V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2002年11月30日(土) ディズニーの秘めた力

家族全員が風邪を引く最悪の事態。景気付けにとディズニーランドで録画したパレードのビデオを流してみる。すると、親も子もそれだけで気分が明るくなって皆に元気が出てきた。また友人から贈られたクリスマス・パレードのビデオを流すとクリスマスソングに乗せられて更にパワーアップ。心を躍らせるクリスマスソングの秘めた力を改めて認識した。


2002年11月29日(金) 駅前ドラッグストアのターゲット

会社帰りに急遽離乳食を買っていくことになった。名古屋駅前には200坪級の一部上場ドラッグストアがオープンしたばかり。期待して行ってみると「ベビー用品は扱っていません」とのこと。店内はOL向ビューティーケア商品&オフィス向ペットボトルやポテチ等の食品類が豊富。オフィス街の店では、子育て世帯はターゲット外ということか。納得できない。


2002年11月28日(木) 25年前の技術者の気迫

約25年前、某情報機器メーカーの技術部長は米国の技術を導入したとき英語のマニュアルをそのまま使って部下に輪講させた。輪講とは章や節毎に担当を決め、担当者が自分の持ち分について仲間に講義する方法。これで同社員の英語力が進み、外人が来たときも通訳不要だったという。ゴーンさんがやったことと同じ気迫を、昔の日本人は持っていたのだ。


2002年11月27日(水) トイレに貼り紙はありますか?

某商社の男子トイレの壁に、「経営者の心得16ヶ条」「戦略営業マンの条件12ヶ条」「安全運転のポイント10」「それはお客様のためになるか−」などと書かれた紙が貼ってある。これを貼ったのは事務の女子社員達だと聞いて驚いた。社長が指示したのではなく、純粋に社員の活躍を願い自分達から貼ったのだと言う。会社を支える事務員の気概。同社の底力を見た想いだ。


2002年11月26日(火) 光り輝く社員たち

CI策定委員会を結成した某社で「経営理念」「基本方針」「行動指針」を作る手伝いを終える。今日それを社長に提出し終えたが、その後の感想で「自分たちが言い出したことなので守ります」「自分が光り輝いて周囲の人に良い影響を与えていきます」と語ったのが印象的だった。また「この指針も数年後に見直すような変化があるだろう」というコメントにも感心した。彼らは既に輝いている。


2002年11月25日(月) まず自分から襟を正そう

車内のマナーを守ろうポスターが駅構内のあちこちに貼られている。マナー向上は望ましいが、駅構内のしつこくうるさいアナウンスは何とからならないものか。「降りる人が先・乗る人が後!」なんて皆わかっているはず。シンガポールではシルバーシートに「この席を貴方以上に必要としている方にお譲りください」と記されていた。こうした優しい言葉が欲しい。


2002年11月24日(日) 奇妙で嬉しい誉め言葉

全国セミナーツアーのアンケートで最も印象的だったのは「ギャグも受け狙いの話も何もないのに、実に面白かった」というコメント。奇妙な誉め言葉もあるものだと嬉しくなった。講師たるもの究極は落語のように脳裏に描けるようにやりたいと思っているが、究極は受講生各位に気付きを与え「やってやろう」のモチベーションを高めること。その域は、まだ遠い。


2002年11月23日(土) 1/100の有りがた味

札幌から熊本まで全国9大都市セミナーツアー(2回目)が終った。全体の99%の受講生の方々には喜んで頂いたものの、残り1%の方からは「もう少し経営の話が聞きたかった」との手厳しい評価をいただいた。限られた時間の中で取捨選択していくうちに、大切な何かを見落としていることがある。1%だからと一笑にふさず、今後の精進の材料としたい。


2002年11月22日(金) 熊本市民が愛する自転車

仕事で熊本市内を散策する。すると市民が乗っている自転車が異様に小さいのに驚いた。タイヤの半径が通常の半分ぐらいの、カワイイものばかりなのだ。若者のおよそ半数がこの形態の自転車に乗って居る。理由は不明だが、都市によって消費性向が異なるのは食品等の嗜好品ばかりではないことの証明だ。否、自転車やクルマは既に嗜好品なのかもしれない。


2002年11月21日(木) キャンセル待ちの憂鬱

事務的な手違いで、空港でキャンセル待ちをすることになった。ところがキャン待ちカウンタの前には座って待つ椅子がない。椅子のあるところに行くと、TVがうるさくてアナウンスが聞こえない。仕方なくしゃがんで待つが、次の便ではキャンセルが出ずガッカリ。結局予定便から3時間4本遅らせて座席をゲット。キャン待ち客は、航空各社にとって重要な客でないということか。


2002年11月20日(水) がんばれフォークの星

ANA機内で聞けるミュージックコンテンツで南こうせつが面白いことを言っていた。まず最初の自己紹介で「私は『神田川』で止まっているわけではない」。しかしその後で「『神田川』があるから、今の私がある」。そして「最近になってようやく『ただあなたの優しさが怖かった』の意味が分かって来ました!」。今の自分に自信があるから言える台詞なのだろう。羨ましい。


2002年11月19日(火) がんばれポールマッカートニー

女優・ハンブンジャクが逝った。彼女の代表作として『サインはV!』が紹介されたが、それは彼女の本意ではないだろう。彼女はそれ以上のものを求めていたはずだ。来日中のポールも「3000人もの歌手がカバーしたイエスタディ以上の曲は作れないだろう。が、越える努力をしている」と語っていた。人は、あの日あの時の作品(仕事)を越えるために今日を生きているのだ。


2002年11月18日(月) クレイマークレイマーの時代

静岡駅ビル内のトイレに入る。すると男子便所にもかかわらず、オムツ替えシート+用足し中のチャイルドシートが据え付けてあった。中にはオムツ専用のごみ箱もある。同じく静岡駅前のホテルのトイレでは「オムツ専用のごみ箱」があった。静岡ではクレイマークレイマーが定着しているのだろうか?こうしたインフラに男性が育児に深く関わる時代だと感じた。


2002年11月17日(日) がんばれカメラ屋

叔母がカメラ屋でデジカメを買った。ところが家のPCと接続できず、カメラ屋に直訴。するとカメラ屋の店員が自宅まで来て接続してくれたという。感激した叔母はカメラ屋のHPに感謝の言葉を記載。と、本部から店員へそのメールが伝えられ、次に叔母が訪問したときには満面の笑みで迎えてくれたという。チェーン店内情報流通の早さは勝ち組の証明だ。


2002年11月16日(土) がんばれ床屋

近所の床屋がエステをはじめた。散髪後の約30分間を顔のマッサージを行い、+1000円。やってもらうとすごく気持ちが良い。しばし恍惚に浸っていると店主が「奥様の誕生日はいつ?」と聞く。たまにはこんな機会を女房にプレゼントせよと言うのだ。来店した旦那から奥様に渡す割引券も配る予定とか。海老で鯛を釣るサービスで客単価アップとは実に賢い。


2002年11月15日(金) 今年上期の勝ち組・負け組

新聞記者から「中間決算を見る勝ち組・負け組の何が分かれ目」を聞かれる。ざっと見たところ、主な要因は2つ。ひとつは「売上−利益=原価」に基づき、欲しい利益を確保するために原価を思いっきり圧縮した企業。第2はオリジナルで新しい情報を発信した企業だ。リストラも中途半端で、新商品に去年と違う驚きがない企業は苦戦を強いられている。


2002年11月14日(木) がんばれハウスメーカー

大手企業の社員食堂を出た所で、某有名ハウスメーカーの社員が4人ビラ配りをしていた。4人という数に昨今の厳しさが現れている。そのビラには新しい住宅の特徴のひとつとして『防犯ガラス』があった。特殊な膜を施した割れない仕様になっていて、1Fの全ガラスに採用するという。空き巣犯罪は5年間で60倍。セキュリティなくして豊かさなし、か。


2002年11月13日(水) 駅前のタクシー・並びのルール

駅前のホテルに宿泊。部屋から駅に並ぶタクシー55台の待機所が見えたので、しばしその流れを観察した。地上から見れば雑然としている待機所も、効率的に車を回すための明確なルールがあることがわかる。このルールに従い、駅に入って来た車は瞬時に自分が取るべきポジションを見つけていた。55台のタクシーの動きは物流センタの効率的な出荷プログラムに似て、とても勉強になった。


2002年11月12日(火) レギュラーでなくてもキャプテン

営業の素人が営業課長になった場合、どんな教育をするべきかを聞かれる。そのお手本はレギュラーではないがキャプテンをやっている人。下手でも一番練習に通い、人が嫌がることをし、公平に人を評価する人物。普段部下が回れない顧客の積極訪問を引き受けるなど、勤勉であることが部下から見たときに何よりも彼が信頼される礎となるであろう。


2002年11月11日(月) 日本の狙われる場所(後)

一国を慌てさせるには、破壊せずともその国を麻痺させればよい。すなわち大動脈の寸断だ。それが揃っているのは関ヶ原。南北3kmの間に新幹線/在来線/東名高速/国道の4本が平行して走っている。もし破壊されたら日本の東西交流は分断される。丹名トンネル破壊でも類似の効果有るかも。交通網維持の危機管理はまだ十分とはいえない。


2002年11月10日(日) 日本の狙われる場所(前)

もし日本がミサイル攻撃されるとしたらどこが狙われるかを友達と語る。東京か?東京や米軍基地がやられたら米国相手の全面戦争になり、これは攻撃する国として望ましいことではない。攻撃国は米国と有利な取り引きがしたいのだ。原発?有り得ない。死の灰だらけの不毛の地を作れば世界史上最悪の汚名を着るがそれは避けたいはずだ。ではどこか…以下明日。


2002年11月09日(土) 顧客創造の3つの条件

中部マーケティング協会の幹事の仕事で、当地区大企業の選抜社員達と『顧客創造』について合宿で議論を交わす。顧客創造には.リジナルでかつ⊆ 垢反靴靴なる情報の発信と、それを届けるインパクトの強い顧客接点を持つことが肝要だ。題材は、先日皆で見学した東京の某ショッピングセンタ。いろんな意見の中に真理を捉えたものを見出し、実に楽しい。


2002年11月08日(金) 新事業プランは人を勇気づける

某社の若手社員による新事業プランニングの中間発表。斬新なアイデアに次々と触れ、まだまだ可能性があると勇気づけられる。私の役回りは各プランがもっと良いものになるようにアドバイスすること。無から有を生むのは難しいが、若い間に何かに挑む経験はとても良いキャリアになる。コンサルタントとしても先輩としても、皆の案を是非成功に導きたい。


2002年11月07日(木) 朝礼で組織志向の人に変える

朝礼で「今日の私はこんなことします!」と決意表明させている会社。社員の台詞は主に「私も頑張りますから皆さんも頑張ってください」。ところがコア人材の8人だけには「今日の私はこんなことします!皆さんのために頑張ります」と語尾を変えて発表するよう指示している。8人には組織志向の人になって欲しいTOPの願いがこの指示に込められている。


2002年11月06日(水) 選挙がしてみたい

韓国の大統領選挙の報道を見る。頼もしそうな3人が競り合いながら熱弁を振るっている。主張まではわからないが選挙が生活に直結した一大事だという迫力が伝わる。わが国の選挙とはどうしてこんなに緊迫感が違うのだろう…この前も投票率20%の地域があったという。「選挙がしたい」。投票を欠かしたことのない自分が、ふとそう思ったことに気が付き、驚いた。


2002年11月05日(火) 朝礼3分間スピーチを有意義に

朝礼の3分間スピーチを工夫しているS社。同社では入社時に、古今東西の名言を創業者自身が編纂した冊子を配付。社員はその小冊子を朗読した後、内容に関連した自分の想いを3分で話す。そしてトップは必ずそのスピーチにコメントする。ときには「表面的に捉えるな、読み込みが浅い」と指摘することもある。「実務より意識が欲しい」と語るトップの素晴らしい工夫だ。


2002年11月04日(月) 管理者心得32ヶ条

「管理者昇進は転職と同じだ」というが、昇進者の意識を変える意味で儀式を行うことは有効だ。T社は管理職に昇進した者を社長室に呼び「上に立つ者の心得32ヶ条」と題した台紙を渡す。その台紙には「功績は部下に譲り、責任は自分で負うこと」「金銭にも、地位にも、いやしさがないこと」等の訓示がびっしり。受け取る側はさぞかし身が引き締まるであろう。


2002年11月03日(日) 能ある鷹は図を使う

生保を見直そうとFPに相談。私が、子供は…両親は…などと家族構成を述べると彼は持参したノートに○を書き、その中に私の名前と年齢を記入。そして○と○を線で繋ぎ、当家の家系図を描いた。文字でメモすると思っていた当方はビックリ。打ち合わせ途中、彼は何度もその図を利用した。その仕種から図を使う営業マンは、そうでない人よりも品質が高いように感じた。


2002年11月02日(土) 社内勉強会の朝

休みの日の今日、部下が自主的に会社に出てきて仲間の一人を講師にディベートの勉強を行う予定だ。私も参加するが、なんだかワクワクしている。部下のこういう取り組みは管理者にとって嬉しいこと。おそらく世の中のマネージャー全員がそうなのだろう。研修を提案するとき、実施するとき。講師にはそのワクワクを心で感じ、技量で応える心がけが必要だ。


2002年11月01日(金) 20-80の原則と巨人の江藤・松井

巨人が圧勝したシリーズ。清原や工藤などFA移籍組の活躍も目立ったが、江藤の影は薄い。かつて別の組織で4番だった者でも、打順が8番となるとかつての打棒は消え、8番通りの働きしかできなくなる。心と技じゃ心が勝つために、どんな組織でも20−80の原則が働いてしまうのだ。松井はスピード勝負の大リーグに行くが、下位打者にならぬよう精進して欲しい。


酒井英之 |MAILHomePage

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