sakuraの日記
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2001年09月30日(日) 皆勤賞

 小学一年生の時、通っていた近くの教会の日曜学校で、皆勤賞を
貰いました。
  
 私の学生生活の中で、皆勤賞などという華々しい賞をもらったのは、
後にも先にもこれ一回きりでした。

 歌う事が大好きだったわたしは、なによりクリスマス礼拝で、聖歌隊
としてかっこいい白いマントを着て、舞台に立つのが楽しみで、その時は、
将来、教会の聖歌隊に入って歌うか、オルガニストになるのが夢でした。

 日曜学校は、子どもの礼拝の後に、若い10代、20代前半の信者の
お兄さん、お姉さんが分担して、それぞれの受け持ちの学年に分かれて、
遊んだり、聖書の中の物語を読んで考えあったりと何でもありの
ワイワイガヤガヤでしたが、子どもの頃の私には、とても楽しかった。

でも、今、思い返してみても、聖書の中身については、ほとんど理解
出来てなかったと思う。
断片的に聖句とか聖書物語は知っていても、その意味は知らなかったし、
実生活に当てはめるなんて、とうてい考えも付かなかった。

後に、JWと研究するようになって初めて、知っていた聖句の意味や
適用を知ることになったし、聖書物語もパズルのパーツみたいに断片的
だったのが、つながって、いっぺんに賢くなったような気がしたものです。

JWになって、残念だなぁ〜と思う事は、聖歌隊が無い事と、生伴奏が無い事。
賛美を歌うのは、大切な崇拝の分野なんだから、美しい賛美を歌うグループを
結成して、ハモりたいと思うのは私だけかな。


2001年09月29日(土) かまきり

今日、いつものように名水で有名な井戸に水を汲みに行く道で、
人の往来の激しいアスファルトの上に堂々とした風貌のかまきりを見た。
道のど真ん中でカマを振り上げているかまきりを、自転車を止めて眺めた。
そういえば、かまきりに会うのは久しぶりやな〜と思いながら・・・

都会にしては、自然が身近な家の近所でも、探さずにかまきりとばったり
出会う事はなかなか無いので、ちょっと、嬉しくなる。

でも、待てよ、「このままにしとくと、踏まれたり、轢かれたりするかも
しれへんし、そばにある植え込みにでも避難させとこかな。」と思って、
体長15センチはあるだろうかまきりの背中あたりをつまんでみることにした。

きっと、この辺りだとカマは届かないだろうと思っての事だったが、
「いたたたっ」私の指をカマで切りつけてきた。

恐るべし、かまきり!

避難は無事に出来て、そばを通りかかったご婦人が、「やさしいねぇ。」と
声をかけてくれた。

かまきりと見知らぬご婦人とのそんなささやかな触れ合いにほのぼのとした
心地良さを感じ、すがすがしい秋晴れも手伝って、
私の心もさわやかさで満たされた。


ところで、かまきりのカマが届かないようにするにはどの辺りをつまむと
良いのか? という疑問が湧いて来る。


2001年09月28日(金) 三日坊主

 私は子どもの頃から何をしても飽きっぽく、
母から三日坊主とよく言われた。
この日記を始めて、三日になるが、
三日坊主にならないようにせねば、と思う。


2001年09月27日(木) 神様の事を教えてくれた人

 神様の事を初めて聞いたのは、おそらく、幼稚園の時。
5歳の時、家から5分のプロテスタント系の教会付属の幼稚園に入園した。
そこで、初めて聖書に触れる事になる。
子どもにも分かる聖書物語や、子どもの賛美歌を通して、少しずつ聖書の言葉を
知るようになったのだと思う。
祈り方もその時に知ったが、園長先生の祈りに合わせて「アーメン」と
言うだけだった。

私は、歌がとても好きなので、たくさんの賛美歌を今でも覚えているが、
神を賛美する方法として、一番好きなのはやはり賛美の歌を歌う事。

幼稚園でも日曜日には礼拝があり、ほとんど行っていたと思う。
嬉しかったのは、出席すると、ノートに聖句カードが貼ってもらえる事。
「あなたの父と母を敬いなさい。」
「天に宝をたくわえなさい。」
「あなたの隣り人を愛しなさい。」
「光の子らしく歩きなさい。」
「神はその独り子をたまわったほどにこの世を愛して下さった。それは、み子を
 信じるものが、一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」などなど

その時に覚えた聖句は、意味が解らなくても、子ども心に心地よい言葉として、
ずっと、私の中にあった。

私に神様の事を教えてくれたのは、キリスト教系の幼稚園の先生でした。
そして、今のJWとなった私がいる。


2001年09月26日(水) 16年

 父が亡くなって、今年で16年になる。
仏教的に言うと、17回忌という事になり、
当然、法事というものがある。

 わたし以外の家族は全員お参りをするのだが、
わたしだけはなんとか崇拝に関係することは免除してもらっている。

 思えば、初めて法事の席で、焼香をしないと決めた時は、
長兄の目が怖くてどきどきした。
かろうじて、母の理解を得ていたので、赤ん坊の甥っ子の面倒を見る
という名目で、焼香の席を辞していたが熱烈に祈った甲斐があって、
一番恐れていた兄の目に付かずに済んで、胸を撫で下ろしたのだった。

 今は、それなりの理解を得て、普通に会食だけ参加している。
今年は久しぶりに家族全員が顔を合わせられるのがとても楽しみ。
総勢17人の宿泊客にはとまどうが、こんな事はめったに無いので、
どんなになっても、大いに楽しもうと思う。

 9児の叔母は忙しい。(誰にもおばちゃんとは呼ばせていないが…)


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