アイデンティティー

2005年11月07日(月) 05.07.29




私はこの日を


2005年7月29日


という日を

一生忘れることはないだろう。


いや、

忘れてはいけない。


たとえこの先

キミを

例えば、

キミ 以外を

愛してしまいそうな時

この日を思い出そう。





愛情がない

同情しかない





キミの口から零れ落ちた

あの言葉。


キミほど愛しい存在は

なかった。


誰よりも

何よりも

愛している

キミの口から零れ落ちた

あの言葉。




あの瞬間

私の中で

何かが崩れ落ちた。




その何かが

今も見つからない。


心が

スカスカする。



彼女が訊いた。



絶対忘れたくない思い出は?




言えなかった。

キミは私より弱かった。

卑怯だった。



だけど、




キミほど私を幸せにしてくれた人はいない。




これから先何年生きようと

キミほど私を幸せにする人も

キミが突き落とした絶望も

私に与える人はいないだろう。





絶対忘れたくない思い出は?







一人で自分を笑ってしまう。

なんとも愚かな自分を

笑ってしまう。




忘れたくない。


何があっても

忘れたくない。

キミと過ごした

2年半。

いや、

お互いだけを想っていた

2年間を。

狂おしいほどの

あの幸せを。


何があっても

忘れたくない。







あの時

心は死んでしまったんだ。





ああ、


胸が痛い。





ねえ、知ってる?






きっと



私は


あなたを


あいしてる。





My追加
 < 過去  INDEX  未来 >


桜木 舞 [MAIL]