昨夜はCADの相棒とTさんと職場近くのモスバーガーで『
匠アボガド山葵の宴』を開催した。
手酷い失恋をしたTさんを元気付けようとて、相棒とTさんの誕生日を考えていたのだけれど「1度でいいからモスバーガーで
匠アボガド山葵を食べたい」と話していたのを思い出し、大人げなくモスバーガーで豪遊することになった。アボガド山葵バーガーが1人1個づつ。贅沢仕様のスープ、オニオンフライ、チキンナゲット、ジャスミンティ、シーザーサラダ等を頼んで3名で5000円越。ファーストフードとは思えない金額のお会計である。
私は食事に関しては古臭い感覚の人間なので「夕食にハンバーガーって、ちょっとなぁ…」と内心では思っていたのだけれど、アボガド山葵バーガーは想像以上に美味しくて、ハンバーガーというよりも「美味しいハンバーグのアボガド添えとパン」ってノリだったし、スープに至っては、その辺のファミレスより数段美味しいものだったので、充分過ぎるほど満足することが出来た。お値段は吃驚するけど食べてみる価値はあると思う。
アルコール抜きのテーブルで、やたらと重苦しい話題で盛り上がった。不幸自慢と言ったら良いのだろうか。暗い雰囲気でこそなかったけれど相棒のお父様が亡くなった時の経緯とか、Tさんの持つトラウマとか。他人事なので日記に書くには憚られるような話題ばかり……って言うか、同僚にそこまで話す? と言うようなノリだった。
「腹を割って話す」って言葉があるけれど、まさにそんな感じ。
相棒が苦労人だったってのは知っていたけど、そこまで苦労人だったとは知らなかった。そして相棒がやたらと私を気に入ってくれている理由が少し分かった。前回の日記に「学生時代の友人云々…」てな話を書いたけれど、社会人になってからの友人で、しかも現在進行形の同僚と、ああいう話が出来るってのは稀有なことだと思う。
ハンバーガーの美味しさもさることながら、思い出深い夜になった。帰宅してグッタリと倒れ込んでしまうほどに心身共に消耗した。が、もちろん良い時間だった……ってことは言うまでもない。
今週夫は夜勤Weak。昨日から夫婦間で夜勤期間限定交換ノートをしている。「この年になって、こんなことするとは思わなかった」と言いながら、夫も満更ではない様子。いつまで続くか謎だけど、しばらく続けてみよう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は夫の友人が遊びに来てくれた。大学のアーチェリー部の同期と後輩とのこと。男性2名、女性1名。我が家の居間で夫と私を含めて総勢5名での宴会。ホステスとして大いに張り切った。
本日のメニューはワケギと薄揚のヌタ和え。アボガドとマグロのマヨネーズ和え。鶏肉のトマト煮込み。キビナゴのカレー風味唐揚。ポテトフライ。チャーハン。デザートに苺。それに、お土産に戴いた美味しいケーキ。全員揃ったのが午後4時。お開きが午後10時。楽しい6時間だった。お料理も好評でホステス役としては、まずまずの出来かな……と。
大学時代の思い出話が話題の中心だったのだげと、ちらちらと「夫の過去」が垣間見えて楽しかった。ムードメーカー的存在のM氏が「俺、クラブやってて本当に良かったと思う。その当時も楽しかったけど、今こうやって利害のない形で飲み会とか出来るのがさぁ…」と語っていたのが印象的だった。確かに学生時代の友人ってのは、それ以降に知り合った人とは違った意味でのありがた味があるように思う。次の集いは黄金週間近辺の予定。
本日は自宅でダラダラDay。自宅から一歩も外に出ないと定める。
昼食は冷蔵庫の残り物とトロロ昆布のお吸い物。夫の友人が持ってきてくれたワカメの佃煮が吃驚するほど美味しかった。淡路島の実家から送ってきてくれて「美味しいから持ってきた」とのことだったけど、あまりの美味しさに「これが無くなったら取り寄せよう」とてグーグル検索してみたが、商品名でも製造者名でもヒット数は1ケタだった。最近「ネットがあれば何でも手に入れられる」みたいな感覚があったけど、そうでもないんだなぁ……と思い知る。
土曜日は友人を招き、日曜日は夫婦水いらずでダラダラ。理想的な週末。今日はひたすらのんびり過ごそう。明日からまた社会人としての日常が始まってしまうが、張りきって参りましょうかね……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は1人で夕食。夫は同僚の送迎会で遅くなるとのことだったので「久しぶりに、まったり過ごす金曜の夜だ」とて以前からずっと楽しみにしていた。
整骨院と耳鼻科に寄って帰宅。自分1人のために何品もおかずを作る気にはなれなかったので簡単にパスタなど。ニンニクとベーコンと春キャベツのパスタ。たぶん美味しく出来た……と思うのだけど、ちっとも食が進まずに半分以上も残してしまった。花粉症の薬で少し胃が弱っているのと、鼻が効かないので「おいしそう」感が無かったことが敗因。そういえば、ニンニクの匂いさえ感じなかった。あれほどまでに楽しみにしていた週末なのに、なんだかガッカリ。季節限定の苺のチューハイも美味しくなかったし。せっかくの週末なのにイケてないことこの上なし。
あれこれと溜まっている用事(個人的な趣味関係)を片付けちゃおうと思っていたのに、こちらもイマイチ興が乗らず。HPの読書録をちょこっと更新しただけで終了。だらだらと長時間ネットサーフィンなど。何をする…って訳でもなく、あちこち読んでまわるのって大好きだ。
明日は夫の友人達が我が家に遊びにやってくる。
お客様を迎えるのは大好きなので、かなり楽しみ。「おもてなし料理のレシピ」なんて言葉を検索してみたりしてウキウキしている。もっとも検索はしてみるだけで、実際に採用するのは、手馴れた料理になると思う。台所仕事に徹することが出来れば、自宅でもかなり凝ったものが出せるけど、私も一緒に楽しみたいので、あまり手間をかけない方向で。いまいち体調がパッっとしないのだけが心配である。鼻が効かなかったり、いまいち元気でなかったりする時の料理って、妙ちきりんな仕上がりになったりするからなぁ。
とりあえず、夫を待たずにベッドに入ろうと思う。ノンフィクション物なのだけど『サイゴンから来た妻と娘』って本が面白過ぎて猿夢中。夜のお供に決める。さてと、そろそろPCの電源を落として寝ようかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
新婚生活も1ヶ月越。なんだかんだと順調な毎日。夫の癖や習慣も、少しずつ慣れてきた。たぶん夫も私に慣れてきたんじゃないかと思われる。
私達は縁あって夫婦となった訳だが、世の中には出会いの数だけ別れがある。夫の同僚が離婚したそうな。新婚当初はとても仲の良いご夫婦だったそうで「あの夫婦がなぁ…」と夫は感慨深いようだった。人間ってのは満ち足りている時こそ、余計なことを考え付くらしい。夫から「俺たちはどうだろうね?」と質問されて「今のところは大丈夫じゃないかな」と答えたら、夫は哀しそうな顔をして「そんな言い方するなよ」と言った。
可愛らしい妻というのは、こういう場面で「私達は大丈夫よ。だって、こんなに愛し合ってるんだら」なんて言うのだろうか。それとも興味のないふりを装って「まぁ、そんな人達もいるかも知れないけど、うちには関係ないよ」って言うのがベターだろうか。適当にあしらう術は知っていたけれど、いい加減なことを口にするのは嫌だったのだ。
夫とは上手くやっている。だけど私は「永遠に一緒にいましょう」なんて大それた約束をする勇気は持ち合わせていない。もちろん、ずっと一緒にいるために最大限の努力はするつもりだけど。
友人関係の場合だと「ずっと付き合おうね」と気軽に言える。たとえ喧嘩別れをするようなことがあったとしても、復活するのは可能だと思うから。だけど恋人間や夫婦間の場合、ひとたびボタンを掛け違ったら「永遠にさようなら」という選択肢しか残されていないような気がしてならない。
まぁ、だからこそ大切にしなきゃなぁ……と自分に言い聞かせるのだけれど。
そんなこんなを考えつつ今日も1日、日が過ぎた。今夜の夕食はスナックえんどうの胡麻和えと天麩羅(小イワシ、椎茸、山芋、人参、ピーマンetc)めずらしく2人で日本酒を飲んだ。明日もまた頑張って働かなくちゃなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
どうやら本格的に花粉症デビューしたらしい。先週末から鼻水攻撃。これでは仕事に差し障る…とて地元の耳鼻咽喉科に行ったら薬を処方された。完璧なブロック……とまではいかないものの、薬のおかけでかなりマシな状態になった。ただ鼻の薬は眠気が伴うのが困り物。
ぼんやりと電車に乗ろうものなら、うつらうつら。頭がぼうっとしていると懐かしいことばかりが思い出される。私はよほど人好きなのか「物」とか「場所」の思い出よりも「誰が」「何をした」みたいなことばかりが浮んでは消えていく。まぁ、そろそろ春だし、こういうのもアリなのかも。
ぼんやりついでにウッカリな失敗も。掃除の時に家中の窓を開け放したは良いものの、一晩中、開けっぱなしにしていた場所があった。泥棒ウェルカムな感じ。迂闊にもほどがある。正直なところ私は防犯に対する危機感が薄い。鍵を掛けて外に出る…とか、そういう事はちょっと苦手。もっとも、苦手だなんて言っている場合ぢゃないのだけれど。
花粉症の加減なのか、それとも薬の加減なのか、いまひとつ元気が出ない。本だけは馬鹿みたいに読んでいるけど。本を読むことと、食事を作って食べること以外は何もしたくない……という感じ。言い方を変えれば「調子が悪くても、読む事と食べる事は出来るのかよ?」ってところだろう。実際、この2つがオザナリになるようでは相当弱っているのである。
ぼんやり頭で、どうにもならない今日この頃。それなのに気温が上がってくると、身体を動かしたくなるのか、旅に出たい熱が盛り上がっている。来月は新婚旅行でスペインに行くのだけれど、そういうのじゃなくて、寅さんみたいにフーテンな感じで。荷物は少なめ、期間は長め。むしろ帰る日を設定しない方向で。花と共に移動できたら最高……なんて馬鹿なことを考えている場合ではない。明日も頑張って働かねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
昨日は結婚後はじめて現場に出た。
結婚前に職場と交わした「基本的に残業は無しの方向で」という約束は律儀に守られている。こういう自由が許されるってのは、つくづくありがたいことだ。既婚者の先輩方からは「結婚すると家事疲れとか大変よ」とか「親元にいるありがたみが分かる」なんて話を聞かされていたけれど、仕事の負担が減った分だけ、身体的には楽になった。家事については夫も頑張ってくれているので、さほど負担に感じたことはない。
昨日の屋上は寒くウンザリだった。随分暖かくなったとは言うものの雨が降ると寒いのだ。自分の作業を終えた瞬間「今夜の夕食は大根と鳥の煮付にしようと思ってたけどキムチ鍋に変更しよう…」と決意した。しかしながら屋上から眺めた大阪の街は素敵だった。美しい街とは言い難いが、春雨に霞んでいた分だけ、キツイ感じが緩和されていて。
つくづく大阪が好きだと思った。
今日は出先に直行なので朝がのんびり。いつもこのくらい余裕があるといいなぁ……と思う。今朝は暖かいので駅まで歩くのも楽しかろう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
2006年03月04日(土) |
マズイ……もう行かない! |
夫と結婚してもうすぐ1ヶ月を迎える。
まぁ、それなりに順調…と言っても良いと思う。結婚後は毎日朝夕の食事を作り続けてきた訳だが、自分が自由に出来る台所ってのは、それだけで楽しい。もともと料理を作るのは好きだったのだが、以前にも増して好きになったような気がする。見事に毎日自宅で食事をしていたのだけれど「たまには2人で外食してみようか」とて、結婚後はじめて外で食事をした。
自分で作る自宅の食事が最高だと思っているがプロの作る料理だって大好きだ。美味しいものを食べた時は、ちょっとくらい値段が高くったって「惜しい」とは思わないし、むしろ何度も食べたいと思ってしまうもの。
自宅の最寄駅は全くといって良いほど栄えておらず、寂しいことこの上ないのだけれど、最近新しく海鮮系の居酒屋さんが出来たので偵察がてら食べに行こうということになったのだけど、生憎満員で入れなかった。それなら自宅から徒歩3分ほどの住宅街の中にあるイタリア料理の店へ行こうとて、寒い夜にテクテク歩いて食べに行った。
個人経営らしいお店にお客は誰もいなかった。「ちょっとヤバイかも」と思ったのだが「寒い・ひもじい」の二重苦に負け、その店で食事をすることに。初めて入る店なので、あまり注文し過ぎないように…と注意しつつ牡蠣とベーコンのサラダ。イカ墨のスパゲティ、生ウニのスパゲティ、それにワインを注文。
どれもこれも「ありえねぇ」ってくらいにマズかった。もう行かない。
食べられないってほどじゃないのだけど「こんな良い材料を使って、どうして美味しく出来ないの?」と首を傾げることしきり。大阪人は味にうるさいと言われるけれど、案外そんなことはない。ただ「値段と味」が釣り合っていれば文句は言わないのだ。たとえばサイゼリアだったら、同じ味でも文句は言わなかっただろうけど「この値段を出してこの味」と思うと、腹立たしくて仕方がなかった。
店を出た瞬間、夫と2人で罵倒大会。食事は最悪だっだけれど、ある意味……ものすごく盛り上がってしまった。初めての外食と意気込んでいたのでガッカリしたけれど結果的には思い出深い1日と言えなくもなく。
ちなみに本日のメニューは鯖の味噌煮。キンピラ牛蒡。焼き厚揚げのネギ乗せ。キャベツと薄揚げのお味噌汁……と至って日本的食卓。そろそろお腹が空いてきたな……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
仕事帰り、ふらりと立ち寄った駅構内の雑貨屋さんで、昨年末に死んだ犬とそっくりの置物を見つけた。
懐かしさと愛しさが勢い良く込み上げてきて、しばらくその場所に立ちすくんでしまった。前の犬が死んだ後、新しい犬がやってきて、その子も充分過ぎるほに可愛いのだけど、前の犬を愛していたという事実は消して消えない。
死んだ犬のことを想うと、いまだに痛みを感じるけれど、それは幸せな痛みなのだと思う。幸せな時間を共有したという事実と、そんなにまで好きにさせてくれた存在があった…ってことは自分にとっての宝物なのだと。
1度好きになったものをずっと好きでいられるのは幸せなことだ。
もっとも、だからと言って痛みが減る訳でもなんでもないのだけど、そんな痛みを知らずに生きて行くより、知っている方がちょっぴりお得な気がする。それは、漏れなくついてくるオマケのようなものなのだろう。
懐かしくも切ないひと時だった。だけど、そんな痛みは大事にしていきたいなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
私達が暮らしているのは築35年の小さな家だ。
「川沿いを歩いて途中で山側に折れて、その筋の1番小さくて古い家」が我が家である。結婚前に、一応リフォームはしたけれども『大改造劇的ビフォーアフター』に出てくるようなリフォームではなくて、目に余るところを、ちょこちょこっと改装した程度なので古さ加減は相変わらずで、現在もアルミニウムではなく木製の建具が頑張っている。
新築のマンションや住宅に較べれば、断然住みづらい造りになっているのだけれど、不便な分だけ「良かった」と思える部分がある。私が最も良かったと思うのは、マメに掃除をせざるを得ない……というところだ。
ただでさえ古い家だもの。汚くしていたら本当にみすぼらしくなってしまう。せめて清潔に使いたいと思うので、おのずと掃除の回数は多くなる。私も仕事を持つ主婦なので、掃除が行き届いているとは言わないまでも「綺麗にしなきゃ」と気を付けるようにはしている。
今日はスーパーで「桃の節句セット」と名付けられ398円の花を買って活けてみた……ちょっと良い感じ。もうちょっとセンス良く活けられたら良いのになぁ…と思うものの、下手くそさ加減もご愛嬌。
今日は雨降りで洗濯物が乾かないので、生乾きの洗濯物を室内に入れて、ハロゲンヒーターを当ててみた。結果…ハロゲンヒーターは洗濯物を乾かすには不向きだってことが分かった。日々実験である。そう遠くない日に乾燥機を導入したいなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。