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2001年08月27日(月) 脅し


ばれてからの、父の脅しはすごいものでした。

「相手の住所と名前を教えなさい。言わないなら
 こちらで勝手に調べさせてもらう」
に始まり、
「別れないなら、お前の犬を他所に譲る」
「怖いおじさんに話つけてもらってもいいんだぞ」
(↑本当にその筋の知り合いがいるのです)
などなど・・・。

彼に迷惑がかかるような事と、愛犬の事をネタに脅すなんて
卑怯もいいトコだわ・・・。


父は普段、とっても優しい人なんです。
ほとんど怒らない、ニコニコした人なんです。

それだけに、こんな脅しがとてもショックでした。

ただ、母と違って、父は落ち着いて意見をくれました。

「周りにこういう問題がいくつもあったよ。
 悲惨な結果も見てきている。ほら、外国でも
 生徒と関係をもった女教師が捕まっただろう」

つまり、私の恋愛は、恋愛ではなく犯罪だ、という事・・・。


確かにそういうニュースもあったし、
未成年者略取という言葉も聞いたことがある。
だから心配されるのもよくわかるけれど、、、
だけど、これは真剣な恋愛なのに、どうしてだめなの?

不倫とか体だけとか、そんな恋愛じゃないのに。

分からない分からない分からない。
頭がおかしくなりそうだ・・・・。





2001年08月26日(日) 静かな家


母親と口をきかなくなりました。

父は単身赴任、兄は結婚してアパート暮らし。
母と犬、2人と1頭の生活だったけれど
あんなににぎやかだった家が・・・

とてつもなく重苦しい空気の流れる
静かで時間のたたない家になってしまいました。

とにかく彼に会いたかった。
朝8時半に約束をしていたので、出かける準備をしていると
「出かけるの?」と、母親の小さな声。
「うん・・」と、私も小さな声で返事をし、玄関を出ようとしたら
「・・・帰っておいでよ」と、背を向けたまま言われました。

理解してもらえずに苦しむ私。
だけど、理解できない母も苦しいのだ、と思った。

祖母に「出かけるけど、帰ってくるから」と声をかけ
待ち合わせ場所に急ぎました。
慌てなくても間に合う時間だったけれど、とにかく
家から離れたかった・・・。


彼とは別れる気がない事を確認し合い、
普通にデートを楽しみました☆


だけど、帰宅後は本当に辛い。
我家ではなく、静かな静かな、ただの“空間”でしか無く・・・。



2001年08月25日(土) 引き裂かれる

彼との事が、うちの両親にばれてしまいました。
ばれた、というよりは、ばらした、と言いますか。。

最近よく出かけていく私を見て、親に指摘されたんです、
「彼氏でもいるの?」と。
正直にいると答え、そしたら「相手いくつの人?」。
超大バカな私は、悪い相手と付き合っているわけじゃないし
親も分かってくれるだろう、と思い、バカ正直に言いました。
「高1」
一瞬、間。

「はぁ!!!??????????」 By 親。


その後のことは、思い出したくもありません。



とにかく、甘かった。

彼の性格とかを知ったら認めてくれると思ったけど
年齢だけでアウトだった・・・

泣きながら抗議したけど、聞く耳もってくれませんでした。
「こんな家にいられるか〜!!」と家出をしようとしたけれど
小柄な祖母がすごい力で私のカバンを掴み
放してくれませんでした。
私が「いやっ!出て行く!」と泣き叫ぶと、
祖母も半泣きになりながら「だめっ!あんたが出て行ったら
おばあちゃん心配で眠れなくなっちゃうでしょう!」と言いました。

理解者のいないこの家から、一刻も早く逃げ出したいのに
それすらもままならず・・・



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