地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
| 2001年12月30日(日) |
ただいま、で行って来ます |
冬の祭典から戻りました!これで今年やりたいことはほぼ終わりです! まあできれば最後にカカナル更新してから里帰りしたかったのですがそれは無理そうなので(泣)掃除もしなくてはですし。帰り支度もまだですし。 明日の昼には空港行って飛行機に乗らねばなりません。実家は全く持ってネットが出来ない状況なので(ネットカフェすら遠い・・・)次は来年ですね。
ではでは、こんな所まで読んで下さってる皆様、どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いしますv
***最初の日***
鐘の音が遠くに聞こえる。ゆさぶり起こされ、カカシはしぶしぶ目を開けた。 「何?」 ナルトはに、と笑うとカカシを手招きした。ニコニコとご機嫌だが、何も言わない。 「・・・やれやれ」 ため息をついて、カカシはベッドから出た。部屋の空気は予想に反して冷たくなかった。火のついたストーブの上でやかんが音を立てている。 そして居間のテーブルの上には湯気を立てるどんぶりが一つ、あった。 「・・・・どうしたの」 状況が掴めず、カカシが唖然とする。ナルトはニシシと笑った。 「年越しそばだってば!」 カカシはちらりと壁の時計に目を走らせた。時計はすでに十二時を指そうとしている。窓の外から聞こえてくるのは除夜の鐘だ。それはまだ良いとして。 「・・・何で一つしかないわけ?」 「だって売り切れてたんだってば!」 がっくりと肩を落とすカカシに、ナルトが平然と答える。 「それより先生早くってば!今年が終わっちゃう!」 ナルトの言い分に、カカシが大きなため息をついた。その前にそばが伸びることを心配して欲しいと思う。 「ま、今年は良い年だったからいいけどね」 あまりに楽しそうなナルトの様子にカカシは苦笑して席についた。ナルトが小首を傾げる。 「せんせぇいい年だったの?」 「そうだよ、終わりよければ全てよし、って言うだろう?」 カカシの言葉に益々ナルトが首を傾げた。カカシは笑うと、少し身を乗りだしてナルトの顎を捕らえた。 「最後にナルトと二人いるんだから、終わり良しでしょ?」 二人の唇が重なった時、除夜の鐘が鳴り終わった。
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最後の最後まで中途半端でした・・・で、一年の計は元旦にあり、でv(馬鹿だよ、この人)
それではそれでは、良いお年をお迎え下さいv
半端に酔っぱらいです。
ご近所のス○薬局に「ゲームボーイアドバンス445円!」の値札がありました。正確には「ゲームボーイアドバンスが当たるくじ付き単3電池電池(6本入り)」でした。しかも〆切9月(爆死) 誰か突っ込む人間はいないのかと思いつつそのままにしてみました。お子様当たりに突っ込んで欲しい物です。やはり「品切れです」と答えるのでしょうか。ワクワクします(他の事でワクワクせいよ)」
色つき不思議白鳥はやりにくいです。ゲームボーイアドバンスが家にあるので比べてしまいます。PS2でリメイク版でないかなあ。
昨日は風邪を引きました。実験室の暖房が壊れた所為でえらい寒い中実験してたら30分で鼻が止まらなくなり昼には熱を出して医務室で寝てましたv 実験の関係で五時まで帰れなかったんです・・・。 そして今日の夕方には元気そのもの、鼻水も止まってましたv何だったんでしょう、いったい・・・。 年賀状・・・やばいです・・・
明日は早出なので短めに↓
***風邪ひき***
体温計を見てカカシはため息をついた。 「9度5分、ね」 ベッドでは真っ赤な顔をしてナルトが唸っている。 「お前ね、何してたらここまで悪化させれるわけ?」 怒りを通り越して呆れ果ててカカシが聞いた。うう、とナルトがカカシを睨みつける。 「らいじょうぶらってば!おれってばにんむいくぉう」 「はいはい、今日はゆっくり休もうね」 ナルトの言葉を無視し、カカシはナルトの額のタオルを取り替えた。先ほど乗せたばかりの濡れタオルは熱を吸ってもう熱くなっている。 「いくったらいくのう」 「はいはい」 どこにそんな気力があるのか、とカカシは思いながら脇においた洗面器でタオルを洗った。十分に水気を絞ってナルトの額に乗せると、冷たかったのかナルトが小さく悲鳴を上げる。 「大人しく寝てなさい」 カカシはナルトの額を軽くこづくと、ベッドの横に引っ張ってきたイスに腰掛けた。ナルトが見ていると、そのままいつものごとく本を読みに入る。 途端に静かになった室内に、暖房の音とカカシがページをめくる音だけが響いた。ナルトは眠ってしまったのか、時折せき込んでは苦しそうに唸る。 「・・・・・」 カカシは30分おきに本を閉じてはナルトのタオルを取り替えた。口元に手を持って行けば熱い息が掌をくすぐる。熱はなかなか下がりそうもない。 (注射した方が良いな) 多少の医術の心得はあるから、その程度の事ならば難なくできた。幸い当人は眠っているから文句を言われることもないだろう。 「・・・・ん」 カカシが離れようとすると、ナルトが動いた。力を失った手がカカシの袖を捕らえる。思わずカカシは動きを止めた。 「・・・・・・」 カカシの袖を捕らえたナルトがうれしそうに微笑む。袖を捕らえる手に力がこもって、カカシは苦笑した。 「・・・ま、いっか」 傷はすぐに治ってしまう子供である。こんな時くらい、ゆっくり治療しても良いだろう。 そう思い、カカシは再び本を手にした。30分おきにタオルを取り替えるために。
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一人暮らしの何が困るって寝込んだときが困るんですよね。毎年大きな風邪を一回引く小此木ですが、学生の時本当にひどい風邪の時には自力で病院には行けないものだと知りました。動けないですよ、あれは・・・。
明日はどんなに遅くても八時には実験始めてないといけないのでもう寝ます。お休みなさい。
どうやら小此木さんいい年していじけ中らしいです。当人も身に覚えがないので対処の仕様がないのですが(何だそれは)言動や書く話を見る限りそんな感じです。「逃げちゃダメだ」と言い聞かせていた某主人公(でも結構逃げてたよな・・・)を見習わねばなりません。
小僧のシステム再インストールしました。何がどう変わったのかさっぱりわかりませんvわかったのは何も解らない人間がむやみやたらにいじっても意味はないと言うことでしょう。いっそシステム破壊するくらいの覚悟でいじればよいのでしょうか・・・ふふ(日々是戦)。自分のパソコンに喧嘩売ってどうするよ、小此木さん。
今日は気が付いたら寝てて結局年賀状作ってません(死)新年まで後一週間!!
いや、こうしないとクリスマスネタ書けなくって↓
***パラレル現代版***
町に明るい曲が流れ、暗くなった町に電飾が一斉に灯される。クリスマスである。 楽しげに町を行き交う人々を、恨めしげにナルトは窓から見つめた。 「ちぇ」 施設からカカシの家に引き取られて半年、今年こそは「クリスマス」を体験できると思ったのに。ナルトの育った施設ではクリスマス会などというものは全くなかった。だから、ナルトはかなり今日という日を楽しみにしていた。いつもなら苛つくだけの町の飾りも、これ見よがしに流れる鈴の音も、今年は楽しんで受け入れていたのに。 思い出すと腹が立ってきて、ナルトは益々頬を膨らませた。 「何でオレが他人の誕生日を祝わないといけないの」 呆れたように言ったのは、この家の主だ。クリスマスがきりすととか言う人の誕生日だと教えられても、そうそう納得のいく物ではない。 (・・・・・カカシのバカ!!) 涙が出そうになってナルトは鼻をすすった。道を行き交う人たちは誰も彼も幸せそうで、余計に自分が惨めに思えた。 別にプレゼントが欲しかったとか。そう言うことではなくて。誰かと一緒に「クリスマス」というイベントを楽しみたかっただけなのに。 じわり、と涙があふれ出て頬を濡らす。 「まーた泣いてんの?」 呆れたような声がして、ナルトは慌てて涙を拭った。思いっきり不機嫌な顔をして振り返れば、部屋のドアにもたれてカカシが立っている。 「泣いてなんかないってば!!」 「ふーん。ま、いいけどね」 ナルトの言い分にカカシがため息をついた。その態度が余計にナルトの怒りを煽る。 「うるさいってば!!あっち行け!!」 思わず怒鳴りつけてからナルトは慌てて口を塞いだ。カカシがつまらなそうに遠くを見る。 「そういうこと言うわけ」 こういうときのカカシは危険だ。ナルトはそう悟ったが、一度発した言葉が戻るはずもない。 思わず俯くと、カカシが近寄ってくる足音がした。 「聞き分けのない子にはおしおきするよ?」 大きな手が頬に触れ、ナルトがビクリと肩を震わせる。顔を上げられないでいると、ひょいと体を持ち上げられた。 「ま、それは後でね」 諦めたようなカカシのため息に、ナルトが目を瞬く。恐る恐るカカシを見れば、カカシは笑っていた。 「クリスマスを祝う気はないけどね、ナルトの好きな物奢ってやるくらいならしてやるよ。ほら、何が食べたい?」 優しく問われナルトが目を丸くする。瞬間ナルトは言葉に詰まり、それから徐々に赤くなっていった。 「・・・ちきん・・・」 「わかった。他には?」 「ケーキも・・・」 何故だかまた泣きたくなって、ナルトはカカシの肩に顔を埋めた。その頭をカカシがポンポンと優しく叩く。 「・・・・・・ありがとうってば」 小さくナルトは呟いた。心からの感謝を込めて。
Merry X'mas!!
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いや、ほらバカップルとしては一度はしないと!(何を)でもこの設定のカカシどう考えても犯罪者ですね・・・捕まるやん・・・ 「キリスト教徒じゃないのに何故クリスマスを祝うのか」キリスト教徒の外国人の言い分はもっともだと思いますが日本のクリスマスはイベントですからねえ・・・。
小僧さんのシステムをどうにかしようと思いまして。もう一日に何回も凍られてはこっちがたまらんというものです。でもリストアさえも受け付けてくれませんでした・・・。再インストールはしたので今から設定を色々戻さなくては(汗)
というわけで更新は明日の夜には必ず!!今のところうず亭に二本ほど上げる予定です。5000打企画は5555の方が好きなのでそちらでやることにしました。5という数字が好きなのですv そして年賀状一枚も作ってないことに気付いたので明日は一日小僧の前です・・・。
まあクリスマスですし↓ というかかゆかった・・・・
***Can I kiss you?**
「なーると、何か欲しい物ない?」 唐突なカカシの問いにナルトが目を丸くする。 「はあ?」 呆気に取られるナルトの鼻を、楽しそうにカカシは指でついた。 「だから欲しい物。ボーナス出たしね。何でも買ってあげるよ」 ワクワクして言うカカシに、ナルトは小首を傾げた。 「欲しい物、って言っても・・・」 思いつかないのか、しきりに首を傾げる。かなり期待してカカシはその様子を眺めた。しばし逡巡した後、ナルトはちらりとカカシを盗み見た。 「・・・本当に何でもいいってば?」 「もちろん。上忍を舐めるんじゃないよ」 ニコニコ笑って答えるカカシに、ナルトがまた考え込む。 (何?そんなに高い物なわけ?) どうも欲しい物がないと言うわけではないらしい。こう言っては何だが上忍のボーナスは半端ではない。値段の点ならば大抵克服出来る自信があった。 「ほら、言ってみて?」 優しく促せば、伺うようにナルトがカカシを見上げる。ん?ともう一度カカシが促せばナルトは決意したのか顔を上げた。 「じゃあさ、先生目つむってじっとしててくれるってば?」 あまりに予想していなかった答えに、カカシが目を丸くする。 「・・・・・は?」 「だから!!目閉じてじっとしててってば!!」 唖然とするカカシにナルトが真っ赤になって怒鳴った。 「・・・何?何するの?っていうかそれってさあ」 「いいの!!それが欲しいの!!何でもいいって言ったじゃん、先生!!」 「いや、ダメって言うかさあ・・・」 「とにかく!五分でいいから言うこと聞いてってば!!」 何やら真っ赤になってまくし立てるナルトに、カカシはため息をついた。これは言うことを聞くしかなさそうである。 (まあ・・・欲しい物はまた今度聞いてみよう) それは欲しい物、ではなくて「お願い」って言うんだよ? カカシはその言葉を飲み込んだ。今から討ち入りに行こうかというくらいナルトは鬼気迫っている。下手なことは言わない方が良い。 「わかった」 短く答えれば、途端にナルトの顔に喜びが広がった。
言われたとおり床に座るとカカシは目を閉じた。 「はい、これで良いの?」 何をするつもりだろうか、と思うがナルトはウキウキしているだけで何も教えない。大人しく従えば満足そうな答えが返ってきた。 「うん!後は絶対じっとしててってば!」 あんまりうれしそうな声をするので、かえってカカシは一抹の不安を覚えた。何しろ相手は元里一番の悪戯小僧。初対面の時黒板消しをプレゼントされたことを思い出して、カカシは早まったかなあ、と思う。 (ま、いいけどね) 軽くため息をついたとき、膝の上に荷重を感じた。覚えのある重さだ。気配が間近にある。 (・・・これは目を閉じる意味が無いような・・・) カカシの膝の上に上ってナルトは何やら戸惑っている。これだけ近いと目を閉じていても気配で丸分かりだ。 不意に手を持ち上げられた。指先に暖かい物が触れる。 (・・・・・・・) さすがは意外性No1。予想だにしなかった。 今のは間違いなくナルトの唇だ。 続いて残りの指先にも全て暖かい物が降りてくる。 それが済んだら心臓の上。服越しではあったがその程度はわかる。 次に首筋。柔らかい髪がくすぐったい。 それから頬。額。右目にキスして、それから少し戸惑った後左目へも。 一つ一つ確かめるように、丁寧に口付けられる。 触れられるたびにそこから暖かい物が流れ込んでくるような気がして、カカシは大人しくその感覚を受け入れた。 カカシの唇を震える指先が撫でる。わずかに口を開けてやれば、小さな指先が慌てたように大きく震えた。 「・・・・・・」 無言の問いかけが伝わる。だが、カカシはそれに答える余裕は無かった。 (見たい) いったい、どんな顔をして今ナルトは自分にキスしているのか。 どんな表情をして、どんな瞳で。 後少しで五分。そうすれば。 「・・・・!」 意を決したのかナルトが大きく深呼吸をする。直後、カカシの唇にぎゅっと暖かい物を押しつけられた。 視界の隅で金色の髪が揺れる。 (・・・・・・・) 目を、開けてしまった。 カカシの胸元を引き寄せて、顔を真っ赤にして、力一杯目を閉じて。押しつけるだけの幼いキス。 なのに不覚にも。 (・・・しまった) 柄にもなく頬に朱が上るのがわかる。約束の五分が過ぎるまで後わずか。 時計の秒針がその時を指す。そうしたら、そっと抱きしめて優しく囁いて。
「ね、オレの欲しい物もくれる?」 もっといっぱいキスをしよう。
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あ、あほくさ!!かなり初期のつもりで書きました。の割には一緒に住んでますね・・・不思議です(バカ)。状況的にはうず亭にある「キスキスキス」のちょっくら前くらいの話と言うことで。あ〜、かゆかった。
気が付くと次の日になっているのですよ。 この三連休で家族へのプレゼント買って滞っている更新やって小僧のシステム入れ直してロマサガを進めねばなりません。あと原稿も。何やってるのでしょう私は・・・。
昨日書いた「雨降り」修正しました。昨日読んで下さった方は読み返してくださると助かります。でもどっちがましなのか解らないところですが(泣)ただ小此木の中のイメージにはこちらの方が近いのです。はあ、もっと表現力つけないと。がんばります。
赤字でも空港は必要だと言い切るどこぞの知事は何をお考えなのだろうか。よくわかりませぬ。
ロマサガを買いました。よっしゃあ!!やるぜ!!と思ったらボタンの押しにくいこと押しにくいこと。元々スーファミでやっていたので手がそのボタン配置に慣れちゃってるんですよね・・・。でもWSのボタン配置はどうなのでしょう。押しにくいよ・・・。 でもやっぱりおもしろいです。当然最初はアイシャでv殿下が変わらず胡散臭くてうれしゅうございました。どうしてああ腹黒そうなんだろうあの方は。そして今現在イベントが起こらず南エスタミルで強盗からお金を巻き上げています。お金ないから船に乗れないのですよ・・・。北エスタミルへは地下水道通るからよいんですけどね。早くシフとアルベルトとおやじ(笑)を仲間にしたい・・・!!後ゲラ=ハも!!今回はシェラハとも会えるのですよvv早く進めようとvv
ロマサガ風味でナルト=アイシャ、ナイトハルト=カカシねvとか思ってたらカカシさん野心家じゃないじゃん!みたいな(ナイトハルト殿下は野心家らしい・笑)。ちー。いや、そこまで考える必要が有るかと言われれば思いっきりないんですけどね。
***雨降り 〜君の手〜 ***
その日はいやになるほど良い天気だった。 いつまで待っても、二人は来なかった。
手渡された物にサクラは息を呑んだ。 美しい包装紙に包まれているのはきれいな珊瑚の簪。添えられたカードにあるのは嫌になるほど見慣れた汚い字だった。 「危険はないと判断した。後は好きにせい」 火影はそう言うと、興味をなくしたかのように仕事に戻った。 手の中のそれを見てサクラは沈黙する。 「・・・・ウスラトンカチ!!」 腹立たしげにサスケが吐き捨てる。送り主はかっての仲間二人だった。 こんなものを送りつけてくるなど捜してくださいと言わんばかりである。実際抜け忍になった二人に対して追い忍が向けられているとも聞く。 あの日、いつまで待っても二人は来なかった。 「・・・・・むかつく・・・・」 サクラがぼそりと呟いた。地をはい上がるような声に、サスケが青ざめる。 「・・・・サクラ?」 サクラはその呼びかけには答えず、大切そうにカードと簪をしまった。そして近くにあった木に手をかける。 「・・・・・はっ!!」 次の瞬間気合いと共に吐き出されたケリが木を二つに分けた。サスケが言葉を失う。 サクラは天に拳を突き上げると大声で叫んだ。 「幸せなんじゃ連れ戻せないじゃないの!!あの変態教師!!」 くやしい!!と叫ぶサクラに、サスケは呆気にとられた。しばし考え苦笑する。 「任務だ。行くぞ」 「あ、待ってサスケ君!!」 背を向けて歩き出したサスケの後を慌ててサクラが追いかける。 ふと見上げれば空はどんよりと曇り今にも泣き出しそうだった。 「・・・・ばいばい」 空に向かい小さくサクラが呟く。 あの日、空は雲一つない快晴だった。彼の瞳のような美しい青。 『ばいばい』 声は小さく、そのまま風に紛れた。
*****
21日に早くも修正。何か釈然としないのはラストです。サクラが曇り空見上げて「ばいばい」と言うのは確かなのですが、サクラの心境がわからないのですよ。ただ、友達と別れるときには大抵「ばいばい」と言いますよね?そう言うことなんです。それが表現できていればよいのですが。ナルト編を書けば少しは解るのでしょうか。う〜む。
| 2001年12月19日(水) |
ありがとうございますvv |
5000hitです!!ありがとうございます!! 最近更新が滞っててすみません(泣)今週末には何点か更新する予定です。ちまなる同盟にも参加させていただいたしv後5000企画でまた何かいらん物を店頭に並べてみようかと(迷惑) でもその前にこの痙攣する右腕をどうにかせねばなりません。どうにかするといえばうちの小僧(マック)が益々やばげで、いつクラッシュするかとビクビクしてますvひとまずネット関係が一番やばいです。リモートアクセス文字化けして凍るのは・・・(汗)IEも2日に一回くらいフリーズするし(泣) そして今日はもう寝ます。おやすみなさい。
すみません、ちょっくら水曜まで留守にします。 同人が楽しくて仕事がおろそかになってしまっていたのでそのつけが来ました。お金貰ってる以上貰ってる分くらいは仕事せねば。反省。 いや、単に水曜に経過発表せねばならないのでその準備なんですけどね・・・。
寒いです。えらく寒いです。なのに白い息を吐きつつ外でモスの席が空くのを待っていたのは私です。テリヤキチキンバーガーが食べたかったんです・・・。
寒いですよ↓
***雪が降った日***
天から降ってきた真っ白いものに、ナルトは歓声を上げた。手を伸ばしそれを掴もうと努力する。 「センセー、取れないってば」 「そりゃ雪だからねえ」 ナルトの奮闘を見ながら、カカシが目を細めた。細まった目の奥にあるのは優しい光。 「雪は人の体温で溶けちゃうから」 「でも」 「決して掴めはしないよ」 それでも欲しい、とナルトが頬を膨らませる。うん、とカカシは頷いた。 「じゃあ死んでみる?ナルト」 そうしたら体温なくなって掴めるかも。 カカシの答えにナルトは少し沈黙し、それから小首を傾げた。 「でもさ、先生。それじゃ雪がどんなのかわかんないってば」 天から降る雪は激しさを増す。だがこの程度ではつもらないだろう。もっと、冷たく凍えるような日でなくては。 「そうだね」 カカシは頷いた。肯き、ため息ととも天を見上げた。 「それじゃつまんないね」 天を見上げるカカシにナルトが首を傾げる。何事かを考え、ナルトはカカシの手を取った。 「あのさ、これがオレの手」 カカシよりも体温の高いナルトの手がカカシの手を包む。 「オレの手はまだ暖かいってばよ?」 カカシはその手を振り払わなかった。受け入れはしなかった。 「大丈夫。オレってば強いし」 少し常人よりも体温の低いカカシの手を暖めるように、両手でナルトはカカシの左手を包んだ。 「ちゃんと自分のことは自分でケリつけるから」 カカシは天を見つめる。雪は降る。 「だから・・・泣かないで、カカシ先生」 つもることはないと解っていても雪は降る。この想いも。 「大丈夫だよ。オレは泣かない」 カカシの言葉に、ナルトは微笑んだ。 「うん、わかってるってば」 もっと凍えれば良いのに、と思う。そうすれば、このまま二人何もかも凍り付かせて終われるかもしれない。 だが、人の温度は雪をたやすく溶かして凍り付くことを許さない。 「だからーーー泣かないで」 どれほど請い願っても、その日は来てしまうけど。
雪は結局積もることなく消えていった。
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あり・・・?
本日は十二国記の浩陽サイト様を見つけて大喜び。十二国記は浩陽一押し!!なのですよ。浩翰は何故にああも陽子が好きなのでしょうvv
食べ過ぎて胃がもたれてます・・・(バカ)
まあたまには↓
***そるまっく**
カカシが頭を抱えている。滅多に見られぬその光景に、しかし楽しむ余裕のあるものはどこにもいなかった。 「何を情けない面をしておる」 高飛車に言い放つのはナルトの姿をした妖だ。いつもと変わらぬ姿の中、唯一違う深紅の瞳がカカシを見下す。 ひらひらと、その指先でお銚子が揺れていた。 「こんな子供を酔わせてどうするつもりだったのかな?先生方」 言葉の端々に棘があるのは仕方があるまい。カカシを始め上忍連中は言葉もなくうなだれた。 「その辺にしてやらぬか」 呆れたような火影の言葉に、妖が眉を潜める。 「お主がそのように甘やかすからこの馬鹿どもがつけあがるのじゃ。こういう時にきつく言っておいた方がよい」 かって里を壊滅の危機に追い込んだ妖と言うよりは、一介の母親のような口調で妖がため息を漏らす。火影も深々とため息を漏らした。 「・・・まったく・・・自来也、お主までおりながら」 「面目ありません・・・」 そう言ったのは字来也だ。伝説の三忍もこうなっては形無しである。 ふ、と妖が笑った。優しい笑みだった。表面だけは。 「さて。ではこれから各々方この子に何をするつもりであったかじっくり聞かせて貰うとしよう。言って置くが嘘が通じるなどと思うなよ?」 ごおおおおおおとその背後に強大で醜悪なチャクラが渦巻く。
かくして上忍及び抜け忍の「酔ったナルトで遊ぼう」計画は見事事前で塞がれたのである。
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初めて書いた気がするナルト総受け。でも密かに小此木の趣味で三代目×九尾(笑)酔ったナルトははた迷惑なんだろうけどきっといつも以上に甘えてくれるのでしょう。上忍達は甘えて欲しかったのねvなーんてさ。・・・アホだ・・・私・・・ あ、総受けですが邪なのはカカシだけですよ。私はアスマ×紅の自来也→ツナデ(爆)
だめだ!!寝ます!!今日やるつもりだったこと何一つしてませんが!! ごめんなさい〜。今帰ってきた所なんです(泣)
弟の教育がなっていないと怒られました・・・母に・・・ 小此木「確かにあれは私の弟だけど貴方の息子でしょうが」 母「うん、それは反省してます。でもアンタの弟でしょう?ちゃんと注意してよ」 お母さん・・・貴方って人は・・・
ナルトが分身の術が苦手だったという設定が忘れられてなくってびっくりしました(失礼)最後に飛び立った鳥が非常に気になります。
今日はえらく寒かったですね↓
***手袋**
はあ、と息を吐けば白く空気が凍る。長時間冷気に曝された手は赤くなっていた。 「・・・まいったてば」 鼻をすすり、ナルトはため息をついた。手と同じく鼻の頭も真っ赤だ。もっと厚着をしてくればよかったと思うが、後の祭りである。 (先生、早く来ないかなあ) ため息をついて空を見上げる。冬の空は薄く張りつめていて雲一つない。 寒いし指先はかじかむしで寒くてもあまり良いことはない。だがナルトは冬が好きだった。キンと張りつめた空気が肌をさすがその感覚も嫌いではない。 冬の空気を満喫していると呆れたようなため息が聞こえた。 「何してんの、お前」 見上げれば、呆れ顔でカカシが立っていた。待ち人の登場にナルトがにい、と笑って手を差し伸べる。その手には無骨な白い袋があった。 「はい、センセー。あげるってば」 シシシ、とナルトが笑う。その鼻も耳も真っ赤で、カカシは呆気にとられた。 「あげるって・・・何?」 訝しげにカカシが袋を受け取ると、ナルトは満足したように笑う。開けて、と無言でせかせれてカカシは袋を開けた。 (何なんだ) がさがさと音を立てて出てきた物は、黒い革の手袋。 カカシが驚きに目を丸くする。 「あのさ、あのさ、先生いっつも指先が冷たいっていうからさ。プレゼントだってば!」 どう?とナルトが期待と不安に瞳を輝かせてカカシを見つめる。カカシはふっと微笑むと手甲をはずして手袋をはめた。 にっこりとカカシが微笑む。 「ちょうど良いよ。ありがと、ナルト」 「ほんと!?」 カカシの答えにナルトの顔が喜びに輝いた。 「ナルト、手出して」 続けて言われた言葉に、ナルトが小首を傾げる。それでも素直に差し出された手をカカシは見つめた。小さな手は真っ赤だ。いったいいつからこの寒空の下カカシを待っていたというのだろう。 「せんせ!?」 ナルトが悲鳴を上げる。カカシの唇がナルトの指先に触れた。熱い息がかかってナルトの指先にしびれが走る。 「うれしいよ」 うっとりと呟かれた言葉に、ナルトの頬が赤く染まった。それは寒さの所為ではない。 「・・・うん・・・」 返す言葉が見つからなくて、小さくナルトは頷いた。うれしそうに。
「さてと、それじゃ帰ろうか」 カカシが手を差し出す。ナルトの贈った手袋に包まれた手を。 「うん!!」 うれしそうに笑ってナルトが手を重ねる。真っ赤になった指先に、カカシは先ほどまで己が身につけていた手甲を取り出した。 「はい、これつけて」 そう言って重ねられた小さな手に手甲をかぶせる。カカシの手甲はナルトには大きすぎて指先まで覆ってしまった。 「センセー、これ大きいってば」 「いいの、それで」 両手に手甲をつけさせるとカカシは再びナルトの手を握った。 「さ、帰ろう」 カカシが笑顔で言う。ナルトはちょっとカカシの手を見つめた後、へにゃと口を緩めた。 冷たくなった指先はカカシの手甲に包まれて熱を取り戻しつつある。手甲に残ったカカシの熱が伝わって来るようだった。 「へへ」 何だかひどくうれしくなって、ナルトは自分からの贈り物に包まれたカカシの手にそっと頬を寄せた。
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何だ、これ・・・。やばい、瞼が下がってきてます・・・。
今まで書いた物集めてペーストするだけなのにこんなに時間がかかったのか・・・。 今まで日記で書き散らかしてきたものを集めてみました。結構書いてるものです。 昨日の日記に「ミニ話は明日〜」とかありますが無理っぽいです。背中がパキパキ言ってます。真面目に整体にいかねばだめかもしれません(泣)こりすぎ〜〜
温泉から戻って参りました。新平湯温泉に行ったのですが。 露天風呂はやっぱり良いです。一回目思いっきりのぼせて泣きそうなりましたが(苦笑)家族風呂がね、貸し切りできたんですよ。朝方の月を見ながらつかりました。気持ちよかったです。 高山ラーメンは・・・どうなんでしょう。小此木は豚骨好きなので。飛騨牛の串焼きは満足。地酒は小さいのを四種類買って飲み比べ。 そして土産のいいのがなくって自分用に椎茸だけ買って帰りました(笑)
すみませぬ、ちょっくらミニ話は明日で。 眠くて日本語になりませぬ・・・(死)
明日は社員旅行で温泉ですvv奥飛騨に行くのです。理由は何であれ温泉に行けるのなら喜んで行きますとも!! 楽しみ〜♪夜はのみなのだろうなあ、どうせ。いいけど。お酒好きだし。 今から準備して寝ます。遠足前の子供のようだ(笑)
というわけで温泉旅行前日〜♪↓
***Ready?***
ナルトは忙しい。明日から二泊三日の温泉旅行、その準備に余念がない。 「着替えと、タオルと、パジャマ!え〜と後は・・・」 「タオルもパジャマも旅館にあるよ」 「え!?そうんなんだってば!?じゃいらないってばよ・・・せんせー、荷物少なくない?」 何やら残念そうに言うナルトに、カカシは本から顔を上げた。不安そうなナルトを見て思わず吹き出してしまう。 「温泉に行くのに大荷物しょってどうするの。お前どこ行く気だったわけ?」 カカシが笑ってしまうのも無理はない。ナルトが用意したのはナルトがすっぽりと入ってしまいそうな程大きな旅行鞄。そこら中に着替えやらタオルやら果てはカカシ人形まで転がっている。 「足りない物があれば大抵向こうで買えるよ。荷物は最小限で。旅の原則でしょう?」 「でもさあ・・・・」 それでも残念そうにナルトが口をとがらせる。カカシは苦笑するとそばに転がっていたナルトのリュックを取り上げた。 「荷物はこれに入るくらいで十分!任務に行くワケじゃないんだから着替えと歯ブラシがあれば良いよ」 「ええ!?カカシ人形が入らないってばよ!!」 「・・・お前何でそんなもの持ってくわけ?」 呆れて問うカカシに、ナルトは真剣な顔で答えた。 「だって先生がいない時寂しいじゃんか!」 「・・・・・・・・・・・」 当人は至って真剣なだけに質が悪かった。はあ、とため息をつきカカシは己を模した人形を掴むと脇に放り投げる。 「これはいらない」 「あーーー!?」 「後は・・・と」 「もう、オレが用意するんだってば!センセーはあっち行ってて!!」 ナルトの抵抗をものともせずカカシはてきぱきと準備をしていった。五分もたたないうちにリュックの中に必要な物が詰め込まれる。 「はい、終了」 満足げにカカシがリュックを叩くが、ナルトは不満だった。大きく頬を膨らませてカカシを睨みつける。 「あのね、お前に任せてたら朝になっちゃうよ。それよりお風呂入って寝なさい。朝一番にでかけるんだろう?」 「そうだってば!!オレさ、オレさ、皿作りたい!!」 「はいはい、わかったから早く寝ようね〜」 うまい具合にはぐらかされて、ナルトはご機嫌で風呂場に向かった。その後ろ姿にぽつりとカカシが声をかける。 「明日はまともに寝れやしないんだからさ」 楽しげなその言葉をナルトが聞かなかったのは幸か不幸か。
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ナルトは余計な物いっぱい持っていってカカシは本当に必要最小限の物しか持っていかなそう。最初カカシがカカシ人形にやきもち妬いて終わるはずだったのに何でかエロカカシさんが!!でもエロ入ったらここで書けない・・・。ぐは! そういやこれ、以前書いた「新婚さん交換日記」の続きです。カカシさん一週間以上の任務でご無沙汰だったのでどうなることやら(笑)
最後はやはり演歌の大御所なのか・・・。
すみません、今日は寝ます・・・。でも何とかちょろっと更新はしたので満足。腰がいたひ(大泣)
| 2001年12月05日(水) |
ありがとうございます! |
4000打行きました!ありがとうございます!! ど、どうしのでしょう。いきなり回転が速くなった気が(汗) 皆様、こんなへ垂れたところにお越し下さってありがとうございますvv
が、本日はトップの更新すらできず(泣) おかしいなあ、とは思っていたのですよ。最近の追いつめられ具合と言い体の不調と言い、お月さんが来る前の症状にそっくりで。でも一週間前に終わったばっかりだしなあ、とか笑ってたら本当にきやがりましたv 月に二回も来るなよ生理!!体力も気力も食うんだってば!!
それでも書く(笑)↓
***お疲れさま**
家に辿り着いてすぐさまベッドに倒れ込みたい欲求を必死で堪える。 重い体を引き図ってまずは風呂場へ。 服を脱いで洗濯機に放り込む。 ついでに軽くシャワーを浴びて台所へ。 本日の夕食はお弁当のおかずの残り。 冷蔵庫から取り出してレンジでチン。 「・・・・・・」 でも一人で食べるご飯はいまいち味気ない。 昨日は二人で食べたからなおさら味気ない。 それでも胃に押し込んで食器を片づける。 チラリと時計を見ればまだ夜の七時。 少し考えて久々に日記を付けることにする。 任務中にサクラに教えて貰った異国の言葉。 響きが優しかったので一生懸命覚えたそれを披露する。 日記を書いて洗濯機のタイマーをセットしたら早くもあくび。 今日の任務は夜明け前から始まったので眠くて仕方がない。 散々迷った末居間のソファに座り込む。 寝室から引っ張ってきた毛布にくるまりテレビとにらめっこ。 五分もしないうちに負けて瞼が下がり始めた。
「ただいま〜」 そう言いつつも、カカシは返事を期待していなかった。何しろ今朝の任務は朝の四時集合で、おまけにナルトと来たら皆の弁当を作るのだと朝と言うよりは夜中という時間から起きて頑張っていたのだ。 「あ、やっぱり」 思わず呟いてカカシは微笑んだ。居間のソファの上で毛布が丸くなっている。 「ベッドに行こうね」 毛布ごと抱き上げれば気持ちよさそうな寝息が聞こえる。よだれを食っているのもご愛敬だ。 ベッドに運んで横たえる。仮にも忍びなのだから気付かなくてどうするの、と言う小言は苦笑に紛れた。 「おやすみ」 ちゅ、と額にキスして居間に戻る。水を飲もうと台所へ行ったカカシは、テーブルの上に広げられたノートを見つけた。 (これはいつぞやの・・・) カカシが任務で毎晩遅くなっていたときにつけていた交換日記のノートだ。 手に取ったカカシは、でかでかと書かれた汚い字に吹き出した。 「どこまで意味解って書いてるのかねえ」 真相を知る人物は幸せそうにベッドで眠っている。 開いたノートの上にはたった一文だけ。
『I LOVE YOU』
汚い字、とカカシはもう一度笑った。それはうれしそうに。
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遠いところに意識が行っている模様です。楽しかったです。人間開き直ると強いですな!!
4000打記念に日記で書き散らかした物を集めてみようと思ってたんですが、今日の見てたらやめておいた方が良いかもと言う気になってきました・・・。
| 2001年12月04日(火) |
追いつめられてるよ(笑) |
昨日の日記見ると己の追いつめられ具合がよくわかります(笑)誰も何も言ってないんだから黙ってりゃいいのに。よほど己の書いた物を見て人様の話を思い浮かべたことが辛かった模様。いくらあちらが素晴らしいとはいえ。未熟もよいところ。もう何年文字打ってるよ、私(泣)ちゃんと「小説」を書けるようになりたいです。 しかし狐のカカシは本当に新婚カカシに辿り着くのでしょうか。今手元に書きかけの話が二本ありますがどちらも新婚カカシ並にナルトバカです。私がまだ書いていない期間にいったい何があったというのだ・・・。
今日もイチャイチャ〜(バカ)↓
****お風呂***
ほかほかと湯気が立ち上る。肩までお湯に使ってナルトは数字を数える。 「ひゃくじゅうさん、ひゃくじゅうよん、ひゃくじゅう・・・」 「ナルト、泡付いてる」 ひょい、とカカシの手がナルトの耳の後ろをなぞった。途端にナルトが体を竦める。 「勝手に触るなってば!!」 「ナルト、いくつまで数えた?」 「いくつって・・・忘れたああ!!」 うわああ、と叫んでナルトはバスタブに火照った体を預けた。冷たいタイルに手をつけ小さく唸る。 「・・・せんせいのせいだってば・・・」 「人の所為にするんじゃないよ。ほら、さっさと数えるか出るかしろ。お前本当に湯当たり起こすぞ」 一方余裕で湯船につかるカカシは、本を持ち込んで長期戦の構えだ。だからカカシの風呂は長いのだと、ナルトはやっとで理解した。 「せんせーは平気なのかよ」 口をとがらせて問えば、カカシは本から目を反らさずに答える。 「慣れてるからねえ」 浴室の壁にカカシがページをめくる音が響いた。ナルトがぷいっと顔を逸らす。 「じゃ、オレも平気!い〜ち、にぃい、・・・」 「・・・・・・・」 いったいどういう理屈で言っているのだろうか。カカシは少々呆れた。 「やれやれ」 本を閉じ、窓の所に置く。どうあってもこの子は自分が出るまで一緒に入っているつもりらしい。「肩までつかって200数えたら出るよ」などと適当な事を言うのではなかった。 「せんせい?」 ナルトがトロンとした目でカカシを見る。カカシは苦笑するとナルトを抱え上げた。 「う、うわ!?」 「はいはい、大人しくしてなさい。フラフラなんだから」 逃れようとして、ナルトは己の体に力が入らないことに気が付いた。そういえば頭が重い。 「まったく」 呆れたようなカカシの声も遠くに聞こえる。だってさ、とナルトは心の中で呟いた。 部屋で一人待つのは嫌だったんだってば。 口をとがらせるナルトの頭をカカシの手が撫でる。 「心配しなくても一緒に居てあげるから我慢しなさい」 そう言って笑うカカシに、ナルトが更に真っ赤になった。
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ミル○ーまん食べました。朝一番に胃に入れるには向かないですね、あれは(当たり前) どうでもよいことですがこの人達裸で何やってるのでしょう(笑)
「NARUTO」10巻の帯見て小此木はそのまま床に座り込みそうになりました。何考えてんのよ、集○社!!カカナラーに媚売ってんの!?と叫びたくなりました。ただ単に主人公と人気No1ってことなんでしょうけど。 憂い顔のナルトも良いですなvv「ぎゅう」もあったし、「ぎゅう」もvv(一部フィルターがかかってます)良い巻でした・・・。まだまともに読んでないけど(苦笑)
早くロマサガでないかなあ、と今からウキウキしてます。その前に本体買わなくちゃいけないんですけどね。心はすっかりロマサガに(笑)
ので今日アップする前に「狐お化け」読み返したときにはびっくりしました。何か見たことあると思ったら自分が持ってるとある所の御本とほとんどセリフが一緒vの箇所が。まあ二、三行だったのですが・・・焦りましたとも、ええ。直せるところは直したんですけどね、ニュアンス的にはどうしても同じですから。当然話の流れもありますし。つっこまれたら仕方ないよと己を慰めつつ。 元々影響受け易いんですよね。細かいところまで気にしてたら書けなくなるのであまり深く考えないようにしてます。でも同じだとこっちが食われてしまうので(あちらの方が断然お上手ですから)直しました。非難は受け止めますが自分で書いた物が他人様に食われるのはいやです。 まねをしたいのではないのです。私が私の話を書きたいのです。 ・・・・うわ、何か初めてまともな話をしたような(苦笑)
一度打った物を全て消しました・・・勢い余ってclear押す私が悪いんだけども。
「トシノサナンテ」に本登録となりました。さあ、頑張らねば!!と思いつつ更新滞ってます・・・・・しーん・・・・ 久々に「狐お化け」を書き上げました。油断するとすぐに爺様に持って行かれます。困った物です(お前がな)困ると言えばカーさんにも困ります。もうちょっと進まない事にはニッチもさっちも行きません。明日読み返してからアップします。
前回いちゃつかせれなかったので。よくあるネタ〜↓
***ホットミルク**
大きなマグカップ一杯の牛乳に砂糖をたっぷり加えてレンジでチン。 「お前よくそんなの飲めるね」 顔をしかめてカカシが言う。湯気の立つカップを両手にナルトはカカシにもたれ掛かった。 「何で?おいしってばよ」 当然のようにナルトはおいしそうに飲む。甘い匂いが漂ってきて、カカシは顔を背けた。その態度にナルトが口をとがらせる。 「先生だって甘い物食べるじゃんか」 「限度ってものがあるでしょ、限度ってもんが」 ナルトが牛乳に入れた砂糖は到底溶けきれるような量ではない。きっと底に溶けきらずにたまっているのだろう。その様を想像し、カカシは天を仰いだ。 「なんだってば!別に先生には関係ないだろう!?」 あまりにカカシが嫌そうにするので、ナルトも腹が立ってきた。何故、この人は人の好物に一々けちをつけるのだろう。 「関係あるから言ってるの。お前、もうちょっと入れる砂糖の量減らしなよ」 「いいじゃんか!これがおいしいんだってば!!」 「飽和って知ってる?一定量以上物は溶けないんだよ?」 「それくらい知ってるってば!!別に先生が飲むワケじゃないんだし、いいだろう!?」 「いいや、よくない」 すっかりムキになってしまったナルトは、カカシがマグカップを取り上げてテーブルに置いたのにも気付かなかった。カカシが怒ったように眉を潜める。 「よくないね」 反論しようとしてナルトは目を見開いた。カカシの唇がナルトの唇を覆って反論を飲み込む。 「ふ・・・」 吐息ごと奪われ、ナルトがカカシにしがみついた。そんなナルトをカカシは口付けたまま楽しそうに見つめる。 「・・はぁ・・・」 やがて唇が離れたときにはナルトはすっかり抵抗する気力を失っていた。肩で息をするナルトの前で、わざとらしくカカシが顔を顰める。 「やっぱりお前甘過ぎ」 うげ、と舌を出すカカシに、ナルトが真っ赤になった。カカシが何を言わんとしていたか悟り、絶句する。 「お前ただでさえ甘いんだから、これ以上甘くならないでよいの」 そう言い、カカシは音を立てて軽く触れるだけのキスをした。きゅう、とナルトが小さくなってカカシに抱きつく。 (最近太り気味だから糖分は控えさせないとね) 本音は内心呟くだけにして、カカシはしがみついてくるナルトをその場に押し倒した。
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甘!!しかもオチは何だよ!?前回二人をいちゃつかせられなかったのが相当悔しかったのです。 自己管理は忍びの基本でしょうから当然体型維持とかもあるのかなあ、と。私には無理な話です。
| 2001年12月01日(土) |
書いたのは日曜です(笑) |
昨夜(日記の日付的には今日)は再び見るからに怪しいメールが届いて唖然。あーもうこんちくしょう。本文白紙で添付も何もないあたりが大笑い。一応BIGLOBEの自動ウィルスチェックには入っているのでそれが動いているのだろうか。謎。つーか金は取られてるので働いててくれ・・・。よもやいきなり告知なく値上がったわけではあるまい・・。 そしてそのまま日記書くのさぼりましたv(死)
そしてロマサガの予約をしてきました。うわあ、楽しみvvvシェラハとかシェラハとか殿下とかvv 小此木はアイシャが大好きなのですよ。勢い込んで「殿下vアイシャ〜」とか言ってたらどこにもなくってがっかり。まあ、その後アルベルト編見て納得しましたが・・・。そうか・・・姉ちゃんか・・・ぬかったよ・・・。でも殿下のあの腹黒いところが好きなので(笑)いい人になったら引くかも。大辞典見る限りじゃ大丈夫そうですけど。シェラハさんは何でだろう・・・。でも好きv
ミニへたれ話は今日の夜書きます。ただいま本当は2日の午後六時なのです(^^;
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