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2017年05月31日(水)
2つの時間が交差するこの瞬間が、僕には何より大切なんだ

映画「彼女と彼女の猫 Everything Flows」(坂本一也監督)から。
「新海誠監督コーナー」に置かれていたので、迷わず手にして
帰宅後、期待して鑑賞したら、なんと「原作」だけだった(汗)。
作品としては、あまりにも短いし、レビューを書くことも迷ったが、
せっかり、新海監督の縁で観ることになった作品なのだから、と
短いながら書き留めたメモを整理してみたら、
飼い猫「ダル」の気持ちを通じて、ペットの気持ちになれて、
18年間一緒に暮らし、数年前に他界した「愛犬」を思い出した。
飼い猫「ダル」は、こんな気持ちで毎日を過ごしている。(らしい)
「僕は僕の時間を生きている。彼女は彼女の時間を生きている。
だから2つの時間が交差するこの瞬間が、僕には何より大切なんだ」
このフレーズを読み返して、思わず涙腺が緩んでしまった。
家族の人間が働きに出かけ、1人(1匹)で帰りを待つペットたち。
こんな気持ちでいたなんて知っていたら、帰宅後にもっともっと
遊んであげればよかったなぁ、と感じてしまったからだ。
また、それはペットに限らず、家族でも同じことが言える。
朝早く出かけ、帰宅する夜まで、それぞれが別々の時間を過ごす。
だからこそ、夕食など一緒に過ごせる瞬間を大切にしなくては・・と
短いアニメ映画から教わった気がする。
感想とはズレているが、こういう鑑賞の仕方も悪くないなぁ。



2017年05月30日(火)
京都彩る「青もみじ」

地元紙の夕刊に「紅葉の名所をだとる」と特集記事を見つけた。
タイトルは「京都彩る『青もみじ』」。
キャッチコピーは「秋に劣らぬ絶景満喫」。
そのとおりだなぁ、とメモをした。
さらに、リードを読むと
「初夏から夏、京都を彩る『青もみじ』。モミジの青葉は
強い日差しを受けまぶしく緑に輝き、雨にぬれれば一層美しさを増す。
京の東、紅葉の名所を南から北へたどった。」とある。
私が「桜」より「モミジ」の方が好きだから、こう思うのかも知れないが
1年のうち、何度も楽しめるのはモミジだろう。
「もみじ」と入力し、漢字変換させると「紅葉」と表示されるが、
モミジの魅力は「紅葉」だけではないぞ、と不満に思っていたので、
この「青もみじ」という単語は、とても気に入った。
写真にすると、その鮮やかさがなかなか表現できず、
あまり見栄えしないが、実際には、モミジの葉が雨に濡れていたり、
そよ風に揺れていると、しばらく立ち止って深呼吸したくなる。
さて「柿田川公園の青もみじ」に会いに行ってこようっと。



2017年05月29日(月)
「牛の肩甲骨」ってどこ?

先日、34回目の結婚記念日に、焼肉を食べた。
せっかくだから、普段食べない肉を・・と考え、
メニューを眺めていたら「和牛ミスジ」という単語が
目に入り、これだ・・と思って解説を読んだら、
「肩甲骨の裏側の部位で一頭から2キロしか取れない
希少部位。キメの細かい肉質です」とある。
ますます、興味・関心欲が疼き、さっそく注文した。
味は、解説どおりで、とにかく柔らかかったのを覚えている。
その場で、スマホで調べたら「ゼラチン質が多く、うま味が濃厚。
肉の厚さで食感が変わる玄人向けな部位。
【別名】「ハゴイタ」「本三筋」「トップブレード」」とある。
しかし、しばらくして私の関心は「肉質」よりも「部位」に移った。
その疑問が「『牛の肩甲骨』ってどこ?」
ふたりで顔を見合わせて考えたが、わからなかった。(笑)
「肩(ウデ)の肩甲骨の内側に位置していてあまり動かない為に
非常に柔らかい部位」の解説でもわからないかもしれない。
(牛の肩がどこかわからないもの・・(汗))
それでも、次回からは知ったかぶりして「ミスジありますか?」って、
焼肉屋さんで店員さんに訊ねることにしよっと・・。
興味を持った方、是非、一度ご賞味を。



2017年05月28日(日)
僕は気付いた。ウソは身を滅ぼす

映画「フライト」(ロバート・ゼメキス監督)から。
主人公のパイロットが、アルコールを飲んで操縦しても、
旅客機墜落の危機を「背面飛行」という離れ業で乗り越え、
多くの乗客の命を救った。
このことが、犯罪者か英雄か、と問われる展開かと思いきや、
意外と、良心・ウソや神などにスポットが当たり、
監督がこの作品を通じて、私たちに何を伝えたかったのか、
ちょっとわかりにくかった。
気になる一言は「アル中をなおす人たちが集まる集会」で、
前に出て体験発表していた男性の発言メモ。
「ここに、アルコール中毒の人は?」(主人公以外は挙手)
「それを確認することが大切です。
それによって、本当の自分を自覚する。ウソをつくほど、
僕の人生はどんどんウソで塗り固められた。
僕は気付いた。ウソは身を滅ぼす、
ウソつきはここにいられない」と熱弁したシーンから。
そして、ラストシーン。
「まるで生涯のウソをつき切ったみたいだった。
それ以上、ウソはつけなかった」というように
「ウソ」という単語が飛びかったから、
「良心の呵責に耐えかねて」がピッタリの映画だった。

P.S.
作品冒頭、主人公の動きが気になった。
「スマホにかかって来た電話がうまくとれないシーン」
(搭乗しようとして)「タラップにつまずくシーン」
こんなことを、メモする私も私だけど・・。(汗)



2017年05月27日(土)
まるでインクを流したようなどこまでも透き通る青

立ち読みした書籍なので、記録してないが、
「絶景」関連の写真を中心とした内容だったと思う。
「柿田川第2展望台」と同じようなショットがあり、
そのキャッチコピーや、説明が私のアンテナに引っかかった。
「水中の森」
「まるでインクを流したようなどこまでも透き通る青」
「なぜ、これほど青いのか、
その理由ははっきりわかっていない神秘の川だ」
「1日の中でも時間によって少しずつ色を変えていく」・・
そうそう、こういう言葉に弱いんだよ、と頷きながら、
今度、使わせていただこう・・とちゃっかりメモをした。
そう考えると「柿田川」は「絶景」だったり、
「パワースポット」としてのジャンルにも参入できそうだ。
あまり多くを語らず、いまだ解明されていない方が、
多くの人の関心を呼びそうだ。
「神秘の川」「秘境」等、絶景の本で勉強しようっと。



2017年05月26日(金)
あっ、この口(の中)、見覚えがある・・

何年かぶりに、虫歯になって治療をしていたが、
先日、やっと治療も終えて、一安心。
ただせっかくだからと、歯垢をとってもらっていたら、
助手(?)の方が、私の口の中をみて、こう呟いた。
「あっ、この口(の中)、見覚えがある・・」
私は思わず、吹き出しそうになった。
さすが歯医者さん、名前と顔が一致しなくても、
名前と口の中は、一致する(らしい)。
治療後に、先生に訊いたら、同じことを繰り返した。
「そうそう、街中で挨拶されてもわからなかったが、
口の中を見れば、ほとんどわかる」と。(汗)
それほど、口の中は特徴があるということなのだろうか。
鼻で息するのが苦手な私は、歯医者に行くと緊張する。
もちろん、ずっと口を開けているのも苦手だから、
涎は恥ずかしいほど溜まるし、バキュームは欠かせない。
だから、私は「美人歯科医」のいる歯医者には行かない。
だって、自分の一番間抜けな顔を見られたくないし、
自慢できない「口の中」なんて見せられないもの。(笑)
先生は、そんなこと気にしないだろうけれど・・。



2017年05月25日(木)
父の日だから、回転寿司なんだ

最近の朝食時、私は新聞の記事を拾い読みし、
母は、挟まれている広告を見ながら会話をする。
母は母の感性で、その時々の広告を眺めながら、
「パチンコ屋さんの宣伝ばかりだね」とか
「住宅メーカーの広告ばかりだよ」などと呟く。
そんなありふれたフレーズなんだけど、
意外と、世の中の流れが反映されていて、面白い。
今朝は「今日は、回転寿司の広告がぎっしり」と呟き、
しばらくしてから・・こんなフレーズを発した。
「父の日だから、回転寿司なんだ」
詳しく聞いてみると、チラシの上部に「父の日に」と
いうキャッチコピーが書かれていたようだ。
数年前は、デパートのチラシが多く挟まれていて、
ネクタイやハンカチ、手帳、鞄などのプレゼント用品。
アルコール好きの父親のために、ちょっと高めの
「日本酒・焼酎・ワイン」などの贈答品が多かったのに、
今年は「父の日」を理由に、家族で回転寿司に行こう、
そんな企画に思えて、可笑しかった。
せめて「回転寿司」ではなく「カウンターのある寿司屋」へ。
それも、家族みなさんの小遣いで。(笑)



2017年05月24日(水)
そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ?

映画「団地」(阪本順治監督)から。
舞台が「団地」であることには間違いないが、
タイトルに「団地」とつけるくらいだから、何かある・・
そんな気持ちで観たからか、団地の定義が面白かった。
「団地っておもろいなぁ。噂のコインロッカーや」
「そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ?」
自宅に住んでいる私にとって、あり得ないことだらけの事件も、
もしかしたら、団地なら起こるかもしれない、と思わせてしまう、
そのイメージが笑える。それも、関西の 団地。(笑)
冒頭BGMとして流れるラジオ番組「浜村淳の『人生はサバイバルだ』」
その中でも「まずは、先週から始まりました
『我慢せんと相談しなはれ』のコーナーです」のフレーズが耳に残る。
同じ団地、同じ棟に住む人たちは、団結力が近いのか、
常に、誰がどうした・・という情報が飛び交う場所であり、
それは真実、それはウソ、というデータに基づいた判断はされず、
好き、嫌い、面白そう、つまらなそう程度の感情に左右されるデータで
奥様方の噂にのぼる。(らしい)
また、ストーリーとはあまり関係なさそうであるうえ、
しつこいくらいに挟まれる、ありえないような言葉遊びが、
どんな意味をもつのか、最後までわからずじまいだった。
あり得ない「言葉の間違い」も、団地ならあり得るのかもなぁ。

P.S.
ごぶがりです。(ごぶさたです)・効果きしめんです。(てきめんです)
放っておくと、泥酔状態で。(脱水状態で)
心臓にヘルスメーターが入っているんです。(ペースメーカーやろ?)
誰かついてきたら、うまくしばいてください。(さばいてください)
人生はサバイバルだ。(人生はサバンナだあ〜)



2017年05月23日(火)
みんなで食べると人数分、美味しくなるんです。

映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)から。
スポットが「夫婦」にあたり、テーマは「結婚」だったが、
メモした台詞を読み返すと「家族」の良さを伝えるのに、
この例え話、使えるなぁ、と感じたので、気になる一言。
「結婚は、とてつもなくいいものです」と言い切ったら
「どういうところが?」と質問された。その説明が、これ。
「そうですね、例えば、中華料理屋へ行ったとしましょう。
ひとりだと、ラーメンを頼んで、まあ追加で餃子かチャーハン。
一品が限界です。でも結婚すると、2倍注文できる。
まずですね、前菜に腸詰を頼んで、ビールで乾杯。
そのあと、餃子もいけちゃう。
ラーメン、チャーハン頼んでも、2人で分ければ食べられちゃう。
しかも、食後の杏仁豆腐も夢じゃない。さらにですね、
家族が増えると、春巻きやシュウマイにも手が伸ばせる。
青椒肉絲やちんげん菜炒めも追加で注文出来る。
ああ、品数が増えるだけじゃない。
みんなで食べると人数分、美味しくなるんです。
家族で食べるご飯ていうのは、
世界中のどんな料理よりもおいしいんです」というもの。
結局、その説明を聞いた独身ビジネスマンは
「結婚すると、ご飯が美味しくなる」と長い説明を纏めた。
即座に「そのとおり」と幸せそうな顔で断言されたら、
なんとなく、結婚し、家族を持ちたくなるような例えだった。
眉間に皺寄せて「家族とは?」なんて、難しく定義しなくても、
この「中華料理」の例えの方が、わかり易いよなぁ。



2017年05月22日(月)
仕事の最大の報酬は、次の仕事の依頼が来ることかな。

映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)から。
「結婚」という定義を、数多くメモをして、
どれもなるほどなぁ・・と感じたので、選択に時間を費やした。
その中から選んだのは「男」としての「結婚」の定義。
「男にとって『結婚』は、
やりがいのある仕事がひとつ増えるということです。
仕事の最大の報酬は、お金じゃなくて、
次の仕事の依頼が来ることかな」と、独身ビドネスマンに
結婚の意味を伝えるシーン。
もう一度、生まれ変わっても、またこの人と結婚したい、
この人と一緒に人生を送りたい、と思ってもらえるかどうか、
それが、男にとって、最大の喜び(報酬)なのだ、と理解した。
男から「仕事」をとったら何も残らない、と言うけれど、
それなら敢えて「結婚」も、やりがいのある仕事として捉え、
お客さん(妻)の笑顔のために、努力する。
「私の人生、返して」とお客様にクレームを言われないように。
この感覚、女性にはわかるかなぁ?



2017年05月21日(日)
ついに・・JR西日本のポスターに「柿田川」

ほぼ毎日、撮り続けている「柿田川」であるが、
お気に入りの写真が「清水町観光協会のポスター」から始まり、
「名刺」「冊子の表紙」など、多くの媒体で採用され始めた。
最近ではなんと、JR西日本のポスターにも。
これには正直、撮影した自分が一番、驚かされた。
水中ダイバーのように、柿田川の中を潜って撮影したのではなく、
外来種駆除作業を終えた後、市販の廉価な防水カメラを水中に浸けて
何枚かシャッターを押しただけだから。(汗)
言い換えると、プロではなく、誰でも簡単に撮影できるということ。
あまり難しい事を考えず、機会あるごとに柿田川を題材に、
シャッターを切るだけで、こんな写真が撮れますよ、
そんなメッセージのつもりでfacebookに投稿しているのが、
やっと多くの方の目に止まってきた、ということだろう。
(画像・動画は「Facebookページ「柿田川evol」を覗いて下さい)
コンセプトは「柿田川の魅力を全国の皆さんにお裾分けします」
「やっぱり毎日撮影している人にはかなわないよ」と、
メディアで働いている幼なじみの言葉の意味が、やっとわかった。
これからも、持続可能な限り、発信を続けていきたいな。



2017年05月20日(土)
では、三島駅南口に6時半で

最近、近くまで行くので会えませんか?というメールや、
久しぶりに一杯やりませんか?というメールが届くことが増えた。
なぜかわからないが、月曜日から金曜日まで埋まることも。(笑)
そんな時「では、三島駅南口に6時半で」と返信することが多い。
これには幾つかの理由がある。
1つ目は、相手が遠方から来るので、帰りの電車時刻に対応できる。
2つ目は、私が仕事を終えて、職場から歩いて1時間以内で着ける。
3つ目は、待ち合わせしてから、お店が決められる。
そして、見送ってから、歩いて自宅まで帰れる距離。
「何時にする?」「どこのお店にする?「何を食べたい?」
そんなことに頭を悩ますことがなくなり、ストレスがない。
目的は、久しぶりに会う相手と、思うままに語り合うことだから、
この「では、三島駅南口に6時半で」のフレーズが生きてくる。
相手のことを考えて、せっかく訪ねてきてくれるのだから、
行きつけのお店とか、評判のいいお店などを予約したくなるが、
そこを敢えて選ばないところがポイント。
じっくり話せる場所さえあれば、どこでもいいのだから。



2017年05月19日(金)
知りもせず、悪く言うな

もう一つ、映画「ベン・ハー」(2016)
(ティムール・ベクマンベトフ監督)から。
ローマ軍がもの凄い勢いで、領土拡大する中、
反ローマ軍の1人が、ローマ人に対する不平不満をぶちまける。
そんな時、こんな会話が交わされた。
「ローマ人に知り合いは?」「1人でも話したことがあるか?」
「知りもせず、悪く言うな」
これって、今でも通じる会話だな、とメモをした。
現代では、ネットの世界で同じようなことが起きている。
本人に直接、話したり、確かめたりしたこともないのに、
いかにも、自分の意見のように、誹謗中傷をする記事を見つけると、
「知りもせず、悪く言うな」と思ってしまう。
逆にいうと、知りもしないのに、よくここまでコメントできるな、
もし違っていたなら、あなたはどう説明するつもりですか?
だからこそ、それでも他人を誹謗中傷するのであれば、
相手のことをもっと知ってからでも遅くないのに、と思いたい。
国民を纏めるには、共通の敵を作るのがベストなのはわかるが、
だからといって、いい加減な情報を流すことは、御法度。
正々堂々と戦うためには、相手のことを知ること、
そして、敵とはいえ、相手の気持ちを理解することが大切、と
心に留めたいと思っている。



2017年05月18日(木)
奴(メッサラ)が報いを受けないのは許せない

映画「ベン・ハー」(2016)
(ティムール・ベクマンベトフ監督)から。
1959年に製作された同名映画をリメイクした歴史アクション大作。
そう書かれてしまうから、つい比較したくなるが、
同名の別作品、と考えてしまえば、作品評価は出来るばず。
ストーリーや主人公など、鍵となる部分はほぼ同じでも、
4時間を2時間に縮めた時点で、もう別の作品と考え方がいい。
さて、主人公は、ユダヤの王子・ジュダ・ベン・ハー。
戦いの最中、ローマ軍の反勢力「ゼロテ」の子どもを守ることを選んだが、
その結果は、彼から簡単に裏切られることになり、
自分の家族ら、大切にしたい人たちがローマ軍に捕まることとなる。
映画だから、最後は家族と再会できたけれど、本来なら殺される。
自分の甘い判断により、家族が殺されるとしたら、
それは、正義感でも何でもない気がした。
5年に及ぶ「奴隷船」での重労働も、自分の判断が招いた結果として、
受け入れなければならないのではないだろうか。
「奴が報いを受けないのは許せない」「家族の無念を晴らすんだ」
そんな言葉が主人公から発せられ、「復讐」のために、
競技場で戦車競争をして勝つ、とした設定が、薄っぺらに感じた。
もっと大きな目的のために戦って欲しかったのは、
愛を訴え続け、張付けにされた「イエス」との差を痛感したから。
物語としてはハッピィエンドなのに、スッキリ感がなかったのは、
こんな理由なのかもしれない。
だからこそ「ベン・ハー」のタイトルを付けて欲しくなかったなぁ。



2017年05月17日(水)
車の運転は、他の運転手とのコミュニケーション

59歳を間近にして、5年ぶりの免許更新手続きに行ってきた。
平日・午前中の早い時間にも関わらず、混んでいて驚いた。
受付、視力検査、更新料などの支払いを済ませ、
5年ぶりの写真撮影では、5年間使用するのでやや緊張しながら、
少し薄くなった髪を気にしたが、無事に今の私を、写し終えた。
(散髪してくればよかったな、とちょっと後悔。(笑))
最後は、約30分間の講習。(ビデオ視聴と講義)
その中で、こんな感じの説明を受けた。
「車の運転は、他の運転手とのコミュニケーション」
言い換えれば、相手の立場を思いやったり、
相手の動きを察知することが、事故を防ぐことになる、と。
これは普段の「コミュニケーション能力」にも言える。
相手のことを考えず、自分の主張ばかりする人は、
「コミュニケーション能力」が欠けているので、
人間関係でも、トラブル、失敗を起こしやすい。
逆にいうと、運転をさせてみれば、その人の性格がわかり、
「個人のコミュニケーション能力」もほぼわかる、ということ。
こればかりは、自分の運転も振り返りながら、
私の周りの人たちの運転ぶりを想像してみた。なるほどなぁ。

P.S.
ビデオの中に登場する人のコメントに「国道1号線」という単語が・・。
画面下のテロップまで「国道1号線」だったので、メモしちゃいました。
国道には「線」は付けないのになぁ。(気にし過ぎかなぁ(汗))



2017年05月16日(火)
はじめての魚のドキドキ感と同じですね

飲み仲間の後輩たちが、私に向かって
「まだ、ポケモンGOやってるんですか?」と訊ねてきた。
「うん、やってるよ。歩いて歩いて、まだ見ぬポケモンに遭遇し、
苦労しながらゲットしたあと、ポケモン図鑑を埋めていく快感は、
少年の頃の昆虫採集と似ているね」と答えたが、
逆に、彼らは「釣り」が趣味で、機会あるこどに、
海や川へ、いそいそと出かけていくようだ。
だから、立場違えど、その気持ちには通じるものがあった。
「大きな魚を釣り上げたときも嬉しいですが」と前置きをして、
「はじめての魚のドキドキ感と同じですね」と笑った。
今までに釣ったことのない魚を目にする時は、舞い上がるようだ。
また「狙ったことのある魚が釣れた時は、記念日です」と、
「ポケモンGO」に夢中の私と同じ感覚を持ち合わせていた。
収集家、コレクション癖、マニアックなオタク・・
なんとでも言ってくれ。
この楽しさは、集めている人しかわからないに違いない。



2017年05月15日(月)
ケンカを売る前に、戦い方を知っておいた方がいいぞ

たぶん、メモの情報源は、
NHK BSプレミアム「追跡者 ザ・プロファイラー」だったと思う。
主人公は「カシアス・クレイ」。
彼は、小さい頃に、自転車泥棒にあった。(らしい)
苦労して買った自転車を盗まれた彼は、
血気盛んに「ぶち頼めしてやる」と飛び出そうとしたところ
調書を書いていた警官が、こうアドバイスしたと言う。
「ケンカを売る前に、戦い方を知っておいた方がいいぞ」
そう、戦い方を学ぶために、ボクシングを始めた一言となった。
それが彼の人生を大きく変えたといっても過言ではない。
この話をメモしながら「戦い方」について考えてみたら、
「逃げるが勝ち」という戦い方もあるし、
「勝ちはせぬが、負けもせぬ」という戦い方もある。
もちろん「立ち上がれなくなるほど、叩きのめす」のも戦い方だ。
どんな戦い方が、自分に合っているのか、を見極め、
どんな時でも「戦わないで勝つ」という方法を模索しながら、
次の一手を考えてていきたい、と思う。
してはいけないことは「戦略・戦術もなしに、
相手の懐に飛び込んでいくことだ」と、胆に命じて・・。



2017年05月14日(日)
何事も初めて起きるまで「前例」はない。

映画「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)から。
乗客乗員155人を乗せた航空機が、
マンハッタンの上空850メートルでコントロールを失い、
機長の咄嗟の判断で、ハドソン川に不時着水した事故をもとに、
映画化された作品である。
私が、航空機事故に際していつも関心があるのは、
なぜ起きたのか?ではなく、機長がどう判断して行動したか、であり、
その興味関心とピツタリだったのが、この作品だった。
特に事故の原因を調査する「国家運輸安全委員会」のメンバーが、
事故に際して「墜落」という単語を何度も使うと、
その度に「不時着水」と言い換える、機長の強い意思を感じた。
「冬のハドソン川に不時着するなんて、前例がない」と言えば、
機長は「何事も初めて起きるまで『前例』はない」と言い返す。
機長に素質として大切なのは、マニュアルどおり操縦することではなく、
前例がない故障の時に、どう対応するか、だと教えてもらった。
前例がないことに挑戦する時、それが成功であれ、失敗であれ、
その後の大切な「前例」としてのデータになることを胆に命じたい。
そう言えば、私は「前例がない」という言葉を耳にすると、
無性に挑戦してみたくなる性格なのかもしれないなぁ。



2017年05月13日(土)
前向きに考えると、前向き駐車は危ない

先日「前向き駐車推奨の違和感」について書いた。
意外と賛同者が多くて、嬉しいような悲しいような、
複雑な気持ちで、この反応を分析している。(汗)
中でも、コンビニ周辺に住んでいる方からのメールがあり、
これまた、驚く感想だった。
「自分はコンビニ周辺に住んでいますが・・」と前置きし、
「毎日の生活を振り返ると、排気ガス問題より、
光源の強いライトが部屋にあたる方が、ストレスが溜まります」
という内容のものだった。
確かに、冬になると、隣の家のイルミネーションが気になり、
なかなか寝付けない、という話も聞いたことがある。
そう考えると、運転手・コンビニ店・周辺の住民、
三者とも「バック駐車」の方が、安全に発進できるし、
駐車場の効率から考えても、多くの台数が停められることとなる。
よほどの住宅街でなければ、バック駐車の方がメリットが多いのに、
どうして、前向き駐車が推奨され続けるのか、不思議でならない。
「前向きに考えると、前向き駐車は危ない」な。(笑)



2017年05月12日(金)
近くは「異業種」、遠くは「同業種」なんです

「仕事で近くまで行くので、都合がつけば一杯いかがですか?」
G.W前にこんなメールをいただき、G.W開けに即実現した。
15年ぶりくらいに会ったにも関わらず、
お互いFacebookで近況を確認しているので、
その時間の経過を感じることがなく、楽しい時間が過ぎた。
情報発信の難しさや楽しさを語っていたときだろうか。
「自治体の作成する地図は、どうして自分のまちの情報だけで
近隣市町の(観光)情報を掲載しないのだろか?」という私の疑問に、
短いフレーズで答えてくれた。
「近くは『異業種』、遠くは『同業種』なんです」と。
「近隣自治体は、いわばライバル。だから掲載しにくい。
逆に、近隣県などの自治体は、ライバルにならないから、
観光客目線で、ここも面白いですよ、と情報提供できる」ということ。
例えば「近隣市町」の観光情報には「柿田川湧水群」の文字がないのに、
箱根や山梨県の観光情報に見つけることがある。
世界文化遺産の「富士山」を紹介するパンフレットなどには、
高い確率で「柿田川湧水群」の文字を発見する。
だから、情報発信の組む相手(コラボレーションの相手)は、
「近くは『異業種』、遠くは『同業種』なんです」が理解できた。
組む相手を間違えないこと・・大きな気付きである。
でも観光に関していえば、地域全体で情報発信する方が大事だから、
「近くても『同業種』」と組まなければならないんだよなぁ。



2017年05月11日(木)
「ジュラシック〜」は「人間が謙虚さを学ぶ場所」

映画「ジュラシック・ワールド」(コリン・トレボロウ監督)から。
「ジュラシック・パーク」も「ジュラシック・ワールド」も、
全国に何カ所かある「サファリ・パーク」の「恐竜版」という視点で、
絶滅したはずの恐竜を、この目で一度観てみたい、という、
人間の好奇心をくすぐる施設だと思っていたのだが、違ったようだ。
作品中、こんな台詞を見つけたから。
「設立の目標を忘れるな。人間がいかに小さく幼稚かを教える施設だ」
そして「その教えに値段はつかない」と続ける。
また違った場面で、こう定義している。
「CEOの目標は、ただの『動物園』『人間が謙虚さを学ぶ場所』」だと。
言い換えれば現在の「動物園」も「人間がいかに小さく幼稚かに気付き、
私たちが謙虚さを学ぶ場所」と言えるようだ。
今までに何度も「動物園」「水族館」に行ったが、
そんな見方をしたことがなかったので、ちょっと新鮮な考え方だった。
私の場合「植物園」の方が、そんな感覚をもって足を運んでいた気がする。
しかし、ストーリーは相変わらず、恐竜に襲われても「自業自得」だな、
と感じる場面の連続だった。
それは「大人の男性」に限らず、老若男女、謙虚さの微塵もない人たちが、
恐竜に追っかけられていく。
だからこそ「人間が謙虚さを学ぶ場所」という定義が薄っぺらに感じた。
「数百万年の進化で、人間は何を学んだ?」が、私たちへの問い掛けかも。
このシリーズ、まだ続くのかな?(笑)



2017年05月10日(水)
酒には品が大切だ

「懇親会」「情報交換会」と称する飲み会が続くと、
なぜか、ふと思い出すフレーズがある。
書籍「詩集 故郷への水へのメッセージ」
(大岡信著・花神社刊・141頁)から。
たしか「微醒詩」というタイトルだったと思う。
「ゲーテはいつた
『よきものは少女の目くばせ、飲む前の酒のみのまなざし、
あったかい秋の日ざし』と。(中略) 酒には品が大切だ」
「あったかい秋の日ざし」は、理解できるけれど、
「少女の目くばせ」や「飲む前の酒のみのまなざし」が、
「よきもの」なのか、私にはわからない。
ただ、最後の「酒には品が大切だ」は、納得がいく。
大きな声で不平不満を愚痴ったり、セクハラ・パワハラ、
途中から記憶がなくなり、どう帰ったのか覚えていない、
そんな品の欠片も感じない飲み方は、やはり私は嫌いだ。
まぁ、それを他人に強要するつもりはないが、
自分だけは、品のある飲み方をしたいな、と思う。
・・と言いつつ、出来ないことも。(汗)



2017年05月09日(火)
ちょっとお話しさせていただいてもいいですか?

朝の通勤途中、初老の女性から突然、声を掛けられた。
「ちょっとお話しさせていただいてもいいですか?」と。
柿田川公園で時々すれ違う女性であり、
同じようなタイミング(時刻)で会うので、
「おはようございます」の挨拶だけは交わすようになり、
顔は知っていたが、もちろん名前も知らない。
彼女にとって、毎日毎日、貴船神社でお賽銭を入れ、
何かを願っている私の姿が気になっていたという。
「何をお祈りしているのですか?」「お幾つですか?」等、
今までの疑問が、質問となって現われていた。(笑)
私が嬉しかったのは、女性に声を掛けられたことではなく、
その言葉づかいだった。
ほとんどメールで用事を済ませる現在、
緊急で携帯電話に掛ける場合は、相手が出ると
「今、お話ししても大丈夫ですか?」と確認するけれど、
目の前の相手に確認することは、なかなかなかったから。
道端を歩いていると「今、時間ありますか?」など、
キャッチセールスのトークは耳にするけれど、
こんな言葉で話しかけられ、嬉しくなっている私がいた。
私も、これからは、話す前に相手の立場に立って訊こうかな。
「ちょっとお話しさせていただいてもいいですか?」



2017年05月08日(月)
教習所では「後ろ向き駐車」を教わったのに・・

毎日、散歩していると目にする「前向き駐車」の文字。
特に、コンビニの駐車場では、今や当然のように、
多くの人が看板の指示どおり「前向き」に駐車している。
しかし、私が免許証を取ったときは「後ろ向き駐車」を習い、
何度も何度も練習を重ねたので、どうしても違和感がある。
排ガス問題など「店舗周辺住民への配慮」として、
出来るだけ「前向き駐車」を推奨しているようだが、
バックで発進する時の「接触事故」は増えていないのだろうか?
自分の経験から考えると、バックから向きを変えて発進は、
死角が多くて不安である。
また、ハンドルを切るタイミングが難しい。
早すぎても、遅すぎても、隣の車と接触する可能性が強い。
さらに「高齢者のアクセルとブレーキを間違えた事故」も、
発進しようとして、後ろを向いてアクセルを踏んだら、
ギアが前進に入っていて・・というケースも少なくない。
それもそのはず、私たちは「駐車はバックで」と習ったから(汗)。
駐車できる台数も「前向き駐車」と「後ろ向き駐車」では、
大きく違うから、面積の割に少ない少ない台数しか停められないし、
デメリットばかりが頭に浮かぶ。
「前向き駐車」がこれからのスタンダードならば、
私たち世代は「前向き駐車からの発進」を習い直す必要があるな。



2017年05月07日(日)
「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」「えっ、何?」

映画「秒速5センチメートル」(新海誠監督)から。
「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」
「えっ、何?」「桜の落ちるスピード、秒速5センチメートル」
このインバクトのある会話が、最後までスピードを意識させる。
普段の生活であまり意識してなかった「速度」や「距離」が、
鮮明に表現できていて、驚かされた。
「たった1分がものすごく長く感じられ、
時間ははっきりとした悪意をもって、僕の上にゆっくりと流れていった」
「僕たちの前には、いまだ巨大すぎる人生が、
茫漠(ぼうばく)とした時間がどうしようもなく、横たわっていた」と
時間に関する表現があったかと思えば、
「一緒に帰らない?」「今帰り? 一緒に帰ろうよ」と、
高校生の2人が一緒に歩くスピード・距離感がたまらなく心地よい。
(時には、バイクで追っかけるスピード・距離感もあり・・)
また「今、振りかえれば、きっとあの人も振り返ると強く感じた」という
想いの強さだったりもする。
何気なくそしてどこにもあるような風景だからこそ、親近感があり、
感情移入できてしまう、最近の新海作品に注目していきたい。



2017年05月06日(土)
2017年上期のマイブームは「新海誠監督作品」

2017年上期のマイブームは「新海誠監督作品」。
今年のはじめ、出張の帰りに立ち寄った、松屋銀座の企画、
「新海誠監督作品『君の名は。』展」で、彼の魅力に触れた。
その後、偶然なのか、必然なのか、アニメ映画にハマった私は
映画「言の葉の庭」を教えていただき、一気にマイブームとなった。
そしてなんと「大岡信ことば館」(三島市)で、
「新海誠展−『ほしのこえ』から『君の名は。』まで−』
(2017年6月3日(土)〜8/27(日))の開催が決まり、
さらに、プレイベントとして、GWに新海誠監督作品上映会が・・。
5月5日(金) 「星を追う子ども」
5月6日(土) 「言の葉の庭」
5月7日(日) 「秒速5センチメートル」
5月14日(日) 「雲のむこう、約束の場所」
今まで、アニメ映画にさほど興味関心がなく、
完全に見過ごしてきたジャンルであったにもかかわらず、
1000作品レビューに近づいたところで、魅力に気がついた。
この一連の流れは、何を意味するのか、気になって仕方がない。
もう少し、流れに逆らわず、楽しんでみようかなぁ。



2017年05月05日(金)
このギャラリーから、発信できたらいいなぁ

絵本作家・宮西達也さんが、在住している三島市の商店街に
「TATSU'S GALLERY」をオープンした。
宮西先輩の言葉を借りれば
「三島の商店街に、ちいさなちいさなギャラリーをつくりました。
このギャラリーから、すこしでもなにか楽しいこと、
ステキなことを発信できたらいいなぁとおもっています。
どうぞ、みなさんのお力をおかしください」
ここで大切なのは、三島市のことだから、という考えを捨てること。
宮西先輩は、そんなちっぽけなことを考えていない。(たぶん(笑))
たまたまギャラリーの場所が三島市の商店街であって、
三島市のためにだけ・・という考えはないのに、周りが騒ぎ立てる、
「三島市に作ったのだから、わざわざ他市町が・・」と。
そういう視点こそ、まちの活性化を失わせる、と警鐘を鳴らしたい。
今まで充分過ぎるほど、お世話になったのだから、その恩返しに、
この「タツズ・ギャラリー」がいつも賑わうようなお手伝いをしたい、
その気持ちだけでいいような気がする。
「できる人が、できることを、出来るだけ」が、ボランティアの基本。
さて、私に出来ることは・・

P.S.
宮西先輩へ。さっき言い忘れましたけど・・
「タツズ・ギャラリー」って、言いにくいです。(笑)



2017年05月04日(木)
公園の芝生広場は「ワンタッチ組立テント」がお似合い

特にシリーズ化しているわけではないが、私の興味・関心は、
「柿田川公園の芝生広場」がどのように使われているか、である。
以前「『バドミントン』がお似合い」と書いたが、
最近、木陰に設置してあるテーブルやベンチではなく、
わざわざ芝生に寝っころがり、本を読んだりしている人、
時には、お気に入りの音楽をかけて横になっている人までいる。
共通しているのは「ワンタッチ組立テント」を利用していたこと。
まるで、海岸で拡げるパラソルの下で「日焼けしている」、
そんなイメージに似ている。(プチ・キャンプって感じもするが)
初めてみた時は、ちょっぴり違和感があったが、
何度も目にすると、それはそれで、風景に溶け込んでいるし、
私もいつか、芝生の上に「大の字」に寝っころがりたい。
そのためには「ワンタッチ組立テント」が必要だな。
今回は、真夏よりも紫外線が強い、と言われている5月。
「公園の芝生広場は『ワンタッチ組立テント』がお似合い」を
気になる一言に残しておこうっと。



2017年05月03日(水)
映画レビュー1000作品目、是非、ご推薦を

若い頃から映画を観ていたけど、感想を書き始めたのは、
地元にシネコンが出来てから。
と言うことは、10年前から映画レビューを書いている。
現在、982作品。あと少しで1000作品なんだけど、
こればかりは、単なる通過点だから、とは思えない。
一日に4映画館をはしごしたこともあるし、
20回以上、貸切状態も経験している。(汗)
勿論、暗闇の中で、台詞をメモする技術も習得した。(笑)
DVD鑑賞に変えてからは、巻き戻して台詞をメモするので、
上映時間の約1.5倍の時間をかけて観ることも少なくない。
だから、記念すべき1000作品目を楽しみにしながらも、
何を観ようか、ワクワクドキドキ感が増しているのも事実。
これぞ・・という作品がありましたら、是非、ご推薦を。
たぶん、あと3ケ月くらいで、達成しそうだから。



2017年05月02日(火)
本物とかニセモノって、何か意味あんの?

映画「嫌な女」(黒木瞳監督)から。
友達のいない真面目一徹な弁護士・石田徹子と、
派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子。
どちらが「嫌な女」か分からないけれど、
タイトルの「嫌な女」のフレーズが会話に出てくる。
「あんたと一緒にいると、私、どんどん嫌な女になる」
「何言ってんの、あんた昔から嫌な女だよ」
これには、けっこう反応してメモしてしまった。(笑)
さらに、作品中に登場する「太陽」と「ひまわり」の例えが、
この2人の関係をうまく表現している気がした。
「ひまわりは太陽のお陰で、きれいに咲き誇るでしょ?
人は太陽をみて頑張ってると思わないけど、
太陽に向かって必死に顔を上げるひまわりをみてると、
頑張ってるなぁって思えるものよ」
同じく「ブリン」と「カラメルソース」との関係も面白い。
「プリンってね、カラメルソースが苦いから、
その甘みが引き立つのね」「おいしい・・」
「ねっ。人はね、プリンを食べながら怒れないものですよ」
こんな視点で「プリン」を食べたことがなかったのでメモ。
ドキッとしたのは、明らかにニセモノの絵画「ひまわり」を、
200万円で売って、サギだって問いつめられた時、こう言い返す。
「本物とかニセモノって、何か意味あんの?、だってさ、
それを200万円で買う人間がいる限り、ホンモンだろうが、
ニセモンだろうが、200万円の価値があるってことでしょ?」と
言い返すことができなかったシーン。
価値は、需要と供給のバランスで決まるんだねぇ、やっぱり。

P.S.エンドロールで見つけ、妙に嬉しかった。
「ウェディングデザイナー 神田うの」・・頑張ってるなぁ。



2017年05月01日(月)
メールをみせてしまう人に、メールを送る人

私の周りには、時々驚くような人がいる。
「ほら、こんなメールが来てるから、
俺は奴を代弁して、文句を言っているんだ」と、
わざわざ、そのメールを他人に見せて回る人がいる。
それも、自分の行為を正当化するネタとして。(汗)
私としては、それ自体、言語道断の行為であるが、
そういう人に、不平不満のメールを送ってしまう人の方が、
信じられない気がする。
そのメールが元で大騒ぎになっていることも知らず、
相変わらず、誹謗中傷に近い発言をしているらしい。
プライベートで送ったつもりのメールが、
多く人に見せられているなんて、知らないのかもしれないが、
そういう人物と、メールで繋がっていることが、
自分の評価を下げていることに気付くべきなんだろうな。
「メールをみせてしまう人に、メールを送る人」だけには
なりたくないよなぁ。