飛べぬのならと
己が手で折った翼
空に
顔を背けて
歩いて来た
久しぶりに見上げた空は
高く
至上の天空の色をして
折れた翼の疼きを誘う
恋心
約束
誓いの言葉
果たされることなく
波間に消えた
渇いたココロ
シャワーのように
降りかかる
はじけて
きらきらと落ちる雫
もっと もっと
溢れるまで
たくさんの顔を並べて
ぴったりするのを探すのだけど
どれもしっくり来なくて
つけると苦しい
取り敢えずと
その場凌ぎを続けてるうちに
目を
逸らし続けてる素の顔が
歪んでいくのを感じる
新しいの
探さなきゃ
ほんとはね
言いたいこと
たくさんあるはずなんだ
だけど
涙と一緒に
問う言葉も
浴びせる言葉も枯れたようで
ヒラヒラさせながら
浮かんだのは笑顔
アイツは否定だけを
言い聞かせるように
繰り返し
ダカラ
聞き飽きたって言ってるのに
どうやら
アイツにとっての私は
透明人間で
声すら
届かないらしい
ま。いいんだけど
思ウ気持チ
ソノ強サデ
息ヲ 止メテ
フタシカナ アスハ イラナイノ
たくさんの恋をしてきた君
その延長線上ににあるわたし
何度も使われただろう
言葉・態度、そして気持ち
思うと苦しくて
息が出来なくなる
そんなわたしの奥底で
嗤う何人めかのわたし
いつも日向に棲んでる君に
抑エラレナイ感情
苦シクテ 眠レヌ夜ヲ
贈リタイ。と
いつの間にか身についた
多分これは悪い癖
傷ついたり
傷つけられたりする前に
先に自分で傷つける
多分これくらい。と
思うより深く
大抵はそれより深いことはなくて
ちゃんと笑顔も作れてる
時折思い出す痛みに
ああ。骨見えてるよと
嗤う
大丈夫。
優しく光る綺麗な言葉
掌でコロコロと転がして
落とさないように
壊さないように
輝きをなくすのはいつだろう。
そう思いながら
糸に通した
明日切れるかも知れないね。と
呟きながら
あの月が欲しいのと
空を見上げ泣き過ぎて
視線を落とすこと忘れてた
ただ真っ直ぐに
前を見ればいいことなのに
ココロの中にある嵐
吐き出せなくて
苦しくて
灼ける思い
今は寝ている
わたしのうちの一人
起きるまでの我慢
起きればきっと
解放される...
ふわふわと浮ついた自分
底から見上げるわたし
言葉はいつも身のまわりにある
見え透いた嘘はキライ
熱病患者のうわ言もキライ
欲しいのは
笑えるほど安っぽくて
けど重たい
そんな言葉
| 2001年10月19日(金) |
「悪戯」 「女友達」 |
<悪戯>
怒られる手前
顔を覗き込みながらするのは好き
ダメと言われるとしたくなり
許されると嬉しい
そんな時間を食べてた
<女友達>
わたしの大切な人
物心ついたときからの付き合い
市外電話もなんのその
今日もたわいない話で長電話
「このまま終わるのはヤだよねー」に始まり
「後悔の上積みは止めようよ」
「小さなことでいいから自分が楽しいこと探さなきゃ」
ああ、こんなこと吹き込むからわたしは彼女のダンナ様に
天敵のように見られるんだわと思いつつ
なら、シアワセにしてやれよ!とココロで毒づく
「子供もみんな片付いて一人になったら一緒に住もうよ」の
彼女の言葉に喜ぶわたし
けどそれを楽しみに生きるの?
あんまりにも遠い話だよー と 笑った
彼女がいつも笑顔でありますように
頬に触れる
冷たい指と
握り締めた掌
残る爪痕
その痛み
キラキラ光る凍った水面
踏み出せば
そう進まないうちに
割れるだろう
冷たい水で充たされて
ゆらゆらと
沈んでいく
視界に揺れる太陽は
最後の笑顔を照らし
それは
とてもシアワセで
<記憶>
何か変わるかと思ったけど
わたしはやっぱりわたしのまま
それもそのはず
だって記憶がない
便利機能満載なのは知ってたけど
ここまで都合よく出来てるのには
我ながらびっくり
ああ、だけどその代わり
覚えてなくちゃいけないことまで
覚えられないのは困りもの
の、わりにそんなことまで。と
いうことは覚えてたりして...
上手く
出来てるのかいないのか...
<認識>
「わたし」を預けてある大切な人
宝物
無意識のうちに
撒き散らしたカケラ
拾い集め
子供が
内緒だよと
宝物を見せるような表情をする人
わたしで何人目?
そう思うのはいつもの自分
それでも
嬉しいと思う自分がどこかにいて
そんなのがまだ残ってたことに
驚いた
みんな
預けたはずなのに
どんなに綺麗な花を咲かせても
実を結ぶことのない花
時折
そのことに酔ってる花
勘違いしてる花
散って落ちた水の上
いったい何処に流れるの?
都合のいい事実だけ
選んで作った
この花束
綺麗でしょ?
ちゃんと笑顔で受け取って
これは
あなたの犯した罪
その償い
時として
真実よりも
心地好いモノ
吐き通すのが
ルール
覚悟があるなら・・・
どうぞ
暗闇で
息を潜める
降り続ける雨
溢れて
溶けて
流れ出す
意地とか自尊心とか
そんなモノ
| 2001年10月11日(木) |
cry for the moon |
寒いと思いながら意識を手放した
夢の中を彷徨って声をあげた
捕らわれて
落ちそうになった時
呼び戻す合図のように
音がした
急に浮上していく感覚
カラダに引き寄せられていく
意識が戻った時
火照るカラダを折り曲げ
膝を抱え
胎児のように
まるくなって眠る
わたしがいた
| 2001年10月10日(水) |
「覚めない夢」 「蟲」 |
<覚めない夢>
高温期の
体温と同じ
ビーカーの中の液体
解けてく皮膚
浮かぶココロ
<蟲>
ざわざわと胸が騒ぐ
灼けるように熱い
呑み込めない何か
解けないと知っていて
かけた謎
予想通りのこたえは
日向の匂い
翳を
より濃く映し出す
わたしが
心と引き換えにして
拒み続けた言葉
選んだ人がいる
それを選ぶのはとても簡単
そして難しい
どうか。。。と願うことすら
きっと偽善で
言葉は全部砂のよう
掛け違ったボタン
優しく直す気持ち
直されて
ありがとう。と言う気持ち
何処に
消えて行くんだろね
突き抜けるような青の下
流れる雲を追って目線を上げる
穴ばかり覗き込まずに
たまには
顔を上げるのもいいよね
避けてばかりじゃなく
しっかりと立って
昼間の収穫は秋の日向のやさしい匂い
忘れないうちに今夜は寝ましょ
。。。。届くとイイナ
あまり意味のないモノ
だけど
真摯に生きてる命は
眩しくて愛しくて
それは時として片恋で
いつか。
来ないと知っている
知っているから
遠く願う
シアワセを
シアワセと感じることが出来る
シアワセ
| 2001年10月06日(土) |
「celest blue」 「底にあるモノ」 「鶏とタマゴ」 |
celest blue
穏やかな気持ち
程好い倦怠感
ココロの奥底を
覗く事なく
落ちて行く
空色の夢
眠りを眠る
<底にあるモノ>
完璧に削除された記憶たち
その空白の上に在る現在
削除したくても出来ない記憶
底に沈んだ石
覗くと
白い腕が優しく招く
おいで。と
来て石を抱えなさい。と
嗤えるうちは行かないよ
<鶏とタマゴ>
シノウト オモッタンダヨ
そう思わせたアイツが悪い
「なんで死ななかったのよ?」
ソウ イワセタ ワタシガワルイ?
その夜引いた境界線は
記憶が消えてもなくならない
そんな気がする
首の神経が剥き出しになってるみたいに痛い ぱそをすると痛みも倍増 痛いとそれに神経が集中するから ココロも"ここ"にいるみたい
今日は久しぶりのお天気で 夏の主張の激しい陽射しと違って 日向がぽかぽか気持ち良くて のほほんと過ぎた一日
の、はずだったのにこの首の痛さは何っ(>_<) お風呂入って寝よ。。。 今夜もごちんしませんように...
星が
姿を隠す藍の空
輝く銀の月
その光
ずっと
待ってたんだよ
やっと
訪れる
穏やかな眠り
| 2001年10月02日(火) |
「ねぇ?」 「不機嫌なわけ」 「無視する気?」 「アイツ」 |
<ねぇ?>
中途半端に
繋がれて
おいて行かれるのは
もうたくさん
繋ぎ止めたいと思うなら
その鎖
自分につけて
差し出して
そうすれば
何処でも一緒に連れてくよ?
<不機嫌なわけ>
誰が悪いのでもなく
自分の気持ちの問題だと言いうことは
とてもよく分かってる
契約した関係ではないし
義務も権利もないことも
だから
吐き出せなくて
気分が悪い
「あんなに好き勝手言っておいて」って?
あんなのは言ったうちに入らない
ずっと昔の私なら自分の非など何一つ認めず
(随分譲歩したつもりなんだよ?アレでも)
人格までも否定して排除してる
表面の顔しか見ずに
わかったようなつもりでいるの?
憐れみなんて要らないって
薄っぺらな言葉も要らないって
何度言えばわかるんだろ
向こうが透ける甘い言葉より
上等な嘘の方がずっとマシ
。。。。
全部言えたらラクなのに...
<無視する気?>
なんなの?
その言葉
私は同じようにしただけだよ?
傷付くことばかりに敏感で
要求するばかりで
挙句その言葉?
もう痛みにはだいぶ慣れたし
どうでもいいんだけど
「無邪気」が免罪符になるのって
"お子様だけ"の特権だってこと
知ってた?
<アイツ>
たくさん泣いて
涙も枯れて
ココロの歪みや傷にも慣れて
こんないびつになってまで
笑顔を作れるコトに驚いて
それでも断ち切らないコトを自嘲して
なんでかずっと考えてた
私が黙って気付かないふりをしていれば
保証されてる
不自由じゃない程度の自由
優位な立場
きっとちょうどイインダロウネ
ずっと 約束 絶対に
恋人達の間なら
眩しく輝く言葉たち
ココロに
真っ直ぐ届く訳もなく
治りきらない傷口を抉り
ただ足許に落ちていくだけの
埃にまみれ
転がる残骸
偽りの言葉
月は
優しくその姿を隠す
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