかげで、娘の抱っこや家事等の負担が少なく腰痛が随分と良くなったのは怪我の功名ってところだろうか。新しい電子レンジにはまだ慣れていないけれど、素敵な機能が多くて便利そうだ。何よりも1度にドカンとオープン料理が出来るのが良い。

今日は午後からハローワークへ行かねばならないので娘は一時保育へ。今日の用事は早く済むらしいので、速攻で迎えに行ってやりたい。ここ数日、トラブル続きで何かと落ち着かないけれど連休も控えていることだし、気持ちを切り替えて仕切りなおしていきたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月15日(火) 痛たたたたっ!

ここのところずっと腰痛に悩まされているのだが、今朝は「やっちまった」感を味わってしまった。

朝、服を着替えていたら「ピキッ」っと痛みが走り、痛くてしばらく身動きすることが出来なかった。落ち着いたら、そろりそろりと動くことが出来るようになったのだけど、かなりヤバイ状態。先日、整骨院の先生から「このタイプの腰痛は度が過ぎるとギックリ腰になったりするよ」と注意されたところ。症状からしてギックリ腰ではなさそうだったけれど、いつものように動き回るのはとても無理。

不幸中の幸い…と言うべきか今日は朝から雨模様。。娘と2人で家に引き籠るこにとに。洗濯は夫にお願いして、簡単に夕食の準備(チキンカレーとサラダ)をする他は何もしないことにした。今日ばかりは掃除もお休み。台所仕事をしつつ、横になりつつ、娘の相手をして1日を過ごした。

娘は私が家事をほとんどせず遊び相手になっていることに気を良くしてくれて、家に閉じ込めていたにも関わらずご機嫌で過ごしてくれた。お絵かきをしたり、おままごとをしたり。ティッシュペーパーと折り紙を使って娘の大好きな「おにぎり」を作ったところ、やたら気に入ってくれたらしく、お人形やクマのぬいぐるみに食べさせたり、自分もパクパク食べる真似をしたりしていた。作り物のおにぎりを食べる真似をする娘を見ていたら、本当のおにぎりを食べさせてあげなくちゃいけない気になり、お昼は昨日の炊きこみご飯をおにぎりにして、お味噌汁と里芋の炊き合わせとで食べた。

1日、大人しくしていたのが良かったのか、夕方には少し痛みがマシになっていた。明日はもう少し改善してくれると良いのだけれど。

今日は雨降りが幸いして娘を家の中に閉じ込めておくことが出来たけれど、明日はお天気とのこと。ハードな遊びは無理にしても、ちょっとくらいは外に出してやらねば。人の身体って一度調子を崩すと元に戻すのには時間が掛かるものだなぁ。早いところ腰痛とオサラバしたいものだ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

ティッシュと折り紙で作ったおにぎり。おままごと用の食器に入れてパクパク。しばらくはままごと遊びの花形になりそう。










2009年09月14日(月) 備える時間

日曜日は自分と家族の秋冬服を買いに出掛けた。

なんだかんだと言って沢山必要なのは娘の物。私達夫婦にとって初めての子供なのど、友人や知人から戴いたお下がりなども着せてはいるものの、シーズン毎に新しい服がいる。理想を言うなら頭の先から足の先まで、自分好みの服を着せたいところなのだけど、お財布と相談しているとそうも言っていられず。1度でいいから百貨店で心おきなく娘の服を買ってみたいなぁ……などと思いつつ、ほどほどのところで手を打った。

夫のパジャマや私の秋服も少し買った。夏の終わりに「そろそろお洒落にも力を入れたい」と思っていたのだけれど、実際買い物に出てみると、娘がいるとそうゆっくり選んでいられないのが辛いところ。通販だとゆっくり選べるのだけど、生地やなんかが分からないのが難点。この秋の服は実際に選んで買ったものと、通販のものが半分ずつになってしまった。娘がもう少し成長したら、買い物ももう少し楽になるのだろうけれど、それまでは「ほどほど」のところで手を打ってやり過ごすのだと思う。

買い物は超特急で済ませた後は娘のお楽しみタイム。ショッピングモールの子供コーナーで遊んだり、普段は行かないちょっと面白い遊具のある公園で遊んだり。なんだかんだ言って、週末に出掛けると娘中心で行動することになってしまう。大人の用事と娘の遊びを両立させると、すっかりくたびれ果ててしまったので、帰りに奮発してケーキを買って帰った。娘にはプリンを。

土曜日に整骨院で鍼を打ってもらったと言うのに、日曜日に頑張り過ぎたのが悪かったのか、腰痛が再び悪化してしまった。動いている時は全然気付かなかったのに、夜になったとたん笑っても痛い状態に。無理したつもりは無かったのだけどなぁ。

そんなこんなで今日は1日腰をいたわりつつ家事育児。自転車は辛いので買い物はベビーカー。激しい遊びも遠慮したいので娘の好きな公園への遠征は見送って、近所の児童公園でお茶を濁した。昨日の夜よりはマシになった気がする。明日はもっと良くなっていることを願いたい。

腰痛が悪化したのは不覚だったけれど、秋冬に備えて「取りあえず」の物を揃えることが出来て満足している。寒さは暑さと違って「うっかり」がそのまま風邪に繋がったりするものなぁ。インフルエンザの予防接種の予約もしちゃったりして、少しずつ秋冬の準備が進んでいく。

寒いのは嫌いだけれど、こうやって「備える」時間は嫌いじゃない。

明日はあまり気温が上がらないとのこと。場合によっては今シーズン初の長袖着用になるかも。自分も含めて家族が体調を崩さないように気をつけたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月11日(金) あたたかい飲み物

いつの頃からか夜、食事や入浴、後片付け等の用事を済ませてから寝るまでの時間に、夫と2人でちょっとしたお菓子をつまんだり何か飲んだりするのが習慣化している。

私はそれを密かに「大人のお楽しみ時間」と呼んでいる。もちろん夫の帰りが物凄く遅かったり、どちらかが疲れ過ぎていて「一刻も早く寝たい」と言う状態の時は流れてしまうこともあるけれど、お菓子が無かったり短時間だったりしても出来るだけ、その時間だけは作るように心掛けている。

最近「大人のお楽しみ時間」にあたたかい飲み物を飲むようになった。

ついこの間までは冷やした麦茶だったり、冷たい珈琲や紅茶を飲んでいたのだけれど、朝晩肌寒くなってくると、あたたかい飲み物が恋しくなってくるらしい。肌寒い晩に、あたたかい飲み物を飲むと、ほんの少しだけ元気になるような気がする。

今週も何かと忙しかったし、腰痛が酷くて大変だったけれど、昨日あたりから腰痛が少しマシになってきた。くしゃみをしても腰に響くし、前屈することさえままならない……という状況からは、なんとか脱出した。週の半ばに整骨院で鍼を打ってもらったのと、娘を抱っこする時の姿勢等に気を付けるようにしたのが良かったのだと思う。寒くなると腰痛が悪化しやすいので、これからはもっと気を付けるようにしたい。

今日も今日とて腰痛&娘の遊びの付き合いでクタクタなのだけど、寝る前にあたたかい飲み物を飲んで元気をチャージしようと思う。娘も夫も大事だけれど、自分自身もいたわりつつ、元気に秋を過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月09日(水) 後戻り出来ないこと。

今日は娘を保育園の一時保育に預けてハローワークへ行ってきた。

娘をお願いしている保育所では「何時間お願いします」という預け方ではなく、保育園児と同じ時間に登園して同じ時間に帰る(早朝・延長は無い)と言うもの。その分、同じ年の保育園児のいるクラスに入れてもらって一緒に遊ばせてもらえる。今日は夕方から行かねばならない手続きだったのだけど、娘は9時に保育園。なので娘を預けてから1人の時間がやたらと長かった。

娘がいないなんて滅多にないチャンスなので、ハローワークへ行くまでは整骨院へ行って鍼を打ってもらったり、娘がいたら落ち着いて出来ないような場所を掃除したりして過ごした。娘がいない…ってだけで仕事がやたらと早く進むのだけど、なんだか寂しくて仕方が無かった。お昼ご飯も自分1人のために作る気にはなれなくて、娘がいたら絶対に食べないカップ焼きそばをボソボソ食べた。「たまには、カップ麺を食べたい」と常々思っていたのに、ちっとも美味しくなかった。

有吉佐和子の小説の中で、我が子は自分で育てるしかないね…というようなことを女友達が語り合う場面で「今さら、腹の中に戻す訳にもいかんしなぁ」と言うようなセリフが出てくる。娘を産む前にはサラリと流していたけれど、今なら激しく同意できる。

子供って産んじゃったら後戻りは出来ないのだ。

娘を産む前、夫は夜勤があったり休日が人と違ったりする勤務体制だったので、結婚してからも「1人の時間」はけっこうあった。その時は「やったぁ」とばかりに、1人の時間を満喫していたのに、今の私にはそれが出来ない。1人になっても、どこか娘のことが心の隅に引っかかるのだ。

娘が成長して放っておいても平気な年頃になったとしても、その気持ちは続くのではないかと思う。今ほど心配ではないかも知れないけれど、娘のことを気にしない…とはならないように思う。「子を持って知る親心」って、こういう事なのだろうか……と思ったりした。

ちなみに娘は保育園に預ける時は大泣きしていけれど、帰りに渡された保育メモによると随分慣れてきたようなことが書いてあった。あと何回かお願いしなければならないので、この調子で慣れてもらいたいところだ。前回同様、娘も私も心身共草臥れる1日だった。こういう事にも母娘で慣れていきたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月08日(火) 生命を食べる。

来月の11日に2歳を迎える娘は、最近「タンパク質系のおかず」が大好きだ。

娘は1歳で断乳をするまで離乳食をほとんど食べてくれなくて、食べる事に関しては平均よりもずっと遅め。しかし最近は食べることに興味を持つようになってきたらしく、今まで食べさせるのに苦労していた肉や魚を喜んで食べるようになった。娘には毎回「これはモーモー牛さんのお肉よ」とか「これはトリさんのお肉よ」などと、食べる時に必ず解説するようにしている。

その影響で娘は好物の鳥肉料理を見ると「チッチ」と言うようになった。

鳥肉を食べさせる時に「チッチのお肉よ」と言った覚えはない。「鳥さんのお肉よ」とは教えただけだ。しかし娘は片言しか喋れないので、仕方がないのかも知れない。が、鳥肉料理が出るたびに「チッチ♪」と言われるのは、ちょっとキツイ。

鳥肉料理は鳥を屠った末に作られているという事くらい、頭ではちゃんと理解している。しかし「鳥」という単語を聞いて「食」を連想する時、頭に浮かぶのはせいぜい、スーパーでパック詰めにされた鶏肉くらいのもので、空を飛ぶ鳥や、リアルなニワトリを連想することはまずない。

鳥肉料理を食べさせる時、娘の口から「チッチ」と言う言葉が出るたびに、スズメやハトが飛んでいる姿がチラついてしまって、どうにもやり切れない気持ちに襲われてしまう。だが、よくよく考えてみれば「食べる」って事は、そういう事なのだ。動物にしても植物にしても、生命を奪って自らの生命を繋いでいる。普段は考えないようにしているだけのこと。

娘が鳥肉料理を見て「チッチ」と言うようになって「ちゃんと作って、ちゃんと食べなきゃいけないんだなぁ」と強く思うようになった。当たり前のことなのだろうけれど、今まで実感として感じることは無かったのだ。

毎日、何某かの物を食べて元気に過ごせるっのって、嬉しくもありがたい事なのだなぁ。毎日の生活の中で、始終殊勝な気持ちを持ち続けるのは無理だけれど、せめて「ちゃんと作って、ちゃんと食べる」姿勢は持ち続けたいものだと思う。美味しく食べられることに感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月07日(月) 東屋でのひととき。

昨日は家族で天王寺公園へ行ってきた。

私は土曜日から腰痛が悪化していてクシャミをしても痛い状態。それなのに娘は先週末、保育園の一時保育に預けた余波が続いていて超甘えたモード。夫は「俺とY(娘の名)とで出掛けようか?」と言ってくれたのだけど娘は「お母さんと離れると死ぬ!」と言う勢いなのでそれは断念。とは言うものの、元気者の娘を家に閉じ込めておく訳にもいかないので、娘を放牧して、娘の面倒は夫に見てもらい、私はベンチで休みつつ無理しない……ってことでお出掛けすることに。

天王寺公園はタイ・フェスティバルという催しで珍しく大賑わいだった。娘
は賑やかな屋台を珍しそうに覗いてみたり、広場でハトを追いかけたりして残暑厳しい中、ご機嫌で遊んでいた。タイ料理の屋台も気になったのだけど、私達は人混みを避け、美術館の側にある日本庭園へと避難した。

天王寺公園内にある日本庭園、慶沢園は私と夫のお気に入りの場所。大阪市内とは思えないほど、しっとりと趣のある日本庭園。今日は池のほとりにある東屋でお弁当を食べることに。娘は池にいる鯉や亀を見ながら、パクパクお弁当を食べた。娘はよほど気分が良かったらしく、いつもの娘では考えられないくらいの量を食べていた。

とかく大人は「子供にはこの良さは分からないね」なんてことを思いがちだけど、娘を見ているとそうでもないような気がする。地味な日本庭園の東屋なんて、子供にはツマラナイだろうと思っていたけれど、東屋から見える景色や、薄暗い東屋に差し込んでくる優しい光や、涼しい風の気持ち良さは娘も理解していたように思う。それはそれは楽しそうに、気持ちよさそうにしていたのだ。

お弁当を食べた後は、少しだけ散歩して帰宅した。せっかく出てきたのだから、あちこち行きたいような気もしたのだけど、無理をして私の腰痛が悪化しても困るので、帰宅してからは家族でお昼寝。

公園を散策して、お弁当を食べて帰ってきただけなのだけど、心身共にリフレッシュ出来たように思う。もっとも腰痛の具合はイマイチ。腰痛が酷くなってから体重が落ちた。たぶん痛いので余計な力を使っているからじゃないかなぁ…と1人勝手に思っている。腰痛がこれ以上悪化しないことを切に祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

美術館横にある大きな銀杏の木と東屋から見た風景。秋になってら、また訪れたいなぁ……と思う。









2009年09月04日(金) 親離れ・子離れ

今日、娘が保育園で一時保育デビューした。

私は昨日からずっとソワソワしていた。娘は甘えん坊で、夫と2人で出掛けても「お母さんが恋しくなった」と泣いて帰ってくることがある。そんな娘が保育園で過ごせるのだろうか? 給食はちゃんと食べられるだろうか? と、あれこれ心配してはヤキモキしていた。娘には昨夜から何度となく保育園へ行くことを説明した。娘は園庭開放などの行事で保育園が大好きになっているので、不安がるよりもむしろ「万歳♪」と言うようなノリだったけれど、それでも私の心配は尽きなかった。

当日。午前9時に娘を保育園へ連れて行った。別れの時はきっと泣くだろうから覚悟しておこう……と思っていたのだけれど、娘は私にバイバイすると、保育士さんに手を引かれてアッサリと教室へ入って行った。ホッっとするやら寂しいやら。後ろ髪を引かれつつ保育園を後にして、ハローワークへ向かった。

ハローワークは独身時代にお世話になったことがあるのだけれど、当時からすると手続きがずっと面倒になっていて驚いた。不況のせいか人が多いのにも吃驚。帰宅したのは午後1時前。簡単に昼食(娘がいたら食べられないカップヌードルを食べた)を済ませて、夕食の支度や買い物など。3時半のお迎え開始時間ジャストに保育園へ行った。

教室をのぞくと娘は玩具で遊んでいるようだった。が、私の姿を見つけたとたん、ワーワー泣きながら走ってきた。思わず私も泣きそうになってしまったけれど「会いたかったよ。お利口だったね」と娘を褒めつつ抱っこした。保育士さんの話によると、娘は私がいないと知ったとたん、泣きまくりだったとのこと。給食もオヤツもあまり食べなかったらしい。保育士さんにお礼を言って、事務所で次の予約をして帰宅した。

ハローワーク通いはしばらく続くので、娘には保育園に慣れてもらうしかないのだけれど、慣れてくれるのだろうか? 残念ながら娘をハローワークに連れて行くことは出来ないので、嫌でもなんでも慣れてもらうしかないのだが。

娘が保育園で不安や心細さと闘っていたのかと思うと胸が痛むが、私も実は寂しかった。娘のいない時間を楽しく満喫出来るかと思っていたけれど、なんだか忘れ物をしたような心もとなさがずっと付いてまわっていた。娘には可哀想だったけれど親も子も良い経験だったと思う。娘と長時間離れてみて、「私はもう母親なんだなぁ」ということを改めて実感した。こういう小さな親離れ・子離れを積み重ねて、娘はいつか私の手元を巣立っていくのだろうなぁ。

色々と考えさせられたし、心身共に草臥れた1日だった。娘も私もお疲れ様! 週末はゆっくり過ごしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月03日(木) 一時保育デビュー

明日、娘を保育園の一時保育に預けることになった。

雇用保険の手続きに行くのだけれど、その間娘を見てくれる人がいないのだ。簡単な手続きなら子連れでも良いとのことだが説明会は時間がかかるので連れて行く訳にはいかない。本当なら近くに住んでいる母に預けたいところなのだけど、母は足が悪く「寝んねの赤ちゃんならともかく、今のY(娘の名)を預かるのは無理」とのこと。娘は外遊び命の体育会系女子なので、長時間おばあちゃんと家の中で大人しくしているなんて無理な相談なのだ。

保育園へは園庭開放等の行事でお世話になっていて娘は保育園が大好き。しかし、長時間私と離れた事が無く、しかも突然他人の中に放り込まれて大丈夫なのかと心配でならない。諸先輩方の体験談を聞くと「案外大丈夫だよ」とのこと。親は何かと心配だが、子供は案外しっかりしている……ってことだろうか?

実は今、ちょっと娘のことで悩んでいることがある。

一時保育での娘の反応いかんでは来年の春から娘を保育園に預けて社会復帰しようかな……と思っているのだ。生活に困っているとか、私が家でじっとしていられないとか、そう言う理由ではなく「娘をお友達と思い切り遊ばせてやりたい」と言う気持ちからだ。

私達家族が住んでいる地域は子供が少なくて小学校は2クラスしかない。娘の世代はどれくらいの人数がいるのか知らないけれど、公園などに行っても同じ年頃の子供と会うのは至難の業。普段はかなり年上の子達に遊んでもらっているのだけれど、彼らも学校や習い事が忙しくて「いつも」と言う訳にはいかない。

子によっては小さいうちは友達と遊ぶよりも母親とひっついている方が幸せというタイプの子もいるが、娘は外に出て友達と遊びたいタイプ。毎日、色々な公園に通ったり、育児支援に出かけてみたり、ママ友の輪を作ってみたりと努力を重ねているが、娘は友達への好奇心と情熱を持て余し気味。兄弟でもいれば一緒に遊べるのだろうけれど、娘は1人っ子なので逃げ場無し。

娘が生まれた時は「女の子だし幼稚園に入るまでのんびり過ごそう。公立の2年保育で充分。手作りオヤツを作ったり、お絵かきしたり絵本を読んだり…楽しみだなぁ」なんて夢見ていた。手作りオヤツやお絵かきや絵本は実現しているが、娘はどちらかと言うよりも家で遊ぶよりも外で遊ぶ方が好きな社交家タイプ。本音を言うと、あまり早くから手放したくないのだけれど、娘を見ているとお友達の沢山いる場所で遊ばせてあげる方がいいのかなぁ……と思ったりする。

その辺のことも踏まえて明日は一時保育に初挑戦してこようと思う。午後9時に預けて、お迎えは3時半からスタートとのこと。離れて過ごす6時間半、娘と私は何を思って過ごすのだろう。恐くもあり楽しみでもある。何にせよ、明日はドキドキだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ・


2009年09月02日(水) 虫取り網…ではなく。

今日はホームセンターへ虫取り網を買いに行ってきた。

来月2歳になる娘は近所のお兄ちゃん達と遊ぶのが大好き。最年少ながら、せっせと彼らの後をついて走り、出来ないながらも真似っこしている。そんな娘は最近、虫取り網にご執心。今までも近所のお兄ちゃん達に触らせてもらっていたのだけれど、虫取り網への情熱は高まる一方。もう借り物では満足できなくなってしまった。

彼らの母親に「虫取り網ってどこに売っているの?」と尋ねてみたところ、最盛期は最寄のスーパーの2階でも売っていたけれど、夏休みが終わると撤去されてしまったとのこと。ペットショップか、もしくはホームセンターなら大丈夫だとか。そんな訳で朝一番にホームセンターへ行ってみた。ところが……虫取り網は既に売り切れていて、魚取り網しかなかった。しかし娘は魚取り網を見て大喜び。仕方がないので魚取り網を買って帰ってきた。

当然ながら娘は帰宅するやいなや、魚取り網を持って公園へ向かった。しかし……魚取り網は虫取り網よりもずっと重くてガッシリしている。娘はズルズル利と魚取り網を引きずって公園まで行き、トンボや蝶々を相手に格闘していた。もちろん1歳児に捕まってくれる昆虫がいるはずもない。それどころか娘は買ったばかりの魚取り網に大きな穴を作る始末。まぁ、それでも娘が喜んでいたので、それはそれで良しとする。

親馬鹿ではあるけれど娘が大きな魚取り網と格闘している姿は、なんとも可愛らしくてその姿を見られただけでも「買って良かった」と思ってしまった。

夕方、娘は再び虫取り網…もとい、魚取り網を持って公園へ。娘が虫取りに飽きた隙に、私が網でトンボを取った。娘は虫に興味があるくせに自分の手で掴むのは怖いらしく、近くで見るものの手を出そうとはしなかった。トンボは観察後、空に放した。

今、穴の空いた魚取り網は玄関の傘立てに立て掛けている。娘には今シーズン、魚取り網で我慢してもらって、来年ちゃんとした虫取り網を買ってあげようと思っている。とりあえず娘は魚取り網でも満足しているようなので、しばらくはトンボや蝶々を追いかける日々が続きそうだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年09月01日(火) 誰かのためのお弁当

今日は自宅の屋根の修理をしてもらった。

お願いしたのは父方の親戚。父の従兄の息子で、小さい頃は親戚の集まりでよく遊んだ間柄のオニイチャン。もっとも、当時オニイチャンだった彼は、今は立派なオジサンで、彼の父親とそっくりな姿形になっていた。

修理をお願いしたのは1階の屋根。修理と言ってもペンキを塗ってもらうだけだったので、1日で完了する作業。屋根自体の張替えも考えていたのだけれど「今はこれで充分じゃないか」とのこと。もっとも我が家は築40年近くの家なので、今後はあちこち修理をしなければならない箇所が出てくるだろうし、そう遠くない将来に大がかりな改装が必要になるだろうけれど「だからこそ、今はこれで我慢しといた方がいいと思う」とのこと。

そんなこんなで朝からなんとなくバタバタしている。。

9月に入ったとは言うものの、お昼間はまだまだ暑い。オニイチャンが外食派なら構わないのだけれど、お弁当持参なら家に入って食べてもらおうかと声をかけたら、オニイチャンはすでに食事を始めていて「車を動かさないといけない場合があるから車で食べます」とのこと。そんなこんなのやりとりをしていて、チラリと見えたオニイチャンのお弁当はすごく美味しそうだった。オカズがギュウギュウに詰め込まれていて、ご飯の間にはオカカが仕込んであった。オニイチャンの奥さんは、オニイチャンのことが大好きなんだろうなぁ……と、微笑ましくなった。

誰かが誰かのために作ったお弁当って、どうしてあんなに美味しそうに見えるんだろう?

それほど凝ってなくても、豪華なオカズが入っていなくても、誰かに作ってもらったお弁当は美味しい。ボリュームひとつにしても、オカズの詰め方ひとつにしても、食べてくれる人のことを思いながら作られているからだろうか。

夫は仕事の都合もあってお弁当を持って行っていない。なので私が家族のために作るお弁当は行楽弁当ばかり。だけど、いずれ娘がお弁当を持って行くようになると思うので、その時は豪華でなくても美味しいお弁当を持たせてやりたいと思う。

涼しくなってきたことだし、またお弁当を持って遊びに行きたくなってしまった。お弁当は食べるのも好きだけど作るのも好きだ。誰かが作ってくれたお弁当って、冷えて少し固くなっていても美味しいよね……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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