地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
己の恋愛経験があまり楽しいことなかったので(…)話として書く分にはアホのようなバカップルばかり書いてるな、と。
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貴方はこの部屋に帰ってこないとわかっているのに 私が待っていてもしょうがないでしょう? さようなら、大好きよ 大丈夫、外で会えばいつものように懐いてみせるから
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私が書くおりじの女性陣は何故か怖くなります…。 自分がめでたしめでたしの話が大好きなので、書く時もそういう話になります。特にカカナルはカカシもナルトも泣かしたくないのでアホのように甘い話に(汗)。こういう時これは二次創作なんだなぁと思います。二人とも最後は笑っていて欲しいのです。こればかりはどうしようもないので、カカナルは時として不便だと思います。
| 2004年08月30日(月) |
ちゃんちゃんこ始めました |
念願の映画萌え語り場を設置致しました。日記で叫んでも良いのですが完全ネタバレになってしまうので(汗)一人で叫んでいたら寂しいのでお仲間募集中にございます(笑)好きに叫んで頂けるとうれしいです。当たり前ですが、他人を傷つけるための発言は駄目ですけど。 これから殴り書きは映画ネタ→ちゃんちゃんこ、それ以外→日記になります。でも殴り書きする前にまずは原稿終わらせないと…!(震)すみませんすみませんすみません(土下座)イチャエロ頑張るので許して下さい映画叫びしてねv>私信 こんなこと言いつつ映画叫びしているにガリガリ君二本(もしもし)
しかし時間ないのに何してるんでしょうね、小此木さん(失笑)4月頃、真剣に秋まで持つかどうか悩んでいたのが嘘のようです(笑)あの頃は本当に色々ありすぎました。ひとまずくえすと出すまでは!と頑張った甲斐があった…のでしょうかね…(遠目)
土曜は頑張って仕事いって(仕事をしたわけではなく行ったというのが正しい気が)営業に文句垂れて病院行ってそのご褒美とばかりにかわいい娘さん達に囲まれてきました…!!(喜) いやぁ、恋する乙女はかわいいですね!笑って見れる位置に居る場合は(笑)ものっそ眠くてほとんど抜け殻状態だったんですが(十分寝ているはずなのに何故…)、なんとも幸せそうな顔をしていたらしいです。夜はお泊まりだったので、お邪魔してカップ麺食べたら元気に。空が白くなるまで愚痴聞いてもらっていました。とんだはた迷惑野郎です(本当だよ)ありがとうございます、おかげさまで元気になりましたv>私信 …本当は今日のグッコミ、どうしても欲しいグッズがあって絶対に朝から行って並ぶ!とか騒いでいたのですが、朝友人の「行かないの?」との言葉に「寝る」と答えている己が居りました…。だって二時間くらいしか寝てなかったんですもの…。結局会場に着いたのは13時(…)しかも本買って終わったら急に眠くなって再びお眠モードに。体は正直です。その後、帰ると言い張りつつ新宿でご飯食べたら元気になったので(…)ナルト映画見て(……)大変元気になって帰りました。そして今帰ってきて購入したデスノ本読んで満足したので寝ます(もしもし?)ちなみにお目当てのグッズは当然の如く買えませんでした。ごめんよ、リュー君…!(涙) とにかく何が何でも小此木は飯を食えという話でした。しかし一般ですらまともな状態でイベント入りできないのですか、小此木さん…。もし会場で凶悪面で黙っている小此木を見かけても、決して餌を与えないで下さい。一気にうるさく騒ぎ出します。
明日こそあの部屋を…!!(握り拳)
| 2004年08月27日(金) |
ごめんよぱとらっしゅ |
何だか色々駄目っぽいです…頼むから連絡くれよ、営業!!(涙) そして何故か来月初旬に成果報告会をせねばならんらしいですよ…しかもプロジェクトリーダーが他に抱えている仕事が結果出てなくて報告できないから代わりに。あの、いくら私らに投げっぱなしだからって外注に出した結果まだ帰ってきてないって知ってますよね?気楽にやってもらっていいよと言われてもこっちはそれに首かかってるんですが。月曜に聞いて耳を疑ってみたのですが本気らしいです。相変わらず上との意思の疎通は皆無の模様。そしてやはり連絡をよこさない自社営業。ちょっとぶち切れ気味です。すみません。
明日はカカナル映画(間違い)と今月号のガンガンを支えに担当営業にアイアンクローでもかましてこようかと思います。今月号、ついつい買っちゃいましたよ…!お座りアルがかわいかったんですもの!! 中尉と弟に萌えまくっていた小此木はロイアイで兄弟です。そしてこのままトラウマになるかと思っていた豆受けも思ったよりいけることが判明。びっくりしました。ポイントは兄の性格にあった模様です。もっともかわいい兄というものに全く興味がないあたりあれですが(笑)兄は攻だろうが受だろうが馬鹿兄か黒か凶暴で
どうにも最近情緒不安定でいけません。でも明日頑張ってお仕事終えたら楽しいことが待ってるから頑張るのです♪
では原稿に戻ります。原稿で息抜きしてますよ、小此木さん(笑)
仕事とか原稿とかなんかもういっぱいいっぱいになってしまったので今週日記休みます!!目指せ一日最低一時間勉強!!(足りないよ!!)でも映画ネタはこそこそ携帯で書いておきます(笑)はふーん映画のことを思い出すとえらい幸せです。安くていいなぁ、小此木さん…。カカナル万歳!うきゃぁぁぁぁvvvvvv 昨日はここに書くようなことではないことをぐだぐだ書いて申し訳ありませんでした。もう後は時に任せます。それで戻れるなら戻る、戻れないなら戻れないだけですから。吐きだしたら少しすっきりしました。くだらないことダラダラ書いて申し訳ありませんでした。深くお詫び致します。 ………ひとまず落ち着きました。醜態さらして申し訳ありません(平謝)
どうでも良いけど今の仕事いつまでの契約になったのかいい加減連絡下さい、営業!!(涙)
なんか最近の己のいらいらっぷりや体調不良がただいま更年期障害真っ最中らしい母(自己申告)と同じでかなり凹みました…。いや、まさか、そんな…!!(汗)
大阪に行きたいよ〜と叫びつつ行けるわけもなく、せめてもと今日も映画で萌えておりました。夏のインテに行っていないって何か不思議な気分なのです。昼前にやっとで諦めて、でも長野なら行けるかも〜(行ったことない人)と考え、でもその前にちょっと寝たい〜と人様のおうちで布団引いてもらって寝てました(爆)なんか最近昼間に眠気のピークがきちゃうんですよね…。長野は次回です大阪は1月ですうう…。
んで映画。相方にそこまでウハウハしてるのを久々に見た言われましたが、したくもなりますとも!だって七班!!私の愛しの七班!!しかもサクラちゃんもカカシも動いてる…!!(重要) いや、今回のサクラちゃんはかわいかったです。やはりあの子だって頭が良いのですよ!!(力説)ぼっちゃんを初めて心からかわいい奴めと思いました。無論ナルトはかわいかったです。カカシをかわいいと思った自分が不憫でした(何故) ああああああ、やはり七班が好きです。いくらなんでもネタばらしには早すぎる(ノベル出てますけどね…)ので書けませんけど。誰かこれに付き合ってやってください。お願いします。 突っ込みたいところは全てスルーするべく努力中。むしろスルーさせてください。したくてもできないくらいぼっこぼこ突っ込みたいですけどね(笑)
なんていうかしばらくは映画で回りそうです(笑)さー今からシム日記更新するですよ! あ、カカシパンチング申し込んでみるので当たったら遊びに来てください>私信
シムあげてきました。何だか微妙な具合でした…。いつも以上に重い画像並んでいるのでお気をつけください(汗)しかし今時ラブホでもあんなベッドないよ…!!
うはうはしてます。うひゃーうひゃーうひゃー!つい二回見ちゃいましたよ!!色々突っ込みたいけどいいんです。個人的に大喜びです。ただいま大興奮中。むしろサスサクで(笑)
カカシパンチングに申し込みたいような申し込みたくないような…(二人で二回見たのですでに点数あるのです)
痛いのですよ。
挑戦しては見たものの微妙な感じブラコン豆口調ぐらい確認しましょうぜ小此木さん↓
*** 電話 ***
道路に赤黒いシミが広がる。それを無感動にエドは見つめていた。己の手を見るが、白い手袋にはシミ一つない。 「協力感謝する」 ロイの言葉にエドは軽く肩をすくめた。引き立てられていく男を見ながらも関心はすでに他の所に移っている。 「帰っていい?」 「ああ、今日の捕り物は終わりだ」 焦げてしまった手袋を外しながらロイも小さなため息をついた。今日の仕事は違法取引を行っていた店の取り締まり。あくまで表向きは、だが。 その実の理由が何であるかなど、エドは知らない。二人の国家錬金術師と、数人の特殊部隊のみで行われた捕り物はおもしろくないほど呆気なく終わった。 「オレが出る必要あったのかよ」 言外につまらないことで呼びつけるな、と言ってエドはため息をついた。にやりとロイが笑う。 「そうでもない。おかげで生け捕りに出来た」 視線の先には特殊部隊の面々が居た。あまり友好的とは言えない視線に再びエドが肩をすくめる。 「相変わらずきな臭いことに首突っ込んでんな、あんたは」 「これが仕事だからね」 呆れたようなエドの言葉に、いっそ爽やかにロイが笑った。興味がないのか、エドは軽く首をひねると背を向けた。 「そいじゃお先」 「食事でもどうかね?鋼の」 「いらん」 食事がまずくなる、と呟くエドに、おかしそうにロイが吹き出す。突如抱きしめられ、エドの血管という血管が音を立てて切れそうになった。 「…んな!」 「つれないなぁ、鋼の。世間はとっくに私たちの仲を認めてくれているというのに」 「どこの世間様だどこの!!」 「そういう所がかわいいんだが、たまには素直になったらどうかね?」 「あほかーーーーーーーーーっっっ」 力の限りエドが叫ぶ。ロイの方が一回り以上大きいので、エドはその腕にすっぽりと入れられた形だ。ロイの背で見せなくなったエドの姿に、他の部下達も何事かと首をひねる。 殺意に任せて錬成をしようと組まれかけたエドの手に、紙が押しつけられた。 「ここで待っているよ」 かさりと音を立てて開かれた紙に、エドの表情が険しさを増す。ロイがちらりと背後に視線を向けた。 「よければアルフォンス君も連れてくるといい」 楽しげな声に反してその視線は険しい。エドは長々とため息をつくと体の力を抜いた。 「うっとおしいんだよ、あんたは」 どんと胸を押せば、あっさりとロイの腕はほどけた。ニヤリとロイが笑う。 「私の愛の深さを思い知ったかね?」 「あー思い知った思い知った。だから二度とこんな真似すんな」 冗談じゃねぇ、と吐き捨て、エドは今度こそ背を向けて歩き出した。もらった紙をくしゃくしゃに破り捨てると道ばたに棄てる。 「こら、ゴミを道に捨てるな」 「まぁまぁ、大佐」 エドが棄てた紙くずを特殊部隊の一人が拾う。一瞬その瞳が光った。急いでかき集められた紙には近くの有名店の名前が書かれていた。 「振られてしまったな」 大きくロイがため息をつく。それに苦笑して、特殊部隊の男は拾った紙をポケットに入れた。
エドは公衆電話に着くと大きくため息をついた。周囲に人の気配がないのを確認すると、手袋の縁を押さえる。紙のすれる音がして、これが現実であることを教えてくれた。 『宝を狙う者有り』 ロイがエドに見せた紙は二枚あった。宝、がエドの大切なものを指すなら、それは一つしかない。弟のアルフォンスだ。狙っているのは、さっきの様子からすると軍属の誰かだろうか。何しろ、アルの抱えている秘密は錬金術上の価値だけではなく、ロイやエドを失脚させるのに十分なものだ。それに気付いた連中が狙ってきたとも限らない。 エドはもう一度ため息をつくと、受話器を持ち上げた。すぐにカチリ、と音がして回線が繋がる。 「よ!おにーちゃんだよーっ」 『何が『おにーちゃん』だこの馬鹿兄っっ』 出来るだけ陽気に言ったエドに怒鳴り声が返された。大声にエドが痛む耳を押さえる。 「…ある…もうちょっと静かに…」 『急に居なくなってどこいってたのさ!!この馬鹿兄っっ』 電話ボックスの壁に声が反響して響く。予想していた言葉にエドが深くうなだれる。 (くそう、あの野郎…!) 極秘任務だとわかっていたので、エドはアルに黙って出てきていたのだ。自分が離れている間ロイの部下がアルを護ってくれているとわかってはいるが、それでもこの数時間気が気でなかったというのに。 『…もう…せめて何か言ってから行ってよ』 じわり、と電話の向こうの声が涙ぐむ。エドが思わず受話器を握りしめた。 『いくら大佐とデートだからって僕にまで内緒にすることないじゃないかーーーっっ』 「ちょっとまてーーーーーーーーーーーーっっっ」 エドの悲鳴が響く。電話の向こうできょとんとした声がした。 『だってみんなそう言ってたよ。だから内緒で出て行ったんでしょ』 「違う!ありえねぇっ信じるなそんな嘘!!」 『えー』 必死なエドの言い訳にもアルは懐疑的な返事を返すばかりだ。 「だからさ…」 言い訳の言葉を探していたエドはふとあることに気が付いた。拗ねたような弟の声に頬が緩む。 「アル、もしかしてヤキモチ焼いてるのか?」 瞬間、沈黙があった。 『信じらんない!何言ってんのさ、兄さん!!』 「なんだーそれならそうと言ってくれよ。大丈夫、兄ちゃんはお前一筋だから」 『そんな一筋いらないやいっ』 「照れなくていいって。すぐ帰るからなー。いい子で待ってろよ?」 アルが叫ぶがエドは聞いていない。照れちゃってかわいいなぁ、と本気で思っている。彼は自他とも認める立派なブラコンであった。 「超特急で帰るからさ、待っててくれよ」 急にご機嫌になった兄の声に、アルが深くため息をつく。諦めたらしい。 『…わかった。早く帰ってきてよ?』 心配したんだから。 望む言葉を引き出し、満足そうにエドが笑う。 「おう!」 さっきまでの疲労もどこへやら、だ。
お兄ちゃんは強いのです。
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これの元ネタがどこものCMだと言って何人の方が納得してくださるのか…ああ…。仕事で疲れた兄が妹の前では疲れていない振りをしてみせるというあれは小此木の兄弟(妹)スキーにはツボだったのです。どこで間違ったのでしょう…うーむ(汗) うちのエド兄はブラコンです。アル好き好きです。アホのようです。どうでも良いが身内にはあまり見られたくない作品ですわ、これ(笑)
では寝ます〜。おやすみなさいませ。今日は仕事休んで一日寝てたくせにまだ眠いですよ。
8月一杯は仕事の方もまったりできそうでうれしい今日この頃月の使者をお迎えしてみた小此木です。そんな今日のお仕事は廃液処理。20Lポリ缶に六個分。全部入れたらいくつになったんだろう…今度から2週間に一回程度この作業を繰り返すと言うならサロンパスを支給してもらいたいものですが、それはわがままというものでしょうか。
今日は定時上がりしてみたので何やら時間が(笑)ひとまずオリンピック見ます。では。
あ、なんかクエストに関してぐずぐず言ってますが、別に気にいってないわけではないのです。非常に楽しんで書きましたし。ただ、ひどく大事な話だけについつい言ってしまうだけなので、流して頂けると有難いです(なら書かないでください小此木さん)。勇者ナルトがあまりにてばてば言ってるのは仕様と言うことにしました…(遠い目)
昨日の日記見てぐだぐだ言うより努力せねばという決意を胸に箸でポテチを食ってみる小此木びびんば3号です。いつだって己の話を送り出した後は悩みます。もう少しどうにかしてやれなかったのかと。これこそ言っても始まらないことですね。うん。頑張ります。
くえすと小話夏なので冬です(意味無し)↓
*** 北の国から ***
「さ……」 口から出息がそのまま白く凍り付く。風が容赦なくその声をかき消した。 「さむい!!」 サスケ御一行ただいま吹雪の中遭難中であった。
「さむい!寒いわ!何でこんな寒いの!!」 何とか洞窟を見つけ飛び込んだものの、寒いことに変わりはない。結界を張り火を炊いたおかげで凍死は免れそうだが、それでもかじかむ指先にサスケが眉を顰めた。 「これだから北国は嫌いなんだ」 軽装を好むサスケの姿は端から見ても寒そうである。色が黒なのがまだ救いであろう。 「いつやむんだってばよ〜」 鼻水をすすりつつ、ナルトが体を縮めた。 「ここは北国で今は冬だからねぇ」 一人平然とカカシが呟く。子供三人の視線がカカシに突き刺さった。 もそもそとカカシの腕の中に潜り込みながらナルトが唇を尖らせる。 「カカシは寒くないのかよ」 言外にずるい、と言われカカシは苦笑した。 「寒いよ」 「はいうそぉ!!」 またもや子供達の声がはもる。カカシは笑みを深くすると、腕の中に居るナルトをぎゅっと抱きしめた。 「ほんと。でも寒いのも必要だからね」 「うわっ!」 ゆたんぽとばかりに抱きしめられ、ナルトが悲鳴を上げる。だが逃げようとはせず、お返しとカカシにしがみついた。 その様子にサクラがため息をつく。 「それはそうなんだろうけど、寒いものは寒いのよ」 「サクラもサスケに抱きついたら?暖かいよ」 「んな!?」 カカシの返答にサクラが真っ赤になり、サスケが盛大に吹き出した。 「だ、だいじょうぶ?サスケ君」 激しく咳き込むサスケの背中をサクラがさする。朗らかに笑うカカシをサスケがものすごい形相で睨み付けた。 「やーいむっつり〜」 「やかましい!この変態!!」 「カカシのこと悪く言うな!!」 「あーもうあんたは黙ってなさい!」 戦闘態勢に入りかけたナルトにサクラの拳骨が入る。恨めしそうに見上げてくるナルトを無視して、サクラはカカシを軽く睨み付けた。 「カカシも!あんまりサスケ君からかわないでちょうだい」 「はい」 サクラの言葉に素直にカカシが頷く。返事だけは素直だ。サクラの説教を恐れ、サスケはこれ以上怒るのを諦めた。 「とにかく、今夜は少しでも寄り添って眠るしかないな」 毛布などは持ってきているが、子供が背負える量など知れている。カカシならば難なくこの状況を変えられるのはわかっていたが、それでは自分たちで旅をしている意味がない。カカシもそれを知っているから、よほどのことがない限り自分から手を貸そうとはしなかった。 だが、冷え込みは夜半から明け方にかけて更にひどくなる。いくら凍死しない程度には暖を取れているとはいえ、このままでは体力の低下はいなめなかった。 「うーん」 しばし己の中で検討し、カカシは一つだけ、今自分が出来ることを思い出した。 「うわーーーーーーっっっっ」 突如服を脱ぎ始めたカカシに子供達が悲鳴を上げる。ナルトはカカシの前に立ちはだかると懸命にその姿を隠そうと腕を上下させた。 「見るなってばーーー!!」 「何とちくるってやがる、この馬鹿!!」 「いやーーーーーーっっ」 三者三様の反応を物ともせず、カカシは服を脱ぎ終わると軽く頭を振った。ぶる、とその輪郭が揺れた。 「え……?」 瞬く間に、それは姿を変える。風に銀毛が舞った。 「これなら少しは暖かいかな」 大きな口からカカシの声が漏れる。身の丈2mになろうかと言う巨大な銀狼がそこに立っていた。
「こんな真似も出来たのね」 狼の腹を背に、尻尾を布団代わりにしてサクラが笑う。ふかふかの毛皮はひどく暖かく、毛布の不足を補ってくれた。サクラの隣、後ろ足を背にしたサスケが窮屈そうに体をよじる。 「どうでもいいがもう少し大きくなれないのか」 赤くなった頬をサクラに見つからないよう、何とか横を向くことにサスケは成功した。カカシの前足を背にしたナルトが楽しそうに笑う。 「こーいうのをさ、川の字っていうんだろ」 すぐ横にあるカカシの頭をうれしそうに撫でる。端っこで尻尾が足りない分、ナルトはカカシの服を上から着込んでいた。カカシのマントの方は仲良く三人でくるまることにする。 「カカシは寒くないってば?」 「この姿は寒さに強いからね。平気」 いつもより幾分くぐもった声でカカシが答える。ぺろり、と頬を舐められナルトが肩をすくめた。 くすくす笑いながら己の上でしゃべる子供らに、色違いの瞳が優しい光を湛える。 「さ、もう寝ろ」 「はーいおやすみなさい」 元気良い返事にカカシの目が益々細くなる。 「おやすみ」 良い夢を。
朝になればきっと、美しい風景が君たちを迎えてくれるから。
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クエスト後のお話なのでサスケ御一行なのです。読んでない方は深く考えずにいてくださると…(汗) 雪景色は綺麗で好きです。そこが美しいだけの世界じゃなくても。何か肝心要のことを書けていない気がしますがもう限界なのでこれにてどろん。この後銀景色見せて「きれいでしょ」というカカシにナルトが「でもカカシの方がきれいだってばよ」とか言うアホ丸出しシーンがあったりした模様です。模様です。なんのかんの言って結局今日もうちの二人は馬鹿夫婦です。
ではおやすみなさいませ〜
| 2004年08月16日(月) |
今更いっても仕方のないこと |
くえすとのミスのおおさっぷりにちょいと泣きそうです。しかしあれでは神様ただの謎の人…しーん…おまけに蛇足的未来が珍しくまとまってるおかげで最後のカカシ独白が!みたいなみたいな。…精進ですよ小此木さん!!(血涙)
日記書いてる最中にふと調べ物を始めたらあっという間に鋼サイト巡りになってあっという間に時間が過ぎていました…狼に変身する魔王話は後日。しかし書けば書くほどぼけぼけ姫状態になって自分で泣けます、魔王カカシ。基本が甘やかされまくりの犬属性お子様なので魔王カカシは放っておくと大変なことになります。本当に困った…。
ぐずってないで寝ます。おやすみなさいませ。
腰が痛くてあしもは断念しました…
| 2004年08月14日(土) |
お疲れ様でしたその弐 |
んで、今日も行ってきました夏の戦場。一般で10時くらいに行ったら10時半には入れて感動。す、すごい…!! ちなみに今日のお目当ては鋼と十二国記。鋼、人すごかったです…。十二国記は大好きなCPゲットでうはうはでしたvv
帰りはあしもに会うべく科学未来館へ。で、あしもも見ずに地球儀回したりファイバー展で遊んだりしてました…。でも全然時間が足りずほとんど見れなかったので明日も行ってきます(笑)でも皆様ぜひ球状モニターで地球儀を回して見てください!北半球と南半球の雲の渦が反対だとかスコールが発生しては消えてく様とか楽しいですvv世界最速スパコンおそるべし…!科学ってのは天気予知したりスポーツの記録あげたりおもちゃ作ったりそういうものにこそ使われるべきだと思うので、ここはすごく楽しいです。
そしてこの二日間の最大の収穫。古本市で買ったプトレマイオス世界図(どどーん)本当は金曜に見つけていて、でも高くて悩んでいたら「明日なら最終日で店主くるから、交渉次第ではまけてくれるかもよー」と言われ気合い入れて今日帰りに行ってきました。あっさりまけてくれて大喜びで差額で別の本も購入して(…)帰りました。でかくて持って帰るの大変だったけど満足!!地図はよいです、色々膨らみます。例えのほとんどが使わない設定だとしても…!使わない設定に力を入れますよ小此木さんは。必要な所はすかすかだけど…。くえすとも裏設定いっぱいあるので(本当はそれもペーパーにしてお渡ししたかった…・涙)また今度出したいな、と。
そいや昨日のうちの発行物、普通のカカナルがなかったです。パラレル二つにナルコ。いや、好きでやってるから良いんですけどね(笑)
ひとまず今宵はゆっくり眠ります〜。おやすみなさいませ。 明日、インフォメと今回配ったナルコあげます。
夏のイベント、当サークルに来てくださった皆様ありがとうございました!!今回も人でなくて申し訳ありませんでした!!(土下座)色んな方に親切にして頂きました。ありがとうございます。 小此木の頑張りが足りずナルコ本はただの新婚に(汗)特にこれ、ホッチキスがきちんと止まっていない物を受け取られた方には申し訳ありませんでした(滝汗)前日12時までに終わらなければ諦めようと決めたら、11:30頃無理矢理終わらせている己が居ましたよ…。ナルコ(無料配布だったのです)に関しては、後日サイトの方にアップ致します。 あ、くえすとはトーン張るつもりだった所がやはり目に痛い白さで微笑ましかったです(遠い目)中身も文字ずらした方が見やすかったかなと反省。でも表紙が良い感じで絵師様と印刷所様に感謝vなのです。
しかし元々暑いのは苦手なんですけどね、参りました。前日の睡眠時間削ったら駄目だといい加減学習しないものでしょうか小此木さん。フラフラなのに出歩きまくってフラフラな分セーブなしで本買ってました…。荷物出しに行った帰りに某サークル様のとこが空いてきていたので無意識にフラフラそのまま並んでみたり…。その節はなかなか戻らなくてすみませんでした(汗)>私信 基本的に「本を買う」という行為が好きなので当然の結果と言えば当然の結果なのですが。惜しむべきはもう長蛇の列に並ぶ体力がないということでしょうか(涙)久々に大量のゲーム本を買ってうはうはです。もう本棚入りません。でもロマサガ本いっぱい買えたので満足でございますよ。
で、帰りにご飯食べて横浜近い友人宅でまったりするはずだった所でとんでもない事態に気付きました。財布に入れておいた保険証がない…!(がーん)もうパニックですよ。お店の人に聞いて回ったり警察届けたりして、いつ落としたのかわからないので家帰って探したら、あっさり別の鞄の底から見つかりました…。穴があったら入りたかったです…。色んな方に親切にして頂いてここでも感謝。本当にたくさんの人に親切にして頂いた一日でした。まる。
金曜日は酒の勢いに任せてリーダー(上長の更に上v)に「じゃ、私遊んで帰りますんで!」と笑顔で手を振って別れました。…帰りルートが一緒で、私が切符買うために窓口に並んでる間(領収書の関係で窓口でした)20分間くらい待たせてたんですよね…しかもその便で帰ります言ったのは私だったんですよね…確かに向こう指定席、こっち自由席しか取れなかったので混んでたら一本遅らせますとは言っていたのですが。…明日辺り謝ろうと思います…んで、酔いも大分覚めたところで古同人屋いってセクハラ教師と意外性No1が居ないわーとか遠い目しつつご飯食べて靴買って帰りました。靴底がずれて足つぼ状態で歩いていたおかげで血行が良くなっていたのか、その夜休息時間がべろんべろんに溶けたことが気になります。しかし痛かった…壊れた靴は靴屋に棄ててもらいました。くすん。
昨日は厚木の花火を見に相模線に揺られて行ってきましたよ〜。そりゃ増田さんが「本当の厚木は本厚木、厚木で降りたらびびるぜ〜」って歌うだけのことはありました。恐るべし、相模線…!! 花火は仕掛けは見えなかった物の、厚木側で非常に良い場所が取れて満足vv雷と放流との戦いだったのか、濃縮されて良い感じでした(笑)大玉ばんばん同時にあげるのですよ!!そにーも宙を舞いますよ!!(場内大うけ)うずまきも夜空を飾りますよ!!(冢宰と二人して喝采)そにー、あれ特注なんでしょうね。オレがスポンサーだ!と言わんばかりに天を彩る「S/O/N/Y」の文字。花火で文字打ち上げるのって難しいねぇと思いました。 んで海老名まで歩いて再び相模線。うまく扉が開けられず車掌さんに「もっと強く!」と言われてみました…。くしょう…。夜はおうちで二人そろって焼酎をちびちびやってました。今も残りを一人ちびちびしてます。のではいてーんしょん☆酒弱くなったなぁ、私…。 そして今日寿司の食い放題行って帰りに古本屋で立ち読みしてたら八時になっていました。
ということで今からこぴの原稿します。ナルコエロ本出てたら頑張ったんだと思ってください。ではでは。
同僚に「集中力続かなさすぎ!」と怒られている小此木です。英語を前に五分間じっとしているだけでも褒めて欲しいと思う今日この頃何しろ彼の半分以下しか進んでいないので言い返せないおまけにもっと一般的な単語使ってください偉い先生辞書に載ってないのでわらのつもりで機械翻訳してみたら「非巻き込まれない」って出たんですけどそいつはどういう意味なんですかどう解釈すればいいんですかと悩んでいたら今日は誰も知らなかったノー残業デーで帰れ言われました。句読点無し文章は書く方は楽しいですけど読む方は大変ですよね(ならやるな) 金曜日は岐阜に出張にございます。時間的に朝ラッシュと重なるので、小田原経由で行ってやるとかアホなこと考えています。そうなると名古屋で一時間待たなきゃなんですけどね…。帰り直帰させてもらえるなら名古屋で遊んでいきたいのですがどうなるやら。一時間で終わったら就業時間内に帰り着けてしまうので…。せめて打ち合わせ三時からだったら…。いやいや、仕事で行くのだからそんなこと考えちゃいけませんよ小此木さん。でも古同人屋行きたい(おい)
明日も英語とにらめっこしてきます(涙)主語が三行続く時点で何かおかしいと思うのは私だけですか?人のふり見て我がふり直せという言葉が頭をよぎります。
旦那が熱くなってきました。おやすみなさいませ。
にございます。行って参りました、EXPO!!背中に和山さん背負っていたのは長い戦いの結果なのですが(笑)うふふ、楽しんで参りましたよ〜。心配していた雨も最初ちょろっときただけで後はなし。むしろ風が涼しくて助かったという…。はじめ映像とスピーカーの音のずれが辛かったのですが(苦笑)メドレーやる頃にはなんのその。肩と腰が痛くてバーストできませんでした…情けない…そしてただいま非常に湿布臭い人と化しております。マインスイーパーとズーキーパーやりすぎですよ、小此木さん。 しかしリーダーの二の腕やら手はやはしいいなぁと思いつつあの人は何故ああいう色を着るのか似合っているからいんだけどそれよりもじろさんの触覚は髪なのか串なのか気になるところです。ちなみに最後全く持って踊れませんでしたv…なんつーか体がついていけませんでした…。今日エキスポ館にも寄ったのですがあの熱気にも勝てませんでした。息が出来ないですよ!!
帰りの電車の中で親子がかわいかったのでちまなる。横浜線でのことなので世界観云々は許してください(笑)ちなみに宿題は謝る方向で行きますv>私信↓
*** お出かけ ***
ごとんごとんと電車が揺れる。 「んふーー」 カカシのお膝の上でナルトはご機嫌だ。身をよじり、背後のカカシを見上げる。 「にいちゃ、まだー?」 浴衣の裾からはみ出た足がプラポラと揺れた。カカシが苦笑する。今日は二人で遠くの街で行われる花火大会を見に行くのだ。 「後少しだよ。大人しくしてて」 「や〜」 楽しそうに笑い、ナルトが背伸びする。カカシの胸にそうようにして伸び上がれば、浴衣が刷れて上にずり上がった。浴衣を直そうとカカシが脇に手を差し入れる。 「こらこら、浴衣ぐしゃぐしゃになるだろ」 「やーーっ」 降ろされると思ったのか、身をよじってナルトが反抗した。カカシが苦笑する。 「浴衣直すだけだよ。静かにしてて」 素早く整えて腰の辺りでしっかり抱きかかえてやれば、その上に小さな手が重ねられる。ナルトは半身をひねると背後のカカシを見上げた。 「しーなの?」 「寝たいなーって思ってる人もいるからね。しー」 「じゃあ、なぁ、しーなの。よいこ?」 ほんのちょっと声を潜めてナルトが問う。カカシの顔がほころんだ。 「良い子」 かわいいなぁ、と抱きしめる腕に力をこめる。ほんのちょっと頬を赤らめて、ナルトがカカシの耳元で囁いた。 「なぁ、かーいい?」 「うん、かわいい」 小首を傾げて問うナルトに、にっこりと笑ってカカシが答える。ふにゅ、とナルトがとろけそうな笑みを浮かべた。 「んふふー」 ご機嫌だねぇ、とカカシがつられて笑う。ナルトの出で立ちは暗めの紺地に白と赤の絣の入った浴衣に、赤い金魚帯と言うもの。えらく地味な選択だと思った物の、ナルト自身の明るい色が引き立ってこれはこれで良い物だ。 (ナルトは何着てもかわいいなぁ) カカシは真剣に思った。ちっちゃな草履を履いた足が電車の振動に合わせて揺れる。後三駅というところでカカシはナルトを膝から降ろした。 「ちょっとたっちして。服直しちゃうから」 大きくは崩れていないものの、やはり多少乱れてきている。次の駅で人がいっぱい乗ってくるから、今のうちに直しておいた方が良いだろう。 「ん」 納得したのか、ナルトが大人しく床に立つ。 (さーどうやるんだったかな) 浴衣を直すカカシの顔は真剣というより必死だ。その様子がおかしかったのか、隣に座っていた初老の女性がナルトに声をかけてきた。 「ぼうや、花火に行くの?」 「!!」 大人に話しかけられてナルトが肩を強ばらせる。急いで伸ばされた手をつかみ、カカシはナルトを抱き上げた。 「そうなんです。すみません、人見知りで」 ポンポン、と背中を叩いてやればナルトがカカシの肩からそっと婦人を窺う。怯えたナルトの表情を人見知りの所為だと取ったのか、婦人は品よく笑った。 「今日の花火は大きいですものね。ぼうや、迷子になっちゃうといけないから、手を放しちゃ駄目よ」 優しい視線にナルトは戸惑いを隠せない。カカシはナルトの手を握る手に力をこめた。 「大丈夫ですよ。ね」 同意を求められ、力強く何度もナルトが頷く。きゅう、とカカシにしがみつく腕に力がこもった。 「はなしたらや!」 泣きそうな顔でナルトが言う。カカシが微笑んだ。 「了解」 もっとも、端から放す気なんてないのだけど。 カカシの答えに、ナルトが満開の笑みを浮かべた。
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ちなみに帰りは電車が混んでいたのでカカシが走って帰ったそうです。 違うんですよ、実物(母子)はもっとかわいかったのですよ!もうお母さんとお出かけでうれしいオーラ全開で!ああああかわいかったなぁ(うっとり)あまりにちろちろ見ていたので小此木さんはかなりの不審人物であったと思われ。良かった、警察呼ばれなくて(ほろり) カカシがカカシなのでお母さんのようにはいきませんでした(そりゃそうだ)狙ってるんですか、カカシさん。最近姿が見えないんですがカカシさん。カカシが愛おしいあたりよっぽど飢えてるなという感じです。 すみません、今日はもう文章直す体力が残っておりません(汗)も、もうしわけっ(吐血)
寝ます。おやすみなさいませ。
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