sakuraの日記
DiaryINDEXpastwill


2003年01月23日(木) ミナミ先生

ミナミ先生は、兄貴たちの家庭教師の先生。

先生は貧乏学生だった頃、お月謝より何より、晩ご飯を食べさせて欲しい

ということで、お月謝は格安で、ほとんど毎日我が家で晩ご飯を食べていた。

気さくで、人懐っこい人で、私はいつもそんな先生の膝の上に乗せてもらってた。

家庭教師と言っても、勉強だけを教えるわけじゃない。

ある時は、体育の時間だと言って、近くの河川敷を走る。

書道の時間では、母が先生になる。

そして、生徒にテストをさせてる間に、母親への教育論の講義。

時には、幼い姉にピアノを教えて貰って、先生もピアノ習って弾いたりする。

そんな自由で楽しい家庭教師だった。

私が生まれたとき、病院まで来て、

生まれたての私の頬にキスをしていったそうだ。

後に、大学生の私が同級生のM君と一緒に歩いていた時、

偶然、先生に出会ったら、ミナミ先生は何を勘違いしたのか、

そのM君を私の恋人と思ったらしく、

ミナミ先生 「あ〜、僕はsakuraちゃんのファーストキスを奪った男です。
       
       セカンドキスは君に譲りますよ。」

M君    「・・・・」

私      (@_@;)

という事もありました。

いくつになっても、ミナミ先生は青年のような人だった。

そんな先生ももういない。

昨年、60歳で亡くなったそうだ。

いつも、近所を自転車で走る姿を見ていたものだから、

まさか、想像もつかない事だった。

そう言われてみれば、ここ1,2年見かけないなぁと思ってはいたけど、

たまたまだと思っていた。

なんだか、また、素敵な人が一人、この世を去っていったんだなぁ。


2003年01月03日(金) 再会

 Nちゃんがこちらに遊びに来て、みんなで会った。

Nちゃんは、5年以上前、必要でパートナー組んで、こちらに来てくれていた

姉妹だけど、パートナーの結婚で、両親の元に戻っていた。

ちょうど、1年程しかこちらでは活動出来なかったけど、

私たちの会衆にとっては、初めて迎えた必要コンビだったので、

大歓迎だったし、とても新鮮な二人だった。

お正月だと言うのに、6人の姉妹と集まって、楽しい夕食の宴がもよおされた。

年長の主婦の姉妹のお宅で、ご主人が留守と言う事もあって、

みんなで買出しをして、和気藹々と食べて、喋って、食べての

大宴会!?となりました。

ほんとに、久々にあったとは思えない楽しさで、

「ほんまにNちゃんて、たった1年しかここにいいひんかったとは

思えへんね。(^○^)」

なんて、いいながら、尽きる事なく喋ったなぁ〜。

実際、一番喋ったのは私だったんですけど〜(~o~)

一時はすごく落ち込んで、無気力状態になったNちゃんだったけど、

病気のお父さんの代わりに、配達の仕事でトラックを運転する仕事で頑張ってる

って生き生きとしてた。

ほんとに良かった、元気になって。

もう大丈夫だね。(^.^)

これからもいいお友達でいようね。(*^^*)


sakura |MAIL