みのるの「野球日記」
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グラブをよりよくするための方法が書かれています。

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@mino8989 です。

2007年07月17日(火) 福岡中、日本一パワー炸裂

 昨夏、全中で日本一を成し遂げた福岡中(岩手)の選手たちが、早くも高校野球で結果を残しています。
 3番ファースト、主将・山内慎樹、5番ショートの大西祥平、8番ライトの古舘秀一(すべて全中決勝のスタメンです)が、地元の福岡高校でスタメン出場。いきなりのレギュラーです。しかも、大西が3番、山内が4番を打ち、1年生コンビで主軸を任されているもよう。すごいですね〜。特に山内が初戦でホームラン、2回戦で2安打を放つなど、持ち前の打撃力を見せているようです。

 福岡高校といえば、岩手県内最多10度の甲子園出場を誇る強豪。でも、1985年を最後に甲子園から遠ざかっているため、いまは「古豪」と呼ばれています。近年も目立った成績はなく…。そんな状況のところに、日本一軍団が入部してきたため、地元は「再び甲子園へ!」と大盛り上がりだとか。今年の春、福岡中の土佐野淳監督からそんな話を聞きました。

 現在、福岡高校は3回戦進出中(1年生トリオの活躍もあり、1回戦、2回戦は8対6で打ち勝つ)。1年生でいきなり甲子園…という夢はちょっと(?)でかすぎるので、彼らがいる3年間で岩手県(東北? 全国?)の高校野球界をアッと驚かせてほしいです。

 ちなみに、福岡中のエースで4番を務めていた下沖勇樹は、青森・光星学院に進学。春の大会ではいきなり投げていてびっくりしましたが…。潜在能力抜群の下沖の活躍にも期待です。



2007年07月16日(月) 全日本少年、出場15チーム決まる(残り1チーム)

 8月13日から4日間、横浜スタジアムで開催される第24回全日本少年軟式野球大会の出場チームが続々と決まっています。本日、北海道と中国で決勝が行われ、岩見沢クラブ(岩見沢市選抜)と広島スターズ(広島市の軟式野球クラブ)がそれぞれ勝ち、横浜行きを決めました。
 あと、残る出場枠は1。今週末に東北Bブロック予選が開催され、全16チームが出揃う予定です。

 現在決まっている代表チームは、

<北海道>岩見沢クラブ
<東北A>いわき松風クラブ(福島)
<関 東>おおたスポーツ学校クラブ(群馬)
<関 東>ヤングホークス(東京)
<横浜市>横浜市立鴨居中クラブ
<神奈川>相模原市立上溝中クラブ
<東 海>常葉学園橘中クラブ(静岡)
<北信越>星稜中クラブ(石川)
<近 畿>バイキングジュニア(大阪)
<近 畿>宝殿クラブ(兵庫)
<中 国>広島スターズ(広島)
<四 国>高松市立桜町中クラブ(香川)
<九 州>北九州市立若松中クラブ(福岡)
<九 州>上天草市立大矢野中クラブ(熊本)
<沖 縄>美東中クラブ(沖縄)

*出場登録名が分からないチームがあるため、上記のチーム名と出場チーム名が違う場合があります。

 全日本の特徴は単独の野球部でも、地域の選抜チームでも、軟式クラブチームでも、何でも出場できてしまうところ。大雑把な言い方ですが、全中が軟式野球部の日本一決定戦であれば、全日本は軟式野球チームの日本一決定戦だと思っています。といっても、全日本は予選の仕組みや参加資格がバラバラで、奈良は予選にすら参加していません。ほかの県でも中体連との日程が重なる場合は、全日本で勝ち進んでいても辞退するところもあります。

 では、出場する15チームの内訳を見てみましょう。
 単独野球部(10
 軟式クラブ(2)
 選抜チーム(3)

 まぁ、例年通りでしょうか。
 この中で気になるのは、バイキングジュニア。部員わずか13名らしいです! どんなチームなのでしょうか。逆にマンモス野球部は、同じ近畿代表の宝殿中。部員95名です。さすがは名門中学校! 長谷川滋利さんや真田裕貴投手(巨人)の母校であります。過去には全中で日本一経験アリ。

 なお、抽選会は7月26日に行われます。




2007年07月02日(月) 女満別高校、創部初の全道大会へ!

 嬉しいニュースがあった。
 高校野球、北北海道地区予選で女満別高校が北見地区Cブロックを勝ち抜け、創部54年目にして初の北北海道大会出場を決めた。

 女満別高校の監督は、就任3年目を迎えた鈴木收先生。それまでは中学軟式野球の指導者として、網走地区を引っ張っていた。清里中と遠軽中で野球部を指導し、遠軽中時代は99年と01年に全道大会出場。01年には全道大会ベスト4進出を遂げている。

 鈴木先生と初めてお会いしたのは、03年に北海道で行われた全中のとき。中学野球に対する熱い思いを持った先生だった。遠軽中時代はバスで5時間もかけて、遠征に出かけるのはあたり前。自らは、全中が行われた03年に「中学校野球合同合宿」(通称・遠軽交流会)を立ち上げ、中学野球のレベルアップを図っていた。川崎北の佐相眞澄先生(前任は神奈川東林中)とも親交が深く、講師として網走に招いたことも。

 鈴木先生がよく話していたのは「800日の勝負」。中学生が入学してから、3年夏までの日数だ。この期間でいかに心技体を鍛えあげていくか。
 今回、全道大会に出場したときの記事を読むと、女満別高校でも「800日の勝負」をテーマにしていたようだ。1日1日を無駄にせず、意識を高めるために、選手は毎日「目標カード」と「反省カード」を書いていたという。昨年からは駒大苫小牧や北海道栄との合同練習も行っていたとのこと。

 中学野球で熱心に頑張っていた先生が、高校野球でも結果を残す。中学野球を取材する人間としては、こんなに嬉しいことはない! 鈴木先生、またお会いできる日を楽しみにしております。



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