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しもさんの「気になる一言」
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2015年01月31日(土)
今月の「美味しかったもの」や「やっと果たせたこと」

昨日の日記をネットにアップしたあと、しばらくして
「今度会った時、是非、手帳見せてください」というメールが届き、
読者の反応の速さに驚いた。(笑)
ただ、それだけ生き方に迷っている人が多いということも、
実感しているし「毎日を丁寧に生きる」ことの積み重ねが、
どれだけ素晴らしいことなのか気づいたのは、私でもつい最近のこと。
55歳を人生のピークに・・と頑張ってきて、
目標だった年齢を過ぎてから、ふと「肩の力を抜く」ことを覚えた。
毎日の生活記録を、自分の手帳に書き込むことが楽しいから、
続けることが出来ているのかもしれない。
1か月の振り返りを楽しむコツは、ある市販の手帳で見つけた
その月の「ベスト」を決めるなどの方法を取り入れている。
「感動した本・映画」「うっとりしたこと」「美味しかったもの」
「頑張ったこと」「笑ったこと」「やっと果たせたこと」
「「感謝している人」「今月見つけた私のいいところ」
そして最後に「○月の、いいことMVP」を独断と偏見で書き込む。
そのためには、毎日の日記・記録は大切なバックデータ。
この繰り返しが溜まって「1年の大賞」を決める資料となる。
面白そう、と感じた人は(騙されたと思って)試して欲しい。

P.S.
1年(半年でもOK)続けると、たぶん、止められなくなりますよ。
あっ、今月は「笑ったこと」が少なかったなぁ。



2015年01月30日(金)
1か月の振り返りしてますか?

多くの人は、年末に(私の場合、元旦に)、
恒例行事のように、1年間のふりかえりをする。
いつからか、それが次に繋がっていかないことに気付き、
毎月の振り返りをするようになった。
(簡易的には「週の振り返り」「1日の振り返り」をする)
そして、その(反省も含めた)成果指標の積み重ねが、
次のステップへの自信、教訓となって活かされることを喜び、
誰かに同じことを強要することもなく、手帳に記入し、
自分なりの「コツコツ」を楽しんでいる、といったところ。
私の手帳を見たことがある人は、その細かさに驚く。
私にとっては、単なる毎日の記録であるのだが、
「驚く」というより「呆れる」人の方が多いかもしれない。
ただ、充実した1年を過ごすためには、
充実した1か月を過ごし、12カ月を確実に重ねていく、
充実した1か月を過ごすためには、1週間を、
充実した1週間を過ごすためには、1日を、
どれだけ意識して過ごせるか、と言える。
これも慣れなのだが、まずは1カ月の振り返りをお勧めする。
あっと言う間に1月が終わりに近づき、そんなことを思ったので、
今日は「1か月の振り返りしてますか?」を残そうと思う。



2015年01月29日(木)
本って悪いものを吸ってくれる

本のネタが続きますが、忘れないうちに。(笑)
昨年のクリスマス・イヴイヴ(12月23日)、
本好きの人たちが集まったパーティは、
当然のように「本談義」となって盛り上がった。
本の中に登場した料理を再現してテーブルを囲み、
各々のお奨め本の紹介などを聴きながら、
まったりとした時間が過ぎていく、素敵な集まりであった。
そんな中で、知らなかった・・とメモした本の話。
(先日「青木まり子現象」と知ったばかりの)
「本屋に行くと、なぜかトイレに行きたくなるよね」の話から
「本だけはなかなか捨てられない」「引っ越しても減らない」
「引っ越しの際、処分してきた本が残念」など、
本中心に生活が回っているのでは?と思いたくなるほど、
本好きは、話していて楽しい。
そんな時「引っ越しの時は本を置いてきた方がいいんですよ」と
意味深な発言をした女性がいて、興味を持った。
その理由が「本って悪いものを吸ってくれる」というもの。
だから、新居へは持っていかない・・という話は妙に納得した。
大切に保管してきた本を持っていかないのは、
後ろ髪を引かれる思いだが、大好きな本のおかげで、
今まで邪気が払われていた、とするのなら・・。
う〜ん、それでも、捨てられないかなぁ。(汗)



2015年01月28日(水)
改心させるのは、私の役目だ

映画「新少林寺 SHAOLIN」(ベニー・チャン監督)から。
大好きなカンフーアクションだから、
画面に見入ってしまったが、意外と面白い台詞もあった。
権力を手に入れた軍閥の将軍、侯杰(こう・けつ)は、
「我々の邪魔をする者は殺す」と言い切り、
「武術の祖、恐れるに足らず」「銃は撃たねば意味がない」、
そんな考え方をしていた彼が、部下に裏切られ、山中を逃げ惑い、
やっとの思いで辿り着いた「少林寺」の僧たちのお陰で改心。
大事なものは、富や権力でないことを修行によって悟る。
それをいつまでも心に持ち続け、以前の自分の姿を見てるような、
富や権力に溺れている当時の部下を目にして、叫ぶ。
「改心させるのは、私の役目だ」
そんな部下を育ててしまったのは、自分の責任だから、
改心させることが私の役割だ、という気持ちが強く、
彼と戦っているのにも関わらず、自分の命を懸けて助けようとする。
そして、そんな彼の行動を見て、部下は改心した。
アクションばかりが目立ってしまうカンフー映画だが、
「金と泥、どちらが役に立つ?」禅問答みたいな会話もあって、
充分楽しめたと言える作品であった。

P.S.
「イスラム国」を改心させるのは、誰の役目なんだろう(汗)。



2015年01月27日(火)
姿消す「町の本屋」に危機感

地元新聞の掲載記事から、気になった見出し。
町場から書店が急速に姿を消している、という記事。
「良い立地で良い本があり、良い書店員がいる
理想的な本屋も閉店」してしまったらしい。
住民の要望は「個性的な本屋より、まず大きな本屋が欲しい」
そのギャップに、本屋好きの彼は揺れ動いているようだ。
ただ「町に本屋があるから人々は本の魅力を知る。
その経験が本の需要を喚起する」と、本屋の魅力を語り、
「本屋さんと共に、もっと大きなものが無くなりつつある」
と警鐘を鳴らす。
「一人ひとりが現場で頑張り、書店を存続させないといけない。
僕らはこの子たちに対する責任がある」と言った言葉は重い。
先日も、待ち合わせの時間より早く着いたので、
時間潰そうと思ったら、駅前にも関わらず「本屋」がない。
これって、やっぱり大きな問題だな、本好きとしては。
みんな、どこで時間を潰すんだろう。



2015年01月26日(月)
うっかり食事しちゃったんですが・・

一昨年の人間ドックで「便潜血」が出て、昨年のちょうど今頃、
大腸ポリープの精密検査・切除手術をしたが、複数見つかったので、
1年後の今日、2度目の検査・手術で残りのポリープを切除した。
苦痛なのは、検査や手術ではなく、検査前の「下剤2リットル」と、
手術後の1週間〜2週間「アルコールと運動禁止」。
来月中旬に迫った「ハーフマラソン」の練習がほとんどできないのと、
これから予定てしているいくつかの「新年会」で飲めないことかな。
まぁ、自分の身体の中にある「不安要素」を抱えて生きるより、
いくらか我慢しても、スッキリした「身体と心」を手に入れたい、
そう考えてはじめた、肉体改造だから、後悔はしていないけれど。
さて、今回の気になる一言は、私の大腸ポリープとは全然関係なく、
人間ドックの受付で聞こえてきた台詞。
停年間際って感じの男性が「すみませ〜ん」と受付の女性に声を掛け、
「うっかり食事しちゃったんですが・・どうしたらいいですかね」と
いかにも、なんとかして欲しい様子で訊ねた声が聴こえてきた。
人間ドックを受けるのに「うっかり食事」って、意味がわからない。
家族の人も、なにも配慮がなかったってことなのか、耳を疑った。
普通、私たちの感覚では、人間ドックと言えば、
検便は「2日前から」、食事は「前日から」、当然のように意識する。
(アルコールの量は、1ヶ月前から意識だけはするけど・・(笑))
結局、検査出来ない項目が多くて、お帰り願ったみたいだけど、
管理職風の年齢で「うっかり食事」というフレーズには、驚いた。
こういう人には「人間ドック」はキャンセルして、
「認知症」の検査をしてくれそうな「脳ドック」をお薦めしたい。
最近、私たち年代の「常識のなさ」がとても気になる。(汗)



2015年01月25日(日)
俺はつなぎ目

先日、歌舞伎役者・市川海老蔵さんの特集をテレビで観た。
若い頃、プライベートの話題で世間を賑わせた彼は、
今、「歌舞伎」の本家としての自覚が芽生えたのか、
真摯に芸の鍛錬をしている様子がうかがえた。
そして、自分の役割を「俺はつなぎ目」と表現した。
若い頃は、長い歴史で受け継がれてきた「歌舞伎」という
日本古来の伝統芸能を、なんとか新しいものにしようと、
勢いだけで突っ走っていた気がするが、今回の気付きは、
「親から受け継いだ芸を、息子へ確実に受け渡す」といった
とてもシンプルな役割が自覚できたようだ。
何が彼をそういう心境にしたのかは定かではないが、
力が抜けた、とても魅力的な顔が画面を独占した。
私たちも、同じことが言える。
「親から受け継いだ資産を、子どもに受け渡す」
「先輩から受け継いだ仕事を、後輩に受け渡す」
自分が今生きている役割は、人類の歴史の「つなぎ目」、
そう考えられたら、意外と楽に生きられるんだよなぁ。



2015年01月24日(土)
「クレーマーに屈しない」と読み替えた

今、巷では「テロに屈しない」というフレーズが飛び交い、
国によって違う考え方・対応が、新聞紙上、ネット上で紹介されている。
私は「テロに屈しない」の「テロ」とは何を指すのか、とても気になる。
「テロリズム」「テロ組織」「テロリスト」「テロ攻撃」「テロ事件」
主語がはっきりしないと「屈しない」とされる行為の意味さえ、
多少の違いを感じるのは、私の考え過ぎだろうか。
ネットで調べると、日本の場合「テロリズム」を略して「テロ」と呼ぶらしい。
では「テロリズム」とはなにか?
「テロリズム(英:terrorism)とは、何らかの政治的目的のために、
暴力や暴力による脅威に訴える傾向や、その行為のこと。また恐怖政治のこと。
またテロリズムによる事件を『テロ事件』と呼ぶ。
テロ事件を実行した人または組織を『テロリスト』(英:terrorist)と呼ぶ」
この説明に頷きながらも、世界の共通認識とされる「テロに屈しない」は、
「組織」ではなく「行為」に対して使われていることを再認識した。
日本全国を震撼させているこの事件を、他人事のように眺めているのではなく、
「自分が首相だったらどう判断するだろうか?」と考えてみるのも大切だし、
自分の仕事や生活に重ねあわせて考えるみると、フラフラと変わりやすい
「生き方・考え方の軸」をブレないものにするチャンスとも言える。
私の場合「テロには屈しない」を「クレーマーに屈しない」と読み替えた。
「モンスターペアレント」を代表とする「クレーマー」と行為が似ている。
「要求内容」の大小ではなく、一度でも「要求に屈する」と、調子に乗って
いかにも自分の行為が正しいと勘違いして、何度でも「要求」してくるから。
今回も「2億ドル」だから大騒ぎしているが「100ドル」でも同じ対応をする、
そう理解して、事件の行方を見守っていきたい。

P.S.(「テロリスト」と「クレーマー」の違い)
テロリストは、自分たちを革命家と自覚しているが、
クレーマーは、自分たちをクレーマーと自覚していないんだよなぁ。(汗)



2015年01月23日(金)
大事なもののために闘って、模索しながら進む

映画「アメイジング・スパイダーマン2」(マーク・ウェブ監督)から。
スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守り、
ひとりの男性として恋人グウェンを愛する日々を送る
主人公の、ピーター・パーカー。
作品としてリズムもあり面白いのだが、
この作品を思い出すに相応しい台詞が、見つからず。
メモを見直してみると、恋人・グウェンが卒業生代表として、
卒業式にスピーチした台詞が浮かび上がってきた。
「高校生活と同じく、私たちの人生は永遠ではありません。
やがて終わるからこそ・・貴重なのです。
この日を迎え、生きてる日々の幸運に感謝しています」に続けて
「他人の言葉に左右されず、自分の人生を大切に
大事なもののために闘って、模索しながら進む、
それが最高の人生です」とまとめた。
特に「大事なもののために闘って、模索しながら進む」は、
スパイダーマンの生き方、そのものである気がした。
その中でも「模索しながら進む」の表現は、気にいった。
辞書によると「模索」とは「手探りで探すこと」。
迷わず進むのではなく、確信はないけど進んでみる・・
そんな生き方が、今回の主人公の生き方にはピッタリだった。



2015年01月22日(木)
そこにあの湧水群があるというだけで、人は安らぎを覚える

書籍「湧水の四季」(古淵寮著・風詠社刊・157頁)から。
本の帯に書かれていた「巡る季節、移ろう人の世、
そこにあの湧水群があるというだけで、人は安らぎを覚える」
(清流柿田川を背景に描く人生の光と影・4部作)に惹かれ、
一気に読み終えた。
この題材となっている柿田川・柿田川公園を毎日、眺めている私は、
著者も柿田川が好きなんだな、という思いを感じることが出来た。
時々「?」なんて感じる表現もあったけれど、
どの話も、柿田川が「やすらぎの場」として登場するからか、
全体的には「私好みの作品」という感じである。
柿田川は、いつもそこにあり、温かく見守ってくれている、
言い換えれば「そこにあの湧水群があるというだけで、
人は安らぎを覚える」川として、捉えているからこそ、
他の小説よりも身近に感じた所以であろう。
自分も柿田川を題材に、なにかを書いてみたくなった。
清水町民でなくても、近くにこんな場所があるのだから、
もっともっと、安らぎを与えてくれる場所を楽しまなくちゃ。



2015年01月21日(水)
僕の人生はまるでオペラだ

映画「ワン チャンス」(デビッド・フランケル監督)から。
1年あまりのメール交換から、主人公の人柄を好きになり、
それを「何事も一歩ずつよ」と言いながら支えた奥さんや、
彼の才能を信じて支え続けた、家族の愛情、
一見いい加減のようだが、彼を応援し続けた携帯ショップの上司など、
感じる場面はあったけれど、やはり題名が示すように、
最後の1回のチャンスを活かし、一躍世界的オペラ歌手になった
ポール・ポッツの実話だからこそ、冒頭に語られる
「僕は歌うとイジメられ、イジメられると歌った。
歌ってはイジメられの繰り返しだ。
音楽と暴力と恋愛と笑いの果てしないドラマ、
僕の人生はまるでオペラだ」に尽きる気がした。
何度か与えられた、チォンスをものにすることが出来ず、
自信喪失から、自暴自棄になっていたにも関わらず、
声が出るようになると、とびきりの笑顔に戻る爽やかさ、
久しぶりに、分かりやすい単純なストーリーなのに感激した作品。
波瀾万丈の人生ではないけれど、一歩ずつステップアップしていった
そんな感じが良かったのかもしれない。
映画のような華やかさもなく、他人からみれば平凡に思える人生にも、
「音楽と暴力と恋愛と笑いの果てしないドラマ」があることを、
教えてもらった気がする。

P.S.(個人的には・・ふたり初対面のシーンが好き)
「お腹は?」「ペコペコ」
「『まずい』のと『すごくまずい』の、どっちにする?」
「たくさん選択肢があるのね」・・この会話が絶妙だったなぁ。



2015年01月20日(火)
「したためる」は「認める」と書く

先日の気になる一言に「書をしたためた」と打ってから、
へぇ〜「したためる」は「認める」と書くのか、と思い、
どういう意味だろうか、と私の好奇心が首を擡(もた)げた。
(「もたげる」も「擡げる」って書くのか・・(汗))
ネットで調べると「したためる」とは「したたか」と同根、
「抜かりなく、しっかりと準備する」ことであるから、
「一年の抱負」や「肝に銘じておきたいこと」などは、
「書く」(メモ)のではなく「認めた」ほうが、良いようだ。

「したためる」には「しかるべく処置する」「支度する」などの

意味もあるようだし「書く」より丁寧な気がする。
私の解釈では「一字一字、確認しながら書く」から「認める」。
ほんのちょっとした時間に書いた、メモ書きとは違う感覚、
1人だけで静かな時間を持ち、紙と筆記用具だけを使い、
自分の中で整理し、心を込めて、そのことだけに集中して書く、
尊敬する人や愛する人、恩師に宛てた手紙などが代表であろう。
少なくとも、インターネットやスマホ、携帯電話でのメールは、
認める(したためる)とは言わないことだけは判った。
「さみしさのつれづれに手紙をしたためています、あなたに。

黒いインクがきれいでしょう 、青い便せんが悲しいでしょう」
井上陽水さん「心もよう」もこう歌いだしているものなぁ。




2015年01月19日(月)
「撮影可能」でも「フラッシュ不可」

年始に鑑賞した「獅子舞い」(熱海・MOA美術館)の時のメモから。
「獅子舞い」は物珍しくもあり、多くの方が写真を撮影していた。
館内を見回しても「撮影はご遠慮ください」の貼り紙もなかったし、
係の人からの注意もなかったので、私も「撮影可」と理解した。
しかし、気になったのは、カメラからの発光「フラッシュ」。
古典芸能だから、演じられる能舞台は薄暗く、オートで撮影すれば、
当然のように「ピカッ」とフラッシュがたかれるが、
芸能人や政治家の記者会見、大きな事件の謝罪会見同様、
フラッシュが会場のあちこちで光ったことに違和感を覚えた。
私はその時も意識して、スマホの「自動」を解除し「オフ」にセット、
たぶん、デジカメでも「オート・強制発光・発光禁止」の項目から、
「発光禁止」を選択すると思う。
「撮影はOKだが、フラッシュは不可」という意識は、
主催者側ではなく、鑑賞側のマナーとして、覚えておきたい。
それは、カメラの撮影者と被写体の演者だけでなく、
他の鑑賞者の目にもカメラのフラッシュは気になるという視点を
常に持っていたいという意味も含めている。
特に、コンサートや演芸・落語などの公演は、
「『撮影可能』でも『フラッシュ不可』」を意識していきたい。



2015年01月18日(日)
「頑張れ〜」と声援される快感

第19回清水町駅伝競走大会で「都市計画課」チームを編成し、
半分、イベントの賑やかしの意味で、エントリーした。
昨年度までは、担当課・生涯学習課長として大会運営を見守っていたが、
昨年4月に異動してからは、当然その役を解かれ、一町民となった。
正直、昨年秋まで、ジョギング・ランニングに関心を示さなかった私が、
部下たちの勧めもあって、勢いでジョギングシューズを買ってしまい、
もったいないから・・と軽く走り始めてから、生活リズムが変わった。
そして今日、短いながら「6区、3.3キロ」のアンカーを任され、
タイムとは別に、声援を受けて走る快感を味わってしまった。
以前は、静岡県市町村対抗駅伝などを通じ、知らない人にでも
沿道で「頑張れ〜」と応援する楽しさを伝えてきたつもりだが、
自分が走ってみて「声援される側」の快感は、また一段と格別だと知った。
疲れてちょっとペースを落とそうかな?と思う辺りに、
「頑張れ〜」と応援してくれる人の一言で、元気が出るなんて話は、
よく耳にしていたが、実は、あまり信じていなかった。(汗)
しかし、その話は本当だった。(経験者は語る・・)
こうして年齢を重ねてくると、声援する機会はあっても、
声援される機会は滅多にないし、いい経験をさせていただいたと思う。
いつになっても、初めて走ったこの駅伝大会を思い出すために
「『頑張れ〜』と声援される快感」を一言として残しておきたい。

P.S.
駅伝終了後の打ち上げで「楽しかったね」と感想を述べたら、
「そんな感想を言うようじゃ、まだ余裕があったね」と叱られた。(笑)
でも、楽しかった、ワクワクした・・が、来年も参加したいという
モチベーションになるんだよなぁ、私の場合。



2015年01月17日(土)
国のために、子どもを産むわけじゃない

「地方元気戦略セミナー」(静岡県・沼津市 共同開催)
「県東部の人口減少問題を考える」をテーマとした
パネルディスカッションから。
パネラーは、字数が足りないのであえて紹介しないが、
それぞれの立場から、それぞれの提言をされたものの、
この地域だけの解決策だけでなく、全国のどの地方でも
同じことが言えるなぁ、という感想をもって聴講した。
ただ、はっとさせられたコメントをメモしたのでご紹介。
実は、子育て真っ最中の女性パネラーがこう言った。
(私たちは)「国のために、子どもを産むわけじゃない」
女性にとっては、愛する人との幸せのために子どもを産む、
大切な家族のために子どもを産む、言い換えれは、
人口減少で国が危機になるから・・なんて、考えていない。
「もっと子どもを産みたいな、と思えるイメージづくり」が
いちばん大切だ、と言っていた気がする。
そして「産むだけでなく、育てるなら静岡県東部がいい」と
思ってもらえるようなイメージを発信していくことの必要性。
そんなヒントをパネラーたちから、いただいた。
現場のリアルの声を大切にするというのは、こういった視点を、
どうやってまちづくりに取り入れるかなんだと思う。
あっ、その前に「僕も(私も)結婚したいな」と感じてもらわなきゃ。

P.S.
人口の数にだけこだわるなら、フランスのように「事実婚容認」へ
方向転換するのだけど・・(汗) 難しいな、日本では。



2015年01月16日(金)
市町村ごとの人口減少予測が難しい

「地方元気戦略セミナー」(静岡県・沼津市 共同開催)
講師「日本創生会議人口減少問題検討分科会座長 増田寛也氏」
(東京大学公共政策大学院 客員教授・元岩手県知事)

演題「若者や女性が活躍できる社会の整備について」から。
「静岡県東部の人口減少問題を考える」をテーマにした
パネルディスカッションの前に開催された講演であり、
聴講者の共通認識として「危機感」をもつことはできた。
講師が最後に説明してくれた
「地域力=人材力(ヒト)+資源力(モノ)+情報」という
「地域力向上の方程式」も興味があったが、
講演の始めに口を開いた「市町村ごとの人口減少予測が難しい」が
私のメモでは印象的に残った。
人口減少の問題に触れると「特に○○市が著しく減少している」
「あそこは奇跡の町と言われ、子育て世代に人気がある」等、
講師が「市町村ごとの人口減少予測が難しい」と言っているのに、
市町村ごとの数字をもとに、いろいろ議論される。
今の時点で、単独の自治体として人口減少していない市町でも、
静岡県東部地域の人口が減少することに「危機感」を持たないと、
「同じ穴の貉(ムジナ)」となる気がしてならない。
まずは「市町村ごとの人口予測」をやめるところから。



2015年01月15日(木)
互いのニーズを伝えることで、親密になりたい。

映画「31年目の夫婦げんか」(デビッド・フランケル監督)から。
鑑賞した私たち一般人の立場からすれば、
そんなに問題があるような夫婦でもないのに・・
メリル・ストリープ扮する主人公の妻は31年目の不満を、
カウンセラーに向けて、こう言い切った。
「私は、結婚したいんです、もう一度」。「もう一度?、
立派に結婚してるだろう?」とトミー・リー・ジョーンズ扮する夫。
さらに妻は、カウンセラーに告白する。
「昔は、よく触ったんです。(触ってきたんです?)
(今は)まるで、2人の労働者が一緒に暮らしているみたい。
2段ベッドに寝ているような・・。
家があるだけで、ほかに何の絆もないみたい」と。
そこで「結婚とは何か?」という疑問が残るが、
カウンセラーは、彼女の望む「夫婦関係」をこう表現した。
「互いのニーズを伝えることで、親密になりたい。
そうあり続ける手段を構築したいんですね?」
なるほど・・そういうことって、わかった気がした。
セックスだけでなく、相手のニーズを伝えることが、
夫婦にとって親密になる手段なんだな、きっと。



2015年01月14日(水)
やっとスッキリした「SNS」の使い分け

以前から悩んでいた「SNS」の使い分け。
年末年始、整理をしていく中で、試行錯誤してみたら、
なんとなく、その機能を活かしていくことが見えてきた。
毎日の基本は「WEB日記・しもさんの気になる一言」、
それを「メルマガ」で、登録希望者に配信、
さらに「Facebook」にコピペして、一連の流れが終わる。
その後「Facebookページ」の「柿田川evol.」に
写真や動画をアップロードして、データの整理をする。
あとは「友達の活動情報」を確認しながら、のんびりネットを楽しむ。
町のイメージキャラクターが出来た時の勢いで作成した
「Facebookページの『ゆうすいくん』み〜つけた!!」は、
機動性に優れているTwitterへ、少しずつ移行するつもり。
逆に、Twitterの『ゆうすいくん』み〜つけた!!」は、町中で見つけた時、
その場で撮影し、タイムリーに写真を投稿していく予定。
Facebookページの「ボランティア・カメラマン」は、とりあえず休止。
Twitterの「Shimo’s Cafe」は、プライベートの呟き用と、
静岡県東部の魅力を、私の視点でお届けする媒体として利用する。
その他、観賞した映画のレビューは「映画.com」、
読み終えた本のレビューは最近始めた「読書メーター」で管理する。
やっとスッキリした「SNS」の使い分け。
あとは、楽しみながらデータを溜めていくだけだなぁ、私の場合。

P.S.
「Facebook」のグループ「チーム・てくてく」(非公開)で、
メンバーが歩いた歩数を合計して、日本一周歩いちゃおう、という
仲間づくりをしている。継続の秘訣は、やっぱり「刺激しあう」だな。



2015年01月13日(火)
もっと強い自分に出会うために走り続ける。

ランニングに興味を持ってから、人は何のために走るのか、
(それまで、走る人の気持ちすら理解できなかったのに)
わざわざ56歳という高齢になってから始めるには、
自分が納得する理由が欲しかった。
そのヒントは、ショップで見つけた冊子に書かれていた。
「ただ走るのではない。
いまの自分よりも、もっと強い自分に出会うために走り続ける。
一歩一歩、その先に目指す確かなものを手にするために今日も。」
このフレーズで、なんとなくモヤモヤが晴れた気がする。
別に「いまの自分」が嫌いなわけではない、
ただ「もっと強い自分に出会うために走り続ける」って意味は、
妙に納得できるフレーズだった。
自分が好きだからこそ、自分の限界を知りたいし、
自分の可能性を試してみたい、と思うようになったのだろう。
だから「なぜ走るのか?」と問われたら、こう答えたい。
「もっと強い自分に出会うために走り続けるのさ」と。

P.S.
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の影響か、
今年は「なぜ学ぶの?」「なぜ走るの?」など、幼少期に戻り、
「なぜ○○?」という話題が増えそうな予感がする。



2015年01月12日(月)
沼津三昧

なぜか今年は、祝日の過ごし方を考えてみよう、と思い立ち、
まずは住んでいる町から・・とも思ったが、それでは芸がない。(汗)
と言うわけで、成人の日のターゲットは「静岡県沼津市」、
前日の夜から計画を立てて、朝から夕方まで「沼津三昧」。
日の出前の早朝から家を出て「門池公園」までランニング、
湖面の「逆さ富士」が、朝日とともにピンクに染まる景色を眺めた。
帰宅後、朝風呂に浸かり、冷えた身体を癒した後、お昼前に家を出て、
予定した用事を済ませ、沼津市が一望できる「香貫山」へとウォーキング、
伊豆半島〜富士山〜南アルプス〜駿河湾へと続く360度のパノラマは、
この地に生まれた喜びを感じさせてくれ、いつまでも眺めていたかった。
下り道は、誰かに後ろの背中を押してもらっているような気分で、
身体も心も軽くなった気がする。
午後は、新春恒例の「加藤学園吹奏楽部定期演奏会」(沼津文化センター)で
「マーチングバンドやチアーリーディテング」等を楽しんだ。
「クリスマスの沼商」「成人式の加藤学園」は、もはや私の歳事記だ。
ラストは「沼津駅前のラクーンの屋上庭園」に足を運び、
「富士山とイルミネーション」のツーショットを撮影して帰途についた。
振り返ると「沼津の景色」は、思う存分、私を癒し、楽しませてくれた。
街中の賑わいは、まだまだもの足りないけれど、(汗)
京都の鴨川をちょっぴり連想させる「狩野川」の景色と、
「富士山と駿河湾を一望」できる絶景は、市民の原風景となるに違いない。
沼津市の魅力は「賑わい」よりも、この「景色」だと実感した一日、
万歩計は「28,000歩」を超えていた。(笑)



2015年01月11日(日)
応えないのは、こちらの呼びかけの力が弱いのです。

映画「蒼天の夢 〜松陰と晋作・新世紀への挑戦」(松岡孝治監督)から。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の影響か、新年から「吉田松陰」関連の
書籍や映画・ドラマにハマっている。(笑)
昨年の「軍師・官兵衛」が活躍した戦国時代もしかり、
今回の明治維新の頃も、国に危機感を感じ、今の世を変えなければと、
熱い志を持った人たちが、己の命を懸けて戦う姿が、妙に眩しい。
その中で、吉田松陰らしい考え方だな、と思ったメモは、
「呼びかけるのです、真心をもって」
「僕は、呼びかけに応えてくれると信じています」
「人は生まれつき善なのだから、呼びかければ必ず応えてくれます、
応えないのは、こちらの呼びかけの力が弱いのです。
応えぬのなら、応えるまで呼び続けるのです」というフレーズの数々。
特に「この世を変えよう」という想いがなかなか理解されない時、
つい相手のせいにしたくなるのだが、吉田松陰は違った。
自分の「狂わんばかりの情熱」が足りない、と言い切る。
だからこそ処刑されても、弟子たちによって、その想いが受け継がれ、
倒幕、明治維新へと繋がる流れが出来たのだろうと思う。
(その考え方は、二二六事件のクーデターにも、繋がっているらしい)
これから春に向けて続く、統一地方選挙。
私の周りにも、多くの知人・友人が、それぞれ自分の立ち位置を決め、
いろいろな立場に挑戦する数ヶ月となる。
誰の呼びかけが一番強いのか、じっくり見守っていきたい。
(生意気なことを書いてすみません・・(汗))



2015年01月10日(土)
読書・45冊(10,583頁)、映画・86作品(9,806分、6.81日相当)

読者とは、ありがたいもので、面白いメールが届いていた。(汗)
「昨年、書籍は、読破した冊数の他に頁数を、
映画は、観賞した作品数だけでなく上映時間を数字にすると
書いてありましたけど、どうでしたか?」。
そうか、まだ報告してなかったなぁ、と昨年の手帳を引っぱり出し、
一覧表を眺めて、自分でも驚いた。
しもさんの「2014年(平成26年)の成果指数」
万歩計・3,783,655歩。講演会・31回、コンサート等・13回、
美術館・14館、献血・成分献血3回、新聞投稿(掲載)・3回。
読書・45冊(10,583頁)、映画・86作品(9,806分、6.81日相当)
目標に届かなかった項目もあれば、予想以上に数字が伸びたのもある。
年を重ねたからか、1年間の目標数は立てなくなったが、
機会あるごとに記録に残し、増えていく数字に喜びを感じたい。
この数字、貯金と違って減ることもないし、
体重のように、毎日計って、一喜一憂することもないから、
増えていく数字は、人生の楽しみ方の一つであると気がついた。
若い頃から付けていれば、もっと楽しかったかもなぁ。



2015年01月09日(金)
絶景「富士山と柿田川の図」

「明日の早朝、富士山と柿田川を撮りに行きますけど・・」と、
町の広報担当に誘われ、返事1つで随行を願い出た。
今までいろいろな角度で「柿田川」を撮り続けてきたけれど、
その中でも「富士山と柿田川」が同じフレームに入るのは
撮影ポイントが限られているし、当日の天候にも左右される、
また、生息している植物や動物の生態系に配慮すると、
撮影の機会も少なく、主管課長でも遠慮する場所である。(汗)
今朝も、まだ薄暗い日の出前から胴長の長靴を履きながら準備し、
静かに「柿田川」に入り、日の出をじっと待つ。
そして、水温15度の温かさを実感した後、日が昇るにつれ、
少しずつ少しずつ、富士山がピンク色に染まっていく光景は、
日本各地の世界遺産や絶景ポイントにも劣らない自信がある。
この感動は、文字にしてもなかなか伝わらないかもしれないが、
撮影後、柿田川から上がった時に感じた「外気の冷たさ」は、
今でも私の体全体に、しんしんと染み込んでいた。
「柿田川」があるこの町で育ち、この町に就職した「誇り」は、
「絶景『富士山と柿田川の図』」として残しておきたい。



2015年01月08日(木)
人を咲かせる女・咲かせ系女子

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」から。
どんな視点で、今年の大河ドラマを観ると楽しいのかな?
そんなことを考えながら、第一回を観終った。
ついつい「吉田松陰の妹」というフレーズに惑わされて、
どんな形で、大きな事件に関わっていくのだろうか、という
興味と関心が先行しがちであるが、そのヒントは、
第1回目のタイトル「人を結ぶ妹」にある。
作品の中でも主人公・文に向かって「おまえには」と続けて、
「人と人とを出会わせる不思議な力があるかもしれんぞ」と言う。
松陰の妹というよりも、「文」という女性が、
どれだけの人たちを結びつけたか、そんな視点で観ると面白そうだ。
1回目から「吉田松陰」と「小田村伊之助」を出会わせたし、
今後、幕末で活躍する多くの人たち同士を結び、育てていく。
だから、ホームページで見つけた主人公・文の人物像
「人を咲かせる女」「咲かせ系女子」の表現がピッタリだと思う。
大河ドラマは、それぞれの楽しみ方があっていいと思うが、
私は、この視点で今年は観ていきたいな。

P.S.
女性視点の「幕末男子の育て方」という表現も面白いかも。



2015年01月07日(水)
意地を張れ

書籍「狂気のススメ」(大杉学著・総合法令出版・219頁)から。
(常識を打ち破る吉田松陰の教え)
今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」、主人公は吉田松陰の妹・文。
だからと言うわけではないが「吉田松陰」に興味をもった。
本書は、{志気」「勇気」「熱気」「侠気」の四部に分かれていたが、
どれも興味深く、メモは当然のごとく溢れた。
その中で私が選んだのは「意地を張れ」。
「自分の正しいと思うことに意地を張っていく人がいなくなると、
この世は恐ろしくなる。
人から見ると意地っ張りのような変人に見えるかもしれないが、
自分が考えた正しいと思うことに、意地を張らないような人間だと、
大したことは何もできないだろう。
核となるものがなくなり、何となく、ムードや利害関係で動いてしまい、
そうしているうちに皆が不幸になる社会となる」。
そう言えば最近、人間関係の衝突を嫌がり「意地を張る」人がいない。
「そんなにムキにならないで」とか「まぁまぁ」と宥める人はいても、
最後は「つまらないことに意地を張るな」と叱られたりして、
「意地を張る」ことは、良しとされない風潮にある。
「意地」とは「気だて。心根。根性」という意味にも関わらず、
「意地が悪い」「意地を通す」「意地汚い」等、良い意味では使われない。
しかし、かの吉田松陰が背中を押してくれたから
「意地を張るところは意地を張ろう」と思う。
やっぱり、へそ曲がりかな、私は。

P.S.
「諸君、狂いたまえ」と吉田松陰は言う。
「狂う」とは、自分でも持て余してしまうような「情熱」のことである。



2015年01月06日(火)
抜いてみろ。抜けるものなら

正月・箱根駅伝のもうひとつの楽しみ方として、
番組スポンサーのインパクトのあるCMがあり、
いままでにも何度も取り上げた。今年は、サッポロビール。
私たちの地元、静岡県清水町出身の「佐藤悠基」選手を始め、
各区間記録保持者の堂々たる姿が小刻みに映し出され、
記録は破られるためにある、というメッセージかと思いきや、
彼らは「後輩たちに発破をかける」・・という言葉に続き、
「抜いてみろ。」という叱咤激励のメッセージ。
さらに、ちょっと時間をおいて「抜けるものなら」。
生半可な努力では、この記録は抜けるものではないぞ、という
区間記録を塗り替えてきたという、彼らのプライドが詰まった、
「抜いてみろ。抜けるものなら」であった。
そして、トレードマークの「★」(星)を意識して、
「新しい星をつかみとれ」で終わる。
短いながら、強いメッセージ性があり、思わずメモをした。
スポーツの世界だけでなく、仕事の面でも、
こうして、若い後輩たちに言い切れる先輩たちは少ない。
高度情報化が進み、仕事の仕方もどんどん変わり、
逆に若い人たちに教わることが多くなってきたことも事実だが、
だからこそ、このフレーズが私にはとても輝いて聴こえた。
カッコいいな・・「抜いてみろ。抜けるものなら」。



2015年01月05日(月)
刺激しあう

今年の箱根駅伝で総合優勝をした、青山学院大学監督、
原晋(すすむ)さんの人となりを表す、多くのコメントが
新聞紙上を賑わせていたが、私は選手の指導方法が目を引いた。
「月々の目標をノートに記させ、
選手同士で達成度合いを話し合う場を持たせている」と言い、
「書き込むことで自立させていく」と。
実は、今年の書初めで、この一年間を通して意識していく考え方、
あらゆる場面で意識することを「書」に認(したた)めた。
その5文字が「刺激しあう」。
力の強いものに頼り「刺激を受ける」のではなく、
基本的には、お互いが自立し「刺激しあう」関係を意識したい。
それは、仕事ばかりではなく、友達でも、サークルでも、
夫婦でも、親子でも「刺激しあう」関係になりたいと思う。
そして「刺激しあう」関係が築けた時、
チーム、グループなどでは最高の成果が得られ、
人間同士では、信頼しあえる関係になれる気がしている。

P.S.
今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に登場した、
「吉田松陰」と「小田村伊之助」もそんな関係なんだろうなぁ。



2015年01月04日(日)
一向に悔いが思い浮かばぬ

昨年末、衆議院選挙で一週間延期されだが、
NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」が一年間の幕を閉じた。
黒田如水が、天下人になった徳川家康に、
「こののち徳川殿は、どのような世をおつくりなさるのか、
お聞かせ願いたい」と問い詰め、自分が天下を取った時、
目指したい思った世の中「戦いのない世」だった答えに、
如水の安堵した様子が、印象に残った。
そのうえで、家康がこう言葉を繋げた。
「天下は、それを治めるに相応しいものが治めるのが良い。
されど、天下はひとりの天下に非ず。天下は天下の天下なり」
実は、家康が病床で外様大名に語った言葉であるとされるが、
「天下はひとりの天下に非ず」は、今春、統一選挙を控えた、
立候補者の皆様には、肝に銘じて欲しいフレーズかも・・(笑)。
さて、最終回の「気になる一言」は、辞世の句に相応しい
「一向に悔いが思い浮かばぬ」。
いつでも自分で判断し、思い残すことなく乱世を生き抜いた
そんな満足感が感じられた台詞だったから。
昨年一年間、観続けた「軍師 官兵衛」を飾るに相応しい生き方、
私も是非、こうありたい思う。

P.S.
今日から始まる今年の大河ドラマ「花燃ゆ」を観る前に・・。
今年も、いろいろな台詞をメモしたいな。



2015年01月03日(土)
2015年は「泣いても笑っても、最終区間」

毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に9巻(18年間分)を冊子にし、昨年は「10区前半」の走りを参考にした。
「10区前半」に書かれていた「気温の上昇に注意」というアドバイスを、
「気持ちの高ぶりに注意」と解釈して、1年を過ごした。
それが、どう潜在意識に影響したかはわからないが、
「感情的」に判断したりすることは、少なかったと振り返る。(汗)(笑)
さて、今年は「10区後半の走り方」というよりも、
あらためて「10区のコース概要」を読み直してみた。
「泣いても笑っても、明暗が分かれる最終区間。
追われるランナーには重圧が圧し掛かり、追うランナーには焦りが襲い、
ペースを狂わせる。気温の上昇、ビル風・・、
ブレーキの要因となるポイントが多く、波乱を巻き起こす」とある。
この説明を参考にして、ラストの1年をどう過ごすか、と考えたら、
「いろいろなプレッシャーに負けない生き方」が浮かんできた。
そして、来年の正月は「書き続けてきた20年間の歴史」を振り返り、
穏やかな気持ちで「箱根駅伝2016」を見たい思う。
この1年は「泣いても笑っても、最終区間」のフレーズを常に意識し、
一歩一歩(一日一日)の足音を丁寧に聞きながら、過ごしたい。
総合優勝「青山学院大学」を始め、各大学がゴールテープを切る瞬間、
アンカーには満足感が溢れていた、私もそんな気持ちを味わいたいな。



2015年01月02日(金)
「未(羊)年」は「味のある、美しい1年」に。

今年の干支は「未」。(動物では「羊」。)
だからというわけではないけれど、
自分の人生の中で「味のある年」だったと思えるような
そんな一年にしたいな、と思う。
「未」という言葉の語源は「味」らしいから。
(曖昧の「昧」という説もあるらしいが・・(汗))
「美しい年」でもいい。
「羊」と言う字は、左右対称形でバランスがいいから、
「美しい」という意味が含まれている、というから。
だから、大きな羊は「美」と書きます。(笑)
ちなみに「義夫」の「義」という字も「羊に我」。
「きちんとしていて、傍目から見て美しく、
かどめが正しいと認められる方法」が「義(宜)」という
漢字の原義と知って、気持ちを新たにした。
ただ「羊」のように「集団で群れて行動をとる」のではなく、
「山羊」のように「独立した行動をとる」かもしれない。
逆に「山羊」のように「草以外の木の芽や皮も食べる」
(いろいろなものに手を出す)のではなく、
「羊」のように「草だけを食べる」(1つのものに集中する)、
そんな一年に出来たら・・と思う。
さらに・・以前から気になっていた「羊水」という言葉、
「胎児を保護し、分娩を容易にする。胎水。羊膜液」のように、
大事な瞬間をサポートできるそんな役割をしたい。
「羊ネタ」での気になる一言、挨拶のネタにどうぞ。(笑)



2015年01月01日(木)
「2014の熟語」・・「柿田川evol.」に決定

7年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
元旦に昨年の手帳を開きながら書き出した、2014年・月別の熟語は
1月・大腸ポリープ(検査・発見・切除手術)
2月・丸めがね(久しぶりに購入・イメージチェンジ)
3月・断捨離(4年ぶりの異動内示・第2の人生のはじまり)
4月・iPhone5-S (初めてのスマートフォン、予想以上に便利(笑))
5月・柿田川evol.(Facebookページ・今や私の生き甲斐)
6月・柿田川出前講座(柿田川の魅力を画像で紹介)
7月・祇園祭り(家族三人の京都・大人の旅行)
8月・防水カメラ(柿田川の上下写真、私にしか撮れない写真を)
9月・27.8キロ(修善寺から沼津港まで、39,043歩)
10月・皇居マラソン(1周5キロを2周・ユース同期会で上京)
11月・神戸旅行(兄妹2家族の旅行・母傘寿祝い)
12月・iMac (6年ぶりの購入。2015年に向けての秘密兵器)

選考委員長(私自身)の弁
どの「熟語」を選んでも、あぁ、あの年か・・と思い出せるが、
特に4月以降、都市計画課に異動し「柿田川」を所管(担当課)、
なんとか、この素晴らしい清流を全国に向けて情報発信したい、と
若者たちに想いを伝え、設定してもらったのが、昨年05月11日(日) 。
それからほぼ毎日、写真と動画を織り交ぜて、アップしている。
知れば知るほど好きになる川、それが「柿田川」。
この町で育ち、この町に就職し、このタイミングで「担当課長」、
神が「柿田川の魅力を伝えなさい」とアドバイスをしてくれた、
実は、本気でそう思っている。
その後「柿田川」をテーマに講演したり、防水カメラを購入し、
機会あるごとに撮影も始めた。
すべてが「柿田川evol.」(Facebookページ)が始まりだから、
2014年の熟語は、これに決まり。
「2015年」を代表する熟語は何だろう、今からワクワクするな。