2006年11月23日(木)
何も知らない僕を誘う 手招く手招く 僕は迷いながらも僕の場所へ。


前略


外光が照らす
蛾が翅に光を受けて彷徨う

蛍光灯の下
僕はまた決断を迫れる

何度も免れた


優しいあの子はうわべだけでもそれだけで
対して僕は決して許す言葉を選べずに


だけど僕はね


結局、
けっきょく、


大勢の中の一人でしょう?



草々



2006年11月19日(日)
私の知らない場所であなたと笑う君が憎い そこには私がいた筈なのに


前略


正直に、なりましょうか

あなたが愛しすぎて殺したい程に君が憎いのです。


私でよかったのに


私がよかったのに



あなたの幸せなら祈ってあげられるけど
君の幸せなんて そんなもの。



草々



2006年11月18日(土)
云うべきではない云う権利もない だけど云いたいわ 「どうして私じゃないの?」


前略


「自意識過剰ですね」

「はい。」



私だけじゃないってわかっているもの。
私が特別じゃないってことも知っているもの。
何か勘違いをしていたのは私の自意識過剰だもの。

わかってるわ
わかってるわ
わかってるわ!


夢をひたすら見ていたの
覚めればそこは絶望なの

わかってたわ
わかってたわ!


もう私はどうしたらいいの?

わからない
わからない。


草々



2006年11月17日(金)
この名前を私は知っている だけど今日は敢えて云いましょう 嫉妬。


前略


狂い咲け 狂い咲け 私の花
もどかしさと焦燥感で咲き乱れて。
誰の目も届かない場所で

狂いそうになるの何度も
もう壊れたくないなんて云ってられないわ


狂い咲け 狂い咲け 私の花
もどかしさと焦燥感で咲き乱れてよ
誰の声も聞こえない場所で


羨望と 羨望と 羨望と。


羨望で 狂い咲いて



草々



2006年11月16日(木)
きっとこのままでもいいんだ だってこんな気持ちは誰にでもある   


前略


人の幸せを喜んであげられるほど
僕はいい子じゃないし
それほど余裕があるとも云えない

どうして僕じゃないんだろう

そればかりが巡って


答えなんて どこにもない



草々



2006年11月06日(月)
縋りつくものが他にないから 僕にはそれしかないから だけどどれもが残酷


前略


結局 綺麗なことなんか何もない
ただ僕達がそれを求め妄想し追いかけているだけ

追いついたとき
残酷なスピードで遠ざかるそれ。それ。
悲惨な現実。本当の表情。裏の顔。
近付けば
全部見えて
綺麗なものなんか何もない

ただ僕達が
求め
妄想し
追い続けている

みずからがつくりだした夢を
追いかける


草々


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鳥海

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