pieces



2002年12月26日(木) あたしの恋人

きみのために鎖を買って

きみのために花を買って

なんだっけ...

全部そろえて迎えに行ったらいなかったって。

自分で物事を決められないときの賭け

これできみがいれば...

そろえた品は持ち主がなくては

ただの飾り物

明日も約束される平穏な日々



では もしきみがいたならば?

持て余す感情

囚われるのは自分自身

破滅へのカウントダウン

のんきに

それらを愉しめる時が来るまでは

普通が一番



2002年12月24日(火) それは銀の針

輝く雪

熱るカラダの熱に解け

ココロに刺さる

痛みを残す



2002年12月21日(土) 利己主義

縋る

小さな手

握り返さず、背を向けて

いきたい道を進む。

片手間に相手をして

それで

小さな胸が

充たされてると思うのは

アナタがそう思うだけ。

瞳に落ちる影、

同じ目線で

覗き込むことをしないアナタには見えない



けれど

ひょっとしたら

わたしも見えてないだけなのかも知れない

だから

見える影は振り払えない

わたしが小さな手を握るのは

自分は違う。

そう自分に言い聞かせるため?


例え

汚れた手でも

握り返してくる小さな手

その強い力

わたしでもいい?



2002年12月19日(木) ねむ...

このまま

冬眠してしまおうか?

春に

揺り起こされるまで



2002年12月16日(月) 特技

現実を

生きてくために必要なことは人任せで覚えず

そんなこと。とゆーことは一度聞いたらずっと忘れず

タンスを

ひっくり返すように思い出しては

呆れた笑みを誘うコト



いちいち

アゲアシをとっては突っかかり

限界をはかろうとするのは悪い癖



2002年12月15日(日) 決意

濁りのない突き抜けた赤

滴り落ちる文字盤の上

刻む時は刹那


カケラを集めて作る思い出

終わりがくればただの記憶

日の当たらない場所で

眠り続ける。



あたしは

そんなとこでは眠らない



2002年12月09日(月) 透ける紅

きみのココロ

きみのコトバ

きみのカラダ


あたしの思い

あたしの叫び

あたしの涙


混ざり合わないもの

無理に混ぜようとして

はじけて飛んだ色んなカケラ



好き。

純粋な気持ちだけを

繋いで作る

贖罪の首飾り



2002年12月08日(日) L'Amant

愛してる

そう言いながら

片手間にかまわれるのはキライ

わたしを

拘束するならそれなりの覚悟を



義務も権利もない曖昧な関係

それが1番ラクなのに

いつの間にか

わたしだけが抱いていた

義務という名の石


あんまり

大きな石を持たせないでね。

持ちきれなくなる前に

多分わたしは投げつける

きみの顔面めがけて



2002年12月03日(火) クリスマスには雪が降る

何もかも

覆い隠して

ひとときの幻


空から

舞い落ちる

天の使いの白い羽根


ずっと

つかまえていて



2002年12月01日(日) お薬。

必要としてた時に

処方されたので

拒む理由も余裕もなく飲んだ


添付されてたはずの

小さな文字が

たくさん並んだ目の前の紙切れ

目を閉じて読まなかったのは

わたしの不覚


いっそ

中毒になれればラクなのに

半端な癖に根深い何かが邪魔をする


直感と感情と

"理"とは遠いところで生きてるわりに

結果は妙に計算高く


ココロの螺旋、

構成するたくさんのわたし

ひとつひとつが

ひどく

離れていて


一人で

繋ぎ留めるのは限界が近く

それらすべての存在を

否定せずに

許してくれる場所があるのだと

そんな夢

見せてくれる薬。



わたしが その成分、すべてを

信じているわけではないのが難点であり救い


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夏南 [MAIL]