江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草こだわりの店  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。ランキングであの日本一の「きっこのブログ」を超えることが目標です。スポンサーサイトへの訪問、投げ銭がわりのお買い物、掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。江草乗応援プロジェクト←江草ファンなら一日一回開きましょう。 秘密の京都世界戦略室インク激安屋もぜひよろしく!

2015年11月29日(日) 紅白にどうして「ももいろクローバーZ」を出さないのか        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 オレはオッサンだが、アイドルの女の子たちが好きだ。「AKB48」の女の子たちが白い水着で踊るPVを見ると長生きしていてよかったという幸福感に包まれるし、歌って踊っている美少女たちを見ているとそれだけで満足である。そうしたアイドルたちの中でも「ももいろクローバーZ」は特にいいと思う。それは彼女たちの出ていた映画「幕が上がる」を観たからである。

 オレは高校演劇の世界の知識は全くないのだが、映画を見終わった後ですごく演劇を見たいと思った。こういう世界が存在していることを知ってものすごく感動したのだ。オレの知らないところで必死でがんばっていた高校生たちがいたということに。そして、その世界を見事に伝え、演じきってくれた「ももいろクローバーZ」の女の子たちに深く感謝したのである。

 その彼女たちが、一ヶ月後に迫ったNHK紅白歌合戦の出場メンバーから漏れたということを知ってオレは愕然としている。3年連続で紅白に出場していた彼女たちが、今年は絶対に紅白で、映画「幕が上がる」の主題歌に使われた「青春賦」を歌ってくれると期待していたからである。なんということだ。オレは通勤のクルマの中でこのお気に入りの「青春賦」を何度聴いたことだろうか。

 出場メンバーのなかには、「常連」と呼ばれる演歌歌手たちが大勢いる。どうして和田アキ子はいつまでも出続けるのか。オレにはわからないのである。もう昔の人達はまとめて引退してもらえばいいのである。和田アキ子より「ももクロ」の方が100倍出る価値があるとオレは思うのだ。ちゃんと第一線で活躍し、コンサートには多くの観客を集め、「男祭り」(男性客限定コンサート)などで話題性もあったのにどうして評価されなかったのかとオレは不思議に思ったのである。

 メンバーによる「卒業宣言」を聴いていてオレはさらに不思議な気分になった。どうして「なんで落としたのか」と抗議してくれないのか。選ばれなかったことに対して泣いてくれた方がまだスッキリする。泣いて抗議して、そしてろくにヒット曲もないもう時代遅れのババアたちを出し続けるNHKに対して怒ってくれた方がずっとよかったのにと思うのだ。

 NHKの受信料の支払い拒否をしている人達はこう言ってやればいい。「ももクロを落選させるNHKなんてゼニ払う価値ありませんわ」それは十分に支払い拒否の根拠になるとオレは言いたい。

芸能界は伏魔殿である。多くの芸能人が暴力団と深いつながりを持ち、麻薬や覚醒剤に汚染されている。映画のヒロインに選んでもらうためには本人の資質や能力よりも所属プロダクションの力関係や根回しが優先される。来春公開される映画「ちはやふる」のヒロインが広瀬すずと聞いてオレは「全然違うやろ!」と思ったが、原作者の意向やアニメのヒロインの醸し出すムードなんかよりもずっと大切な条件が必要なんだろう。そういうことはオレのような部外者には全くわからない。「全然違うやろ」というイメージの俳優を起用した結果大きくコケた映画はたくさんある。役に全然合わない俳優を使わないといけない監督も本当に大変である。

大晦日、オレはとりあえず紅白は観るが、それはもちろん録画して置いて観るのである。そうすれば興味ないオッサンやババアの歌ってるところはすっ飛ばして好きなところだけ視聴できるからである。その時間は他局の番組をしっかりと観ることになるだろう。

 毎週決まった時間にテレビで同じ番組を観るという視聴スタイルは完全に崩壊した。それなのにいまだに視聴率何%だとほざいてるテレビ業界にはもううんざりだ。視聴率が低くでもいいドラマはたくさんあった。低視聴率だった「表参道高校合唱部」はどれほどオレの心を打っただろうか。東野圭吾原作の「白夜行」の映画版(堀北真希主演)は全然ダメだが、綾瀬はるかの出ていたドラマ版はすばらしかった。どの時間、どの曜日に放映されるのか、並行してどんな番組が放映されているかという条件だけで簡単に視聴率という数字は変わる。そんなものに絶対的な価値はないのである。そんなことを気にしているおまえら放送業界の人間がますますテレビをつまらなくしてしまっている。

 そうして「紅白歌合戦」という権威ある伝統番組もまた芸能プロダクション間の利権争いの場と化していてますますつまらなくなっていくのである。全くくだらない、馬鹿馬鹿しいことだとオレは苦々しく思っている。その結果テレビを観ないでネットの動画サイトばかり観てしまうのである。オレと同じ行動を取ってる人はきっとものすごく大勢いるだろう。テレビをつまらなくしたのはテレビ業界の人間である。自分たちがその元凶であることに連中はどれだけ気づいてるだろうか。全く気づいてないのだろうか。

P.S. 映画「幕が上がる」の中で劇中劇として演じられる「銀河鉄道の夜」も本当にすばらしい。ネット上ではその部分をつなぎ合わせた動画もあったと思うので検索してぜひ御覧になってもらいたい。 

劇中劇「銀河鉄道の夜」


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館

2015年11月26日(木) トルコのロシア機撃墜をオレは支持する        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 ロシアとトルコ、日本人にとって信頼できるのはどっちの国かと聞かれれば誰もが迷わず「トルコ」と答えるだろう。「信義」というのは何よりも大切だ。日ソ不可侵条約を一方的に破棄して満州や樺太に侵攻して日本人居留民を虐殺し、避難する民衆を戦車で轢殺したロシア軍の行動をオレは断じて許せない。

 「領空侵犯」という理由で民間航空機である大韓航空機を撃墜した事件もあった。宗谷海峡の上空で消息を絶った大韓航空機のことについて、ソ連政府は証拠をつきつけられるまで関与を否定したことを思い出す。最近でもウクライナでマレーシア航空機を親ロシア派ゲリラがロシアから供与された武器で撃墜するという事件が起きている。そうして平気で民間人を殺戮してきたロシアが、今回ほんの17秒トルコの領空を侵犯しただけで撃墜された自国の爆撃機に関して文句を言うのは、オレには全く納得できないのである。これまでさんざんおまえの国のやってきたことを、たまたま他の国がやったらそんなに腹が立つのかということなのだ。

 逆にトルコは日本にとってもっとも大切な友好国だ。トルコの国民も親日的である。戦争のためにイランで日本人が帰国できなくなった時、救援に来てくれたのはトルコ航空機だった。そうした恩義を日本人は決して忘れてはならないのである。

 ロシアはIS攻撃という名目でシリアに軍を派遣し、実際はアサド政権擁護のために政府軍に協力し、アメリカや欧州の諸国が支援しているシリア反体制派を攻撃している。つまり、今シリアで行われていることは一種の代理戦争である。ところが参戦している各国の名目は「ISによるテロとの戦い」なのである。ロシアの参戦も表向きはそういう理由だから始末が悪い。

 今回報道されたさまざまな証拠の中に、ロシアの爆撃機の航跡と周辺の地図があった。確かにほんの一瞬、ロシア爆撃機はトルコ領内に侵入している。たった17秒だが、その17秒のうちにトルコ空軍はそのロシアの爆撃機を撃墜したのである。尖閣で領空侵犯されてもスクランブル発進して警戒するだけの日本の自衛隊とは大違いだ。少しでも入ったら即座に撃墜するのが世界の常識なのである。そこでなぜか撃たない日本の自衛隊は中国や北朝鮮から舐められるのももっともである。一歩でも自国の領内に武装して入ってきた国籍不明機があれば即座に撃墜するというのが世界標準であることを日本国民、特に深い考えもなく「平和憲法を守れ」と叫ぶサヨクの人達は肝に銘じるべきである。酒を酌み交わして話し合うどころではないのである。そんな悠長なことをしている間にどんどん国民が殺されてしまうのだ。相手はならず者の集団なのである。

大国ロシアに対して一歩も引かずに自国の正しさを主張するトルコの勇気に日本人は学ばないといけない。相手が間違ったことをしているのに何かにビビって声をあげられないことがどれだけ日本外交の中に存在するだろうか。子どもがいじめを訴えることができないで自殺していくのは、大人たちが「強い者にはさからうな」「理不尽であっても我慢せよ」という価値観に支配されていることを本質的に見抜いているからである。こんなダメな大人たちに相談しても何も変わらないと絶望して子どもたちは死んでいくのだ。今の日本の外交姿勢がまさに「強いものにはさからうな」「長いものには巻かれろ」ではないのか。どうして弱者の声を聞き入れようとしないのか。

 ISはパリで大規模な無差別テロを起こした。しかしアメリカがパキスタンでの無人機攻撃で関係ない一般の人達を大勢誤爆で殺し、アフガニスタンで国境なき医師団の活動する病院を破壊したことはどうなのか。殺された人達にとってはそれは無差別テロ以上衝撃ではなかったのか。そして無差別テロは無条件に悪とされるが、アメリカの誤爆は正当化されている。これはどうしようもなく理不尽なことだ。数十万、数百万人の誤爆犠牲者に対してアメリカは公式に謝罪することも補償することもない。そうして殺された者たちの恨みが先進国での無差別テロという形で噴出することを誰が止められるだろうか。

 戦争を起こして一番得をするのは誰か。武器を輸出して儲けている巨大軍需産業である。武器にはコスト意識などない。どんなに高くても戦争に必要なら買うしかない。そういうわけで莫大なゼニが軍需産業を潤しているのだ。紛争があるたびに連中はどれほど儲かってることだろうか。

 日本政府の立場はただ一つ、武器を作ったり輸出したりしないことだ。そういうモノを世界に輸出している国の不見識を罵倒することだ。自分たちの主張する正義をしっかりと国際社会で貫くことだ。武器輸出をしたいなどとほざくクソ政治家は日本にとって何の役にも立たない売国奴である。オレは断じてそういう輩を認めたくはないのである。ここで勇気を持って「トルコが正しい」と声を上げる者がいれば、それこそが真の政治家である。おそらく今の政府の中にはそんな者は誰もいないだろう。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館

2015年11月23日(月) 大阪W選挙を終えての感想        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 大阪府知事・大阪市長を決める大阪W選挙が終わった。自民党が出した対抗馬の栗原貴子、柳本顕の両氏に民主公明そして共産党までが相乗りして、組織票で維新候補をつぶそうとしたのだが、そういう狡さが逆に大阪の人間の神経を逆なでしたのかも知れない。またあまりのくだらなさと、外山恒一氏が街頭演説した「誰も投票しなければ誰も当選しない」という主張に影響されたのか、投票率も前回を10%くらい下回る約50%という低投票率だったわけだ。結果的に府知事も大阪市長も維新の推薦する候補が勝つという結果に終わった。

大阪府知事と言えば、シャープから賄賂の大型テレビをもらって便宜をはかり、ついでに公立高校エアコン導入時にとんでもない額を払って業者をぼろ儲けさせた太田房江知事の暗黒時代を知る府民は、女性の知事が再び誕生することを望まなかったかも知れない。

 公明党や共産党を支持していた層が、今回の選挙でスンナリ自民党推薦の候補に入れたとは考えにくい。もしもそうならこれだけ低投票率だったわけで自民推薦候補が当選できていたはずである。つまり、自民党の候補を共産党が応援したために、共産党の支持者も自民党の支持者も離れてしまったような気がするのだ。そして「棄権」という結果につながったのではないか。

 さて、維新は今回の選挙の結果を「自分たちへの支持」ととらえて、当然のことながら一度負けた住民投票を再度仕掛けてくるだろう。もちろん今度は勝つためのさまざまな根回しもきっとしてくるだろうし、前回反対票の多かった地域に対するネガティブキャンペーンも当然のことながらついてくる。

 私は「二重行政」がそれほど非効率でどうしようもないほどダメなものであるとは思ってないし、そもそもその弊害がわからない。むしろ橋下氏が廃止したモノの中に、たとえば「大阪府立国際児童文学館」のようなすぐれた施設が存在したことを思うと、彼の文化行政に関する価値観は自分と相容れないということがよくわかる。このような文化施設こそが大阪の宝であり、なんとしても守らないといけないものだったはずだ。ゼニに換算できない価値をゼニの問題で判断するのが橋下氏の行動である。

 生徒の集まらない公立高校を廃校にしたり、整理統合の対象にするという方針は、大手企業が売れない製品を整理することと基本的に同じで資本主義的行動原理に従った行動である。しかし、これまで入学試験の偏差値が低くて入りやすいとされた高校が「エンパワメントスクール」という名称で、小中学校の学習内容のやり直しや職業体験に力を入れているということを知ると、その部分はきちっと評価したいと思うのである。少なくとも現状の問題点に対して「何かを変えよう」「現実に合わせて改革しよう」というという点では以前の教育行政が何もできなかったことを変えることに成功したのである。

 大阪にも田舎がある。先日、母と一緒に墓参りに行ったおりに、その見晴らしのいいお墓の下にあった横山高校がなくなって更地になっていた。地域の人口が減少して入学者が減れば当然のことかも知れないが、同じように能勢高校も存続の危機に立たされているらしい。学校がなくなってしかたなく長距離通学しなければならなくなる生徒はかわいそうだが、経済効率ということを考えれば高校以上の学校は都心部の便利なところに置いた方がいい。逆に幼稚園や小中学校は小規模で徒歩圏内にあるべきだ。幼稚園の大規模統合をした松原市のやり方は間違ってると思うし、高校通学のために早起きしないといけない田舎の子の宿命に関してはなんとも申し訳ないと感じる。

 もっとも父の実家が和泉市の山奥で、本家の長男(つまり私の従兄弟)はその山奥から三国ヶ丘高校にはるばる通っていて、今は医師になってるわけだから田舎のハンデは努力によって克服可能なのはわかる。

 すべてを経済効率で判断する維新政治は資本主義社会の中では正義かも知れない。しかしオレはその良い部分をある程度認めつつ、どこか釈然としないモヤモヤしたものを心の中に残している。それがどういうものであるのかうまく説明できないが、ただ「どこかが合わない」という違和感なのだ。かといってそれ以前の自民党の連中がやってきた「利権調整型」の政治システムに戻ろうとは思わない。それはもっと大阪を衰退させるだろうし、将来の滅びの姿しか見えてこないのである。

 維新政治の中に「ゼニだけの問題じゃない」という視点で行動できる人が現れて欲しいとも思うが、次々に見つかるスキャンダルは、作ってもないチラシを作ったことにして政治活動費をだまし取った稚拙な詐欺女議員とか低レベルのことばかりで、それもまた嘆かわしい限りである。まっとうな人をちゃんと維新は議員に育てて欲しいのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館



2015年11月19日(木) 相場操縦をしているのは誰か?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 大物仕手筋として知られる加藤舛気鵑逮捕された。加藤氏はもう74歳である。外資系のファンドがアルゴリズムを使ったコンピューターの自動取引で株式を売買する世界で、昔のやり方の株価操作や、仕手株と呼ばれる一部の銘柄を利用した仕手戦がもはや通用しなくなったのは投資家のオレにはよくわかる。加藤氏が「新日本理化」の株価操作をしていたこともネットの上に広く知られていたことである。

 しかし、彼の仕掛けた仕手戦に乗っかって儲けようとした多くの個人投資家たちがいたことも事実だ。資金力の乏しい個人投資家が束になってある特定の銘柄を買い上げて、話題になって株価が急上昇したところで大量の空売りを入れ、踏み上げ相場を演出したあとで売り抜けるというのは仕手株のお約束みたいなものである。祭りが大きければ大きいほど参加者も膨らむし、最後には壮大な暴落が待っている。どこで参加し、どこで売り抜けるかはすべて参加する個人の自己責任である。そうした「祭り」が起きることのどこがいけないのか。彼に何らかの罪があったとオレには思えない。そもそも金融商品取引法という法律がクソである。そして証券取引法違反で検挙されるのはいつも小物ばかりだ。加藤氏がどれだけ利益を出したというのか。

 オレはこれまで何度も仕手戦を見てきた。そして気がついたのだが、仕手戦の中には金主、つまりゼニを調達してくれる親分として背後に銀行がついてることがあるということである。かつて倒産した新興不動産のジョイント・コーポレーションを底値で買い支え、倒産前の乱高下を演出したのはある大手都市銀行である。ジョイントコーポが100円割れから反発した直後にオリックスによる支援が発表されたわけだが、その情報を知る何者かが買い支え、そして300円台に反発してから売り抜けた。あのとき底値で買い支えた連中は数十億円の利益を得たはずである。もちろん明らかなインサイダー取引だが、これを取り上げた新聞は一つもなかった。半年後にジョイントコーポが破綻した時、優良資産はメインバンクであったその銀行がほとんど押さえてしまっていたのである。オレはその事実をもと社員だった人達からの告発メールで知ったのだ。

 真の黒幕は決して表に出てこないし、暴力団との関与もきっとあるだろう。そして同じ不正であっても告発されるのは小物ばかりで、大物はうまくすり抜けるか、驚くほどの微罪で許されるのである。巨額の粉飾決算をしたオリンパスや東芝が上場廃止になることもなかった。それに比べればハナクソみたいなわずかな金額の不正を行ったライブドアが上場廃止に追い込まれ、堀江氏が実刑判決を受けたことと比べればあまりにも不公平である。しかしこれが日本の株式市場の現実なのだ。小さなイカサマは取り締まられるが、もっと大きなとてつもない規模のイカサマは「株式市場に与える影響が大きすぎる」からお目こぼしになるのである。株主訴訟で堀江氏は200億円以上の賠償を支払ったが、東芝は旧経営陣にわずか3億円しか賠償を求めていない。2000億円以上の不正会計を行った連中に対して、あまりにも軽い罰である。これがイカサマでなくて一体何なのか。

 旭化成建材によるマンションくい打ちのデータ改竄事件は、はからずも同様の不正が日本中のマンションで行われているという事実を明らかにした。これでマンションが全く売れなくなるかというとそうでもなく、いったん暴落した三井住友建設株は、不正を行ったのは下請けの旭化成建材というニュースが流れるとすぐに反発した。そして都心部には新しいマンションが次々と建てられている。もうすでに数百万の空き家が存在し、人口減少が始まっているのに、その問題を放置して新しいマンションがじゃんじゃん建つのだ。おそらくあと20年も経てば多くのマンションが管理費や修繕積立金の滞納でスラム化してしまうだろう。そんなことも考えずに人々はマンションを終の棲家のつもりで買うのである。廃墟となったマンションで孤独死する未来が予想できないのだろうか。どうも株式市場にネガティブなニュースは報道規制でもされているかのように流れてこないのだ。そうしたマスコミを使った市場操作は「株価操縦」ではないのか。

 福島第一原発は完全にコントロールされているという根拠のないウソを安倍晋三首相が語ったことは風説の流布であり、そのウソを信じて東京電力株を買った投資家をだましたことにはならないのか。国の借金が1000兆円を超え、日銀が間接的に国債を引き受けるという財政ファイナンスの禁じ手でなんとか国家予算が延命しているという末期的状況でありながら日経平均株価が上昇している。少子高齢化によって市場規模がどんどん縮小していて将来性が期待できない日本の株式市場に、大量の年金資金や日銀のゼニがつぎ込まれ、ETFやリートを買い支えることで暴落をかろうじて食い止めている。こんなことがいつまで続くのだろうか。

 いつか壮大なナイヤガラが起き、日経平均株価が暴落して郵貯の資金も年金資金も個人金融資産もみんなふっとんでしまったとき、我々のもとには何が残るのだろうか。相場操縦によって無理矢理に吊り上げた株価はいつかは暴落する。それは歴史が証明しているのだ。加藤氏の相場操縦を問題にする前に、もっととてつもなく大きな相場操縦が今この日本で現実に行われていて、それがはじけたときに日本という国家が財政破綻してしまうことを我々は知っておく必要がある。それは何年後か、何十年後か、それとも明日のことなのだろうか。少なくとも阿蘇山のカルデラ爆発のような巨大な自然災害や、若狭湾の原発がすべて壊滅するような巨大な原発事故が起きれば明日にでもいきなり起きる現実なのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館


2015年11月16日(月) コンビニ経営者に補助金を与えよ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 日本全国にコンビニは4万6000店あるという。この中で9割近い店が24時間営業している。これは驚くべきことである。都会では基本的に徒歩圏内に必ずコンビニが存在する。そこにはATMが設置され、コピー機もあるしすぐに食べられるフライドポテトや唐揚げ類やおでんもある。公共料金の支払いもできるし、監視カメラは駐車場や店内を常に撮影していて、犯罪捜査にも絶大な威力を発揮する。車を運転していて突然の便意に襲われてもコンビニがあれば大丈夫だ。そこには清潔なトイレが必ず設置されているからだ。高速道路ならPAやSAがあるが、そういうもののない一般道路ではコンビニが頼りである。

 日本に於いてこのコンビニというのは公共ザービスの多くの部分をカバーする必要不可欠の存在なのだ。ところがその大多数は直営ではなくFCであり、元締めの理不尽な契約システムによって利益の大半を搾取され、オーナーやその家族は長時間労働にあえいでいる。オレには納得いかないのである。

 元締めは絶対に損をしないのに、その一方で多くのコンビニ経営者が借金を抱えて倒産している。FCを経営する個人を犠牲にして元締めだけが儲かるこのような仕組みは絶対に間違っている。そこでオレは提案したい。コンビニ経営者には国が補助金を支給せよということを。

 田舎の駅前商店街がシャッター通りとなって個人商店が壊滅した今、田舎には店そのものがなくなっている。田舎の「よろず屋」をコンビニとして復活させやすくして、その経営者が過労死しなくてすむように最低限の収入を保証する仕組みを作ればどうだろうか。もちろん人口の多い大都会ではなくて、田舎に設置する場合に補助金を支給するのだ。コンビニ経営者には月50万円の補助を与えるということにして、おそらく黒字にはならないような地域にも設置することができれば、過疎地で失われていくさまざまな公共サービスを復活できるとオレは思うのである。

 過疎地に道の駅などを設置して、そこで地域でとれた野菜や果物、鮮魚などを販売している事例は日本中に無数にあるし、成功事例も多い。ところが道の駅というのはどこもかなりの規模である。そこまで経費を掛けなくても、もっと小さな施設でなんとかできないかと思った場合、コンビニ業界の助けを借りて、採算の取れなさそうな地域でも経営者に補助金を出すことでコンビニを設置できないかと思うのだ。もっとも経営努力で黒字にできるならもっといいことだし、アルバイトに地域のお年寄りなどを雇用できるならばそれはまた地域の活性化につながる。

 阪神大震災や中越地震、東日本大震災の時にコンビニはものすごく役立った。24時間営業を可能とする配送網は、必要な物資を迅速に届けるのにとても価値があったのである。防災拠点としてのコンビニの果たす役割はとても大きい。またコンビニで売られているおにぎりや調理済みの食品は被災者の食糧としてそのまま活用できる。

 また24時間オープンしているということは、そこに常に誰かがいて、監視カメラがちゃんとあるということで虐待を受けた子どもやDV被害者の女性にとって駆け込み寺としての利用も考えられる。ストーカーに追われていても、とにかくコンビニに逃げて保護を頼めば守ってもらえるという仕組みにすればいいわけだ。もっともコンビニの普通のアルバイトにそこまでの役割を求めるのは酷なので、一部の従業員の中で研修を受けた人(できればコンビニオーナー)にその役割を果たしてもらえればと思うのである。

 現行のコンビニは多くの機能を持ち、そして多くの人々の日常生活に欠かせない存在になってると言える。だったら採算面でコンビニの引き合わないような地域にも出店してもらい、また某大手コンビニチェーンのように強欲な元締めのせいでFC経営者が苦しんでいたり、FC契約そのものに欠陥がある場合は国家の介入で是正するしかない。

 全国4万6000店のコンビニ経営者に、一軒あたり100万円の補助金を出すなら約460億円である。過疎地に絞るならもっと少なくて済むだろうし、補助金を出す条件を絞れば一軒あたりの金額はもっと増やせるだろう。とにかく全国津々浦々に存在するコンビニが重要な社会インフラであるという意識を国民が共有するならば、この補助金政策には賛同してくれるものだと思うのである。かつて特定郵便局が果たした役割も今のコンビニは果たしている。ここまで便利になったものをもっと活用すれば、公務員の数を増やさなくても行政サービスが隅々まで行き渡ることになるのだ。

コンビニの深夜営業は光熱費や人件費で経営上はかえってマイナスだという。だったら24時間営業している店に対してはなんらかの補助があってもいいとオレは思うのだ。赤字であっても店をオープンしてサービスを提供してくれていることに対して我々は敬意を払わないといけないとオレは思ってるのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館

2015年11月11日(水) 高速道路の卵テロは殺人未遂である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 クルマを運転中に突如フロントガラスにモノをぶつけられたら運転者はびっくりするだろう。あわてて事故を起こしたりするかも知れない。それが前のクルマが落とした落下物なら抗議できるが、飛んできた鳥ならば不可抗力だ。では高架橋からバカが投げた卵ならどうなるのか。なんと東名高速の高架橋で面白半分に卵を投げつけていたクソ野郎どもがいたのである。このような連中は警官が即座にその場で射殺してもよかったとオレは思っている。これは明らかな「無差別テロ」である。オレはこうしたテロリストは行為の軽重を問わず死刑にすべきであるという見解を持っている。それが市民社会の秩序を守るということなのだ。このようなクズは断じて許してはならない。こういうクズを死刑にしてこそ日本という国の良識が守られるとオレは思っている。日本の刑罰は基本的に軽すぎるのだ。

 以下はスポーツ報知の記事である。

フロントガラス割れた!41台被害で21歳兄、18歳弟が逮捕
スポーツ報知 / 2015年11月11日 8時0分
 神奈川県警松田署は10日、同県大井町の東名高速道路にかかる橋から大量の生卵を投げつけて走行中の車を傷つけたとして、器物損壊と暴力行為法違反の疑いで、同県秦野市の会社員の男(21)と高校3年の弟(18)を逮捕した。兄弟は「悪ふざけでやった」と容疑を認めている。同署は、生卵約500個を使用したとみて調べを進めている。41台の車が、フロントガラスが割れるなどの被害を受けた。両容疑で弟の仲間2人も後日、書類送検する方針。
 秋の遠出を楽しむシルバーウィーク中に、東名高速道路上でとんでもない「悪ふざけ」が行われていた。
 松田署によると、9月20日午後10時ごろ、「高速道路の橋の上から生卵を投げつけている人がいる」と110番通報があった。現場は、神奈川県大井町の東名高速にかかる橋。署員2人が駆けつけると、兄弟ら4人が橋のフェンスに上り、勢いよく生卵を投げつけていた。4人の方向に向かって走ってくる上り線の車だけに狙いを定めていた。
 パトカーに気付いた4人は、バラバラに逃げたが、橋から約1・5キロ離れたところで、兄が確保された。兄のズボンの片側のポケットから、押しつぶされた卵の黄身がにじみ出ていたため、署員が問いただすと「悪ふざけでやった」と認めたという。
 橋のフェンス上から約9・6メートル下の道路上まで、十数分間、投げつけられた生卵は約300個。同署は、近くのスーパーで買ったものと万引きしたものが半々だったとみている。現場の道路上は生卵の黄身まみれで、殻が散乱していた。
 事件当日はシルバーウィーク2日目とあって通行量が多く、フロントガラスが割れたり、ボンネットや屋根がへこむなどの被害を受けた車両は41台に上った。2、3個同時に当てられた車両もあり、最高の被害額は50万円以上だったという。
 同署によると、同じ日の午前0時半ごろにも、生卵約200個を使った同様の犯行が、同じ橋の上で行われており、慎重に関連性を調べている。2件合わせると計約500個の生卵が投げられたことになり、捜査関係者は、「高速道路を走行中の車に対する悪質な行為。大きな事故につながる可能性もあった」と話した。
 逮捕まで約1か月半かかったことに関して、同署は、器物損壊罪は告訴が必要とした上で「被害者は遠方から来た人が多く、連絡を取るのに時間を要した」などとした。調べに対し、兄は「うっぷんを晴らしたかった」と供述しているという。


 この危険な行為が「器物損壊罪」のような軽い罪と判断されるのが日本の司法である。どうしてこれが「殺人未遂罪」ではないのか。器物損壊罪の法定刑は3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料である。つまりこの2人のクソ野郎どもはどんなに長くても3年あれば刑務所を出てこれるし、実刑判決にならない可能性もあるのだ。またこの「器物損壊罪」は親告罪であり損壊されたクルマの所有者が告訴権を有するため、警察は連絡を取るのにものすごく手間取っているのである。どうしてその場で射殺してくれないのかとオレは思うのだ。もしもオレが卵をぶつけられたドライバーの側なら絶対にこの二人は許せない。少なくとも被害ドライバ−全員から全身に卵を投げつけられるくらいのオプションは刑事罰に加えられるべきではないのか。

 オレは以前から「無差別テロ罪」の新設をここで訴えている。大阪では深夜に路上に置かれた巨大なコンクリートブロックのためにバイクに乗る人が死亡する事故が起きている。高速道路に自転車を投げ込むというテロも以前にあった。線路への置き石なども同様である。結果として大事故にならなくても、このような悪質な行為は厳重に取り締まるべきである。そして最高刑は死刑というか、原則死刑にすべきである。このような犯罪を起こす連中は社会にとって害しかもたらさない。強制排除する以外に罰は考えられないのである。テロリストを見つけたら、オレが警官なら間違いなくその場で射殺しているだろう。それが正義を実行するということである。そのために警官は拳銃を持てるのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館

2015年11月09日(月) あの外山恒一氏が大阪に来ているらしい・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 11月22日は大阪府知事・大阪市長のW選挙投票日である。さて、その選挙なんだが、なんとあの東京都知事選挙の政見放送で有名になった外山恒一氏が大阪に来て「ニセ選挙運動」を展開しているらしい。「誰も投票しなければ誰も当選しない!」と選挙ボイコットを訴えているのである。
 外山氏の主張は基本的にむちゃくちゃである。あの都知事選挙の政見放送だって、あれは政見放送という形をとったただのパフォーマンスだと思っている。もちろん大勢の人に効果的に自分を知らせるのには大いに役立ったはずである。

 ただ、彼のむちゃくちゃな主張は、もしかしたら本質的なところで的を射ている部分があるかも知れないのだ。たとえば「選挙なんて多数派のお祭りだ」「そんなことでは何も変わらない」ということを彼は主張してるが、そこはオレも同感である。日本新党の細川護煕氏が首相となって自民党が下野して何かが変わったか?否である。民主党が政権を取ったことで何かが変わったか?それも否である。国の借金はどんどん増える一方だし、重大事故が起きればもしかしたら日本列島から国民が総員退去しなければならないほど危険な原発も、相変わらず完全撤退という選択肢を示す政権与党はない。

 おそらく今は共産党以外のどの党が政権を担ったところで結果は同じだろう。政治家の多くは世の中を劇的に変えようとは思っていないのである。多数派というのは「今のままでテキトーに成り行き任せでいこうじゃないか」という人達であり、選挙では常にそういう勢力が勝つのである。何も変えられないのである。そんな無意味な選挙なら「ボイコットするべきだ」という彼の主張に一部同意したくなるのである。

 外山恒一氏は今回の大阪でのW選挙期間中に「投票ボイコット」を呼びかけて大阪を行脚するそうだ。また、投票日まで毎週「木金土」に千日前の味園ビル2Fの「TORARY NANDO」で飲んでるそうである。きっと彼に逢いたいという大勢の心ある人達が集まることだろう。私も行ってみたいと思う一人である。

 日本というのは本当に言論の自由が保証されている国だと思う。もしも中国やロシアにこの外山恒一氏のような方が居れば、即座に逮捕されてそのまま収容所に送られるだろう。日本だから彼の発言や著書は単なるネタとして処理され、彼の真摯な政治主張はなぜか「お笑い」のカテゴリーに分類されてしまうのである。

 しかし、政見放送をただのパフォーマンスにしてしまうという意味で、彼のようなインパクトのある存在は過去にあっただろうか。マック赤坂さんや又吉イエスさんのような選挙のたびに出現する謎の立候補者たちとはかなり違うのである。当選する可能性のほとんどない出馬宣言から、さらに一歩進んで「投票ボイコット」を訴える彼の挑発は、我々に対する大きなメッセージである。ただ投票に行くだけで民主主義の義務を果たしているような気分を味わってる我々に、彼が突きつけるものの意味を今一つ考えないといけないとオレは思うのだ。

 選挙によって何かが変わるのだろうか。たとえばミャンマーではアウン・サン・スーチーさんの所属する野党が過半数を占める勢いだという。しかし、選挙の結果が不当にねじ曲げられてしまう可能性も高いし、前回選挙はそうだったと言われている。

 日本では本当に公正な選挙が行われていると言えるのか。人口に占める高齢者の比率が高い上に投票率も異常に高く、少子高齢化でもともと人数の少ない若者の投票率が低いという結果、政策は高齢者へのバラマキ中心となってしまう。いっそ一票の価値は「平均寿命−年齢」を乗じて算出し、マイナス票にするわけにもいかないので85歳以上は1票だが、50歳なら一人35票、18歳なら一人67票あるということにすればどうか。人生の残り時間に対して責任の重い人ほど一票の価値を重くするのである。そうすれば選挙の結果は劇的に変わるだろう。既得権益の代弁者であった老害政治家たちは一掃され、議員の平均年齢は一気に若返るかも知れない。

 大阪のW選挙ではなんと維新に勝たせないために共産党と自民党が手を組んだ。政策に大きな隔たりのあるこの2党が手を組んでいるくらいに選挙戦はもう破れかぶれのなんでもありなのである。野次馬として見ている分には面白いかも知れないが、オレは大阪市民でこそないが府民でありこの選挙の当事者の一人である。外山恒一氏に賛同して投票ボイコットをする気はないが、かといって選挙の結果で何かが変わるのだろうかという部分に関しては同様の感想を抱いているのである。

外山恒一氏の有名な政見放送動画


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館


2015年11月04日(水) キューバの教育は世界一だそうです        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 池上彰さんの番組で紹介していたが、キューバの教育は世界一らしい。なんでもGDPと比較して教育費の占める割合が世界で1位、ちなみに日本は最下位だそうだ。キューバでは幼稚園から大学まで教育は完全無償化されているという。しかも小学校では1クラス20名以下の少人数制である。

 オレはそれを観ていて思ったのである。明治維新の日本もそうして誰でも教育を受けられるチャンスが与えられ、真の意味の平等が実現する社会を目指していたのではないか。どうして間違ってしまったのだろうか。

 貧富の差によって教育の結果に差が出るということは間違ってる。少なくとも本人の努力で結果が左右されるようになって欲しい。もちろん努力しない場合、どんなにゼニを使っても環境を与えても結果は出ない。しかし、そのチャンスすら与えられない場合はどうしたらいいのか。

 その国の治安をよくするのも犯罪を減らすのも、すべて教育に委ねられている。幼児教育、初等教育の時にしっかりと人格形成することで将来の犯罪を減らせるのははっきりしている。

なぜこの日本という豊かな国で教育の完全無償化が実現できないのか。若者が奨学金という名の教育ローンを背負わされてしまうのか。1000兆円を超える巨額の国の借金を返すのは誰か? 地殻変動があればただの廃墟になるリニア新幹線の建設費は誰が返すのか。数千年に一度のカルデラ噴火が起きれば一瞬にして土石流で破壊される場所になぜ原発が建てられているのか。常識で考えればおかしいと思うことがこの国には多すぎる。

 そしてキューバでは助け合いの精神が発達していて、たとえば学校へ送迎するのに親が仕事で行けないときは近所の人が代わりに送ってくれたりするという。帰宅した子どもたちに宿題を教えてくれたり、親が仕事を終えて帰るまで面倒を見てくれる「学童保育」みたいな場が用意されている。教科書はお下がりを修理して使い続ける。そうして「モノを大切にする」という精神が養われるのだ。

 キューバではアメリカではもう見られないような古い自動車がたくさん走っている。古いクルマを修理して使い続けているのだ。そうした部分にも「モノを大切にする」という精神が根付いているのである。 

豊かさとはいったい何だろうか。ブータンやミャンマーは世界の最貧国とされるが、そこで暮らす人たちは不幸なのだろうか。豊かさの尺度が先進国の基準で金銭的な価値だけで測られていないだろうか。

 キューバでは乳幼児の死亡率がアメリカよりも低い。誰もが平等に医療サービスを受けられるというのはそういうことなのだ。急患がたらい回しになったあげくに命を落とすこともある日本の医療システムは誇るに値しないとオレは思ってしまうのだ。

 貧しい家に生まれても、本人の努力でどんな能力も身につけることができるという世の中は、かつて吉田松陰が松下村塾で目指したことではないのか。そんな教育の理想はいったいどこに行ってしまったのだろうか。高額の受益者負担を強いる日本の教育システムを誰もおかしいと思わないのだろうか。

 せっかく法科大学院を設置しても、司法試験合格者はそれほど増やさなかったので結果的に法科大学院を出ても司法試験に合格できない人を大量に生み出した。なぜ合格者を増やせなかったのか。それは法曹関係者の既得権益を守ろうとしたからである。なぜ医学部の定員が抑えられてきたか。それは医師会の圧力が強かったからである。どうして教育の機会は平等ではないのか。そうすることによって階級が固定化されることを狙っているからである。富める者の子弟がよりよい教育を受けることができ、貧しい者が希望通りに進学できないようにすることで、階級は固定化されるのだ。そうして貧富の差は拡大していくことになる。親が生活保護を受けていればその子が生活保護を受給する率は4割近いという。そうして貧困の連鎖が続くのである。

 我々の社会はどこで間違ってしまったのだろう。どうすれば平等な教育は実現したのだろう。世界で唯一成功した社会主義国であるキューバを見て、オレは日本のかつての歩みを振り返るのである。我々はいったいどこで道を誤ってしまったのだろうかと。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館


My追加

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP HP・教師EXAの秘密の部屋 お金儲けの情報満載 江草とeichanの株式問答掲示板 こだわりのマウス専門店、マウスヲタク エンピツユニオン