みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2006年05月30日(火) 全日本少年(途中経過1)

「野球大好き中年さん」が掲示板に書いてくださったとおり、四国大会で明徳義塾中が優勝し、夏の全日本少年への出場を決めました。2年連続の出場です。
 これで、沖縄・東風平中に続き、2校目の代表校が決定!

 神奈川ではベスト4が出揃い、今週末に飯島中vs上溝中、桐蔭学園中vs慶応湘南藤沢中等部が行われます。優勝チームは6月に行われる代表決定戦に出場し(クラブチームの覇者と対戦)、勝ったほうが全日本少年出場となります。
 ただし、横浜市勢にその権利はないため、代表決定戦に出場できるのは上溝中か慶応藤沢のどちらかです。

 全国に目を向けてみると、北信越大会に出場するチームが決まってきました。

 まずは福井県。こちらは過去2年は「福井クラブ」(福井県選抜)で北信越大会に出場していましたが、今年から地区選抜に変更となりました。その結果、決勝で福井市選抜Aが福井市選抜Bを破り優勝。北信越大会出場を決めました。AとかBとか…、もっとお洒落でカッコイイ名前をつけてほしいと思ったりもしました(笑)。

 新潟では吉田中学校が長岡東北中学校を破り、北信越大会へ。富山では一昨年全中準優勝の桜井中学校が呉羽中学校を破り優勝。こちらも北信越大会へ出場です。
 長野と石川は近々、代表校が決まるようです。なお、石川は現在ベスト8が出揃っており、辰口中、内灘中、星稜中、布水中、緑丘中、能都中、志賀中、香島中の8チーム。詳しくは「野球小僧ハロー君」のサイトをご覧ください。
http://www.nsknet.or.jp/~hellobc/index.htm

 
 ちなみに今年の全日本少年は新軟球が使用されます。いまの軟球より明らかに飛ぶので、もしかしたら、横浜スタジアムでスタンドインが見られるかも! ピッチャーは大変です…。外野手も。



2006年05月24日(水) 横浜高校の頭脳に直撃!

 今日は横浜高校Dayでした。
 
 午前中は横浜高校に行き、小倉清一郎部長の取材。取材テーマは「トーナメント必勝法!」です。取材の模様は、6月9日発売の『中学野球小僧』に載ります。投手、打撃、データ分析、駆け引きなど…、トーナメントを勝ち抜くための術が満載です。

 ちなみに小倉さんの「トーナメント必勝法」は、2003年の夏前に発売された『野球小僧』にも掲載されています。今回の取材にあたり、改めて読み返してみたのですが、非常に面白かったです。へぇ〜と思ったのが、ジャンケンについて。小倉さんは「2人でやるときは、チョキを出すと勝ちやすい」と言っています。人間一番出しやすいのは「パー」だとか…。だから、無意識にジャンケンをすると、パーを出す確率が高い。そこで、考えて、チョキを出せば…。

 水島新司さんのマンガで(タイトル忘れました)、同点でおわった試合が最後はジャンケンで決まるというシーンがありました。マンガの主人公が「パー」を出して勝つのですが、その理由が「相手は気合が入っていたから、グーを出すと思った」。そんなニュアンスのことが書かれていました。確かに力んでいたり、「絶対勝ってやる!」と思ったときは、気合の表れで「グー」が出そうな気がします。

 小倉さんの記事を読んで、確かに「チョキ」は出しにくいと思いました。形が一番複雑だし…。でも、相手が気合満々であれば「グー」の確率が高い?! そうなると、「チョキ」では負け。ジャンケンも突き詰めていくと深いですね(笑)。


 夕方からは、高濱の取材のため横浜高校のグラウンドへ。
「取材は練習後」と言われていたので、2時間ほど横浜高校の練習を見ていました。ランナーをつけたケースバッティングを延々やっていましたが、印象的だったのは土屋、田山の大物1年生クンが走塁で何度も怒られていたこと。じつは、2年前に涌井の取材に行ったとき、同じような練習をしていて、一番怒られていたのは当時1年生の福田でした。とにかく、小倉さんが求める走塁は非常にハイレベルのようで、どんなに騒がれて入ってきた1年生でも、最初は戸惑うらしい…。

 高濱に関して、渡辺監督にも話を伺いました。面白かったのは「ストッパーをやらせたい!」と何度も言っていたこと。相当、ピッチャーをやらせたいようです(笑)。
 春の県大会のあと、高濱に聞いたときは、「ほんとは今年の秋からピッチャーをやる予定だったんですけど、小倉さんから『1年にいいピッチャーが入ってきたから、お前は野手でいい』といわれました」と話していたのですが…。
 個人的にはピッチャー高濱を見てみたい。渡辺監督は「素晴らしい球を投げますよ」とピッチャー高濱に惚れている様子でした。

 6月9日発売の『中学野球小僧』には小倉部長、高濱のほかに、福田のインタビューも掲載されます。ついでに松坂の中学時代話も。センバツV祝いということで(?)、横浜高校祭り?(笑) お楽しみに!



2006年05月12日(金) 初・青汁

 先月末、悲しいことに29歳になりました。ゴールデンウィークに長崎のホテルに泊まった際、宿泊カードにうっかり「28歳」と書いてしまいました。まだ、29歳になったことを認めたくないのかも(笑)。

 歳のせいか(?)、最近体力のなさを感じます。単なる、運動不足という説もありますが…。パソコンに1日向かっているせいか、目の疲れも激しい。体(健康)が資本の仕事だけに、体調を崩すとヤバイ! 何とかしなければと思い、数日前に生まれて初めて青汁を飲んでみました。

 じつは青汁の存在がずっと気になっていました。
『中学野球小僧』で取材をしたコンディショニングの達人先生が、「毎日、青汁を飲めば絶対に風邪を引かない!」「選手に青汁を飲ませている」「青汁は目の疲労回復にも抜群の効果!」と、営業マン(?)と思ってしまうほど青汁の効果を力説。
 翌日から、「青汁飲んでみよう」と思ったのですが、いきなり青汁を飲むのは怖かったため、まずはDHCの『青汁+豆乳』に挑戦。これが美味しい! といっても、「青汁はどこに?」と思うくらい、豆乳の存在が強かったですが。

 つい最近、『工藤公康「42歳で146km」の真実―食卓発の肉体改造』を読みました。
 ここにも青汁登場!
 工藤は毎日、青汁を飲んでいるそうです。というより、工藤は水に溶かさず、粉のまま口に含んでいるらしい。恐るべし…。

 そんなこんなで、昨日2度目の青汁に挑戦。1度目はマズイと思ったのですが、昨日は普通に飲めました。美味しくはないけど…。
「人間の体は3ヶ月で変わる」と某先生が言ってました。3ヶ月は長い…けど、体調を崩すと自分の収入に影響するので、今年からは「健康」をテーマに生きます(たぶん)。



2006年05月09日(火) 日本唯一の環境?

 先日、東京・羽村三中の取材に行ってきました。テーマはバッティング。奥山誠先生の指導、大変面白かったです。詳しくは、6月9日発売予定の『中学野球小僧』で! 今回の中学野球テクニカルは、非常に濃い〜内容になっていますのでお楽しみに。

 羽村三中は2004年度に秋春夏の都大会を制し、三冠を達成しています。パワフルなバッティングがすごかった! 奥山先生は前任の瑞穂中でも2年連続関東大会出場の経験を持っており、「1試合に1本はホームランが出ましたよ」とこちらも強打が売りのチームでした。

 さて、羽村三中に行き、びっくりしたことがひとつ。レフト方向にあるネットを挟んだ向こう側に、何と羽村シニアの練習グラウンドがありました。奥山先生によれば、「こっちも向こうにボールを入れるし、向こうからもこっちにボールが飛んでくる」とのこと。
 こっちは軟式野球部、ネットを挟んだ向こうはシニア。何だか、すごい環境だと思いませんか…? これだけ練習場が近いと、羽村三中の子は野球部に入るか、シニアに行くか、確実に迷いそうですね…。
なお、羽村シニアは日本一になったこともある強豪チーム。日大三で全国制覇を遂げた原島正光(日立製作所)らの出身チームでもあります。

 野球部とシニアのグラウンドが隣接しているところって、日本でほかにあるのでしょうか? ご存知の方いましたら、教えてください!(河川敷は除き…)



2006年05月06日(土) 遅延行為?!(横浜市大会準々決勝)

 今日は横浜市大会準々決勝、桐蔭学園中の試合を見るために金井公園へ。
 結果から先に書くと、

富岡東中 0000000|0
桐蔭学園 001301/|5

 相手のミスにうまく乗じ、桐蔭学園中が準決勝進出を決めた。昨秋以来、久しぶりに見た左腕クンもまずまずの出来。テークバックをコンパクトに変え、ヒジの上がりがスムーズになった印象を受けた。

 この試合でビックリな事件があった。
 場面は2回表、富岡東中の攻撃で1アウト一塁。
 ここで桐蔭学園中の左腕が、一塁へ軽い山なりのけん制球を放ると…、三塁塁審から「ボーク!!」の声。ん?? 何も不正な動作はなかったように思うが。一塁側ベンチの大川監督も立ち上がり、主審に「何のボークですか?」と確認。すると、三塁塁審が歩み寄り、「遅延行為です」との説明がなされた。
 え?? 遅延行為!?
 ず〜っと野球を見てきたが、遅延行為によるボークは初めて見た。かなりの衝撃!

 左腕クン。このけん制球が、この日初めて投じたけん制でした。確かに山なりではあったけど、その日の1球目のけん制が遅延行為に取られるってどうなんでしょうか。何球も続けて、山なりのけん制をしていたなら分かるのですが…。
 そもそも、「けん制球」の意味は、ランナーを殺すことよりも、間合いをとったり、相手の出方をうかがう意味があるのでは? 
 今回のけん制球が遅延行為となると、右投手の三塁けん制はほとんどが遅延行為にあてはまる。緊迫した場面で、フワッとしたけん制球を投げて、「ボーク! 遅延行為!」で失点なんてことがあるかも。

 でも…、緩いけん制にも戦術的にいろんな意味が含まれているんですよ。緩いけん制のあとに、速い牽制を投げることだってあるし。どうにも腑に落ちない「遅延行為」の宣告でした。そもそも、ボークをとって、説明している時間のほうが、無駄な時間を費やしているし…。

 そんなこんなで、横浜市の準決勝・決勝が今週土曜日に横浜スタジアムで行われます。優勝チームは夏の全日本少年出場が決定。桐蔭学園中の連覇なるか、秋の準優勝校・飯島中のリベンジなるかなどなど、注目です。

 ★準決勝 “單臙罍s港南中 桐蔭学園中vs田奈中



2006年05月03日(水) サイドスロー竹澤雄一(東海大相模vs桐蔭学園)

■春季神奈川大会準決勝

桐蔭学園 020010000|3
東海相模 00000105/|6

 保土ヶ谷球場に着いたのは1回裏、東海大相模の攻撃のときだった。スコアボードに目を向けると、東海大相模の「1」が竹澤雄一(3年)と記されていた。かなりの驚きだった。

 竹澤は4日前に行われた準々決勝では、ベンチ入りメンバーから外れていた。保土ヶ谷球場で横浜高校の偵察をしていたのだ。ネット裏に制服姿でいる竹澤を見て、「夏のベンチ入りは難しいかも…」と正直思った。

 竹澤を初めて見たのは、相模原市立内出中2年の春。現在、桐蔭学園3年の吉村とともに内出中の主力として活躍していた。3年夏には神奈川大会準優勝で関東大会出場。準決勝では磯部泰(修徳高校3年)ら擁する修徳学園中に勝ち、全中出場を決めた。
 全中では準決勝で修徳学園中のリベンジに遭うが、1回戦、準々決勝ともに完投勝利を挙げ、全国ベスト4に輝いた。
 しなやかなフォームから投げ下ろされるカーブが最大の武器だった。タテにキレイに落ち、中学生レベルでは打てないボール。ストレートはおそらく120キロ前後だったと思うが、このカーブが見事な緩急を作り出していた。

 東海大相模入学後、1年秋には先発を任されることもあった。2年センバツにはベンチ入りも果たした。しかし、2年夏頃から公式戦に登板する機会が減ってきた。同期の高山、長谷川、藤田が成長し、3年センバツはベンチ入りするもマウンドに上がることはなかった。

 課題は明確だった。いつしか、門馬監督は言っていた。
「竹澤はいいものは持っているんだけど、体が全然大きくならない…」
 入部当時の体重は59キロ。3年春センバツでは65キロだった。
 ピッチングは確かにカーブの曲がりは独特なものがある。しかし、甲子園を狙う私学に対しては、ストレートの球速が伸びなければ、苦しいのが事実だった。

 センバツから戻ってきたあと、門馬監督は竹澤に告げた。
「サイドスローにしてみろ」
 何かを変えなければと思っていた竹澤は、監督の言葉を受け入れた。
「サイドにすれば、出番が増えるかも。とにかく試合で投げたい」

サイドに変えてみると、オーバースローとは違った感触を得ることができた。カーブの曲がりは小さくなったが、その代わりに新球シュートを覚えた。沈みながら落ちていく独特の軌道で、左打者には厄介なボールだ。
 しかし、相模の投手陣は厚い。高山、長谷川、藤田の3年生に、成長著しい2年生の菅野、即戦力新人の大城まで加わった。

 4月の中ごろ、門馬監督は竹澤に痛烈な一言を放った。
「お前はすべての投手陣の中で、一番下の実力だ」
 竹澤はこの一言で目覚めたという。その日から、毎日150球の投げ込みを続け、フォームを固める日々が続いた。
「フォームを作らないと、自分の高校野球は終わってしまう…」
 投げ続ける竹澤の姿を見て、門馬監督はこの日の先発を決めた。
「竹澤から伝わってくるものがあった。先発を決めたのは今朝、球場に来てから。2点は失ったけど、よく投げてくれました」

 桐蔭学園戦に臨んだ竹澤は、2回表に甘く入った変化球をレフトスタンドに放り込まれ2失点。3回で降板したが、ヒットはホームランの1本のみだった。
 ピッチングは見違えるように変わっていた。腕の振りが速くなり、ほとんどのボールが低めに集まっていた。とくにシンカー気味に落ちていくシュートが威力を発揮し、サイドの弱点ともいえる左打者を完璧に押さえ込んでいたのが印象深い。

 現在、相模の投手陣は竹澤を含めて6人。夏のベンチ入りをめぐる争いは熾烈だ。
 竹澤に夏の目標を聞くと、「横浜の偵察をやってきたので、横浜戦に投げたい。横浜に勝ちたい」と迷うことなく話した。
そして、「体を大きくしたい」と言葉をつなげた。現在の体重は66キロ。センバツより、わずかに1キロ増えた。「食べても食べても大きくならない…」とずっと悩んでいる。当面の目標体重は70キロ。体さえできれば……、もっと良くなる。本人も周囲も、その想いは同じだ。


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