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しもさんの「気になる一言」
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2006年07月31日(月)
チャングムに申し訳ない

「チャングムの誓い、DVDで観てるんだって?」
「今どこ?」「味覚が判んなくなっちゃったところ」
「あぁ、はいはい」「あっ、あそこね」
これが48歳になる同級生たちの会話である。(笑)
NHK番組の韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」。
土曜日の夜には「チャングム見るから帰ります」と
せっかく盛り上がった宴席を切り上げる人もいるとか。
たしかに「まさか、あいつまでが?」と思う同級生まで
話に参加しているのを目の当たりにすると、ちょっと焦る。
「お〜い、ビールと刺身の醤油が足りないぞ」
「それは、チャングムに申し訳ない、買ってこいよ」
「じゃあ、俺も次から見てみるかな」
「1回目から見ないと、チャングムに申し訳ない」・・
何かといえば「チャングムに申し訳ない」の連発。
「たかが韓国ドラマでしょ・・」とでも言えば、
「見てない人に言われたくないね」と興奮してしまう。
結局「DVD貸すから見てみろよ」で落ち着いたけど、
言葉としては、断然面白いのでメモをした。
「○○に申し訳ない」、これって応用が利くフレーズ。
特にテレビや漫画の主人公なんかが一番ハマるかも。
「サザエさんに申し訳ない」「のび太に申し訳ない」等など。
さて、さっそく暑気払いに使ってみるとするかな。



2006年07月30日(日)
三島より沼津の方が、品物がいいだろう

今日は、沼津夏祭り2日目。
親友(悪友?)の司法書士事務所から、気の合う仲間たちと
ビールを片手に打ち上げ花火を堪能した。
沼津の祭りは「花火」、三島の祭りは「露天商」。
両市は意識的か「祭り」のイメージも違う。(笑)
そこで「気になる一言」に取り上げたのは、
またまた「夏草冬濤」のワンシーンから。
(井上靖著・新潮社・743頁)
主人公、洪作少年と祖父が沼津の街を歩いている。
以下、そのシーンを再現すると・・
「コウモリ傘を一本買うかな」と、言った。
「いま買わなくてもいいじゃないか。帰りにしようよ」
洪作は言った。
「三島だって売っているよ」
「三島より沼津の方が、品物がいいだろう」
「同じだと思うな。・・
この間、伯母さんが三島の方が廉いと言っていた」
「廉い!? そうか、三島の方が廉いか」・・・
この会話に、街の「格」みたいな会話が表現されていた。
もちろん、井上靖さんの子供の頃に比べるとだいぶ変化し、
沼津や三島に対するイメージも違ってきたと思われるが、
私の小さい頃も、沼津にはオシャレして出掛け、
三島へは普段着で遊びに行った思い出がある。
だからこの会話は、面白くてメモをしたのだが・・。
さて、このシーンを現代に合わせるとどうなるのだろう。
それにしても、沼津夏祭り、今年は人手が多かった気がする。
やはり20万都市・・って感じかな。

PS.
実は飲みながら、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」
の話題で盛り上がった。この話は、またの機会に。



2006年07月29日(土)
「冷や汁」頼んで「冷や汗」かきました

あるお店でメニューを見たら、
宮崎の夏の風物詩として有名な「冷や汗」。
その起源は鎌倉時代ともいわれ、
みそやごまの香りが食欲をかきたてます。
栄養満点で、二日酔いや夏バテ対策にもおすすめです・・とある。
変な料理名だな、と思いながらも、興味が先行し
「すみません、その『冷や汗』ってのをください」と注文したら、
お店の定員が「あっ・・」声を出した後、笑い出してしまった。
「あの・・こちらの書き間違いで・・本当は『冷や汁』です」と
すまなそうにしながらも、ニコニコしている。(コラッ)
「冷や汁」とは、
夏、器ごと冷やして供する澄まし汁・味噌汁などの汁物。冷やし汁。
そう教えていただいた。(ふ〜ん)
そうともしらず「大きな声で『冷や汗』を注文した私は・・
恥ずかしいとき、恐ろしいとき、緊張したときなどに出る汗、
そう、まさしく「冷や汗」をかいてしまった。
確かに「気になる一言ネタ」には、充分過ぎるハプニングだけど、
他のお客が、こちらを何度も見て笑っているのがわかった。
参ったなぁ・・。(汗)
ただ、売り手側のメニュー書き間違いは、私を喜ばせてくれる。
だから、私はお店に入るとメニューを眺めてしまう癖があるのかも。
やはり「美味しい焼き鳥」より「美しい焼き鳥」が食べてみたい。



2006年07月28日(金)
どんなに素敵な職場かを、いっぱい話していただきました

地元の高校で、就職希望の生徒を対象に職業体験の研修をする。
最近では「インターンシップ」と呼んでいるようだ。
我が課も、3日間だけだが2人の女子高生を受け入れ、
私なりのプログラムだが、他課にはない特色を出しながら、
彼女たちに接するよう努力したつもり、なんとか昨日で終わった。
全体は私が眺めながらも、実際接したのは、我が課の若手職員たち。
彼ら彼女らが、どう対応したのか、実はちょっぴり気になっていたが、
高校生の日誌に書かれた感想が、私を喜ばせてくれた。
彼女らの気付きは、私たちをハッとさせることもある力を持っている。
「今思うと、仕事は一緒にやる人によって、
やる気が出るのかな・・と思います」を読んで、いいとこ、ついてるな、
「自分の仕事について、自信を持って話せるのは素晴らしいなぁ、
と思いました」を読んで、若手職員の成長ぶりを実感させてもらった。
しかし、私を喜ばせたフレーズは、「地域振興課が」と前置きをして
「どんなに素敵な職場かを、いっぱい話していただきました」だった。
誰がどんなことを言ったか・・なんて関係ない。
日頃、何でもかんでも「地域振興課」に集めやがって・・と、
ぼやく私と飲みに行っているはずなのに、
彼らは、しっかり高校生に他課にはない面白さ、魅力を伝えていたことが
彼女たちの日誌から推測されたから、こんなに嬉しいことはない。
高校生から見た「地域振興課」は、役所らしくない課だけれど、
なんだかみんな楽しそう・・が本音のようだ。
我々、高校生を受け入れる側にとって、大切な研修になった気がする。
高校生にお礼が言いたい。3日間、私たちのためにありがとう。



2006年07月27日(木)
細木数子さんの占いに従って「本田美奈子.」に改名

昨晩、テレビで「「本田美奈子.」さんに関する番組を見た。
彼女の生き方に感動した人は、多かったと思う。
しかし、私が気になったのは、芸名の後の「.」(ドット)。
以前「モーニング娘。」の「。」について、
つんくさんが命名したことを書いたと思うのだが・・。
本田美奈子さんも、2004年11月、細木数子さんの占いに従って
「本田美奈子.」に改名したことを知って驚いた。
その時、どんなアドバイスがあったのか知らないけれど、
少なくとも私の常識では、現在がうまくいかない時、
気分を一新するために、改名するものだと思っていた。
うまくいっているときは、今ある環境を変えたがらないのが
人間だと思っているからだ。
彼女は、数々の音楽賞を受賞し、常に音楽の世界において
新しいジャンルに挑戦し、独自の世界を切り開いてきたはず。
だからこそ、改名する必要性が、私には見つからなかった。
デビュー20周年で活躍を期待されていた2005年11月、
改名してからちょうど1年で、白血病のため永眠(享年38歳)。
自分の体調の変化に気付いて、事前に「改名」したのか、
もっと成長しようとして「改名」したのかは定かではないが、
なぜ「。」ではなく「.」だったのか、とても気になる。
だから、あえて「気になる一言」として紹介することにした。

PS.
彼女の血液型が、臍帯血移植でO型からA型に変わったことは、
ご存じだろうか?、プロフィールで知って驚いたから追記。



2006年07月26日(水)
「節約」という意味だけでは「もったいない」

以前「もったいない」と「みっともない」という言葉について
この気になる一言で取り上げたが、読者からお便りが届いた。
「はじめまして」で始まるメールは、
一応、迷惑メールかな?と警戒するのだが、
読みはじめたらすぐ、その類いのメールではないと分かった。
「私にとっては『もったいない』が『ありがたい』『おそれ多い』
という意味で使われたときに、大変美しい日本語に感じられます。
『もったいない』が『節約』という意味だけになりつつあるのは
とてももったいないことだと思います」とあった。
調べてみたら、確かに『もったいない』という意味は、
〈無駄な〉〈過分な〉等の意味もあるが、
〈(神などを)敬わない〉等の意味がある。
そもそも『もったいない』の「 勿体」って、
「もったいをつける 」「もったいぶる」の「もったい」で、
本来は「物体」で、物の形の意があるようだ。
(1)態度などが重々しいこと。威厳があること。「もったいがある」
(2)態度や品格。風采。
ことさらに重々しい態度や威厳をつける。「もったいぶる」
重々しく気どった様子をする。 「もったいぶった話し方をする」
世界共通語になりつつある「mottainai」の語源である
「勿体(もったい)」を説明できなくては、国際人として恥ずかしい。
大和言葉かもしれないなぁ、また、調べてみようっと。



2006年07月25日(火)
会議にTシャツはいかがなものか

課長の代理で、午後からある会議に参加した。
多くの市町も課長は忙しいらしく、代理出席がめだったが、
県が主催する会議なので、それなりの服装が求められる。
しかし、メンバーの中に「Tシャツ」で参加していた職員がいて、
私は驚かされた。
真っ赤なTシャツに、背中には大きな番号とローマ字で町名が。(笑)
イベントの準備作業から、突然、代理出席を頼まれたのか、
完全に、場違いの服装であったと思う。
彼以外、全員課長が出席して、それなりの服装をしていたら・・
と思うと、ちょっと考えさせられてしまった。
しかし問題は、彼の服装ではなく、
彼に服装の注意ができなかった管理職にあるのかもしれない。
庁舎に戻って「恥ずかしい思いをしました」と復命できればよいが、
「県の会議って、こんなものか」と思われたら残念である。
他の町職員だったけれど、注意してあげれば良かったかな?
久しぶりに、私の雑感が「気になる一言」となった。



2006年07月24日(月)
一瞬で人生が変わるんですね

横綱昇進を来場所まで見送られた、大関・白鵬関。
15歳の時、モンゴルで仲の良かった友達を追いかけて、
日本へやってきたらしい。
その頃、どこの部屋からも新弟子として入門できず、
あきらめて帰国予定の前日、現在の宮城野部屋からやっと許された。
あの時がなかったら、今の自分はありませんでした。
そう振り返りながら「人生って一瞬で変わるんですね」としみじみ。
舞台変わって、昨日行われたプロ野球オールスター第2戦のMVPは、
なんと阪神の藤本選手。
彼は対戦相手のソフトバンク・馬原投手の初球を見逃したあと、
テレビを観ていた人なら誰でも分かるくらい大きな口の動かし方で
「はぇ〜(速すぎる)」と驚いてみせた。
そんな彼が、バットを短く握って決勝のタイムリーヒットを放った。
さっきまで「打てそうもないや」と感じていた彼が、
決勝点を挙げて、なんとMVP。本人が一番驚いていたようだ。
咄嗟に「大関・白鵬関」のコメント、
「一瞬で人生が変わるんですね」というフレーズが浮かんできた。
ほとんど諦めていたあきらめていたことが、ちょっとした事で叶う。
だから、人生は面白いのかもしれない・・と2人を見ながら思った私。
私も、その瞬間のために、準備だけはしておこうっと。(笑)



2006年07月23日(日)
なんのこれしき!

大相撲・7月場所(名古屋場所)、千秋楽、結びの一番。
モンゴル出身の横綱・朝青龍関と大関・白鵬関に、
力の入った、相撲らしい取り組みをみせていただいた。
大関が横綱を寄り倒した瞬間、誰もが白鵬の横綱昇進を確信し、
場内は、おめでとう・・のメッセージともとれる座布団の嵐。
しかし、結果は「来場所まで見送り」となったようだ。
この判断は、また明日以降、新聞を賑わせる予感がするが、
私のメモは、なぜかNHKアナウンサーの呟きだった。
「この結果を、なんのこれしき、で乗り切って欲しい」、
そんな使い方だったと思う。
「諦めず立ち向かっていく決意の言葉」である「なんのこれしき」。
もちろん辞書には掲載されていないし、
インターネットのあるサイトでは「死語」扱いにされていた。
しかし別のサイトでは、こんな英訳があったので紹介したい。
「なんのこれしき これごときで」
This is nothing! I’m not going to lose to something
As insignificant as this.
この言葉は短くシンプルだけれど、私は好きだ。
第51代横綱・玉の海関も日々の稽古の中で
口癖のように呟いていたという「なんのこれしき!」。
けっして「死語」なんかにしてはいけない言葉である。
私も、弱音を吐きそうになったら、思い出そうっと。



2006年07月22日(土)
ほっとけオレの人生だ。ファンはオレの宝物

2006年、プロ野球のオールスター第1戦。
日本ハム新庄選手が魅せた「光ベルト」のパフォーマンス。
バックル部分には電飾の文字が流れた。
「NEVER MIND WHATEVER I DO 
FAN IS MY TREASURE」
その意味が「気になる一言」。
昨日、試合を見ながらメモして、取り上げようか迷ったが、
英語が書き留められず、情報不足で断念した。
しかし、新聞やインターネットでそのフレーズがわかったから
再度「気になる一言候補」としてメモをした。
(第2戦は、雨で中止、18年ぶりの順延だし・・)
虹色にペイントされた「レインボーバット」も、
一色に染まりたくない、いろいろな色を持つ男になりたい、
そんな意味が込められていたらしい。
彼は、単なるお調子者ではない。
「誰よりも、自分の人生を真剣に見つめている日本人」
そんなことを思いながら、羨ましく思った。
「ほっとけオレの人生だ。ファンはオレの宝物」
う〜ん、奥が深い。(笑)



2006年07月21日(金)
ニワトリが先か、卵が先か…結論は「卵」でした

いつだったか、卵が先か、ニワトリが先か、で真剣に討論していた。
学者から酒場の酔客まで悩ませ続けてきたこの“命題”に、
英国の遺伝子専門家と哲学者、養鶏家の3人が結論を下したようだ。
その答えは「卵が先」。
生物が生きている間に遺伝物質が変化することはなく、
ニワトリ以外の鳥が途中でニワトリになることはあり得ない。
このためニワトリ以外の鳥が産んだ卵が、
突然変異でニワトリの特性を備えた卵になった、と結論づけたという。
私には、さっぱり判らない説明だけれど、
酒場で話すネタとしては、結論など必要ない気もする。(笑)
ところが私は、この問題に関しては、持論であるが結論を持っている。
誰でも「なるほど・・」と唸るか、「ふざけるなよ」と笑われる。
どちらが先か後か、と考えるとややこしくなるから、
どちらが1番で、どちらが2番か、と考えてみればいい。
「1は卵、2はトリ」(イチはタマゴ、ニワトリ)
おあとがよろしいようで・・(笑)



2006年07月20日(木)
ラジオから、しもさんの声が流れてきましたよ

第5巻の「気になる一言」を自費出版した話題が
地元新聞に掲載されてから、いくつかの依頼があった。
「心に残る一言」をテーマに講演を頼まれたり、
県内図書館から「寄贈してくれませんか?」だったり、
コミュニティFMへの出演などなど。
(2年前は、テレビ出演まで果たしてしまった・・)
話すのが苦手だから書いているんです、とは言うもの、
最近、多くの人たちの前で話すことが増えた気がする。
一番困る質問は「どの一言が好きですか?」、
どれも思い入れがあって、決められないのが本音。
さて今回の一言は、昨日ラジオの生放送に出演した時、
放送が終ってすぐ、同じ内容のメールが携帯に届いた。
それも、違う人からほぼ同時に・・驚いたからメモ。
いつもは私が「ラジオから流れてきたフレーズ」を題材に
気になる一言を書くことが多いのに、今回は逆になって笑えた。
ラジオの力って、凄いなぁ・・って実感したのも事実。
私って、いろいろな媒体に支えられているなぁ。



2006年07月19日(水)
伊豆の温泉に定宿(常宿)あり、文豪の気分(笑)

いつかは・・と夢に描いていたことが、
またひとつ、ちょっぴり叶ったような気分である。
書くことが好きな人にとって、温泉場の定宿は憧れのはず。
(「じょうやど」・・う〜ん、響きがいい)
私の夢は、金曜日に仕事を終えて、伊豆の定宿に向かう。
完全に仕事とは切り離して、オフ状態のまま過ごす。
もちろん、活動の中心は執筆の予定だけれど、
時間を気にせず、ゆっくり温泉に入るも良し、
美味しい料理やお酒を楽しむのも良し。
月曜日の朝、温泉場から気持ちを切り替えて出勤することだ。
それがなんと、曜日や日数は違うけれど現実となった。
私の本を待ち合いロビーに置かれている本棚に・・と言われ、
それなら定期的にパソコンを持って泊まり、
この宿を舞台に小説でも書いちゃおうか・・みたいなノリで、
楽しんでみることに決めた。
いつものように、仕事が終わってから数人で飲みに行って、
二次会・タクシー(代行)代まで考えたら、宿泊の方が断然安い。
風呂から出たら、電動マッサージ機に体を委ねるのもいい。
1度くらい試してみる価値あり、と自己判断して
思いきって実行してみたら、居心地最高。
いつまで続くか判らないけれど、また新しい自分が生まれそう。
人生のテーマは「地球サイズの自己発見」だから。



2006年07月18日(火)
「健康」とは普通の中にある「奇跡」

「王監督の手術、成功」の吉報を聞いて、
ふっと思い出したフレーズがあるので、気になる一言。
人間の体の仕組みを知れば知るほど、
数え切れない細胞が、自分の役割を忠実に守り動く、
その神秘さを感じずにはいられない。
ただ、今までは「病気になって初めてわかった」という
「健康でいられることのありがたさ」を
1年で2回も手術したというのに、自分の言葉として、
うまく表現できなかった。
だから、このフレーズがラジオから流れてきた時、
思わず車を止めて、メモをしてした。
人間50年近くやってると、どこかの細胞が消耗して
具合が悪くなってくるものだから、気になったのかも。
「健康だけが取り柄なんです」と言う人たちに限って
「変わったことない?」「面白いことない?」と言うけれど、
「健康」でいられるということ自体「奇跡」なんだよ、と
教えてあげようっと。

PS.
ただ・・健康のためには「休臓日」が必要だと言いながら、
この蒸し暑さに、毎日冷えたビールを流し込む私。
言葉と行動が一致しない・・ごめんなさい、反省してます。
( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!



2006年07月17日(月)
「今日だけの優しさ」と「角隠し」をいつまでも。

昨日の結婚式は、三島大社の神前だった。
(披露宴は、もちろんホテルだけれど・・・)
新郎新婦が、それはそれは幸せそうに、神殿まで歩く姿を観て、
ちょうど、参拝に来た人たちが、いろいろと呟いている。
新婦が、暑いだろう・・と新婦に扇子で風を送ってあげている。
その光景が目に止まったのだろう。
「まぁ、やさしい。今日だけだろうけれど・・(笑)」
「その『今日だけ』を、いつまでも続けて欲しいよねぇ」と
ニコニコしながら、おばさま方。
しばらく歩くと、観光客だろうか、今度はおじさま方。
新婦の後ろ姿、特に「角隠し」を眺めて、ほろ酔い気分で一言。
「日本髪はいいねぇ、あの角隠しも最高!!」と叫べば、
「あの角隠し、ずっとかぶっていてくれればいいのに」と
相方が鋭く返す。
そしてふたりで「角隠しをいつまでも」と手を合わせた。
そのタイミングが可笑しくて可笑しくて、
あわててメモしたのは言うまでもない。
ストレートに「やさしさ」をいつまでも・・と願った女性。
変化球で「怒らないで」をいつまでも・・と願った男性。
どちらも、優しくして欲しいのだろうけれど、言い換えれば
今は違うってことですな、耳が痛い。とほほ。



2006年07月16日(日)
役に立った「気になる一言(検索用)」「とは?である辞典」

知人の結婚式で、主賓の挨拶を頼まれ、今日無事?終えた。
「夫婦」や「結婚」に関することを盛り込みたかった私が、
一番最初に検索したのが、自分のホームページ。
何のことかわからない人も多いと思うが、
私のホームページには、言葉に関するコーナーが多い。
http://shimosan.fc2web.com/
この「気になる一言」も、言葉が3000以上集まっているので、
ひとつの言葉辞典となり、キーワードで検索できる。
今回も「夫婦」で検索するだけでも、10以上は検索された。
「気になる一言・検索」は、たぶん私が一番利用している。(笑)
また「○○とは○○である」というコーナーは、
言葉の「ミニ定義」をし、生活の中で感じた新たな定義をするだけ。
しかしこれまた、ちょっとした挨拶には、使える素材が溢れている。
一字一句、挨拶文を全て書いてしまうと、それを読んでしまい、
温かみが感じられないスピーチとなってしまうから、
私は「夫婦とは、糸電話である」のようなキーワードだけを覚える。
あとは、それに肉付けするだけ。
今回使ったフレーズは「夫婦は、親しむべし、馴れるべからず」
検索してみてください。



2006年07月15日(土)
プロは、パットに費やす時間が長い

静岡県裾野市の東名カントリークラブで
「スタンレーレディスゴルフトーナメント」が開催されている。
熱中症と日焼けには、念入りに注意をして、現地で観戦した。
やはり目の前で見るゴルフ選手は、女性とはいえ日焼けしていた。
横峯さくら選手は欠場だったけれど、
私のお気に入りの「福嶋晃子」さんや、
いつもテレビでお馴染みの女子プロゴルファーが目白押し。
いろいろな意味で、参考になることが多かった気がする。
私より、断然ドライバーの飛距離が短い選手が、
難しいコースで簡単に、パーをゲットしていく。(笑)
これには、考えさせられた。
そこで分析してみたら、一つひとつの動作は短いが、
打つまでのコース戦略がしっかりしているようだ。
特に、グリーン上のパット。
打つまでに、あらゆる角度から芝や傾斜を読んでいる。
これが私たちアマチュアゴルファーとの違いかな。
今さらながらに感じること。
「ドライバーも一打、パットも一打」。
わかっているつもりなんだがなぁ・・しゅん。



2006年07月14日(金)
山本五十六は、父が五十六歳の時に生まれたから

つまらない雑学だけれど、私にとってはとても新鮮だった。
「人を動かす」という話になると、
「してみせて、言って聞かせて、させてみて、
誉めてやらねば、人は動かじ」というフレーズで有名な人。
もちろん、第2次世界大戦の時の連合軍総指揮官であるが、
昔から「五十六」って変な名前だなぁ、と思っていた。
それが突然のように「謎」が解けたから、気になる一言。
そんな意味があったのかぁ、が本音である。
話題変わって先日発表されたばかりの
「芥川賞」は「芥川龍之介」にちなんで作られた。
では「直木賞」はご存知だろうか?作家の名前は「直木三十五」。
私は「山本五十六」同様、数字の名前だから覚えていたが、
これって、意外と知らない人、多いんじゃないかな?
調べてみたら、本名は植村宗一という。
「直木」は「植」の字を分解したもので、
31歳のときに「直木三十一」の筆名で書いた。
以降誕生日を迎えるごとに「三十二」、「三十三」と変えていたが、
34歳の誕生日を迎えた時、本人は「直木三十四」と書いたのに、
編集者が勘違いから「直木三十五」と書き直してしまった。
しかし、当の「直木三十四」氏はそれを訂正することはせず、
それ以降、直木三十五から名を改めることはなかったらしい。
やっぱりなぁ、そんな意味があったのかぁ。(2回目(笑))
名前って、本当に面白いなぁ。



2006年07月13日(木)
スポーツ選手が現役引退くらいでテロップ流すなよ

メル友が、TVタックルを見ていた時の話、
突然ニュース速報が鳴り響いて「誰か死んだのか?」と思ったら
「サッカーの中田英寿選手が現役引退」だった時の感想である。
私も同感・・と思ったので、ちょっと遅くなったけれど、
本人に「この感想、借ります」と借用願いを出しました。(笑)
そもそも「ニュース速報」って、本当に緊急に伝えたいこと、
それだけでいいと思う。
大きな事故や事件で、多くの犠牲者を出したなら仕方ないけれど、
「スポーツ選手が現役した」ことが大事件とは思えない。
だから、私も同感・・とメッセージを送った。
「橋本元首相が逝去」と同じレベルで、報道されているが、
各局「ニュース速報」となる基準があるのだろうか。
「ニュース速報」に慣れ過ぎてしまうと、
本当に大切な情報を伝えたい時に、緊張感がなく心配である。
一度、誰かが声を出さなくちゃいけないと思って。



2006年07月12日(水)
「会話」は文字通り「会って話す」こと

「最近、子どもとメールで会話をしています」という人が増えた。
子どもだけでなく、夫婦、兄弟姉妹など、
とても身近な人でも、メールという手段で会話しているらしい。
でも、ちょっと待って欲しい。
確かに、メールでも意見の交換や連絡の伝達はできる。
もしかしたら、文字に残っている分だけ、
直接話しているより確かなのかもしれないが、やはりおかしい。
「会話」は、会って話すから「会話」という。
相手の顔色や、声のトーンで体調の良し悪しや、
話の内容の真実などを探りながら、自分の中へ取り込んでいく。
それが「会話」であり、メールでは変わることができない。
メールは「会話」をしていると、錯覚しているに過ぎない。
人と会って話すことを、面倒くさがったり恐れてはいけない。
人間として、一番楽しい時間は「会話」のはずだから。
そうそう、彼女や彼とメールで喧嘩してはいけないな。
喧嘩は、お互いの顔色を見ながらするものだからね。



2006年07月11日(火)
サッカーW杯より、子どものPK戦の方がつらい

4年に1度のサッカーW杯は、イタリアの優勝で幕を閉じたが、
決勝戦をはじめ何度か目にした、延長戦後の「PK戦」。
決まることが当然のPKを外した時の落胆ぶりは、
目を覆いたくなるほど可哀相になるが、
地域で頑張っているスポーツ少年団の試合でも同じ。
いや、その落ち込みと言ったら、W杯の試合より大きいようだ。
自分のシュートが入らなかったために、試合に負けた。
そんな思いは、なぜか大きくなるまで引きずるもの。
それほど、子どもには精神的ダメージが大きいらしい。
サッカーW杯のPK戦を見ていて呟いた、
スポーツ少年団の保護者の台詞をメモにした。
しかし、勝負は時の運。
子ども達にとって、その時の悔しさがバネになって・・と
諭そうと思ったが・・なかなかうまくいかない。
サッカーのPK戦って、けっこう残酷だよなぁ〜と思う。
どうせなら、PKを止めたGK(ゴールキーパー)なら良かったな。
駄目でもともと、防いだら評価されるのだから。



2006年07月10日(月)
やはり「言葉は刃物である」

サッカーW杯決勝、のフランスのジダン選手が、
イタリア選手の暴言に対して、頭突きをして退場。
このシーンをテレビで見た時、おやっと思った。
どんなに激しい体のぶつかりがあっても、
常に冷静な動きをしていた彼が、
ある言葉に、プツンと切れて驚く行動に出たのである。
それほど「言葉には力がある」ことが証明された。
(どんな会話が交わされたのか、その方が興味深いけど)
この決勝戦で引退を表明していた彼にとって、
この行為を「汚点」だと、周りは騒ぎ立てているけれど、
人の言葉に興奮した彼こそ、人間味が溢れていた気がする。
(これはあくまで私の主観であるが・・)
勿論、私の支えとなっている「言葉は力だ」を思い出した。
「一つの言葉で喧嘩して  一つの言葉で仲直り
 一つの言葉でおじぎして 一つの言葉で泣かされた
  一つの言葉はそれぞれに 一つの心を持っている」
今回は「言葉が刃物になった」気がする。
使い方を間違えてはいけない、心からそう思った。
だからこそ「言葉の力」を伝えていきたいと考えている。



2006年07月09日(日)
富士市の三島さん、三島市の富士さんからのリクエスト

ラジオから流れてきた、お便り紹介コーナー。
県内の放送局ということもあるが、メモは増えた。
聴き終えてから考えたのは「富士市の富士さん」や
「三島市の三島さん」より面白いなってこと。
実在するのかわからないけれど、
「熱海市の伊藤(伊東)さん」「静岡市の清水さん」など
ラジオで現住所と名前を紹介されると、こんなことになる。
では、会社では・・と考えたら、いろいろと思い付いた。
「日産の豊田さん」「トヨタの本多さん」(笑)
名前って、面白いなぁ・・と久しぶり感じた瞬間である。
全国的にも、同じような地名と名前、あるんだろうなぁ。
でも・・やっぱり、ローカルネタだけど
「望月商事の望月正二さん」が、一番インパクトあるよ(笑)。
(名前違っていたらごめんなさい・・)



2006年07月08日(土)
ピアノが上手いと歌いやすいんだね

月に1度の同級生素人合唱練習。
2曲目もなんとか形になってきたのだが・・
今までは、恩師の先生が指導しながらピアノを弾いた。
もちろん、私たちも素人だから、
先生のミスタッチをお愛嬌として、受け止められるのだが、
同級生にピアノの先生がいると知って、伴奏をお願いしてみた。
すると同級生の我侭な想いを快く受けてくれて大助かり。
私たち合唱団にも、ついに専属のピアニストが仲間入りした。
練習を始めてすぐ、私の48年間の固定観念が崩れた瞬間を
気になる一言のフレーズにしてみた。
ピアノって単なる合唱の伴奏だから「上手い・下手」はあっても、
歌いやすい、歌いにくい・・なんて考えもしなかった。
それがどうだろう、彼女のピアノに引き出してもらうかのように、
いつもより、自分の声が出ていることに気が付いた。
これは、私だけの感覚ではない。
参加しているメンバー全員が、きっと感じたことに違いない。
恩師の先生も指導に専念できるし、う〜ん、満足のいく合唱練習。
あとは、秋の芸術祭に向けて、頑張るだけかなぁ。(汗)



2006年07月07日(金)
七夕の日は、いつもバタバタ

毎年、この時期になると梅雨空を見上げながら、
七夕伝説を思い浮かべるのであるが、
天文を少しかじった私にとっては
「彦星」「織姫」ではなく、
「こと座のベガ」と「わし座のアルタイル」、
そして天の川(ミルキーウェイ)を2人が渡れるように
大きな羽を広げているのは、デネブを中心に「はくちょう座」。
三つの星座のα星は、なぜか忘れない。
しかしそんな単語が浮かんでしまい、ロマンチストの欠片もない。
さらに浮かんだフレーズが、今日の忙しさを表現するように
「七夕の日は、いつもバタバタ」だから始末が悪い。
前年度の施策の成果と新年度の進捗状況確認等、
この7月前半は、いつもバタバタしている時期だから、
つい、こんな言葉が浮かんでしまった。
七夕伝説は、晴れの確率が多い旧暦で考えるとして・・
今日はバターつながりで、あさりバター、コーンバターでも頼んで
ビールでも飲みたかったなぁ(笑)。



2006年07月06日(木)
思春期ってのは、心が痛みやすくなるんだ

読み終えて、しつこいくらいメモが残ったから
「夏草冬濤」(なつぐさふゆなみ)から、このフレーズ。
(井上靖著・新潮社・743頁)
仲良し3人組が「思春期」について話している。
「思春期ってのは、女の子のことを考える時期なんだ。
(思春期って)(憤ったり)、泣いたりし勝ちになる。
心が痛みやすくなるんだ」と。
これは、面白い定義だな、とメモを残した。
思い出すなぁ、私にも心が落ち着かない時期あったなぁ。
以前、紹介した「たりだりの日々」(東君平作)を思い出した。
「思春期って、心が痛みやすくなる時期」・・
なかなかいい表現だと思うのは、私だけだろうか。
まだ異性に対して心が痛むようなら、いくつになっても思春期、
そう定義したいところだが、
今のところ、私の思春期は終わったまんまである。
ちょっぴり、寂しい・・(笑)



2006年07月05日(水)
親を泣かせる・先祖の顔に泥を塗る・お天道様が見ている

以前紹介した「国家の品格」(藤原正彦著・新潮新書・191頁)を
読み直したら、懐かしいフレーズにぶつかったから、ご紹介。
(なぜか1度目は、私のアンテナに引っかからなかったようだ)
話は、万引きなんかしたら・・について。
「家族の絆」が強かった時代、
日本は「万引き」をする子は少なかった。
それは「親を泣かせることになるから」、
「先祖の顔に泥を塗ることになるから」、
そして「お天道様が見ているから」だったから、と言う。
「お天道様」を「太陽」のこと、と知らない人も多いが、
昔は「天国から神様が見ているよ」の表現を変えて、
「お天道様が見ている」と言っていた気がする。
太陽の存在って、私たちにとっては大きかったから、
悪いことをしてはいけない・・と自然に思えたのかもしれない。
「親を泣かせることになる」なんて、今は誰も口にしない。
「先祖の顔に泥を塗る」なんて、よほどの名家でなければ使わない。
これらに変わる素敵なフレーズは、ないものだろうか?



2006年07月04日(火)
「みっともない」と「もったいない」

なんとなく発音は似ているけれど、全然違う意味。
「もったいない」(mottainai)は、
世界共通語になりつつある、日本の残したい文化であるし、
これだけ全国各地で財政危機なのだから、
「みっともない」なんて言ってられないのが現実である。
ただ、今までの慣習を大切にする日本人にとって、
「そんなみっともないこと出来るか」という発想は
なかなか捨てきれないのも事実。
「でも、もったいないです」という発言をするのに、
意外と勇気がいる行動となってしまうから・・。
「費用対効果」を考えれば、誰にだってわかることでも、
「みっともない」という見栄のために、
どれほど「もったいない」ことをしているのか、
私たち自治体職員は、常に意識しなければならない。



2006年07月03日(月)
「サービス」と「おもてなし」

最近、どこもかしこも「おもてなし」という言葉が氾濫。
「サービス」ではなく「おもてなし」だというのだが、
私には、その差がはっきりわからない。
たとえば「障害者用にエレベーターを設置するのがサービス」
「障害者を見つけたら、こちらから駆け寄り声を掛け、
手を引いてあげるのが、おもてなし」とか、
そんな単純な例えが欲しいと思う。
「おもてなし」の方が「サービス」より上質・・みたいな
感覚が、きっとこの単語を使っている人にあるのではないか。
現にサービスをしている人は、丁寧にお客を扱っています、
という主張もあるだろうし、
「サービス=おもてなし」と考えている人もいるかもしれない。
だから、うまく定義も出来ずに「おもてなし」という
言葉だけが一人歩きするのは危険だと感じている。
これからは「おもてなしの心で」ってカッコいいけれど、
今までも「おもてなし」の心で接してきたよ・・
という言う人にとっては、今更なに?と思うかもしれない。
肝心なのは「やる側が意識をもつこと」
そう定義してくれた女性がいた。
意識を持ってやれば、「おもてなし」=「サービス」になる。
いずれにせよ口先だけで「おもてなし」が使われるのは
やっぱり嫌な感じがする。
なるほど・・と思う定義、誰かしてくれないかな。



2006年07月02日(日)
私たちの気持ちを代弁してくれている

先週の気になる一言で「代表選手は国民に挨拶して欲しかった」と
自分の気持ちを表現したら、全く同感・・というメールが
私の予想を遥かに超え、相次いで届いた。
新聞投稿としては、もう遅いかな?と思いながらも、
500字に編集し直して投函したら、これまたすぐ掲載された。
あまりの反応の早さに、本人が一番驚いたが、
新聞掲載記事を読んでまた、多くの方が電話やメール、
出来れば、直接逢ってお礼を言いたい・・という人まで現れた。
その根底に流れている共通した感想が、今回の「気になる一言」。
「同じような考えを表明してくれて、とても嬉しく思いました」
「読みましたよ、なんだか気持ちがスッキリしました」などなど。
言いたかったけれど、少数意見なのかと思って・・が本音のようだ。
私が新聞投稿をする価値、それは私個人の意見だけでなく、
時には「多くの人の気持ちの代弁である」と実感できた。
「言い難いこと」を「言い難い人」に「言い難い場所で」・・
選挙公約ではないけれど、これが私の使命かな?(笑)
(賛成・反対、感想はいつでもお待ちしています、はい)



2006年07月01日(土)
わかりました。また課長とキャバクラへ

映画の日(1日)だからと言うわけではないけれど、
午前中、畑から枝豆を収穫して、ご機嫌だったからか、
以前から観たいと思っていた
「明日の記憶」(監督 堤幸彦さん)を選んで映画館へ足を運んだ。
主演・渡辺謙さん扮する広告会社の「佐伯部長」が、
「若年性アルツハイマー症」と診断され、
仕事にも影響し会社を退社することになるが、
香川照之さん扮する、取引相手の河村課長が電話で励ますシーン。
「負けちゃダメだよ。また営業部へ戻ってうちを担当してよ。
安藤君とキャパクラへ行っても面白くないんだよ、
もうあいつばっかりモテちゃってさ」と普段と同じように話す。
それに答えた佐伯部長の台詞が心に残ったので「気になる一言」。
「もうひと頑張り」より「もうひと勇気」というフレーズを
先日「気になる一言」で取り上げたが、同じような感覚。
「また一緒に仕事したいね」より
「また一緒にキャバクラ行こうよ」の方が表現が柔らかい。
「安藤じゃ駄目なんだよ、佐伯さんじゃなくちゃ」
そんな言い方も、ぐっときてしまった。
暗い話になりがちな病気がテーマの映画なのに、
なぜか、温かいものをいただいた気がする映画であった。