Howdy from Australia
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2005年09月28日(水) backhand stroke

今日から新しくシティのテニス教室に参加。教え方は人によって違うというのは実感していたけれど、今日はまさに目からうろこ!受講生が私を含めて二人しかいなかったので、個人レッスンに近く、指導もかなり丁寧だった。

しかし、ラケットの握り方からして、「え?どこで教わったの?今はそのやり方じゃないんだけど…」と驚かれてしまい、「もしかして、かなり高齢な方に教わったの?」と聞かれた時は、頭がくらくらしてしまった。いえ、どう見ても20代前半の若者に教わったような…。

それにしても、これからは週二回テニスが楽しめるかと思うと、かなり嬉しい。来週の課題は、バックハンドの練習の時にボールがコートの周囲のフェンスを越えて外に出て行かないようにすること。どうも、力が入って野球大会になってしまう。


2005年09月27日(火) your patience is tested

ここの所自分の忍耐力を試されているかのようなことばかり続いて、ちょっと落ち込み気味。フィットネスクラブで汗をかいている時は、何もかもきれいさっぱり忘れることが出来ていいのだけれど、シャワーを浴びて着替えをしたらまた現実に戻されてしまう。帰りのバスの中で、そういえば冷蔵庫にビールも冷えてないしなぁ〜と考えていたら、無性にお酒が飲みたくなって、最寄の酒屋で白ワインを購入して帰宅。

郵便受けを見たら先週の水曜日に受けたばかりのTOEICの結果が届いていた。結果が届くのは三週間後だとばかり思っていたので、ちょっとびっくり。白ワインをグラスに注いで、一人で乾杯しながら恐る恐る封を開けたら、何と970点だった!やった、これなら履歴書にも書ける!日本に帰って研究職が見つからなかったら、とりあえずTOEIC講座でも開こうかな(←おいおい)。


2005年09月26日(月) that is where the misunderstanding began

実は昨日、韓国人Mとテニス教室の前に一緒に練習をする約束をしていたのだが、とんだ行き違いになってしまった。

「コートは予約したので、練習に来られるようだった連絡ちょうだいね」とメールを送ったのだが、何日経っても返事がない。ちょうど、彼女のお母様が韓国からいらしていたので、忙しいのだろうと思ってはいたのだが、念のため、当日の朝8時に携帯にメッセージを送ってみる。いつもならすぐに返信が来るのだが、その日に限って何の連絡もない。家を出る時間になって、ちょっと不安になってきた。念のため携帯の方に電話をかけてみた所、留守電になっている。どこかへ出かけてしまったのかもしれないと思い、悩んだ末練習に行かず、家でアイロンがけを済ませることにした。この時私は連絡ぐらいくれればいいのに、と少々がっかりしていた。

しかし、テニス教室の始まる時間になっても、韓国人Mは現れない。ふと、携帯を見てみると、メッセージが入っていた!

「テニスコートで待っていたんだけど、今家に戻ってきたところ。来られなかったら連絡するからと言ったよね?」

実は、携帯は彼女のお母様に渡していたらしく、私が朝8時に送ったメッセージは知らなかったらしい。しかも、時間通りにテニスコートに行って、私のことを待っていたのだという。

何ということ!待ち合わせをすっぽかしたのは私の方だったということ?私はメールにも携帯にも「来られるようだったら連絡ちょうだいね」と書いていたのだが、彼女は「行けなかったら連絡を入れるから」と考えていたようで、ここで誤解が生じたようだ。

とはいえ、待たせてしまったことには変わりはないし、貴重な時間を無駄にしてしまって申し訳ない気持ちで一杯になった。謝罪のメッセージを携帯に送り、留守電にも一言残し、メールも送ってみたけれど、その後、彼女から連絡はない。

待たせるより待たされる方がずっと精神的に楽かもしれない。


2005年09月25日(日) It's a boy!

今日はテニスの帰りに研究室の友人Yのお宅に行き、出産祝いを渡す。生後一ヶ月の赤ちゃんはとても可愛らしく、記念に一緒に写真撮影。部屋中赤ちゃん用品が散らばっていて、足の踏み場も無いほどだったけれど、赤ちゃんのいる家庭はやっぱりこうでなくては。

私の抱き方がまずかったのか、腕の中で赤ちゃんが愚図りはじめた。すると、手際よくお乳の用意をする旦那さんと友人Y。どうやらお腹が空いていたらしい。やっぱり、母の腕に抱かれると安心感が違うようだ。結婚前から二人を知っているだけに、こうやって夫婦協力して子育てをしている姿を見ると、胸にこみ上げるものがある。


2005年09月21日(水) english proficiency

汗ばむような陽気が続いたかと思えば、風が強くて肌寒い日があったり、最近のお天気は冬と春の間を行ったり来たりしている。

日本に帰って就職するとなると、必ず聞かれるのが英語力だろうと思ったので、TOEICの試験を受けることに。問題集を図書館から借りてきてやってみたら、意外に簡単だったので、やる気のあるうちにとオンラインで試験の申し込みを済ませたのがざっと三週間前。一応問題集についていた模擬試験などもやり、自分としてはちょっぴり自信があったのに、実際の試験はというと思ったよりも難しくてびっくり!

9年間も英語圏に住み、職場も英語環境ということで、高得点を取って当たり前!みたいな見えない重圧があったのは事実。初めて試験を受けて960点だった友達Kはやっぱりすごい。

とにかく、高い受験料を払って、わざわざ平日の仕事が休みの日にバスと電車を乗り継いで会場まで行き、200問の問いに答えたってだけでも、よくやった、よくやった(←目標設定かなり低い)。そして、結果は3週間後。


2005年09月18日(日) ten points if you hit it!

風は強かったけれど、今日は朝から素晴らしいお天気。今日もレッスンの前に韓国人Mと練習をする約束をしていたので、足取り軽やかにテニスコートに向かう。ついつい早歩きになってしまったせいか、待ち合わせの15分前に着いてしまった。コート横の椅子に座って待っていたら、同じようにコートの脇で待っている男性と目が合い、挨拶をしているうちに何故だか話し込んでしまった。

テニスという共通の話題がなかったらなかなか知らない人と話をすることもないだろうけど、「先週も来てたよね?」とか言われて、そういえばボールがそちらのコートに何度もお邪魔してご迷惑をかけたような…。お友達が来るまで相手になってあげようか?と親切に誘ってもらうも、いやぁ、私と練習したら下手になること間違いなし、間髪入れずお断りする。

それにしてもいつも時間に正確なMが今日はどうしたんだろうと、ふと周囲を見渡すとちょうど建物の陰に隠れて見えない位置にあった椅子にMの姿が!背後から声をかけたら、彼女は約束の10分前に着いていたらしく、自分の方が先に着いたものだとばかり思っていたらしい。どたキャンだったらどうしようって一瞬でも疑ってごめん。

テニス教室も早いもので来週が最後のレッスン。振り返ってみると、第一回目のコーチがTで、二回目からはB、途中からAになり、先週はR、今日はまた元に戻ってBだった。全く、ころころと変わりすぎ!

Bは金髪で男前で運動神経がよくて、私の勝手な思い込み(←モテる男=性格難あり)かもしれないけれど、ちょっと気取った感じで、第一印象はあまりよくなかった。

それが、やはり何回も顔を合わせると彼の指導方法にも慣れるというか、親しみを覚えるようになった。今日はとくにボールを打つ時に手首を使ってしまう生徒Aに「今日は絶対にそれを直してみせる〜!」と断言し、使命感に燃えて徹底指導をしていたので、当の生徒Aは「は?何で私ばっかり?」という感じだったけれど、なかなか指導熱心でいいやつなのかもしれないと思えた。

しかも、クラスの最後にサーブの練習をしていたときのこと。白い巨大オウムがギョエーと鳴きながら飛んできて、コートの周囲を囲っているフェンスにとまったのだけど、かわいいなぁ〜と目を奪われていたら、コーチが一言。

「あの鳥に当てたら、10点!」

自分の番なのに可笑しすぎて上手くサーブが出来なかった。あと、意外に多い偽金髪かと疑って、コーチの生え際部分にやけに注目してごめん。


2005年09月17日(土) nothing goes according to plan

Mさんからメールで、シドニー北地区で月に一度催されるという食料品の市場に行きませんかと誘われた。実は私の勤める病院でも月に一度市場が開かれる。そこで売りに出されているナッツ(くるみ、マカダミア、カシュー、ブラジルナッツ、ピーナツなど)は本当に味がよくて、ついついまとめ買いして、まとめ食いしてしまう有様。

それで、手頃感を前面に出した病院の市場と同じような感じなのだろうと想像していたら、全く違うお洒落な雰囲気で圧倒されてしまった。洗練された食材が揃っていて、決して安くはないのだけれど、味と品質は確かという感じ。オーストラリアでこんな美味しいクロワッサンやデニッシュが食べられるなんて感動的!

ナッツとドライフルーツがごろごろと入った食パンやりんご(1キロ)、スモークハムなどを購入して思わずにんまり。この市場を教えてくれたMさんに本当に感謝。

市場で買い物をした後は、Mさん宅で少し休憩。その後、当初の予定には入っていなかったのだけど、近くに湾内を見渡すことの出来る展望台があるというので、散歩に出かけることに。展望台がある場所は公園のようになっていて、BBQの施設なども揃っている。シドニータワーやハーバーブリッジが絵葉書のように目の前に広がり、デジカメを持っていなかったのが悔やまれるほど、素晴らしい景色だった。それからまたMさん宅で休憩。前回に引き続きバイオリンの演奏を聞かせてもらい、外も暗くなってきたし、そろそろおいとましなくてはと思っていたら、「もしよかったら、ビールでも飲みに行きません?」と、誘われて、かなり嬉しかった。

午前中市場で食料を買出しして軽くブランチの予定が、展望台まで散歩をし、それから今度はラウンジバーに行ってビール(←ビールはビールでも普段飲んでるパブのビールとはちょっと違う…)を飲んで、結局家に帰り着いたのは23時。Mさんの付き合いのよさといったら!

ちなみに、翌日Mから電話があったとき、私の声があまりにも明るいので驚いている様子だった。あんなに遠距離が辛いと嘆いていたというのに、ちょっと単純すぎるほど女友達効果が作用したようだ。


2005年09月11日(日) practice makes perfect

職業柄日本人と知り合う機会があまりないこともあって、今年はシドニー在住の日本人の集まりに二つも参加。しかし、すでに連絡が途絶えてしまった会が一つ。幹事さんの独断と偏見により参加者が選定されるので、気に入ってもらえなかった場合はその後の連絡が入らないらしい…とは聞いていたけれど、う〜ん、初回ですでに音信普通になってしまうとは、ある意味ものすごいことかも!

そして、もう一つの会はというと、友達が企画していることもあって長続きしている。この会を通じて知り合ったMさんは、偶然にも私のテニス友達韓国人Mとも親しかったので、会合の場以外でも連絡を取り合うようになった。

大雨でテニス教室が中止になった先週の日曜日、Mさんのお宅に招待されていたので、バスで向かう。騒々しい大通りから一本路地に入っただけで、緑豊かで落ち着いた住宅街が広がる。一人暮らしをされているお住まいはきれいに片付いていて、花や植物とは無縁の生活を送っている私とは違って、居間には観葉植物が飾ってあった。サンドイッチやお菓子をご馳走になり、何杯お茶を飲んだか覚えていないほど長居してしまった。帰り際に、現在習っているというバイオリンを演奏してもらった。

そして、何と「ちょっと試してみる?」と、バイオリンを持たせてくれたのだ。危なげな持ち方ながらも、おそるおそる音を出してみる。お化け屋敷のからくり扉のような不快な音がしたけれど、何しろ初めてなので感動の方が強い。これから生涯かけて自分がどこまで上達できるのか楽しみなのと、バイオリンへの熱い思いを語ってくれたMさん、実は今年から始めたばかり。それでもう曲が弾けるようになるなんて…。やってみたいと思うことはやってみないと損だとつくづく思う。

今年から始めたといえば、テニス。現在通っている初心者教室も残す所あと2回。次回開講まで少し間が空いてしまうので、違う学校のテニス教室に早速申し込みをしてしまった。つまり、10月からは週二回テニスが出来ることになる。最初はお金がかかるけれど、基礎をしっかりと身に着けたいので仕方がない。最近は教室でも練習の一環としてダブルスもどきのようなことをするようになり、自分の中の負けず嫌いな部分がむくむくと刺激され、ネット際に落とされたボールにも執着して走りこんだり、相手のいない場所にボールを打ち返したり、自分でもそこまでやるかって感じ。とはいえ、所詮初心者なので安定性もないし、サーブも入らない。まだまだ課題は多いけれど、試合へのあこがれが増してきた。


2005年09月02日(金) infectious

今日はフィットネスクラブに行こうと思っていたのだけれど、実験結果をまとめていたら5時半開始のバーベル運動のクラスには到底間に合わなくなってしまったので、あきらめて残業することにした。来週の月曜朝一番に研究所所長Jと会うことになっているので、何とか形にしておかないと…。しかし、私はJほど精力的に何でもこなし、猛烈に忙しいのに細やかな気配りが出来る人を知らない。大学教授で産婦人科医で研究所の所長も兼任、四人の息子さんのお父さんであり、地元サッカーチームにも所属。私には尊敬の念を通り越して、偉大すぎる存在。学会出席のため欧州に旅立つその日にわざわざ時間を割いて下さるというのも、逆に重圧だったりして。他の研究員から「yumikoは免疫染色の王者だね」とからかわれたりもしたけれど、流れ作業のように実験をこなしてきただけだったような…。

そういえば最近幾つか嬉しかったことが。

水曜にMから電話があり、平日なのに少し声を聞くことが出来た。

木曜には、テニス仲間の韓国人Mと、彼女と私の共通の友達である日本人Mと食事に行き、日本から研修に来ていたAさん(男性)も加わって四人で盛り上がった。私たちが一番長居した客だったのではないだろうか…。

あと、職場で相棒が出来た!新入り博士課程研究生Yは私と同じ研究路線。研究の方向性について二人であれこれ話し合っていたら、彼女の研究に対する熱い想いが伝わってきた。彼女のやる気が伝染したみたい。少し元気が出てきた。


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