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2019年12月31日(火)
質問してくれてありがとう

年末、溜まった書類の整理をしながら、PCでラジオを聴いているが、
NHK第一放送の「子ども科学電話相談」が断然楽しかった。
特に年末は時間も長く、心体スペシャルとか、宇宙天文スペシャルとか、
テーマを決めているので、質問を聞いているだけで、笑ってしまう。
「ぷどうジュースを飲んだのに、なぜオシッコは黄色いのですか?」
「おならで、臭いのと臭くないのがあるのはどうしてですか?」
そんな質問に対して、先生方たちも真剣に答えるから面白い。
子どもを子ども扱いせず、時々難しい単語・言葉もあるけれど、
なんとか分かってもらおうとする、そのやりとりが素敵だな、と思う。
私も、子どもたちの「なぜ?、どうして?」に答えたいな、と感じた。
まず電話があると、質問内容を訊いて、
「どうして、その質問をしようと思ったの?」と問いかけるところから
スタートするが、最後は「質問してくれてありがとう」で終わる。
この終わり方が、とってもいいな、とメモをした。
質問してもらうことで、どんなことに興味関心があるか、分かるし、
それ以上に、勇気をもって質問してくれることに感謝した台詞、
「質問してくれてありがとう」
なるほどなぁ、私もこれからは、このフレーズを口にしようっと。
いろいろなことがあった一年だったが、振り返るのは明日にしようっと。

P.S. 
私の中では恒例になっている
「大晦日の夕陽に向かって手を合わせ、今年他界した人を偲ぶ」
今年は5人。
親戚、職場の先輩、私の小さい頃からお世話になった人など、
身近な人が亡くなった。
あらためて「ありがとうございました」そして「お疲れ様でした」
(今年は、大型商業施設 の駐車場屋上から日の入りを拝みました)



2019年12月30日(月)
とりあえず、パフェ

高校時代からの親友・悪友たちと、年末恒例の忘年会。
今年は、私のお勧めのお店で一次会を過ごし、
帰宅するにはまだ早いから・・と二次会に突入したのだが、
居酒屋だというのに、9人全員がパフェを食べた。(笑)
こんなことは、いまだかつてなかったが、
注文を取りに来た若者の定員は、驚いたと思う。
なんたって、60歳過ぎの大人が、お店に入ってきた途端、
「とりあえず、パフェ」と口にして、楽しそうだったから。
みんな飲む量が減ったなぁ、とメモしながらも、
食欲は、私の予想に反して旺盛で驚いた。
「facebookに投稿しているランチ、肉ばかりじゃん。
そろそろ、肉より魚だよね」と、メンバーに同意を求めたら、
ほとんどが、お肉大好き派で、返り討ちにあった。(汗)
さらに「やっぱり、健康のためにも肉食べなきゃダメだよ」と
諭される始末。
「運動量が減って肉ばかりじゃ、太るだけだろう?」と言う私は、
完全に少数派で「60〜61歳の肉派」に圧倒された。
そうか、そんなものかな・・と、食を見直す機会となった。
それにしても、居酒屋で「とりあえず、パフェ」には参ったなぁ。



2019年12月29日(日)
テーマ曲だからこそみんなで歌わなきゃ

映画「ライオン・キング」(ジョン・ファブロー監督)から。
「フルCG」の技術が私の想像を遥かに超えたものだったので、
本物のライオンやその他の動物の様子を撮りためて、
台詞に合わせて繋げたのかと思うほどだった。(汗)
ライオンの王子シンバが、父親から「王道学」を学ぶから、
リーダーとしての役割に関するメモを増えたが、
今回は、自分のせいで父親が死んでしまったことを悩み、
あてもなく歩き、たどり着いた新しい地で、楽しい仲間と出会う。
イボイノシシの「プンバァ」とミーアキャットの「ティモン」だ。
彼らの考え方、生活に刺激を受け、だんだん元気を取り戻していく。
それはこんな会話から始まる。
「不幸があって取り返しがつかないのか?」「そう」
「違う、世界が背を向けたらお前も背を向けろ。
(何があっても前向きに)開き直るんだよ」
「それでいいわけ?」「学習が必要だな、繰り返して」
「ハクナマタタ、意味は、悩むな、人生くよくよするな」
「好きなところで好きに生きる」ことの大切さを教え込む。
「悩みを解決する俺たちの合言葉、ハクナマタタ」
「俺たちのテーマ曲だ。テーマ曲だからこそみんなで歌わなきゃ」
このみんなで歌う、という一体感が元気には欠かせない。
相手を奮い立たせるためには、自分も一緒になって動かなければ。
そのチームワークを、この作品で教えてもらった。
「ディズニー・アニメ」って、こんな見方ができるんだな。



2019年12月28日(土)
自分の生き方を見つめ直す9日間

定年退職して初めて迎える年末年始は、
「観光案内所」というサービス業の運営も私の仕事なので、
直接、窓口対応するわけではないが、9連勤。(笑)
春に体験したGW10連勤と同様、自分から言い出してみた。
実は、これを言い出してから、ずっと考えていたが、
初めて経験する年末年始の過ごし方を、
私なりに模索し、やっと辿り着いた考えは、なんと
「自分の生き方を見つめ直す9日間」だった。
職場にテレビがあるわけでもないので、
恒例の「箱根駅伝」テレビ観戦も、今年はなし。
コタツに入ってミカン食べてぬくぬくの、のんびりもなし。
ではどう過ごそうかと考えたら、せっかくのチャンス、
徹底的に、自分の生き方を見つめ直そう、と思った。
それも、生きてきた61年間を振り返るのではなく、
これから訪れる未来に夢を馳せてみようかと。(笑)
残された人生、どうやって生きるべきか、ではなく、
どうやって死ぬべきか、死に様を真剣に考えてみようかな。
「終活」って作業、けっこう楽しいかも・・と感じたし、
普段できないことをする・・これって長期休暇の基本だよね。



2019年12月27日(金)
たかが5日、されど5日。

今年は1日早く仕事納めの人が多いためか、
SNSには、飲み会の写真が溢れていた。
誰が誰と飲んで、どんな料理を食べたのか、
そんなことは、私の関心ごとではないけれど、
今年は、そんなSNSの投稿をよく目にした気がする。
また、ポジティブに、プラス思考で、背極的に・・・
そんなことを書いている人たちが、
「今年も残すところあと5日になりました」とばかり、
一年を振り返る記事が目に付くのだが、
へそ曲がりの私は、まだ5日もあるよ、と
コメントしたくなる衝動を抑えている。(笑)
毎年、この時期に同じようなことを書いている気もするが、
一年を振り返るのは、2020年1月1日になってから。
残すところのあと5日間、集中して真剣に生きれば、
けっこういろいろなことができるのになぁ、といつも思う。
「生きる」では足りず、「生き切る」ことを意識する。
あと5日間、ゴール直前に力を抜いて流すのと、
ゴールテープの向こうまで、走り切るのでは、
タイムは大きく違うことを、知って欲しい。
だからこそ、今日も含めた5日間を「年末」と考えず、
年頭に掲げた目標の達成に向けて努力したい。
たかが5日、されど5日。(ちょっと古いけど・・)
私もまだ達成できてない目標、いっぱいあるなぁ。(汗)



2019年12月26日(木)
ペンライト振らないと、年を越せないからね

毎年恒例の「年末イベント」と言えば、
地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会。(今年は第59回)。
今年は、どんなフレーズが私のアンテナに引っかかるかな、と
楽しみにしていたら、こんな会話が聞こえてきた。
開演よりやや遅れてきて、私の隣に座った女性陣、
休憩中に盛り上がっていたので、頷きながらメモをした。
「よかったぁ、間に合って・・」と喜んだのも束の間、
「ペンライト振らないと、年を越せないからね」
それにつられて、周りの人にも伝染したのか、反対側でも
「これをしないと、年を越せない」という例えが溢れた。
「沼吹のミュージカル観ないと年を越せないもの」
「定番ソング(「情熱大陸」「あの鐘を鳴らすのはあなた」)を
聴かないと年を越せないよ」
中には「川口先生のお尻をふった指揮を観ないと年を越せない」
「湯川司バンドで元気もらわらないと年を越せないな」など、
ちょっとマニアックな「〇〇しないと年を越せない」なども・・。
こんな年末の楽しみ方があって、みんな幸せだな、と感じた。
私の場合、やや遅めの夕食を取りながら
「定期演奏会ネタで『気になる一言」書かないと年を越せない」
よかった、これで、今年も幸せな気分で、年を越せるぞ。

P.S
本当に好きなのは、卒業する3年生を送るセレモニー。(涙)



2019年12月25日(水)
自分で自分を教育する時代

元大リーガー、イチロー選手が、子供たちに語ったセリフに、
私のアンテナが反応した。
昔は、先生が生徒に教育するのが大前提だったから、
ある程度の年齢まで、誰かに教育されてきた。
しかし今は、教育する人、教育される人が曖昧になり、
先生、生徒という関係すら、揺らいできている気がする。
先生、保護者という関係も、昔のような関係ではない。
だから、他人から教育されることがなくなってくる。
では、誰が教育してくるのか、と考えた場合、
「自分で自分を教育する時代」がやってくる、と
イチローは、子供たちに語りかけた。
確かに、情報はインターネット等を通じて、大量に入る。
その情報の扱い方も、自分でルールを決めて、
取捨選択の判断も、活用の仕方も、
今まで以上に、自分というものに責任が増えるのだろう。
自分に厳しかったイチローらしいコメントだな、とメモをした。
彼はサラッといったけれど、実は、これが一番難しい。
他人のせいにできた時代が終焉を迎えている、ということは、
そういうことなんだろうなぁ。



2019年12月24日(火)
イチゴたっぷりの「クリスマスケーキ」を食べている。

自分の日記を「クリスマス」というキーワードで検索したら、
物凄い数の日記が表示された。
そこで12月24日に書かれた日記だけを抜き出してみた。

2018年12月24日(月)  「いつもの曲で、いつものようにフィナーレ」に感謝
2017年12月24日(日)  クリスマス・プレゼントに「大人の深夜メドレー」
2016年12月24日(土)  結婚披露宴1.5次会は、クリスマス・ディナーショー
2015年12月24日(木) 人間の感情は芸術品と同じ・・偽造できる。
2014年12月24日(水)  家族版・ゴチになります、今年は撃沈。(悔し〜い)
2013年12月24日(火)  お名前をフルネームでお願いします
2012年12月24日(月)  若い科学者1人の価値は、老いた政治家20人分だ
2011年12月24日(土)  クリスマスイブだけど、今日は早寝だな・・
2010年12月24日(金)  メリー(merry)は「楽しい」と同意語
2009年12月24日(木)  センベロ居酒屋
2008年12月24日(水)  人間だからミスすると思う人は、ミスをする
2007年12月24日(月)  「漢字一字」より「熟語」はいかが?
2006年12月24日(日)  「音」が落ち着いていたって感じですかね
2005年12月24日(土)  2006年01月01日はうるう秒
2004年12月24日(金)  クリスマス・イブですが、病室でお過ごしください
2003年12月24日(水)  安心できるあったかい時間☆かな
2002年12月24日(火)  松井は助っ人としてメジャーに行くんだよ
2001年12月24日(月)  「家計簿」より「時間簿」

あぁ、この年はこんなこと書いていたんだ・・と思い出しながら、
イチゴたっぷりの「クリスマスケーキ」を食べている。(笑)
こんなにのんびりした「クリスマス・イヴ」は久しぶりだけど、
これもまた、定年退職した環境の変化として、楽しみたい。
さて、これまた毎年恒例の「クリスマス」を題材にした「映画」でも、
ゆっくり観ようかなぁ。今年は、あれかも・・

P.S
読者の皆さんは、どんな映画を思い出しますか?



2019年12月23日(月)
「鏡」から「我」を抜くと「神」に近づく

ラジオから流れてきた「伊勢神宮」のネタだったけど、
神社に関することだったので、メモをした。
まず「多くの神社に鏡がある理由を知っていますか?」
えっ、御神体じゃないの・・と思いつつ、聴いていたら、
鏡に映っているのはありのままの自分の姿。
鏡(かがみ)という言葉の真ん中にある、が(我)の文字をとると
神(かみ)に近づく(らしい)。
(実は「神と仲良くなれる・・」みたいな説明だったが)
「鏡」から「我」を抜くと「神」に近づく、とメモをした。
次に、お賽銭をあげた後にする「2礼2拍手1礼」のお願い、
個人的なお願いをしないのは、以前紹介した。
ただ、右と左の手をずらすことは、曖昧だった。
「手をずらす」のは、いい音がなる・・だけでなく、
手の指の節を合わせると、不幸せ(節合わせ)に繋がるから、
「不幸せをずらす」という意味がある(らしい)。
さらに、境内に敷かれている「砂利」については、
踏み歩くことで「邪離」の意味がある(らしい)。
確かに、根拠があるわけではないが、こういった知識を
知ってるか、知らないかで、神社のお参りが楽しくなる。
先日、サタディボランティアに参加している子供たちに、
柿田川公園の貴船神社で教えたら、とても嬉しそうに頷いていた。
こういうことなんだよなぁ、ガイドの育成って。



2019年12月22日(日)
「柿田川大楽」が存在した証としての成果物

来春の開校を目指して準備を進めている「柿田川大楽」。
一般社団法人として、目的も定款に記載した通り、
「柿田川の価値を維持し、高め続けることを目的」とし、
楽しいこと、面白いことを通して、柿田川の魅力をお裾分けする。
その気持ちに、ブレはないけれど、どうも私の性格からして、
最終目標というか、期限を決めたゴールが欲しくなってくる。
それも「柿田川大楽」が存在した証としての成果物、
印刷された書籍がわかりやすい目標だな、と考えている。
36歳の時、毎日書いた555文字の日記の中から、
150話を選んで「公務員パパの生活コラム150」を出版してから、
もう、25年が経過したことになる。
あれからも毎日書いているが、不思議とネタには困らない。
しかし、そろそろ「日記」から脱皮して、何か1つに絞り
10年くらいコツコツと溜めて、一冊の本にまとめたくなった。
「柿田川事典・柿田川ガイドブック・柿田川Book・柿田川INDEX
柿田川必携・柿田川手帳・柿田川読本・柿田川図鑑」など、
私にとっては、名称はなんでもいい。
とにかく、散在しているアナログ情報を集約して、
少しずつデシダル化することと、
自然保護以外のことで、柿田川を楽しむ提案をする、
それこそ、柿田川大楽のミッションだなと確信している。
一年ごとに施策の成果を求められるわけではないので、
まぁ、焦らずのんびりといきますか・・・(笑)
誰に怒られるわけでもないのだから・・・(汗)



2019年12月21日(土)
二等辺三角形じゃないぞ、正三角形だぞ

映画「半世界」(阪本順治監督)から。
稲垣吾郎さんが炭焼き職人を演じ、主演を務めた人間ドラマ、
そして、そのタイトルの意味が知りたかったことで観始めた。
タイトルを匂わせる会話は、何度も見つかった。
故郷で働いている同級生に対して、元自衛官の親友は、
「お前らは世間しか知らない、世界を知らない」と言い放つ。
そして、なにか意見がぶつかると、言われた方がわざと
「あぁ、世界を知らないからな」と、口にしてみたりする。
しかし主人公が突然、他界してしまい途方に暮れながらも気付く。
「気付いたよ」「何が?」「お前には分かっていること」「こっちも世界」
その辺りに「半世界」の意味を見つけてみた。
ただし、この作品を代表するフレーズは、
「二等辺三角形じゃないぞ、正三角形だぞ」ではないかと思う。
同級生3人の関係、3人家族の関係・・
世の中には、3人でチームを組むことはあるが、そのバランスは、
3人とも同距離、同角度の「正三角形」が相応しい。
逆にいうと、世間を騒がす「三角関係」って、
「正三角形ではなくて、二等辺三角形」なんだよなぁ。



2019年12月20日(金)
裾野市に「柿田川」という「日本料理・寿司」店

インターネットで「柿田川」検索をしていたら、
気になるお店を見つけた。(ローカルネタですみません)
「「柿田川」(かきたがわ)予算(〜5000円)
最寄駅(JR御殿場線) / 裾野駅 徒歩7分(490m)
ジャンル(日本料理 寿司)定休日(毎週月曜日)」
今まで何度なく「柿田川」で検索したはずなのに、
初めて気付いた情報・・。
とても気になったので、裾野へ出張の時に探したけど、
なかなか見つからなかった。
店名に「柿田川」を使ってくれるくらいだから、
メニューも知りたかったな・・が私の本音。
それが、インターネットでは、出ていないから不思議だ。
店主に、店名の由来とかも、こっそり訊きたかったから、
また時間を見つけて、じっくり探してみたい。
裾野市在住、在勤の方、是非、情報ください。
ネットによると、鈴木図書館の近くらしいです。



2019年12月19日(木)
両替1本に100円かかるんですよ

先日、あるコンビニで買い物をした際、細かい小銭がなかったので、
お札で支払おうとしたら、ピッタリでなくてもいいので、
出来る限り小銭をお願いできますか?と言われ、
お客も少なかったので、何気なくその理由を訊いてみた。
返ってきた答えは、私の予想外だったので、メモをした。
「両替1本に100円かかるんですよ」
50枚を1本として、あのビニールでまとまっているコイン、
実は、手数料として「1本につき100円」かかるらしい。
それも、金種に関係ない、というので、ますます笑った。
「もしかしたら1円の両替って、50枚(50円分)が、
100円かかっているのですか?」と尋ねたら、答えはイエス。
コンビニで、お釣りがないってわけにはいかないので、
赤字を承知で、対応しているようだ。
あっ、だから、少しでも小銭をストックしたいんだな、と
冒頭の会話が理解できた。
知らなかった「両替」の世界だけど、
別れ際、店員が驚くことを教えてくれた。
「名古屋は1本500円かかるんですよ」(えっ。。節句)



2019年12月18日(水)
ねぇ、みんな向こうに川があるわよ

映画「あゝひめゆりの塔」(舛田利雄監督)から。
戦時中の沖縄が舞台の作品なので、あまり関心を示さなかったが、
実は、私の住む町の国天然記念物「柿田川」がロケ地の1つだったと知り、
どんな場面で使われたのか、興味があって鑑賞した。
もちろん、吉永小百合さん主演とあり、その関心度はより高まった。
戦時中の映画は、今までに何作も観てきたが、
今回、とてもショッキングなシーンを目にすることとなった。
それは「敵国の攻撃から逃げているにもかかわらず、
近くに落ちた爆弾、爆撃の衝撃、音にも反応せず、ただ黙々と歩く姿」
当初は爆弾一発ずつに恐怖を感じ、反応していたにもかかわらず、
後半には、日々の攻撃に慣れてしまったのか、ぴくりともしない。
人間の慣れって恐ろしいな、と悲しくなってしまった。
しかしお目当ての「柿田川」のシーン。
「なんでこんなに静かなんだ」というくらい敵の攻撃がなくなり、
「ねぇ、みんな向こうに川があるわよ」と「柿田川」に入り体の汚れを洗う。
「普通の女子学生に戻る風景」というか「人間として生き返るシーン」に
柿田川が活用され、撮影されたことは、とても光栄であるが、
最後、その清流が血に染まる光景に、胸が痛くなった。
柿田川に「ひめゆり」が咲いていたら、大切にしたいな。



2019年12月17日(火)
武器に勝手な意思などあってはならん。

書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)【4巻】」
(小野不由美著・新潮文庫刊・447頁)から。
作品の中に「兵卒」についての表現が出てくる。
戦法についての話だったかも知れない。
「兵卒はそれ自体が武器のようなもの。
武器に勝手な意思などあってはならん」
(これは解釈を間違えると、大きな問題になるのだが・・)
組織とは、1人の強力なリーダーの判断と指示から、
上から下まで、一糸乱れぬ意思疎通が図られることが理想。
しかし最近では、入社した一年目の社員すら意見が言える。
それはそれでいいことなのかも知れないが、
身分、立場をわきまえない行動や発言(不平不満の愚痴)が、
知らぬ間にシェアされ、瞬く間に拡散されることもある。
そんなことは、今の社会では日常茶飯事に起きている気がする。
「一兵卒の身勝手な行動が組織の結束を弱める」ことを意識し、
兵卒の立場になったら「兵卒はそれ自体が武器のようなもの。
武器に勝手な意思などあってはならん」を肝に銘じておこう。



2019年12月16日(月)
行動してしまったものの責任だ

書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)【3巻】」
(小野不由美著・新潮文庫刊・376頁)から。
作品の中に「行動」についての表現がいくつか出てくる。
特に印象に残っているフレーズは、
「行動を起こしたなら完遂しろ。行動してしまったものの責任だ」
今更、行動を起こしてしまったことを後悔しても意味がない。
誰かの助言があったり、支援する人たちがいたかも知れない。
でも最後は、自分の意思で、自分の判断で行動したこと。
このことを忘れてはいけない、そんなことが心に響いた。
それは、他人から見たら些細なことかも知れないが、
自分で決めたことを自分で破ったら、自信を失うことは明らか。
周りの目など気にせず、最後までやり遂げることの大切さを
改めて教えてもらった気がする。
では、自ら行動しなければいいのか?、そう問われたら、
一度きりの人生、他人の行動に伴走するだけでもつまらない、と
私は思う。
自分で責任が取れる範囲で行動するか、うん、それはありだな。



2019年12月15日(日)
何しろ私は人望がないからな

書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)【2巻】」
(小野不由美著・新潮文庫刊・421頁)から。
作品の中に「人望」についての表現が出てくる。
麒麟に選ばれ王になったものが、国づくりを急ごうとする様子を見て
部下の1人が、王に尋ねるシーン。
「それほど急ぐ必要があるんですか、と李斎は驍宗に問うたことがある。
その答えが「人望がない」だった。「一刻も早く希望を見せてやりたい。
常に全速で前に進んでいなければ落ち着かないのだ。
何しろ私は人望がないからな。正頼のように、悪し様に言いながらも、
親しい、全幅の信頼を置いている者も多い。
そういうところが、私にはないのだ。
ひたすら堅苦しいばかりで、面白みもなければ、可愛げもない、のだろう、
つまり人望がない。皆は私の出した結果を信頼してくれているのだ。
結果を出さなければ誰もついてこない。
もしも私に人望があると言うのなら、それは結果が作ってくれたのだ。
だから常に結果に向かって急ごうとする」
しっかり自分を分析できているにもかかわらず、変わろうとしない。
どうやったら、人望が得られるかもわかっているのに、動かない。
一歩譲って「謙虚」と考えても、やはり王として物足りない気がしたな。
戴の国を頼見ます、驍宗様。(汗)



2019年12月14日(土)
「一日中、立ちっぱなし」と「売り切る」

我が町唯一の高校「県立沼津商業高校」と
我が町唯一の大型商業施設「サントムーン柿田川」の
コラボレーションで実現した
「沼商屋」(沼ショップ)と呼ばれる、学生の売り場体験。
前日の準備から撤収までの3日間、随時に様子を見ながら
気付いたことは、日増しに元気が増し、初日と最終日の差は、
誰から見てもその差は「歴然」であった。
初日の、気恥ずかしさが感じられた、おとなしさから、
2日目の地域の人たちに接しながら感じたであろう、
コミュニケーション能力とパワーがみなぎった接客対応、
えっ、たった1日間で、こんなにも変わるの?と思うほど、
彼ら、彼女らの成長ぶりは驚くばかりである。
しかし、私が感じた彼らの貴重な体験は、
2日間、10:00から17:00までの立ちっぱなしの接客と
最終日、売る体験ではなき、売り切った体験だと思う。
サービス業を就職に選ぶ人は、立ちっぱなしは、当然。
さらに、残り少ない商品を、みんなで声を張り上げ、
なんとか「完売」しようとするその姿に、心打たれた。
「売る体験」ではなく「売り切る体験」って、
なかなか経験できることではなく、拍手を送った。
現役高校生を、地域で支える雰囲気があって嬉しかった。
また、彼ら、彼女らと、面白いこと、始めたいなぁ。



2019年12月13日(金)
数が多い方が勝つ

書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)【1巻】」
(小野不由美著・新潮文庫刊・371頁)から。
作品の中に「戦いの数」についての表現が出てくる。
「兵力が勝るほうが勝つ」とハッキリと書いている。
「計算式通りにいかないこともあるが、
そういう場合はたいがい双方の兵力の見積もりを誤っている。
あるいは変数に対する読みが足りない」「変数?」
「例えば気象、第三者の存在、兵卒の気持ちの問題、山ほどあるな、
だが、どれも兵力の差を根底からひっくり返すほどのことじゃない」
「数が多い方が勝つ」「数が同じなら強い武器を持つ方が勝つ」
「軍同士の戦いに気迫はあまり関係ない」と冷静に分析し、
「多勢に無勢では絶対に勝てない」と何度も繰り返した。
「芝居では十数人を相手に1人の剣客が大暴れする、
などと言う場面があるが、実際の戦闘ではそういうことは起こらない。
数の上で相手を凌駕する、それが絶対の基本だ」と強調し、
「芝居とは違って、前の敵を相手にする間、周囲の敵は待ってくれない。
1人と打ち合っている間に、必ず脇や背後から突っ込んでくる。
腕が上がればそれも何とか凌げるようになるが、
数の多い方が有利だと言う法則は動かない」と念を押す。
映画や芝居の戦いのシーンを多く観ると、このことを忘れ、
主役が、何人もの相手をバッタバッタとなぎ倒していくのが、
昔の戦い方だと勘違いしてしまう私がいた。
しかし、この原則って、今は通用しないんだよなぁ、たぶん。



2019年12月12日(木)
戦乱は正義と正義がぶつかって起こる

巷では今日、12月12日は「十二国記の日」と言われている。(汗)
そこで、今日から数日は、マニアックと言われようが、
最新刊「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月」(小野不由美著)の
感想を含めた「気になる一言」が増えることをご理解願いたい。
書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)」4巻を読み切り、
最後にゆっくり巻末に添えられている「解説」を読んでいたら、
なるほど・・と思うことがあり、メモをした。
解説者「末國善己」さんは、作品中の「戦乱」について書いている。
「戦乱は正義が正義がぶつかって起こるからこそ解決が難しいという
普遍的な問題提起もリアルに感じられるのである」
この解説は「十二国記」という小説の中の架空の戦についてだけでなく、
今現在、世界中で起きている「戦乱」にも当てはまるな、と思った。
殺しあう戦争だけでなく、貿易摩擦なども含めた、国と国のぶつかりは、
お互いが「正義は自分たちにある」という主張が前提にあるから、
解決が難しい、ということに他ならない。
そこを理解しようとせず、なぜ戦争は終わらないのか・・と論じても、
当事者意識が足りないだけ・・と一蹴されてしまう。
命を賭けてでも、貫き通そうとする「正義」意識が強ければ強いほど、
過激なぶつかりに発展してしまう可能性を秘めている。
中国と香港など、国内の衝突も同じ視点で考えると、
なぜ、収束しないのか、理解できる。
それは、自分たちが「正義」側だと確信しているからに違いない。
う〜ん、最後の解説も奥が深かったなぁ。



2019年12月11日(水)
人前で話して謝金をもらう経験

我が社の女性スタッフが、東京で開催された、
経産省主催のセミナーで事例発表の機会を与えていただいた。
もちろん、個人の成果ではないし、会社の取り組みとして
私が代表で発表することも考えたが、私なりに考えがあり、
31歳の彼女に任せた。
それは「人前で話して謝金をもらう」を体験させること。
これって、したくても、簡単にできることではないし、
たぶん同じ世代の女性では、なかなかいないに違いない。
謝金の額は問題ではなく、1000円でも10万円でも、
自分の体験を他人に話して、報酬をいただく経験こそ、
人前で話す時の緊張感や適度なプレッシャーを感じながらも、
彼女を成長させると判断した。
担当者との打ち合わせから、当日の資料作りまで、
慣れない作業ではあるが、きっと近い将来、役に立つ、
私はそう思っている。
もちろん、居酒屋で飲みながら話すのとは違うし、
出前講座で、ボランティア(無報酬)で話すのとも違うから、
この機会を与えていただいた、経産省職員に感謝したい。



2019年12月10日(火)
彼らは変えようとしない。愛着がある名なのね

映画「メン・イン・ブラック インターナショナル」
(F・ゲイリー・グレイ監督)から。
地球に生息するエイリアンを監視する秘密組織「MIB」、
その組織名は、当然「メン・イン・ブラック」だから男だけ?と
思っていたら、今回は、新人女性エージェントのMが登場し、
さらには、組織内にも既に女性が存在していたので、笑えた。
新人のMは、初対面の先輩女性に「男(メン)・イン・ブラック?」、
こうして女がいるのに、納得がいかない・・と投げかけるのだが、
彼女は、困った顔でこう答えた。
「その話はよして。私も反対したけど・・彼らは変えようとしない。
愛着がある名なのね」と。
空想の秘密組織でも「男・女」にこだわるのか・・と思いながら、
仕事さえできれば名前なんてどうでもいいのに・・と感じた。
「「メン・ウィメン・イン・ブラック」(MWIB)にしてもいいけど、
なんだか、ふわふわした組織名になってしまうのになぁ、と
苦笑いしながら、メモをしたし、
「メン・イン・ブラック」に所属する、女性エージェントの方が、
断然かっこいいのになぁ。



2019年12月09日(月)
しいたけ占い「2020年上半期」出ていたよ

以前紹介した「しいたけ占い」。
毎週月曜日に更新されて、毎回、唸るほど当る。(笑)
当たるというよりも、どっかで私のこと見てない?
そう思えるほど、私の心に響いてしまう「しいたけ占い」。
しかし、今日は楽しみにしていた月曜日なのに、
朝から忙しくて読めなかったので、夕食後、妻から
「今週のしいたけ占い、読んだ?」と訊かれ、
「今日は忙しくて、まだ読んでないんだよ」と返したら、
「しいたけ占い『2020年上半期』出ていたよ」と言われた。
出来ることなら「2019年」を最後まで生き切って、
「2020年」になってから、じっくり読もうと思っていたのに、
知ってしまったからには、読みたくなってしまうのが人間。
結局、PCでは目が疲れるから・・・と、プリントアウトして
読み切ってしまった。(汗)
思ったこと、感じたことは、本当の意味で新年になってから、
書きたいと考えているけれど、まずは騙されたと思って、
「しいたけ占い」を検索してほしい。
私から読者の皆さんへ・・
「しいたけ占い『2020年上半期』出ていたよ」



2019年12月08日(日)
観光客に振り回されて自分たちを見失う

ラジオから流れてきた「観光の課題」だった。
最近になって日本でも「オーバーツーリズム」や
「観光客嫌悪症」 といった言葉が賑わい始めた。
ここでは難しい定義は説明しないけれど、
やっと、日本も他人事ではなくなってきたということだろう。
ここ数年、日本全国で「観光・観光・・」と大騒ぎをした挙句、
観光客は増えたけれど、増やすための施策は考えていたが、
増えすぎた時の対応策は、あまり考えていなかったから、
駐車場不足や、ルールマナーを守らない外国人に対して、
後手後手に回っている感がしてならない。
その心配をしていた矢先、ラジオから上手い表現が流れてきた。
「観光客に振り回されて自分たちを見失う」
どうやら、賑わい、活性化をキーワードにしながら、
毎週のようにイベントを開催してきた人たちも疲れているようだ。
この状態がどこまで続けくのか、そして終わりはあるのか、
そんな声が、聞こえ始めたから「要注意」と記したい。
まずは基本に戻って、自分たちが誇れるものは何か、を見極め、
あまりいろいろなことに手を出さないこと。
それが「自分たちを見失わない」ということではないだろうか。
みんなで頑張ったおかげで、それなりの成果は出たけれど、
関わってきた人たちに疲れも出てしまっては、意味がない。
とにかく、観光客に振り回されないことを意識したい。
それが一番大切な「まちづくり」の基本だから。




2019年12月07日(土)
お賽銭を調べてみようか・・

地元の小学校で、柿田川の授業をしてから、
放課後、私の職場を訪ねてきてくれる子どもたちが増えた。
興味を持った「柿田川」に対して、目をキラキラさせながら、
これでもかってくらい、質問の嵐を私にぶつけてくる。
面白いことに、質問するときは、必ず「はい」と手を挙げ、
訊きたいことを手短にまとめ、私の答えを一所懸命メモする彼らの、
少しでも役に立てばと、いろいろ試行錯誤している。
先日「外国人はどこの国が多いですか?」の質問があり、
「それは、調べてないからわからないよ」と答えようとしたが、
それでは、そこで話が終わってしまうな、と思い直し、
「全部はわからないけれど、柿田川公園内にある『貴船神社』
という神社のお賽銭をあげている外国人を見たことがあるから、
そのお賽銭のコインで、どこの国かわかるかもしれないね」と話し、
さっそく、貴船神社奉賛会のメンバーにお願いして、
日本円以外の「外国コインのお賽銭」を分けてもらった。
このコインは、どこの国のお金だから・・・という推理から、
世界各国から、外国人が訪れていることを知ってもらえればいい、
そんな視点で子どもたちと接している。
地域の人たちが、子どもたちの興味関心を育むって、
こんなことなのかもしれないなぁ、と最近、思ってしまう。



2019年12月06日(金)
ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない

映画「まく子」(鶴岡慧子監督)から。
もう数年前に「原作」も読んでいた、
作家・西加奈子さんの同名小説の映画化とあって、
やや期待しすぎたのかも知れないが、残念ながら、
彼女が文字で表現する独特の世界観は、
今回の映画化では、伝わってこなかった気がする。
タイトル「まく子」という少女は、本にも映画にも登場しないし、
落ち葉を拾っては上に向かって投げる、
言い換えれば、落ち葉を撒いている「コズエ」が、
「まく子」というわけだ。
その彼女が、突然、気付いたように、こう呟く。
「あっそうか、どうしてこうしてまくのが楽しいか、
わかったよ、全部落ちるからだ。
全部落ちるんだよ、慧(さとし)。
ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない」
「だから、体が変わってゆくことは楽しい。
変わってゆくことって、面白いよ。
それが大人になることなら、面白い。永遠に続きがないから、
きっと素敵なんだよ」ということだろう。
思春期にありがちな、子どもだった自分の体が、
「汚い・ずるい」男の大人になっていくことへの恐怖を、
まく子は、上手く表現してくれた。
この作品、誰が観れば、一番感動するのかなぁ。



2019年12月05日(木)
主役は「鮎」から「ダイサギ」そして「毛嵐」へ

晩秋から初冬にかけて、柿田川から目が離せなかった。
(しもさんの場合はいつもでしょ、のツッコミはなしで(汗))
10月下旬から続いた、あゆの遡上や産卵シーンが終わり、
それと並行しながら、ダイサギ、カワウなどが乱舞し、
翌日、彼らの残した白い半液体の跡を見つけては、ため息をついた。
1ヶ月以上に及ぶ、鮎の様子を撮影した写真と動画は、
驚くほどの数を記録した。
やっとひと段落したかと思えば、これから本格的な寒さが続き、
気温と水温の差が激しくなればなるほど、川の水面に水蒸気が立ち、
幻想的な光景が目の前に広がることとなる。
寒くなると日本の各地で見ることができる「毛嵐」と呼ばれる、
「靄(もや)」「霧(きり)」だが、これまた、インスタ映えする(?)
身近な絶景と言ってもいいかもしれない。
ただし、この景色を確実に見るためには、ちょっと早起きがいい。
寒さでカメラを持つ手が震えるくらいの朝、(雨天はお勧めしない)
上流では柿田川公園の八ツ橋から、下流では柿田橋の上から、
柿田川ならではの「毛嵐」を見て欲しいなぁ。



2019年12月04日(水)
夜9時半まで利用可能な無料の施設って貴重

妻の合唱練習の送迎で、昨年までの職場、地域交流センターに
月に何度か足を運ぶ。
以前は、練習が終わる9時頃まで、近くの本屋で時間を潰すか、
運動不足解消も兼ねて、ポケモンを捕まえに歩いたりしていた。
しかし、さすがに冬の寒さには勝てず、(それも夜なので・・)
地域交流センター1階展示スペースに、PCを持ち込んで、
こうして「気になる一言」を書いたりしている。
6カ所あるテーブルには、私を除き、受験生らしき高校生が、
必死に勉強をしている姿が目に入り、嬉しくなった。
夜間使用されていない展示スペースが、せっかく空いているので、
もしよかったら使っていいよ、程度のサービスなのだが、
彼らにとっては、自宅の勉強部屋よりも集中できるのか、
日毎に利用者が増えているのは、紛れもない事実である。
きっと、口コミで広がっているのかもしれないな、と思いながら、
受験生を控えた高校生にとって、暖房が入っていて、
夜9時半まで利用可能な無料の施設って貴重なのかもなしれない、
そんなことをメモして、周りを見渡した。
必死に勉強している彼らに「頑張れ、受験生!!」と心の中で、
エールを送った。
これも目立たないが、行政が高校生を応援する意味では、
「青少年健全育成」なんだよなぁ、きっと。



2019年12月03日(火)
あれから8年か、私もそれだけ歳を重ねたってことなんだな

愛犬のミニチュアダックスフント「ジェイク」が他界して、
もう8年も経った。(実は、誕生日もこの日)
平成23年(2011年)12月3日、18年間一緒に過ごした彼は、
晩年、認知症のように丸いプールの中を歩き回ったり、
一人では歩けなくなってしまっても、一所懸命生きようとし、
老衰とも言える年齢まで頑張り、静かに息を引きとった。
不思議なのは、生前、毎日のように散歩に行ったわけでもないし、
小さい頃の思い出は、当時は仕事も忙しくあまりないのに、
なぜ、毎年こんなに思い出すのか、自分でもわからない。
ただ、病弱になってから、動物病院へ頻繁に連れて行ったり、
いくら部屋の中とはいえ、ゲージの中では寒いだろう、と
私の布団に潜り込ませて、一緒に寝ていたからかもしれない。
(彼の温もりで、私が熟睡することが多かったが・・)(笑)。
命日の今日、仕事帰りに、いつも散歩していたコースを歩いてみたら、
またまた、いろいろなことが思い出されて涙腺が緩んでしまった。
この最後の直線は、お互い全速力で競争をしたよなぁ、と
ジョギング程度に走ってみたら、やはり息が切れてしまう私。(汗)
あれから8年か、私もそれだけ歳を重ねたってことなんだなと、
体力の衰えを感じながらも、天気の良い日は、
彼と散歩した日々を思い出しながら、ジョギングしようかな、
そんなことを感じた、愛犬「ジェイク」の誕生日&命日である。



2019年12月02日(月)
ボーナスがない生活って、こういうことか

12月に入って、巷では気忙しい時間が過ぎていくが、
なぜか、今年はワクワク感がないと思ったら、
冬のボーナスがないことに気付いた。(汗)
もちろん、夏のボーナスもなかったのだが、
退職してすぐだったので、あまり気にならなかったのが本音。
しかし、冬のボーナスは、ちょっと違う。
年末年始の準備や、遠方に住むと友達へのお歳暮など、
昨年までは、ボーナスをいただいて、一気に動いていたから、
なんとなく変な感じがするのかもしれない。
4月から、いろいろな生活の変化を楽しんできた。
年4回あった議会対応がなくなり、出張や会議も激減。
印を押す機会などは、ほとんどない、と言ってもいい。
スーツやネクタイなどの服装からも、ほぼ解放された。
それに伴って、収入も半減。(笑)
定年退職するってことは、そういうことなんだと思う。
今の感覚を残して置きたくて、気になる一言。
「ボーナスがない生活って、こういうことか」
自営の方々の気持ちが、やっとわかったってことかな。



2019年12月01日(日)
優勝と準優勝って、こんなに違うんだね

昨日の静岡県市町対抗駅伝、初優勝の余韻を残しながらも、
翌日、冷静になって自分の感情を振り返ったら、
我が町のアンカーが、トップで競技場内に入ってきた時の
今までにない、興奮が蘇ってきてしまった。
今まで何回か経験した3位や、昨年の初めての2位も、
その時は興奮したが、今回は、別格の嬉しさと言ってもいい。
あの瞬間に感じた私の呟きを、現場でメモとして残したのが、
「優勝って、こんなに嬉しいんだ」
言い方を変えると「優勝と準優勝って、こんなに違うんだね」。
優勝の喜び方に慣れていなかった私たちは、
テレビや新聞、ラジオの取材にも、どう対応していいのやら、
みんなで、ドキドキ・ワクワクしてしまったのが本音。
準優勝は、みんなよく頑張ったね、という表現をしながら、
嬉しさ半分、悔しさ半分の喜び方だが、
優勝って、周りを気にせず、手放しで喜んでいいんだ・・と、
20年目にして、初めて体験した優勝の喜び方。
来年は「東京2020オリンピック・パラリンピック」があり、
数多くの「優勝」の瞬間を目にすることができるから、
喜ぶ人たちの顔が楽しみだなぁ。
(NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」も、
あと少し・・・観続けようっと。)