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しもさんの「気になる一言」
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2010年10月31日(日)
実は、私も知らなかったんですよ

職場、後輩の結婚式だった。
しかし、甥っ子だろうか、出席した小さな男の子のはしゃぎように、
楽しいはずの余興まで、食われてしまった。(笑)
余興に「ビカチュウ」を登場させたからか、さらにヒートアップ。
受けるはずの台詞「ピカチュウ、しっかりしろ」も、
甲高い声の「あっ、ピカチュウがいる・・」でかき消された。
さて、話は戻す。今回の気になる一言は、新郎母の台詞。
実は、今年の春に新郎父が他界したのだが、手渡された席次表に
堂々と記されていた「新郎父」の名前を見つけたので、
ご挨拶に回ってこられた新郎母に、
「今日は、末席でお父さんも喜んでいるでしょうね」と声をかけたら、
嬉しそうに「実は、私も知らなかったんですよ」の台詞が返ってきた。
母親にも内緒で、こんな粋なはからいが出来る新郎に、
「両親に対する思いやりや尊敬」を感じ、拍手を送りたくなった。
新婦両親への花束贈呈にも、勝るとは劣らない演出であった気がする。
気付く人がいようといまいと、彼にとっては関係ないのだろうな、
父親に対する尊敬の念と、晴れ姿を見て欲しかった気持ちが溢れていた。
老若男女に好かれる彼の理由は、これなんだろうなぁ。

PS.
今回は、風邪っぴきの「体調不良」と、明日からの忙しさを理由に、
早々と帰宅したが、また機会があればゆっくり飲みたいと思う。



2010年10月30日(土)
聡明にして無謀な女性

韓国ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」から。
主人公・チャングムを、一言で表現するとしたら、
「聡明にして無謀な女性」となる。
観た人なら、わかるわかる、と頷くに違いない。
「聡明」な女性なら、この世には多くいる。
「無謀」な女性は、もっともっといる。
しかし「聡明で無謀な女性」は、なかなかいない。(笑)
だから、50歳過ぎの私でも、ドラマとわかっていながら、
彼女(主人公)に夢中になったのだろう。
三国志の英雄「諸葛孔明」を一言で表現すると、
「寛にして律」(寛大だけれど、怖れられる人物)
と言った人がいるが、なるほど・・と頷いたことを覚えている。
相反することを備えていること、これが人間として一番難しい。
「寛大で優しい」だけの人なら、多くいる。
「怖れられ、厳しい」だけの人も、多くいる。
しかし「寛大だけれど、怖れられる」人は、なかなかいない。
私の目指す人物像に変わりがないが、
どうすれば、こんな人間になれるのだろうか?



2010年10月29日(金)
式直前の1ヶ月とは、試される期間でもある

映画「ブライダル・ウォーズ」(ゲイリー・ウィニック監督)から。
物語は、けっこうドタバタで、落ちつかなかった。(汗)
電話をかけて、相手が「ごめん、取り込み中」と言ったら
「話したくない」って暗号・・というフレーズが面白かったが、
以前も「今、何してる?」と訊かれたら
「金魚に餌をやってる」と答えておけばいい、みたいな例えがあり、
私の中で、新鮮ではなかったので、取りやめた。
そこで、敢えて選んだのは・・
「(結婚)式直前の1ヶ月とは、試される期間でもある」
実は、正確に書き出すと、もう少し長い。
「式直前の1ヶ月とは、2人が協力して、問題を解決できるか、
試される期間でもある。最初の熱狂が冷めて、不安になってくるのだ。
あるカップルは、根本的な対立が表面化する・・」
確かに、結婚式の1ヶ月前は、
周りからは「今が一番いい時よねぇ」と冷やかされるが、
本人たちは、披露宴の席次の順番から、引き出物の選択等、
入退場の曲決めまで、いろいろな問題が吹き出してくる。
それをどう乗り越えて、知恵を出し合い、協力して解決していくか、
結婚前の2人は神に試されていると言っても、過言ではなさそうだ。
この発想って、結婚式のスピーチで使えそうだな、いただき。



2010年10月28日(木)
この子、生まれて初めての映画なんです

先日告知した「お互い様、映画鑑賞会」、
多くの人の温かい気持ちに支えられていたからか、
なぜか、心がじ〜んとすることばかりだった気がする。
上映開始前に、小さい子を連れたママたちが、
全てが興味津々の子どもたちに、説明している場面があった。
「ここが映画館ですよ」
この一言を耳にした私は、嬉しくてたまらなかった。
その後に続いたフレーズ、
「この子、生まれて初めての映画なんです」は、
大きくなったら、映画好きになる予感さえする。(笑)
さらに・・この台詞を一緒に聴いていた、原作者の宮西先輩、
「生まれて初めての映画が『おまえうまそうだな』なんて、
凄いことだよね」と、おいしい笑いを誘った。
この企画の言い出しっぺのひとりとしては、もう言う事なし。
何十年後に、日本を代表する映画監督が、
「初めての映画は『おまえうまそうだな』でした」という台詞を、
インタビューに答えているシーンさえ、イメージできる。
実は、風邪気味だから、今からちょっと熱めの湯舟につかりながら、
一日を振り返り、またまた、あったか〜い気持ちになろうっと。



2010年10月27日(水)
あなたは、キャメロン・ディノスでしょ

飲み会で盛り上がったネタから。(笑)
題して「日本人にもミドルネームをつけよう」。
(酔っ払っているから、面白いんだろうけれど・・)
自分では、なかなか思いつかないミドルネームも、
他人につけてもらうと、すぐ決まってしまう。
(これまた、酔っ払っているからだろうけれど・・)
私の場合、皆がピッタリ・・と大笑いしながら
命名してくれた名は、「下山・チャーリー・義夫」。
スヌーピーのチャーリーブラウンかな?と思いきや、
映画でお馴染みの、美女三人のボス、
「チャーリーズ・エンジェル」の「チャーリー」らしい。
そう言えば、最近のわが課は、時間外に
女性スタッフ3人と私が残るケースが多いな・・と
自分でも思い出し笑いをしてしまった。(汗)
「じゃあ、誰が、キャメロン・ディアスなんだ?」と
切り返せば「私です」と手を挙げる女性あり。(笑)
そこで素早く「あなたは、キャメロン・ディノスでしょ」
と突っ込んだ男性スタッフ。
このチームワーク(?)を、私は気に入っている。

PS.じっくり考えてみたら
「私と3人の女性」という組み合わせが実に多い。
どの3人が、本物のエンジェルたちなのかな。(汗)



2010年10月26日(火)
お互い様、映画鑑賞会

気になる一言を利用した「告知」です。(笑)
実は「おまえうまそうだな」親子鑑賞会のご紹介。
先日、静岡県清水町の「ふるさと大使」に就任された、
(私にとっては、2歳年上の先輩)宮西達也さんの映画が
地元の映画館で上映されている。
今回紹介したいのは、子育て世代の女性たちが企画した
「親子映画鑑賞会」(私は「親子映画デー」と呼んでますが・・)
子どもと一緒に「おまえうまそうだな」を鑑賞しようと思っても、
いつ泣き出したり、騒ぎだすかわからないから、落ちつかない。
そんな親子に、子育てのちょっと先輩たちから、プレゼント。
それが「お互い様、映画鑑賞会」(騒いでも、お互い様)
10月28日(木)の10:10の回だけは、周りを気にせず親子で鑑賞できる。
私が嬉しかったのは、彼女たちのそんな想いと、
それを地元映画館が、快く引き受けてくださったこと。
小さなお子さんが安心してご覧いただけるよう上映中の照明は明るめに、
音量は小さめとなっているようだし、これは是非、お勧め。
上映終了後(12時より)は、絵本作家・宮西達也さんのトークショー付き。
こんな贅沢な映画上映会は、私の知る限り、初めてである。(笑)
私はと言えば、大型スクリーンに映し出された「おまえうまそうだな」を
大声を出して、楽しんでいる親子の姿を眺めて、幸せを感じたい。
これは、私たちが提案した「社会実験」かもしれないから。

(今回は1回限りです。是非、この企画を成功させて、
こんな映画会を増やしたいものですね。「映画鑑賞弱者」のために)



2010年10月25日(月)
「いの一」より「への四」って感じ

先日の同窓会の2次会、靴を下駄箱に入れて座敷に上がる居酒屋。
私は、判りやすいから・・・と「いの一」を選んだら、
同級生の女性から「しもさんは、いの一番は、似合わないよ。
なんか、イメージじゃないんだよなぁ」と呟きの声。
「そうかなぁ、じゃあ、何番がイメージなんだよ」と
訊き直したら、根拠はないと言うが「への四番」という答えが
即座に返ってきた。(汗)
「いろはにほへと・・」と続く、平仮名もそうだし、
「一番、二番・・」と続く数字も、いっぱいあるのに、
どうして「への四」番なのか、しつこく食い下がったが、
本当に、理由がないらしい。(笑)
今まで、自分を楽器に例えると・・とか、
動物に例えると・・とか、多くの例えで自分を見つめてきたが、
数字で自分を表現すると・・という例えは、新鮮だった。
ただ・・「ろ」とか「ほ」などのように、
曲線が多く、優しいイメージの平仮名が好きだったのに、
どうして「へ」なんだ・・と気にかかる。
また今度、ゆっくり訊ねてみたい。



2010年10月24日(日)
(墓碑銘) 他人に勝手に書かれずにすむわ

映画「サガン/悲しみよこんにちは」(ディアーヌ・キュリス監督)から。
『悲しみよ こんにちは』の作家、フランソワーズ・サガンの
波乱万丈な生涯を綴った伝記ドラマだけど、
「私は弱い存在なのに、仲間は強いと思い込み、
ひと言で私を打ちのめす。容赦ない一撃が襲いかかる」と呟くシーンが
印象的に記憶が残る。
傷心を紛らわすための酒と浪費が増大していくが、最期は孤独に死ぬ。
そんな物語のラストシーン、生前中に「自分の墓碑銘」を
ある出版社から依頼されたらしい。
ひどいね・・と慰める息子に、母親のサガンはこう答えた。
「(墓碑銘) 他人に勝手に書かれずにすむわ」
それは、他人が私の人生を書いたら、たぶん賛美で埋め尽くされ、
本当に私は表現されない、という思いが強いからだろう。
彼女が書いた、彼女の墓碑銘を紹介しよう。
F.サガン 1954年に文壇にデビュー
「悲しみよ こんにちは」が世界的な事件に。
人生と作品を手際よく、片付けたが・・
その死は、本人だけの事件だった」
孤独で寂しい最期を予測したかのような墓碑銘に、胸が熱くなった。
私が自分の「墓碑銘」を書いたら、どんな表現になるのだろう。
怖くて、まだ書けない。(汗)



2010年10月23日(土)
僕は14歳だから頑張らないと

映画「路上のソリスト」(ジョー・ライト監督)から。
ベートーヴェンをこよなく愛し、
かつては将来を嘱望された天才チェロ奏者だった
主人公のナサニエル。
チェロを弾き始めた頃、演奏を指導してもらっている先生に、
彼は、真剣な顔をして、こう語りかける。
「ベートーヴェンは11歳で作曲した。
 僕は14歳だから頑張らないと・・」と。
本気で思っていると感じたからこそ、私のアンテナに引っかかった。
この視点は、映画の中だけでなく、私たちにも大事だと思う。
自分の憧れている人、尊敬している人と比べて
「○○は、○歳で、○○をした。私は○歳だから、頑張らないと」。
と考えられれば、モチベーションは上がるに違いない。
例えば「坂本龍馬は32歳で、薩長同盟を結ばせた。
私は、52歳だから、頑張らないと」という具合だ。
それは、どんな分野でも構わないと思う。
スホーツ選手でも、芸能人でも、もしかしたら、ニューハーフでも。
ひとつのことを成し遂げた人たちと比べることは、
とっても意味のあることだと、私は思う。



2010年10月22日(金)
先輩がしてきた雑用を真剣にやる

講演「でっかい子育て 人育て」(講師、中村文昭氏・
沼津法人会清水支部主催)から。
何度聴いても、また聴きたくなる講師の一人である、
中村文昭氏は、今回も私たちに熱く語った。
毎回メモしているはずなのに、またまたメモが溢れた。
話の引き出しが多すぎます・・とは、関係者の弁。
今回は「上の人の心を掴む方法」の答えである。
なるほどなぁ・・とメモしたのは、
「先輩がしてきた雑用を真剣にやる」だった。
不平・不満・愚痴を漏らさず、黙々と雑用をこなす、
いや、もっと言い換えれば「楽しそうに雑用をやる」。
これが、上の人の心を掴むコツだ、と言い切った。
最近、上の人も「パワハラ」を意識してか、
「俺の若い頃はなぁ・・」とは言わなくなったけれど、
やっぱり、仕事の基本中の基本を、雑用を通して
教えたいと思っている人は多いはず。
だからこそ、自分たちも経験してきた「雑用」を
真剣にやる姿に、心を動かされるのだと思う。
若者にとって、大きなヒントなんだけどなぁ。



2010年10月21日(木)
克雪の村・白川村

議員視察の随行、2日目は「世界遺産・白川郷」。
国文化財関連の視察で、白川村役場を訪問したが、
なぜか、役場入り口の案内看板が気になってメモをした。
「克雪の村・白川村」
「克雪」という言葉がどうもピンとこなくて、
帰宅後、いつものように辞書を引いたが、掲載されていない。
しかし、克雪(こくせつ)というのは「雪に克(か)つ」、
つまり雪に負けないっていうこと、という意味はわかるから、
それから推察すると、豪雪地帯にとって、
負の要素である「雪」を、正の要素と考えて、活用すること。
例えば、夏休みや紅葉の時期ばかり、溢れかえった観光客を
豪雪で、なかなか訪れにくい季節であった「冬」にも呼び込む。
例えば、豪雪で覆われた「合掌造り」をライトアツプすることで、
観光客を増やしたという説明を、担当者自らの口から説明を受けると、
たしかに「克雪の村」というキャッチフレーズが相応しいと感心した。
単に合掌造りの景観だけでなく「世界遺産」という資産を利用し、
村民の誇りとなるような工夫が、非常に参考となった。
インターネットではわからない雰囲気・現場の空気を感じるには、
やはり、直接の視察も大切だな、と再認識した2日間である。



2010年10月20日(水)
視察は「デメリット」など「マイナス情報」を訊く機会

議員視察に随行して、郡上八幡、飛騨高山、白川郷を
1泊2日の日程で、訪れた。
(帰宅後、振返って書いているので、過去形ですが・・)
どちらも、インターネットで調べるには、限界を感じる部分を
担当者との質疑応答で、解決できた気がする。
どうしても「費用対効果」を優先的に考えると、
行政をはじめとした、先進地視察は不要になりがちだが、
そればかりではない気がしている。
現在、ホームページなどに掲載されている部分は、
どうしても「メリット」など「プラス情報」になりやすい。
逆に「デメリット」などの「マイナス情報」は、
わざわざ、全世界に向けて、情報発信することは勇気がいる。
だからこそ、遠路はるばる(時間をかけて)訪れて、
直接、顔を合わせ、名刺交換、意見交換をする関係になってこそ、
「ここだけの話ですが・・」と、とっておきの情報が得られる。
基本情報は、事前にインターネットで予習し、
現場では、素早く、ダイレクトに疑問点を質問できることを考えると、
視察は「デメリット」など「マイナス情報」を訊く機会、と捉えて、
これからも、続けていって欲しいと願う。



2010年10月19日(火)
絶滅危惧言語

第133回泉のまちカレッジ・私を育んだふるさと講座
講師(北海道大学教授・清水誠氏・文学博士)
演題「ことばの履歴書」〜ヨーロッパ諸言語の系統と発達〜
北海道大学の講義を、そのまま「清水町地位的交流センター」へ
会場を移したような講義で、大変興味深かった。
(「出張 北大・言語講座」にすれば良かったなぁ・・)
「地球上には6,000〜7,000の言語があるということ、
約2週間に1言語が消滅、100年後には約半数が消滅、
最悪10〜5%の言語しか残らない・・」と説明の後、
「諸言語」が、危機状態になっていることを語った。
彼は「危機言語」と表現したが「絶滅危惧言語」の方が、
「絶滅危惧種」に呼応して、わかりやすい気がするので、
あえて「絶滅危惧言語」を「気になる一言」にしてみた。
まず、世界には、そんなに言語があることに驚き、
また、言語が消滅するとは、どういうことなのか、
私の頭の中は、パニックの状態に陥った。(汗)
講演内容は、二の次。(正直、難しかったぞ、我々には・・)
だけど、彼のふるさとは、清水町だったなぁ、と実感できたから、
私はとても満足だった。
講演以外の彼は、何年経っても、気さくな人柄だったし・・。



2010年10月18日(月)
「お主は何者だ?」「ただの脱藩浪士です」

久しぶりに、NHK大河ドラマ「龍馬伝」から。
最近、なかなか「気になる一言」に登場しないけれど、
メモだけは、増えている。(笑)
今回は、勘定奉行・(中尾彬さん演ずる)茂田と、
紀州藩の船・明光丸と、海援隊・いろは丸が、
瀬戸内海で衝突した事故について、談判するシーン。
万国公法を持ち出して、談判を有利にし、
長崎の街中に、紀州藩を揶揄する歌を流行らし、
世論を味方につけながら、最終的には、勝利を勝ち取る。
茂田が感じていた「こんな男が日本にいたのか?」という驚きと、
こいつはただ者ではないな、と直感したのだろうか、
そんな気持ちが伝わってくる会話が印象に残った。
「お主は何者だ?」・・あのギョロッとした目で睨まれれば、
ほとんどの人たちが震え上がるはずなのに、
「ただの脱藩浪士です」と軽く受け答えた、龍馬がより輝いた。
ちょっと真似してみたくなったシーンでもある。
「お主は何者だ?」「ただの地方公務員です」・・
いいなぁ・・なんだかわからないけれど、カッコいい・・(汗)

PS.
今晩、聴講した、クロフネカンパニーの中村文昭さん、
なぜか、坂本龍馬の生き方とダブってしまった。
龍馬は「日本を洗濯したい」、彼は「日本を耕そう」
スケールが大きい人の話には、何か共通するものがあるようだ。



2010年10月17日(日)
男は「あなた」って呼ばれたい

同窓会の2次会、参加者が多くて全員とは話せなかったけれど、
我々のテーブルは、夫婦間の呼び方について、盛り上がった。
旦那さんのこと、どう呼んでるの?の問いに、
女性陣は「○○さん」って名前で呼ぶ・・というパターン、
「お父さん」とか「パパ」というパターンなど、いろいろ。
予想された「ねぇ・・」とか「ちょっと・・」という呼び方は
意外となく、ちゃんと名前を呼ぶのには、少なからず驚かされた。
それに反して、北大教授や地方公務員の私たちが、
(2人だけかもしれないが)男の本音を伝授することになった。
それが「男は『あなた』って呼ばれたい」である。
名前を呼ばれるのは、照れくさいし、
パパやお父さんでは「あなたのパパじゃない」と叫びたくなる。
そう、たぶん・・夫は妻に「あなた」って呼ばれたい。(はず)
帰宅してから、試してみてよ・・と伝えて別れたけれど、
その後の結果報告は、まだない。
デュエット曲には「あな〜た」「な〜んだい」ってフレーズ、
あるんだけどなぁ・・。



2010年10月16日(土)
気がついたら、朝の4時。(汗) 

今年の4月当初、ふるさと清水町のために、得意分野でいいから
講演会をしてくれないか・・と依頼し、何回かのメールのやり取りで
やっと念願かなって実現した、北大教授・清水誠氏(同級生)の講演会。
講演内容は、近いうちに採り上げるが、今回の今日の一言は、
楽しかった、その後の行動を記録に残しておこうと思う。
夜は、彼を囲んで地元のホテルで、中学校の同窓会。
勿論、それだけに留まらず、2次会、3次会、4次会と続き、
気がついたら、朝の4時。(汗) 
北大教授も3次会まで付き合い、楽しい時間を過ごしてくれた。(はず)
不思議なのは、同級生なのに、みんなに握手攻めにあっていたこと。
それだけ、同級生も会いたがっていたことを感じ、
無理を承知で、企画して良かったなぁ、とホッとしながら、
今日の一言を書いている。
51〜52歳にとって、朝の4時までの飲み会は辛いはずなのに、
みんな元気に「またね」と別れたのには、驚かされた。
(首都圏組は、朝5時の始発で帰る・・と言うし・・)
話したりなかったかなぁ・・と一人ひとりの顔を思い浮かべながら、
もう一寝入りしようっと。おやすみなさい。(笑)



2010年10月15日(金)
誇りはふみにじられても消えはしない

韓国ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」から。
場面は忘れたが、このフレーズは胸に響いて書き記してある。
「誇りはふみにじられても消えはしない」
そして、力強くこう加えている。「自分で消さない限りは」
チャングムの生き方の基本が、ここにある。
自分の生き方に「誇り」を持っているからこそ、
どんな逆境にも耐えられる、と言い切れる。
素晴らしい生き方だと思うが、悲しいことに
こんな生き方をしている人は、なかなかお目にかかれない。
だからこそ、ドラマになり、私たちの胸を打つのだが・・。
これは、生き方だけではない。
お祭りでも、仕事でも、家庭でも、同じことが言える。
「誇り」をキーワードに、見直してみよう。
特に、マンネリ化してきたイベントや仕事は、
継続するかしないか、迷った時、
「誇り」を判断基準にすると、すっきりとしてわかりやすい。
持てなければ、中止・凍結するのも、間違っていないだろうし、
勿論「誇り」が持てるなら、続けるべきである。



2010年10月14日(木)
朝に来て、午後には出て行く、サラリーマン

(痴漢対策で、電車内にカメラ設置・・の記事を読んで)
映画「それでもボクはやってない」(周防正行監督)から。
現在の刑事裁判の問題点に真正面から向き合い手がけた
異色の社会派映画、として話題を呼んだ作品である。
以前、紹介した国民健康保険がないアメリカの実態を、
ドキュメンタリーで表現している映画「シッコ」
(マイケル・ムーア監督)と同じような感覚で、観終わった。
気になる一言は、警察署のワンシーンを川柳にしたフレーズ。
朝の通勤ラッシュで痴漢行為をし、その容疑をあっさり認め、
午後には、取り調べを受けていた警察から、職場に復帰する。
そんな皮肉を込めた、川柳となっている気がした。
身に覚えのない痴漢容疑で逮捕されても、
「やってないことの証明は、非常に難しい」ことを知ったし、
「本当に無実でも、無罪になる保証はない」ことも理解した。
ますます、裁判制度に不信感を持つようになったのも事実。
最後に画面に映し出されるテロップが物語っている。
「裁判所は、真実を明らかにする場ではない。
裁判は、被告人が有罪であるか、無罪であるかを、
集められた証拠で、とりあえず判断する場所にすぎないのだ。
そして、僕はとりあえず、有罪になった。それが裁判所の判断だ。」

PS.不謹慎かもしれないけれど、同じ痴漢行為でも
「パンツの上から触れば、迷惑防止条例違反、
パンツの中へ手が入れば、強制わいせつ罪」という知識は、
飲んだ時のネタに使えるなぁ、と思ってメモをした。(汗)



2010年10月13日(水)
ベージュより少し辛口、ブラウンよりも軽やか。

雑誌「ミセス」(文化出版局)
「都会で着る流行色、キャメル」(文・松尾千鶴子さん)から。
「キャメル」という色って、どんな色って訊かれたら、
今度は、こう答えようと思う。(笑)
「ベージュより少し辛口、ブラウンよりも軽やか。」
最初、キャラメル色と間違えて、家内に笑われた。(汗)
ベージュ、ブラウン、黄土色・・似たような色が沢山あって、
私には、その違いが判りにくいけれど、
女性たちは、しっかり使い分けているようだ。
今シーズンは、久しぶりにキャメルが流行色として
大きな注目を集めているようだから、
キャメル色を目にしたら、知ったかぶりをして、
「う〜ん、キャメルは今年の流行だね。
ベージュより少し辛口、ブラウンよりも軽やかって感じだな」と
口にしてみたい。
その前に「キャメル」と「キャラメル」を、
絶対に、間違えないようにしなくちゃなぁ・・。



2010年10月12日(火)
ご飯の国だから

雑誌「ミセス」(文化出版局)、料理の特集記事から。
炊きたてご飯の色に合わせたのか、
白抜き、明朝体の大きな見出しが、目を引いた。
中くらい文字の「新米の季節到来」に続いて、
ホカホカで美味しそうな、大文字で「ご飯の国だから」。
インパクトがあったよなぁ・・。
続いて「白いご飯がごちそう、と思えるのは、
日本人ならではでないでしょうか」と書かれた、
京都・高台寺の料亭女将からのメッセージ。
さらに、本文は「炊きたてのご飯は格別です」から始まる。
そのフレーズを読むたびに、頷いていた私がいた。
どんなに美味しい焼肉でも、白いご飯は絶対必要だし、
小さい頃から、白いご飯に生卵や海苔だけあれば、満足。
最近では、千葉に住んでいる大学時代の友人から送られてくる
新米のご飯を口にするのが楽しみとなっている。
音としては「めし」ではなく「ごはん」。
あっ、飯に「ご(御)」をつけているんだ・・「ご飯」って。
「飯」に、敬意をはらっているって証拠だな。(笑)



2010年10月11日(月)
もしかしたら、私に会えるおまけ付き。(笑)

最近、なぜか「気になる一言」の読者からのメールが、頻繁に届く。
今回は、ある読者から「いつも楽しく拝読していますが・・」の
前置きで始まるメールをいただいた。
「気になる一言」の場合、自分の日記に近いから、
どうしても終わったイベント(講演会や演奏会など)のことが多い。
そうすると、私の日記で知った時には、既に遅し。
自分も行きたかったなぁ・・と思うことが多々あるらしく、
「なんとか、しもさんなりのイベント告知ができませんか?」という
内容であり、ちょっぴり嬉しいメールであったことも事実。
う〜ん、と考えた挙げ句に、思いついたのが、
「気になる一言」の後に「PS.しもさんの『イベント告知』。
平日の夜や、週末に出かけようと考えているイベントなどを追加する。
そんなことでよければ、出来ますが・・と返信した。
勿論「もしかしたら、私に会えるおまけ付き。(笑)」の一文を加えて。
毎回というわけにはいかないから、月曜日に、出来るだけだなぁ。

PS.しもさんの「イベント告知」
■10/16(土) 清水町地域交流センター 多目的ホール 200円
16:00〜17:00 私を育んだふるさと講座
講師 北海道大学教授 清水誠氏 (中学の同級生) 
演題 言葉の履歴書〜ヨーロッパ諸言語の系統と発達〜



2010年10月10日(日)
私のおっぱいを見るために、頑張りなさい

映画「おっぱいバレー」(羽住英一郎監督)から。
女優・綾瀬はるかさん主演のコメディ作品だけど、
何度「おっぱい」という単語が飛び出したか、
数えておけばよかったと思うほど、溢れていた。(笑)
たった少しの練習で勝てるほど、中学の部活は甘くない。
だから実際には、ありえないけれど、
「1勝したら、監督のおっぱいを見せて」という
中学生の発想がおかしくて、メモをし続けた。
その中でも、やっぱり、この気になる一言。
「1回しか言わないから、ちゃんと聞いて」と前置きをして、
綾瀬はるかさんが呟く。(実際には、美香子先生役だけど)
「私のおっぱいを見るために、頑張りなさい」
ネット全盛の時代、よ〜く考えてみると
「おっぱい」見るだけで喜ぶ中学生がいるかも疑問だな、
と思ったが、まだ盗撮して捕まる大人がいるんだから、
ありえるかもなぁ・・と納得してしまった自分が怖い。
「おっぱいバレー」の話をする時だけは、
「おっぱい」という単語を堂々と口に出来るようだ。
あっ、絵本作家・宮西達也さんの作品にもあったな、
「おっぱい」というタイトルの絵本。(汗)



2010年10月09日(土)
ハマチが成長してブリになると思います

一昨日、ある書籍からの引用で、バージョンアップの例えとして
「ブリがハマチになるように・・・」を「気になる一言」にしたら、
読者から「いつも拝読しています。」のご挨拶の後、
(今回の一言は)「逆説を話されているのでしょうか。」と
問い掛けがあった。
そして「ハマチが成長してブリになると思います。」と続いた。
・・・絶句。(汗)
そうだよなぁ、「ブリがハマチになる」んじゃなくて、
「ハマチが、ブリになる」んだよなぁ、と恥ずかしくなった。
「出世魚」という知識、さらにリズムが良かったという理由だけで、
何も論理的なことを検証せず、採り上げたことを反省したい。
本に書いてあること、先生が言っていること、
そして、インターネットに書いてあることが、全て正しいとは限らない。
(今回、いい勉強をさせていただきました。)
最後に「何か納得がゆかないものですから」と書かれたメールに、
彼の誠実さを感じることとなった。
こうした、全国の読者からの「叱咤激励」があるから、
私は、こうやって、これからも続けていける気がしている。
実に、ありがたいことである。



2010年10月08日(金)
「戌の刻」は別名「酒の刻」

韓国ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」から。
チャングム育ての親、カン・ドックは、宮廷の料理人であり、
酒を造っては、宮廷などに売っている。
その時、口にした台詞が、
「『戌の刻』は別名『酒の刻』って言うではありませんか」
気になって調べてみたら、
「戌の刻」とは、昔の時刻の名。今の午後8時ごろ。
また、およそ午後7時から9時のあいだの時刻。
そうか、仕事が終わって、すぐに飲んではまだ早いな。
少し残務を処理し、午後7時過ぎた頃、ゆっくりと飲み出す。
これが「酒の刻」にピッタリなんだと知った。
酒の刻、みんなに教えちゃおうっと。
今は「戌の刻」で、別名「酒の刻」だから、酒を楽しもうって。
時間を間違えると、付け焼き刃とばれてしまうから、
「午後7時から9時」は、しっかり覚えておかないとなぁ。



2010年10月07日(木)
ブリがハマチになるように・・

書籍「女子アゲ」(蝶々著・徳間書店刊・199頁)から。
このフレーズ、どこかで使えそうだ、とメモをした。
実は、前ふりがある。
「年をとるごとに毎日どんどん楽しくなるし、
年々、生きやすくなってくる。
人生が自分仕様にカスタマイズされて、
使い勝手が良くなっているのがすごくよくわかるの。
うれしいことに、どんどんバージョンアップしてるし、ね。
ブリがハマチになるように・・」
このバージョンアップを、成長魚に例えたところがいい。
リズムもいいし、誰にでもわかりやすい。
今度、何かの挨拶で、使わせていただきます。(笑)
先日覚えた、川柳ではどうだろう。
「習い事 ブリがハマチに なるように」(盗作?)
習い事が、どんどんバージョンアップしていく、
という意味なのだが・・・伝わるだろうか?



2010年10月06日(水)
人は恋をすると、淋しくなるってホントだ

映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)から。
どんな場面なのか忘れてしまったけれど、
メモを読み直していたら輝いてきた「恋愛ネタ」。
「人は恋をすると、ウキウキする」のかと思ったら、
逆に「淋しくなる」という感覚が、私の心に引っかかった。
さっき逢ったばかりなのに、また逢いたくて仕方がない、
だから淋しくなる、そんな感情表現だろうか。
一度でも、恋人の温もりを感じてしまったら、
当然の感情なのかもしれないな。
ところで、無意識に「寂しい」を「淋しい」と書いている。
この使い分けは、辞書には掲載されていないけど、
たぶん「寂しい」が、漢字としては、正統派だろう。
なのにどうして「淋しい」を使ってしまったのだろう、
自分でもわからない。
「さびしい」のではなく「さみしい」からだな、きっと。
と言いつつ、その言い訳さえ、意味がわからない。(汗)



2010年10月05日(火)
ロック・シーザー・ペーパー、ワンツウスリー

えっ、今更?と言わないで欲しい。
もちろん英語でいう、ジャンケンの掛け声である。
酔っぱらっていたからかもしれないが、
妙にリズムがあり、耳に残ったから、気になる一言。
私の子どもの頃は、単なる「じゃ〜ん、け〜んぽん」
最近は「最初はグー、ジャンケン・ポン」
だから、ジャンケンで決めよう・・となれば、
誰かが音頭をとって、ジャンケンが始まる。
なぜか、誰に教わったわけでもないのに、
音頭をとる人のリズムに合わせるから面白い。
「後出し」しないように、一所懸命に手を出すシーンは、
端から見ていると、とても滑稽でもある。
そんなことを考えている時、
突然「じゃ〜ん、け〜ん・・」ではなく、
「ロック・シーザー・ペーパー・・」と始まったので面食らった。
それも、タイミングがとりにくい早口。(汗)
みんなの心構えを計りながら、リズムをとる日本式の音頭。
私には、この方が好きだなぁ。



2010年10月04日(月)
監督にとって言葉は「大きな武器」になる。

書籍「原点 勝ち続ける組織作り」
(原辰徳著・中央公論新社刊・229頁)から。
原監督が語った、監督の醍醐味。
読み替えれば、課長の醍醐味とも、言えそうだとメモをした。
「ヘッドコーチの時の声は、選手の半分も聞いていない。
監督の小声は、選手はほとんど聞いている。
監督にとって言葉は『大きな武器』になる。
状況を考え、試合を運び、コマを使うこと、
先を読んで選手を使っていくこと。
これは監督業の醍醐味だと思う。」と記している。
昨年までの役割(ヘッドコーチ=課長補佐)を振り返りながら、
うんうん、と頷くことばかりである。
課長職は、当然ながら大変な部分はあるけれど、
課長ならではの醍醐味、面白みもあることも、この半年で実感した。
小事に関しては、自分が最終判断となるからこそ、
繊細に、そしてまた大胆に、決めていきたい、と思う。
私が迷うと、部下はもっと迷うことになることに気付いているから。



2010年10月03日(日)
mixiの「イイネ!」機能は「イイネ!」

ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]iには、
日記にもいろいろな機能がついているが、
最近のお気に入りは「イイネ!」機能。
相手の日記や写真などに、ひとつずつコメントをつけるには、
ちょっと気がひけるけど、(手間隙もかかるけど)
「うん、わかる、わかる」「へぇ〜、知らなかった」
そんなちょっしした意思表示に「イイネ!」を
ぽちっと押すだけで、相手に気持ちが伝わる。(笑)
まさしく「あっ、それいいね」って、頷く感じ。
最近、訳のわからない「アプリケーション」が増え、
「〜さんが招待しています」みたいなメッセージに疲れ、
mixi脱会も考えたが、この「イイネ!」機能の出現で、
踏みとどまった感じがする。
特定の人にばかりコメントすると非難されるので、
出来るだけ、書き込みは遠慮していたけれど、
これは、サラッと読んで、ぽちって感じで
マウスをクリックするだけだから、楽しい気がする。
mixiの社会における功罪を考えた場合、これは「功績」。
新しいネットのコミュニケーションだと言えそうだ。
そういう意味で、mixiの「イイネ!」機能は「イイネ!」



2010年10月02日(土)
次の企画展に期待だね

政令指定都市・静岡の静岡市美術館が、今日からオープンした。
私の美術館好きを知っている人から
「いつ頃、行く予定ですか?」のメールが届いた。
私の返信は、そっけなく「次の企画展に期待だね」。
実は、これには理由がある。
確かに、開幕展は誰よりも楽しみにしていたが、
「ポーラ美術館コレクション展」と銘打って、
印象派の名画を集めている・・と評判であり、
地元紙でも特集を組んで、名画の解説をしている。
しかし、なぜか今回は、足が静岡市へ向かない。
それは、ほとんどの絵画を、ポーラ美術館で鑑賞しているから。(汗)
ポーラ美術館は「箱根」にあり、静岡県東部に住む私にとっては、
距離・時間ともに、静岡市美術館より近いかもしれない。
大好きな美術館の1つであるから、年に何度か訪れている。
その「コレクション展」を企画されてもなぁ、が本音である。(笑)
今回の企画展でわかったのは、静岡市美術館は静岡県東部に住む、
私のような「美術好き」をターゲットにしていない、ということ。
普段なかなか行けない、北海道・東北・四国・九州・沖縄の
美術館コレクション展なら、何度も足を運んだろうに。
そんな訳でメールの返事は「次の企画展に期待だね」。
次回は「家康と慶喜ー徳川家と静岡」展・・12月かぁ・・
待ち遠しいなぁ・・・。



2010年10月01日(金)
情熱に火をともす力をもっている

韓国ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」から。
チャングムの魅力を振り返ってみると、
メモした中から、言い当てたフレーズを見つけた。
彼女は「人がそれぞれ心に抱えている情熱に
火をともす力をもっている」と言えそうだ。
彼女の頑張りを見て、自分も頑張ってみよう、と
思わせる、そんな魅力である。
「人々が活力を取り戻すきっかけ」となる女性、
そんな表現が正しいのかもしれない。
彼女が、大胆な発想で、難題・課題を解決することに
物語の展開上、世間の注目は集まるが、
実は、女官・医女を通じて、多くの人に希望を与えたこと、
そのことの方が、評価されるのだと思う。
何度も何度も、国や宮廷を救う功績を挙げていながら、
奴婢などの身分に落とされたりする。
その、困難な生活から、また這い上がっていく姿に
我々は、勇気を与えられているに違いない。
「情熱に火をともす力をもっている」人間かぁ・・
自分も、こんな人間を目指したいな、頑張ろうっと。