V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2013年11月30日(土) 理不尽なことを、ぐっと飲み込んでやりきる男気

私のリーダーシップセミナーのワークのひとつで、「自分がへこたれ、もう会社を辞めたいと」を思ったときのことと、なぜそこからV字回復できたのか、そのきっかけになったことの2つを書いていただき、これを一連のストーリーとしてグループ内で伝えあうセッションを設けている。昨日の受講者の一人は、数年前の派遣切りのことを語ってくれた。彼は切る側の立場にあり、全体の80%を切る仕事をしたという。この時、彼は誰を残して誰を切るのかの選択をし、それを伝えた。「なぜ私なんですか?」という問いにも答えた。そして、各派遣社員の最後の出勤日には花束を買いに行き、それを渡して労った。この仕事をしたときが一番辛かったという。自分に決定権も意見を言う機会もない仕事を、命令ひとつでしなければならない環境は、軍隊と違い今日それほどあるわけではない。それに耐えてやりきった彼は今、誰よりも雇用維持の大切さを胸に刻んだ人になっている。

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2013年11月29日(金) 浜松商売繁盛塾で特に役立ったという3つのメソッド

浜松の柳原新聞店が主催した「商売繁盛塾〜いい会社づくりの着眼点〜5回シリーズ」が無事終わった。浜松の元気な中小企業の中堅社員30〜40人が集まって、毎回3時間。とても賑やかな勉強会だった。打ち上げ会の時、熱心な参加者の一人が特に印象に残った3つのメソッドについて教えてくれた。第一は「自分の売りたい商品を8秒以内で説明せよ」。彼はそれまで冗長に語っていたが、これを機に短くても伝わるストロングワードを開発。すると、引き合いが急増したという。第二は、新規事業案をブラッシュアップするときに用いる「ロールプレイング発想法」。そして第三は、自分の仕事をライスワーク・ライクワーク・ライフワーク・ライトワークの4段階に分けて考え、今の自分と部下を見つめ直す方法。この3つはいずれも私のオリジナルではないが、いずれも私なりの伝え方を工夫して紹介したもの。良いメソッドから気づいた人が新しい価値を生んでくれて本当に嬉しい。

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2013年11月28日(木) 平凡だが、平凡を磨くところに成功のカギはある

某社の販売成果が飛躍的に伸びた。それまで本部が考えたセールストークを用いユーザーに勧めていた。しかし「当地区は田舎ゆえにお客様の意識が低い」「セールストークが長すぎる」など現場の担当者からの不興を買っていた。そこで、本部ではなく現場のリーダーがセールストークを考えて実践した。しかし、結果は伸びなかった。提案しろと言われても提案のタイミングが掴めなかったし、現場の担当者が話すにはまだまだセールストークが長すぎたからだ。そこで現場の若手担当者でワーキンググループを作り、セールストークを考えてもらった。彼らは、お決まりのトークではなく、伝えるべきキーワードをまとめた。そして、朝礼時に唱和できるように、短文化した切り返しトークを作成した。これにより、担当者はお客様にあわせて自分の言葉でポイントをはずさず話せるようになった。この方法は、現場の人が自分たちで発案しただけに、やらされ感なく現場に定着。結果的にそれまでの10倍以上の成果を生んだ。彼らがやったことはウルトラCを編み出したことではない。平凡だが平凡を磨くところに成功のカギがあるのだ。

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2013年11月27日(水) やりたいか。やれるのか。やるべきか。

 富士フィルムの社長のインタビュー記事を読んで、コンサルタントの仕事について気づいたことがあるのでメモしておきたい。同社がフィルムの代わる新事業案を検討するときに以下の3つの視点で判断したという。その事業を私たちは、1「やりたいか?」。 2「やれるのか?」。 3「やるべきか?」。
 1「やりたいか?」は使命かどうか。2「やれるのか?」は技術力があるのかどうか。そして3「やるべきか?」を判断するのは、自社が市場の中で、特別な存在でいられるかどうかだ。
 この中で特に私が気になったのは3「やるべきか?」。これは「既存のライバルを蹴散らして勝てるのか?」というよりも、「新しい市場を作ってそこで他者の追従を許さない特別な存在になれるか?」という問いである。
 世の中には一人ひとりの1に気づかせ励ますコンサルタントもいれば、2を求める人にスキルを提供するコンサルタントもいる。そして、私は3を手伝うコンサルタントでありたいと思う。「当社は普通の○○とは違うのです」と言える特別なポジションを獲ることこそ、中小企業が100年続く道だと考えるからだ。

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2013年11月26日(火) いとど滝壺に落ちるからこそ感動が生まれる

中部マーケティング協会が主催するマーケティングプランナーコースの成果発表会が行われた。この研修は、中部のマーケティング担当のビジネスマンが40人以上参加。8人1組となり2ヶ月間かけて商品のプロモーション案を考え発表するもの。私は、過去10年続けてこの研修のコメンテータを務めているが、昨年からアウトプットのレベルが格段に上がった。その理由は昨年から始まった中間報告会。ここで根拠のないところ、わかりにくいところを中京大学の坂田先生が指摘しているのだ。受講生はこの中間報告会で滝壺に落ちたように打たれ、へこたれる。が、そこから気づきを得て巻き返す。だから、考え抜いかないと生まれないようなハイレベルなアウトプットとなり、終わった後は大変な充実感を味わう。研修を研修で終わらせず本当に学ぶ場に変える。おかげでコメントは、ツッコミどころがなくて一苦労。事務局の熱い思いがこの研修を素晴らしいものにしている。

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2013年11月25日(月) そこにいるだけで人を元気にする存在感を放つ人

お客様の社長とそのご家族と会食。社長のお母様は94歳。大変にお元気で矍鑠(かくしゃく)としておられた。歩くことはもちろん、食べるときに何の助けも要らない。元気の源をお尋ねすると、「食べることです」といい、その食べ方はとても上品。実は河豚の薄造りの食べ方は、そのお母様の食べ方を見て「ああ、あのように食べるのか?」とその作法を真似させていただいた。適当なつまみ方をしていた自分がとても恥ずかしくなった。44歳年上の方の生きる姿勢を見て、自分にはとても真似できないと思う。何よりも、言葉を発しなくても、そこにいるだけで人を元気にし、和ませる圧倒的な存在感がある。社長をはじめご家族で大事にされているからこそ、お母様は健やかでいられるのだろう。この先は私も母に恩返しをしていく年齢だが、社長のお母様の真似はできないが、「母親を大事にする社長の真似ならできる。自分の母にも長生きしてもらいたい」と思った。

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2013年11月24日(日) 背番号「3」を背負う過程こそが宝だと思える日々

息子の中学野球の3年生VS在校生の壮行試合が行われた。3年生は全員最後の公式戦の時と同じ背番号を付け、同じ打順で打席に立った。息子は「高校で野球をやる」とは言っていないので、長年観てきた息子の最後のユニホーム姿だろうと思い、それをながめた。息子は試合で三塁打を放った。夏から3カ月以上何も練習していなかったのに、当時と同じようなバッティングができた、ということは基礎がきちんとできていた、ということ。息子のバッティングを良くするために、落合監督の古本を5,000円も出して買って読み、名古屋のドラゴンズOBの教室に習いに行ったり、スポーツ店にコマ送り写真を撮りに行って分析しりした。そして毎日素振りをし、それに付き合った。出張先から電話して「素振りやったか?」としつこくしつこく尋ねた。それらは間違いではなかった。ありがとう、わが息子。お父さんはあなたと7年も野球ができて本当に幸せだった。

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2013年11月23日(土) どんな商品に惹かれるかで今の自分がわかる

東京モーターショウを見学した。日産やホンダが面白そう!と思っていたが、いざ会場に入ると私の目を奪ったのはダイハツとスズキ、そして英国のローバーだった。普通車が軒並み快適さを追求していたのに比べると、この3社はひたすら「遊び心」を追求していた。ダイハツは、レゴブロックを組み合わせるようにカラフルに着せかえられるボディを提案していた。また、スズキは軽自動車で行く「二人でスノボ」「犬とキャンプ」など、ニッチな市場に焦点を当てたシーン提案をしていたし、ローバーは茶目っけたっぷりのデザインだった。思いがけず軽自動車やミニに惹かれたのは、おそらく今の自分が、大所帯ではなくもっと小回りの利いた組織で、ニッチなニーズに的を絞って活躍したい願望があるからだろう。また、BMWにも惹かれたがデザイン的な象徴である豚の鼻の形にこだわり、それを崩さない・崩れない企業姿勢に自分が憧れているからかもしれない。

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2013年11月22日(金) 分科会の醍醐味とその前座に不可欠な2大要素

先日行われたある団体での勉強会。私はそこで基調講演を行った。講演の目的は、ここに集まった様々な組織の人のベクトルを合わせること。そこで講演では「それぞれの組織は社会問題を解決するのに十分な力を持っている。が、残念ながらそれが発揮されずにいる。原因はベクトルが曖昧なこと。そこでこんなベクトルを掲げてみてはどうか。キーワードは『毛布を掛ける』と『横に立つ』です」という流れで話をした。その後分科会が行われた。このとき分科会に参加していた人から次のような感想をいただいた。「分科会では、点が線に、線が面に、面が立体になっていく醍醐味を味わいました」。この感想から、分科会とは今聞いた話をもとに、今後のゴールイメージ合わせや方向感の擦り合わせなどを行う場だとハッキリわかった。これからも分科会付きの講演会では、議論がしやすいように『キーワード』と『ストーリー』を提示できるようにしよう。

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2013年11月21日(木) 現場の人の生の声こそ新世界のドアを開ける

ビジョンを考えている顧客の現場の人と客先へのインタビューを行う。先月から総計5日間!しんどい作業だが、コンサルタントとして駆け出しだった頃、先輩から「最も重要な仕事は、現場へのインタビューだ」と教えられた。が、当時はそれがさして重要には思えなかった。なぜなら、コンサルタントに一番求められていることは、問題解決に向けた具体的な解決策を示すことだからだ。ところがそれを伝えるには、その前段で「現実に、こんな問題がある」「現場の人は弱り、嘆き、叫んでいる」「放っておくと、やばいことになる」を伝えないといけない。そこで、現場の人へのインタビューが重要なのだ。そして、その効果は単に事実を知ることにとどまらない。中には問題の発生原因が何で、その解決に何を変えないと解決できないと教えてくれる人がいる。目線が高い現場の人は企業の宝。今回も5日かけただけあって、また良いヒントが幾多も得られた。現場の人に感謝・感謝だ。

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2013年11月20日(水) リベンジ果たしたら次は原点回帰で夢を見る!

ふと、自分のルーツを振り返りたくなる体験をした。顧客がイメージ広告を思案中だからだ。私のルーツは学生時代からはじめた広告の研究。が、その後メーカーに就職したことから商品開発→営業→戦略設計→人材育成とフィールドを移す。そのため、広告の仕事にはほとんど縁がなかったのだが、「時代を読むこと」「伝えること」「クリエイティブなものを産み出すこと」などに、広告の研究を通して得たノウハウが生きてきた。むしろ、畑違いの所に広告のノウハウと言う肥料を捲いたからこそ、異質なものが育って、オリジナリティの高い成果をだしてきたのだと思う。そんな私に真正面から広告を考える機会が到来?!した。広告代理店に投げてしまえば済む話かもしれないが、担当者には「自分たちで考えたい」という思いがある。ちょっとしたアドバイスでもいい。自分が長年応用してきた昔々の研究成果を駆使して何かお役に立ちたいと思う。

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2013年11月19日(火) ノウハウだけでなく世界観を伝える講師の条件

自分でセミナーをやっていると、ああ、気持よかったと感じるセミナーがある。それはセミナーの前半のどこかで「なぜ、自分にこのことを語る資格があるのか」を伝えられた時。特に自分の世界観を伝えるセミナーの時は、「こんな体験をしたので皆さんに伝えたい」という体験談を語ると語らないとでは聴衆の興味を引き付ける度合いが違ってくる。何を伝えるかがハッキリするからだ。が、私が自分のセミナーの中で毎度それを盛り込んでいるかといえば、実はそうではなかった。情報提供を優先し、自分を語る必要ないと感じていたのだ。が、世界観を伝える上で盛り込まない=伝えたいことが明確でないということ。そこで最近は、セミナーの中にあえてMy Historyを盛り込んでいる。恥ずかしい話も一杯盛り込んでいる。が、失敗体験は誰にでもあるわけではないから希少価値。そして失敗から学んだ姿に人は共感する。だから、その方が伝わるのだ。

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2013年11月18日(月) 受講者のためにキーワードとメタファーを残す

人の講演会を聞くと、数日のうちにたいていのことは忘れてしまう。が、そのときに聞いた大事なキーワードやメタファー(比喩的表現)は残る。例えば、町興しを仕掛ける古田秘馬さんの話を春に聞いたが、「観光地ではなく関係地づくり」という言葉が残っている。すると、同じ講演を聞いた友人と、今でも「この街を訪れる観光客は景色を楽しむことはできるが、自分が主体的にどうこの街と関わっていいかがわからない。関係地になれないからリピーターがとれないんだな」等と会話ができ、理解を深めることができる。以来、そんなキーワードを盛り込んだ講演やセミナーを心がけているが、先日行った講演後に行われた分科会では、私が講義中に用いたメタファーが議論の中で多く使われていたと聞いた。私が用いたメタファーが、点を線につなげ、線が面を成し、やがて立体化する流れを産み出す。そんな行動を産み出す講演会を心がけていきたい。

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2013年11月17日(日) 人気セミナー講師によく見られる4つのパターン

コンサルタントが行うセミナーにはおよそ4つの類型があると気がついた。第一はノウハウ提供系。知識を伝え受講者に賢い生き方を伝える。誰かの弟子として学び守破離のプロセスを踏んで、独自性を出していく人。第二は注入系。受講者に自分が持っているパワフルさを注入し、その人の生き方、行動を変えてしまう人。ものすごくパワフルにやってきた人にしかできない。第三は引き出し系。コーチングやファシリテーションのスキルを用い、その人の意識や行動を内面から替えてしまう人。カウンセリングに近く、ワークとフィードバックを繰り返す。第四はワールド系。自分ならではの世界観を持っていて、受講者はその人の切り口を楽しみたくて来る。この中で私は、第四のワールド系なのだろう。受講者は話を聞いて、壊れて、違う形に組み直して、最後にできることからやるぞ!と思って帰る。そんな期待に応えることは容易ではないが、常に独自のものの見方だけは崩さないようにしたい。

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2013年11月16日(土) 仲間の力を借りて「思いが伝わる木」に育てる

難しいテーマの講演会の依頼。依頼主は以前自分ではあの講演は失敗だった…と悔んだことがある相手。5年ぶりの依頼に今度こそ快感を味わいたいと意気込んだ。が、伝えたいことの幹はできても、いかんせんコンテンツ(枝・葉)が足りない。そこで、とにかく自分のアンテナを高くすることにした。すると、一緒にビジョンを考えているクライアントや指導している部下との会話からもいくつか重要なヒントが見つかった。また、たまたま聴いた仲間の講義内容からもヒントを得た。それでも足りないところは、答えを持っていそうな友人にピンポイントで質問。すると、その質問への答えの他にも、書かれたおまけや余談にヒントがゴロゴロ見つかった。こうして集めまったコンテンツは、幹にくっついて枝葉となり立派な「思いが伝わる木」になった。その結果、今回の講演は自分でいうのも変だが大成功。5年越しのリベンジが果たし、溜飲を下げることができた。

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2013年11月15日(金) 自分を叱ってくれた人を自分の顧客にする方法

喫茶店への飛び込みセールスで食材を売る若い営業マン。その課のミーティングで、彼が「飛び込んだA店の店主にもの凄く叱られました」と報告した。原因は時間。11時過ぎに飛び込んだところ「うちを何屋だと思っているのか!!15時過ぎに来い!!」。ランチ前の仕込みの忙しい時間に、セールスの相手をしている暇などないのだ。そこで15時過ぎに行くと、別の用事で日を替えて欲しいとのこと。ここまでをミーティングで報告すると、幹部からは「普通なら出ていけ!で終わりだよ。そんなこと注意してくれるなんて凄い良い店主じゃん」。同席した私からは「『また来い!』と言ってくれるのはあなたの人徳だよ。次に行ったときは『大事なことを教えていただきにありがとうございました。是非お礼が言いたくて、また参りました』と言うといいよ」とアドバイス。さあ、彼は自分を叱ってくれた人をお客にすることができるだろうか?乞うご期待!

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2013年11月14日(木) ケーススタディはネガよりポジな事例から学ぼう

目的を共有することの大切さを伝えるために、私のセミナーでは交通事故現場で人の命を救う人々の連携プレーのケーススタディを行っている。テーマは「なぜ、誰も指示命令しないのに誰もが自主的に動いたのか」。すると、受講生の一人が懇親会の席で「同じような体験があります」と教えてくれた。それは子供の小学校の運動会。朝から雨模様で昼にはグランドが水浸し。が、午後は晴れそうな雰囲気。すると、ある先生がバケツと雑巾を持ってきてグランドの水をくみ出し始めた。それを見た父兄たちが、誰も何も指示しないのに自分の意思で砂場から一輪車で砂を運んだり、スポンジで水を吸ったりしてグランドを整備した。そして、午後からは、雨上がりの空の下、楽しい運動会ができたという。「子供たちに運動会を楽しんで欲しい」の目的が共有されたからこそできたこと。ポジティブな事例に感動した。

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2013年11月13日(水) ANAのCAによる感動を呼ぶ「InThiA」のサービス

「ANAのビジネスクラスの客が、CAから突然子供のおもちゃのお土産を渡されて驚いた」という話を聞いた。その客が「なぜ、自分に小さな子がいるとわかったのか?」とCAに尋ねると、彼女は「スマホの待ち受けが見えました。小さなお子様だったので」と応えたという。ANAではこうした行動をinspiration−Think−Actionと教えているという。私はこれを略して「InThiA(インシア)のサービス」と呼ぶことにしたが、自分の周囲の人に対し「何かお役に立てることはないか?」と探し続ける精神は、尊い。先日も部下が足を悪くして二日連続で登壇できない、というアクシデントがあった。が、二人の管理職が私の指示なく交互にカバーに入って助けた。そして、その後の報告もなし(笑)。職場の仲間の挨拶の声が小さい、顔色が優れないなど小さな変化を察知して助け合う部下たちのInThiAは素晴らしいし、誇りに思う。

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2013年11月12日(火) 「自分に何ができるのか?」を伝える時の伝え方

コンサルタントが「自分に何ができるのか?」を伝えるプレゼンテーションを聞く機会があった。そのプレゼンの仕方が人それぞれで面白かった。Aさんは自分ができる10個のことを10すべて語った。Bさんは自分ができることの中から代表的な1つを取り上げ、それにまつわるエピソードつけて深く語り、後は話さなかった。Cさんは自分が実施する予定のセミナーのチラシを持ってきて「もっと伝わるチラシにするにはどうしたらいいでしょう?」と、皆に意見を求めた。さらにDさんは「今、こんな問題に直面して困っています。皆さんの知恵を貸してください」と会場の人に問いかけて、答えをもらっていた。そしEさんは、彼のやりたいことを伝わりやすい彼の造語で伝えた。いろんなプレゼン方法があるものだ。自分も誰かに何かを伝えるときはTPOに応じて最適な方法を選びたいと思った。

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2013年11月11日(月) 「これがやりたい!」を見だした人はこんなに輝く

私の部下の女性がクライアントの女性ばかりを集めて企画した同社初の女性向け商品が売れている。従来ユニセックス系の商品を、女性に特化してデザインし直した斬新な発想が受けたのだ。そこでこの経験にこれまでの私のコンサル経験を加味し、女性PJTチームにより女性向け商品の開発プロセスをメソッド化し、コンサル商品として提供することにした。近い将来そのメソッドを伝える公開セミナーを行うが、この打ち合わせをしているとき、私は彼女が実に生き生きとしていることに驚く。彼女はチャレンジ精神が旺盛でいろんなことにトライをしてきた。そして、今回の経験でようやく「これだ!」という自分のドメインが見えたのだろう。「これだ!」と思える目標を見つけ、その方向に進む機会があること。また、そこに導く伴走者が横にいることがどれだけ人を快活にするか。彼女を見ていて改めて気づいた。とにかく部下の表情が明るくなるのは、嬉しいものだ。

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2013年11月10日(日) サザンのデビュー当時の曲を聴いてハッとする

私の部下の顧客先へのコンサル報告を聞いた。思った以上に良い出来で、お客様の満足度も高いという。そして驚いたことに、その内容の80%は私がかつて開発し、著書にしたためたメソッドだった。つまり、私の中では「古くて」「飽きた」面白みのないメソッドだったのだ。ところがそれらのメソッドは今も効果を発揮し、経営を活性化するチカラがあったのである。日々セミナーや講演に追われていると、新しいものを創作しないといけないのではないか…と追い立てられている気分になる。相手が同じときは尚更だ。すると、新しいものばかりが是となり、古くて良いものをつい見失ってしまうことがある。聞きなれたサザンのデビュー当時の曲を聴いて今もハッとすることがあるように、実は受け手も進化していて、同じメソッドでも今だからこそ以前以上に響くものがある。「それを見失わないようにね…」と、何回となく伝えてきた部下に、逆に教えられた思いだ。

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2013年11月09日(土) 現場の生の声が、硬直化した組織を動かす

某社の2020年のビジョン開発のコンサルティングを手掛けている。業界情報を集め、2020年までの経済予測などを同社の幹部に情報提供するが、このようなトレンド情報はあまり人の心を揺さぶらない。このような検討で最も幹部の心をつかむのは、お客様の生の声。「現在の某社をどう評価しているのか、お客様自身は今後どうなろうとしているのか、某社にはこれからどうあって欲しいのか」など、お客様へのインタビュー情報だ。例えば「いつも一方的で双方向でない」「相談しようにも頼りにならない」などの現場の叫びにも似た生の声は、某社の幹部の心を根底から動かす力がある。問題は伝え方。お客様には切実な問題であり、あなたにしか解決できない問題に見せないといけない。このような言葉を活かすのはコンサルタントの重要な仕事だ。

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2013年11月08日(金) 担当現場を毎日一生懸命掃除する人へのご褒美

建設会社の専務に聞いた話。同社の若手社員が、自分が担当している現場で、毎日一生懸命掃除をしていた。隣人の人を見かけると大きな声で挨拶をした。同現場では頼んでいた職人が片付けるどころか床下にゴミを捨てたままにするというとんでもないことがあり、施主からクレームをもらっていた。そのため、彼は一層基本動作に力を入れていたのだ。すると、彼の挨拶を気持ち良いと思った隣人が「こんなに気持ちの良い挨拶ができる人なら是非うちも頼みたい」と壁の補修工事の注文をくれたという。掃除の不出来がクレームを生み、気持のよい挨拶が受注を生む。「どんな思いをもった誰がやってくれる仕事なのか」で、天と地ほども業績が変わる時代を象徴する出来事。それを若いうちに生で体験したしたこの若手社員は、今後も基本動作を徹底し、人の手本となることだろう。

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2013年11月07日(木) うまくいかない時は、矢印を自分に向けよう

私は仲間と企業を訪問し、商品開発物語を聴いたり工場見学をする勉強会の幹事を長年、務めている。その勉強会では学んだことをメンバーとシェアする講演時間が設けられている。この講演の題材はたった今、私が聞いたり見たりして、この会社、ここが素晴らしい!と気づいたこと。よって自分でうまくまとめられたと納得できるときも、今日は冴えなかったと悔やむことがある。そして冴えなかったと思った日は、仲間に八つ当たりしてしまうのだ。しかし、これは大きな勘違いで、要は勉強会の最中に自分が聴くべきところ、見るべきところを見ていないだけ。現に翌日になって「あの会社のここが素晴らしかった!」と、いくつも気づくことがある。その場で気づけないのは自分の力量不足なだけだ。人には見えない企業の素晴らしさが気づいてこそコンサルタントの存在価値。自分はまだまだだ。

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2013年11月06日(水) 3.11で泣いた人が11.3に笑った!!〜祝楽天優勝

東北楽天GEが優勝した。田中投手で負けた時にこのまま巨人の流れかと思ったが、前日の160球の熱投を見たナインが「9回に田中をマウンドに」と誓い合ったのだという。土曜の頑張りや悔しさが日曜の集中力や挑戦心を引き出したということ。こうやって9年前、38勝97敗の最下位に喘いだチームは、前の日の頑張りや屈辱、喜びなどが次の日の行動力を育み、ついに日本一へと到達したのだろう。夢があるから今日までぶれずに、なにひとつ無駄になることなく夢を実現できたのだと思う。そして夢が実現した時、監督は選手のおかげだといい、選手はファンのおかげだという。そしてファンは監督のおかげだという。そうやって、喜びを共有できる仲間がいることの喜び。楽天の栄光は、多くの人の「こうありたい」と願う人生の縮図のよう。だから、多くの人が祝福しているのだろう。

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2013年11月05日(火) たった一人の期待が秘めた挑戦心に火を点ける

昨日のクレドを作成した仲間の一人に、「私は1%でも可能性を持った人間がいたら、助けます」を自分に誓った人がいた。彼は某社の契約社員だった当時、社内で軽い存在に扱われ、意見を主張するものの全く取り上げてもらえず、嫌になって辞める決意をし、課長に辞表を提出した。それを知った彼の隣のセクションの係長が慌てて課長の所に飛んでいき「私が彼を説得します。彼には見所があります。辞表は受理しないでください」とお願いした。そして、係長ととことん話し合い、「一人でも自分に期待してくれる人がいるのなら、もう一度その職場で頑張ってみよう」「自分の立場でしかできないことを探して取り組み、高度化していこう」と考え直したという。以来、彼は自分のためでなくお客様や仲間第一で働く人へと変身。現在は正社員となって同社には欠かせない人財へと成長している。

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2013年11月04日(月) リーダー育成勉強会で作成した感動Myクレド

友人とリーダーを育成する勉強会を実施している。その中は「Myクレド」を作る実習がある。Myクレドとは、「どんなときでも私はこれを守る!」自分への約束のこと。その中で感動したものがあったので紹介したい。

■Aさんのクレド
「私はあなたをサポートします。辛い表情の時は笑顔で接します。下を向いているときは話しかけます。会社の問題で家から出られなくなった時は家まで迎えに行きます。甘えが見えた時は怒鳴り散らすかもしれません。大きなお世話かもしれないけれど、間違ったやり方かもしれないけれど一緒に仕事をした友達だから」
■Bさんのクレド
「私は皆の顔色や様子をいつも見ています。なぜなら、苦しんでいたり悩んだりしたときに一番に気づいてあげたいから」
「私は周りの誰よりも頑張っている人を応援します。なぜなら、一人で戦うのは辛いです。横にいてはげましたり叱咤激励してあげたいから」
■Cさんのクレド
「私はメンバーに感謝の声掛けをします。なぜなら今日一日何かに頑張ってくれた部下に『○○をありがとう』と伝えることで、見ていてくれたんだという気持ちになると思うからです」

 これらのクレドは、自分自身が辛かったとき、どのように人に助けてもらったかを思い起こしていただき、「同じことを部下や仲間にして上げられる人になろう」の想いから生まれたもの。実際にAさんは家に迎えに来てもらった経験があり、Bさんには気づいてもらったり励まされた経験が、Cさんは上司の声掛けで立ち直った経験がある。
 落ち込んだ仲間を救えるのは、具体的に行動することができる人。そのためには、弱っている人の近くに行って、よく見て、気がついて、声をかけられる人リーダー。そんなリーダーが日本中に増えたら嬉しい。

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2013年11月03日(日) プロとして高いセルフイメージを持つ人の習慣

先週は某社のコールセンタの課長及びリーダーに「リーダーシップとは何か?」「部下とのコミュニケーションの取り方」を教える研修講師を務めた。昨年以来述べ220人を育成してきたが、その中にはものすごく売る人で、なおかつ上司や部下から尊敬を得ている女性が何人かいた。彼女たちに共通しているのは、身なりが整っていて美しい、ということ。研修受講時もお洒落で、化粧をしていて、凛とした空気を漂わせている。コールセンタで働く姿も見たことがあるが、同じ。お客様は電話の向こうにいて、姿が見えるわけではない。が、まるで今から接客するかのように整えている。ブランド品かどうかはではなく、研修だからと身なりに手を抜かず綺麗であることにこだわることは心を整え、プロとしてのセルフイメージを高めること。それが売る時の声に出て自信のある推し、安心を与える落ち着きになる。たかが研修=練習の場でも、何を着てくるかはその人の心構えを作る上で大事なことなのだ。

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2013年11月02日(土) 「わかる」と「できる」の微差を埋める仕事

楽天VS巨人の日本シリーズ。今日はその第6戦。後がないジャイアンツは今年負け知らず24連勝の田中投手を徹底的に、ものすごく研究しているだろう。そして、プロの意地で攻略法を編み出しているに違いない。しかし、それは理論上でできたとしても、選手が現実の行動に移すことができるかどうかは別の話。「わかる」と「できる」の間には、一流の選手でも気づいていない何かがある。その「微差」を見抜き、伝え、体得できるよう練習メニューを作り、繰り返し練習させることがコーチや指導者の仕事だ。それも、今日の決選に間に合うようプログラムしなければならない。勝敗はそれができるか否かにかかっている。はたして巨人は、今期誰も埋められなかった微差を埋められるのか?それとも楽天が、人間の一番の喜びである「喜びを分かち合う喜び」を東北の地で味わうことができるのか??楽しみで仕方がない。

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2013年11月01日(金) 11年前に自分を叱ってくれた人からの褒め言葉

自分のインタビュー記事が10月30日の中日新聞朝刊に全十段で載った。それをFacebookにアップしたところ、尊敬する螢─璽錙璽スの赤崎まき子社長からこんな書き込みをいただいた。

「酒井さんのお話がカッコいいのは、分かりやすくて明快ってことじゃないかな。すり合わせの話がありましたよね。何故、トヨタ車が壊れないのか?製造現場でのやり取りを具体的にイメージしながら、成程なぁと納得する。そういう分かりやすさが好きです。中小製造企業のマーケティング力強化は、酒井さんの真骨頂だと思います。ますます貢献してくださいね」。

彼女は元コピーライターでその実績から広告会社を立ち上げた立志伝中の人。現在は産業遺産の認定や愛知ブランド企業の認定に尽力する名古屋財界にかかせない人だ。私が会社の合併前で悩んでいたときに飲みに連れて行っていただき「ぶれない志を持て」と叱っていただいた。今思えば、あの叱責が今の自分の原点。今回も僕の真骨頂とは何かを教えてくれた。その母性的な存在に心から感謝。

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