V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年01月31日(火) フランチャイズビジネスで成功する会社の見分け方

静岡のお客様を、岐阜のお客様の見学にお連れした。狙いは、同じような業態のFC経営を行っているものの、静岡の会社は不調で岐阜の会社は好調だからだ。特に、働いている従業員の数は同じなのに、なぜ静岡の会社は利益が出ないのか、そこを検証してみたかったという。そこで浮かび上がったのは本部のサポート力の差。岐阜の会社が加盟しているFC本部は大変手厚く、オーナーの経営が軌道に乗るまで援けてくれる仕組みがある。一方静岡の会社は任せっぱなしの所がある。その差はそのまま初期投資の差でもあるのだが、両社長の会話を横で聞きながら、FCのようなサービス業成功の秘訣は何はなくとも本部のサポート力だと痛感した。


2017年01月30日(月) マッチングの仲介はコンサルタントの重要業務

ある研修に参加したら、そこに豆腐メーカーの人がいた。会社の住所が私のクライアントの食品メーカーととても近かったため雑談していたら、豆腐を原料した食品はヘルシーでいいかも!という発想が生まれた。そこで両者に会ってもらうよう、早速段取りした。そうしたところすぐさま意気投合し、今まで一度も試したことのない豆腐を原料にした試作品開発まで話が進んだ。マッチングは狙ってできるものではないが、こんなセデンディピティが世の中を動かす。だから開発の仕事は面白くてやめられない。


2017年01月29日(日) 大企業の開発部はスタートアップ企業に注目せよ

スタートアップ企業の話を聴いた。スタートアップとはベンチャー企業が持っている新しい技術と大企業と結び付け、その技術に大企業が持っているコンテンツを載せて一気に普及させてしまうビジネスのことだ。直近の例ではポケモンGOや、スターウォーズに出てきたBB−8などは、そのようにして生まれたという。マッチングは投資会社のような専門企業が行うが、大企業の商品企画部門は、こうした情報をゲットできる仕組みが必要だと感じた。自社技術のみで明日を生み出そうとしていたら、置いてきぼりを食らうだろう。マッチングからの急成長の大切さを改めて感じた。


2017年01月28日(土) ビジョン開発認定コンサルタント養成講座を考える

5Sプロコーチ認定講座の準備に入っていることを認定ビジネスで成功している先生に伝えたら、私のコンサル商品のうち『ビジョン開発』でそれをやってみてはと勧められた。「V字経営研究所(V字研)認定経営ビジョン開発コンサルタント」を、認定講師養成講座を開設し、育成するのである。そのような制度を創るメリットは、社会的な価値提供ができること。同じ事ができる人が増えれば私が理想とする100年企業の創出に貢献できるということだ。デメリットは、独占性が失われること。が、大義の前に何かを「独り占めする時代」ことが望ましい時代でないことは明白だ。「酒井先生のようになりたい」という希望者がいる限り、これは真剣に考えないといけないと思った。


2017年01月26日(木) 4月から「5Sプロコーチ養成講座」を開所します

世間では認定ビジネスが流行っている。私に置き換えて言えば、自分が実施しているコンサルのやり方を希望者に教え、それを習得した人を「V字経営研究所(V字研)認定〇〇コンサルタント」として認定するもの。そこで4月から5Sに関しては「V字研認定5Sプロコーチ」希望者を集めて開校予定で準備中である。これまで5Sを指導した会社の中に「プロコーチ」を育て、彼らに社内の全従業員を育ててもらう試みだ。既に14人の受講生が集まっている。素晴らしい勉強の場になるように、良い準備をしていきたい。


2017年01月25日(水) 「戦略がわからない…」が、恥ではない時代

30代半ばのコンサルタントにお会いした。彼の話を聴いて驚いた。彼は開口一番、「私は戦略の立案はできないのですが戦術は得意です」。聴くと「対面営業に強い、SNSマーケティングに強い、広告宣伝に強い、エンドユーザーの気持ちがわかる」が戦術に強い、ということらしい。確かにそのようなニーズは強いが、「戦略がわからない」ということを恥と思わないコンサルタントがいることに驚愕した。私たちの時代では考えられなかったことだが、これもニーズが細分化され、その細分化された市場のひとつひとつが大きくなっているからこそ言えることなのだろう。そのひと言に自分の時代遅れ感を痛感した。


2017年01月24日(火) ガンバレ自動車会社の新事業「スピルニナ」

商品企画研究部会の取り組みで、静岡県掛川市にあるビューテックという会社を訪問した。同社はスピルニナという藻を育て、健康食品に加工して販売している会社だ。スピルニナはスーパーフードの大様と言われ、自動車会社の新規事業創出プロジェクトで唯一採択されて取り組んでいる事業だという。藻を育成する設備、加工場などを観ながら担当者の話を聴いたが、その熱意に圧倒された。課題は「販売無くして経営無し」というように、健康食品はいかにして売るかにかかっている。が、こういう人が挑むのなら、きっと成功するだろう。新規事業の成功者は「何を創るか」も大事だが、誰がやるかも大事なのだ。


2017年01月23日(月) 横綱稀勢の里誕生以上に感激した白鵬の挑戦

稀勢の里がついに横綱に昇進した。結びの一番で白鵬を破っての優勝だから誰も文句はないだろう。その結びでは、稀勢の里よりも白鵬に感動した。とにかく最短距離で稀勢の里を寄り切ろうと直線的に攻めに攻めた。大横綱が健気なぐらい一生懸命勝ちに行った。しかし、稀勢の里はそれを凌いだ。猛攻を正面から受けてしのぎ切ったことは、大きな自信になるはず。そのような自信を生み出したのは先輩横綱の意地。その精神力に大拍手したい。


2017年01月22日(日) 新入社員が活躍する会社が演出する感動入社式

高卒の新入社員が活躍し、定着率の高い会社に、なかなか新人が定着しないクライアントの社長や専務をお連れして、なぜ新入社員があんなにも生き生きとしているのか話をお伺いした。すると、まず高校の卒業式に会社から花束を贈る。次に、新入生に親への手紙を書いていただく。これを入社式で読み上げる。本人が読み上げると泣いてしまうかもしれないので先輩社員が代読する。その後社章を授与し、無限大握手をするという。これを聴きながら、歓迎力というかリスペクトの仕方の違いを感じた。新入社員にいかに喜んでもらうかの想いに溢れている。「新人なんて面倒くさい」と考えている会社とは大違い。これを機にクライアントが変わってくれればと思う。


2017年01月21日(土) サークルKサンクス納入業者に課せられた試練

ファミリーマートにサークルKサンクスが吸収されて、商品の統廃合が始まっている。サークルKを主要顧客にしていた企業の中には売上ダウンを余儀なくされた会社もあるという。また、取引持続化のため、食品の製造原料をファミマの親会社である伊藤忠商事の原料に変えて製造するよう指示されている会社もあると聞く。合併しても看板が変わるだけで、他は何も変わらないように見えるが、実は生き残りを図るための、ドラスティックな改革が有無を言わさず進んでいる。その噂を聞くにつけ、ビジネスの厳しさを感じるとともに、セブンイレブンとどちらが勝ち残るのか注視していきたい。


2017年01月20日(金) ふるさと納税でヒットした成熟産業商品とは?

焼津の鮮魚卸の顧問先を訪問したら、業績が好調だという。理由は「ふるさと納税」。同社が作る魚の切り身が人気なのだ。また、同社の製品ではないが、同じ焼津地区の「鰹節セット」も人気だという。このセットには鰹節に鰹節削りが付くという。ところが今どき、鰹節削り器はなかなか手に入らず、品薄状態。この話を聴きながら、ああ、ここにも成熟産業が生きる道があったかと感心した。ちなみに焼津市のふるさと納税には1本100万円の「鮪まるごと」もメニューのひとつになっていて、今まで10本以上出たという。恐るべきふるさと納税。そして、この寄付制度を生みだした人を素晴らしいと思う。


2017年01月19日(木) 常に3年後を見据えるローリングプラン

顧問先の常務と話す。同社にビジョン開発を指導したのは8年前。以来同社は毎年3年計画を立て、それをローリングして運営してきた。3年計画を3年間でやり切る会社が多い中、毎年3年後を考える方法は先が読みにつくい時代には合っているやり方だ。感心してそのことを褒めると、8年前の私の指導の影響だという。昔指導したことのうちいくつかが教え子の中で常識となり血肉となる。それを知ってとても嬉しいと思った。


2017年01月18日(水) 社内報(月刊誌)の表紙を飾るわが社の月間MVP

女活に力を入れている広告代理店の話。同社は毎月社内報を発行しているが、その表紙を飾るのは「月間MVP」の受賞者である。その社内報は、本人だけでなく、その家族にも贈られる。それを聴いて、これは従業員のモチベ―ションアップに有効だと感じた。何より家族が「あなた、いい会社に入ったね。よく頑張っているね!」と言ってくれてそれが辞めない理由になりそうだからだ。豆に月刊誌を発行している会社は少ないが、今できている会社には勧めてみたい方法だ。


2017年01月17日(火) 業績好調商社の強みは「言い訳しない」チカラ

業績好調の資材商社の常務に、同社の強みを聴いた。常務は、「お客様が〇〇のような材料はないか?」と尋ねてきたときに、とにかくそれを探す力だという。そのものずばりがなくても、商材を組み合わせることで提案する。「見つかりません」という言い訳はもう10年やっていないという。「安くならないか」というオーダーには、価格だけを望むなら、当社を通す価値がないとお客様には伝えている。この付加価値を生む活動に特化した姿勢が、強さの秘訣だと聞いて得心した。


2017年01月16日(月) 社員を大切にしまくるお菓子屋さんを訪問!

カンブリア宮殿に登場した掛川市の『たこまん』を訪問。静岡県内に18店舗経営している地元超密着の和洋菓子屋だ。お店の雰囲気、和・洋菓子の味、丁寧な接客力、そして平松社長のお話に感動。同社の経営理念は「ひとりのお客様の満足と、ひとりの社員の幸せ」。経営ビジョンは「家族・友人・地域に対し、誇りある企業・職場を目指す」。昭和59年に定めて以来、ぶれずにそれだけを目指してやってきたという。現在はパートさん含め従業員数366人。社員の誕生日と社員の家族の誕生日には、社長はバースデーレターを書き続けている。さらに、毎月の全従業員の活動報告書すべてにコメントフィードバックをする徹底ぶり。「みんなの満足、みんなの幸せ」でなく「ひとりの」と表記している真意と、それを実践するすさまじさを聴いて感動した。


2017年01月15日(日) センター試験の日に限って大雪が降る因果

今日は息子のセンター試験。こういう大事な日に限って大雪が降る。よって朝から車の行き落としとエンジンチェックを行った。特にフロントガラスに凍り付いた雪はウォッシヤ―液程度では落ちず。風呂の残り湯をかけて溶かした。自分が現役の受験生だった36年前は、同じように大雪で、父がチェーンを巻いて会場まで送ってくれた。今回送ったのはカミさんの役目だが、父がしてくれたことと同じことを息子にする恩送りができて良かったと思う。


2017年01月14日(土) リフォームビジネス成功の秘訣住民への配慮

リフォームビジネスの専門家によると、リフォームは新築に比べてクレームが発生しやすいと言う。リフォームは家の部分改修だから、住人が住んでいる隣で工事をする。おばあちゃんが住みながら2F〜3Fの工事をしていいのか。近くのアパートに暫く移ってもらう方法もあるが、移ることで痴呆症が一気に進むリスクもある。このような場合は、本当にリフォームすべきか否か、そこまで考えて提案しないといけない。そうだからこそ、リフォーム業は工務店以上に経験の差が問われるのだ。


2017年01月13日(金) リフォームビジネス成功の秘訣■STEP

リフォームビジネスの専門家によると、工務店の仕事は商品を「いかに売り易くするか」だ。そのため極力オリジナリティをなくした既製品を売るか」だが、リフォームはその対極にある。リフォームは「家ではなく暮らしを(生活を)リフォームする」のが仕事だ。家族間にある問題解決、世代間の交流の実現=仲良く暮らせるようにすることなどがリフォームの目的だ。そのためリフォーム営業は以下の7つのステップを踏む。.劵▲螢鵐亜´現場調査 ラフプラン こ技燦積もり ジ積もり修正 λ椒廛薀鵝´Х戚鵝


2017年01月12日(木) リフォームビジネス成功の秘訣‥絞淌験

リフォームビジネスの専門家にリフォームビジネスでの成功の秘訣を聴いた。新築工務店の場合は展示場や内覧会で集めるが、リフォームの場合はリフォームの展示会を観に遠くまではいかない。よってお客様の近くにショールーム兼事務所の出店をしていくエリア展開が理想だという。出店基準は世帯数÷競合数。これによりリフォーム屋1件当たり何世帯をゲットできるかがわかる。「いつでも来ていいよ」という店を作ることが集客の秘訣でえある。


2017年01月11日(水) 「続けるから気づきになる」仕組みを導入しよう

5S指導をし、それが定着した某社の社長から同社の次長・課長クラスの人財育成についての相談を受ける。社長は今回の5Sの成果を非常に高く評価していただいたのだが、その秘訣は、定期的に実行度合をチェックして定着する仕組みがあったから。逆に言えばこれまで単発の階層別研修を実施したが大した効果はなかった。何かをランニングでやっていくから受講者の力になるというのが社長の考えである。「続けるから気づきになる」は同社の成功体験から得られた学び。そのようなプランを提案したい。


2017年01月10日(火) 会話をつまらなくする「共感」と「同感」の違い

コーチングの先生に「共感」と「同感」の違いを教えていただいた。共感は寄り添う気持ちだが、同感は相手の話を聴きながらそれを自分に置き換えて、相手の話を取ってしまうことである。例えば相手が「今度の夏休みに北海道に行きたい」と言ったとき、「いいね〜。でもなんで?何がしたいの?いつからそう思っているの?」など聞いていくのが共感。対して同感は「私も行きたい。私なら知床が良いな。シャケの川登りが見たいな」と、勝手に自分のことを押し付けてしまうこと。これは相手の話をきちんと聴けていない姿だ。同感ばかりしていると会話はつまらなくなっていく。注意しないといけない。


2017年01月08日(日) 煙を異常に吐き出す鰻屋の「一点度過ぎ商法」

岐阜の関市のうなぎ料理『辻屋』でランチ。この店は、あることで有名だ。それは…ものすごく煙を出していること!蒲焼の匂いがもくもくもくもく。そのシズル感に惹かれてこの店に来てしまう。これは私の幼少のころから変わらない。これもコト消費のひとつ。 場所が場所ならインバウンドで大行列のお店だろう。味などの基本的な面で文句がなくて、何かひとつ度が過ぎれば、それだけで長く記憶に残る。これを私は度過ぎ商法と名付けたが、人に説明するだけで興味を持ってもらえるので、マーケティングには有効だ。


2017年01月07日(土) 白熱教室とまではいかないが…大学院講座終了

名古屋大学大学院で最終講座。今日の講座のテーマは『ダイバーシティ』。以下の点でディスカッションしました。「なぜ日本人は異質な存在を排除しようとするのか?」「ダイバーシティを導入するメリットは何か?」「女活は管理職比率等具体的な目標値は必要か?」「女活は風土づくりが先か制度整備が先か?」「女活にロールモデルは必要か?」「日本がドイツ並に生産性を上げるには?」社会人ならではの活発な現場立脚の意見が楽しかったです。中国人留学生の意見が刺激的だった。実践的な実学しか講義できないのですが、これからも続けていければと思う。


2017年01月03日(火) 松下幸之助『人生談義』の「積極的な諦め」に感動

私は自分の仕事は天職だと思っている。自分で選んでいないからだ。すると経営の神様が同じようなことを語っていたのでとても驚いた。とても感動したのでここに記す。
「ぼくは自分で独立して電気器具製造の事業を始めて七十年になりますが、自分の意志だけで事業を始めたのかというとそうはいえない。自分の意志以上に、何か見えない大きな力、運命の力というべきものがあってこの事業を始めたのだ、と感じてきたのです。ですから、非常な困難に直面したこともたびたびありますが、ぼくの意志は基本的に動揺しなかったですね。
もちろん、個々の問題については、ときに自分の気持ちが動揺し、心配もしました。晩に眠れないということも、今日までの過程には再々ありました。けれども、そこまでいきつくと、そのつぎに生まれるものは何かというと、いや、これは自分の運命だ、自分はこういうように生まれついているのだ、だから、これよりほか仕方がない、これで倒れれば仕方がないのだ、というような、あきらめというか、そういうものがぐぐっと生まれてきたのです。それで勇気も出て、動揺もおさまって、さらに仕事に没頭することができたと思うのですね。ぼくは常づねそういうことを感じてきたわけですよ」。
このように生まれついているのだ、と割り切る=積極的に諦めることは大切ですね!


2017年01月02日(月) 母とウォーキングデート(神社仏閣巡り)

ウォーキングが趣味の母と岐阜市の神社、仏閣を初詣巡り。溝端神社、橿森神社、常在寺、岐阜大仏殿、護国神社、弥八地蔵、金神社。この歳で母と趣味を共有するとは思わなかったけど、なかなかいいものだ。特に家族で初詣に来て楽しそうにしている一家を見かけると、こっちも元気になる。今年は家族に受験生が複数いて、願掛けることが一杯。素晴らしい天気に恵まれ、新年早々楽しい時間だった。


2017年01月01日(日) トリ年と縁が深い「V字経営」の由来

新年、あけましておめでとうございます。今年はトリ年。当社はトリとの縁が深い。V字経営研究所のV字は、渡り鳥がチームで飛ぶ時のV字編隊飛行に由来している。渡り鳥はこの形で飛ぶことで、推進力が1.5倍以上も高まり、オチこぼれを出すことなく、皆なで何千キロも先のゴールにたどり着くことができる。私はこの姿を企業の経営チームに重ねる。カリスマの後を後継者が継ぐ。その重荷を後継者一人で背負わせず、皆で交代しながら背負って飛ぶ。そのような企業を一社でも増やしたくて、この名称の意味としている。今年は何社の過酷な渡りを援けることができるか、今から楽しみだ。


酒井英之 |MAILHomePage

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