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しもさんの「気になる一言」
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2004年12月31日(金)
2004年大晦日は、登山電車踏切100m手前

予想どおり、今年は「気になる一言」にとって
とても苦しんだ1年であったと思う。
「20年・10巻発刊」の夢で書き出した「気になる一言」は
今までに何度となく「箱根駅伝」に例えてきた。
(10巻を10区に置き換えて・・)
8年・4巻までは、確実なペースで走り続けてきたつもり。
そして今は、箱根の難所、5区(小田原〜芦ノ湖)を走っている。
2年に1度の発刊だから、今年の大晦日は箱根の登り中間点、
ちょうど、登山電車踏切100m手前のようだ。
来年の12月31日に、芦ノ湖の往路ゴールに辿り着く区間。
順調に繋いできた4区までとは違い、5区の前半(2004年)は、
身体のどこかに異変を感じながらの走りだった気もする。
それでも、多くの方の声援に支えながら、走ってこれた。
もちろん、これからも走り続けていく。
中間点を過ぎて、新年早々、多くの応援団が待つ「箱根小涌園」や
「恵明学園」なども見えてくる。
「国道1号線・最高点874m」(たぶん暑い夏)を過ぎ
「曽我兄弟の墓」(秋のイベントラッシュ)を過ぎれば、
それからは下り坂になるはずだ。もうひと踏ん張り。
「箱根神社の看板」はあと2キロ。暦では12月に入るかな。
「恩賜公園入口」が見えたら「クリスマス・イブ」
そして芦ノ湖ゴール(20.9キロ)を迎えることになる。
新年1月2日の「箱根駅伝」5区をイメージしながら、
来年こそ私らしい走りをして、往路ゴールのテープを切ろう、
そう心に決めた2004年大晦日である。

PS.
今年も一年間、読み続けていただき、ありがとうございました。
来年は、ちょっと変わった私をお見せできると思います。
飲み過ぎ食べ過ぎに注意して、良いお年をお迎え下さいませ。



2004年12月30日(木)
病気になってみて、初めて気付く視点

体調も完治とはいかないけれど、だいぶ回復してきた。
しかし、気持ちが付いていかないジレンマが襲う。
私って、こんなに弱かったかぁ?と自問自答しながらも、
なかなか気力充実とまではいかない現状に不満を抱いた。
けれど、台風や地震災害を受けた地域の病気の人たちと比べたら、
私なんてまだまだ幸せものだ・・とつくづく思った。
「健康」であっても、精神的に辛い日々を送っているに違いない。
その上、災害時に、病気・怪我などをしてたら、
インタビュー等に答えるどころではないことも、実感としてわかる。
テレビの画面で避難所の様子を語る人達は、健康な人達が多い。
本当に、心身共に疲れている人は、答える気力さえないのだろう。
何を今更・・と思うかもしれないが、恥ずかしい話、
災害地の病人のことは、あまり考えたことがなかった。
それが今は、「病気」の人は、どんな気持ちで生活しているんだろう、
と考え、胸が痛くなることがある。
なぜか涙もろくなった私、これも「入院」で得た私の気付き。
こんなことを考えられるようになったのも、病気になったから。
心から神様に感謝したい。



2004年12月29日(水)
「・・初めて」ということは「衝撃」ということである

年末だというのに、なぜか調子が上がらず、
ダラダラした生活が続いている。
家族には申し訳ないが、パワーが湧いてこないのである。
そんな訳で、自分の部屋の片付けをしていたら
漫画「課長・島耕作」が目に付いて、読みはじめてしまった。
(まったく役に立たない夫・父・息子であるが・・)
ついでに作者・弘兼憲史さん監修の
「課長島耕作の成功方程式」(講談社刊)までも・・。
今回はその中の一節。
女が男に興味を持つきっかけは、彼のルックスがいいからでも、
おもしろいからでも、話がうまいからでもなんでもない。
こんな男に初めて会ったという「衝撃」である、というもの。
まさしく、なるほどなぁ・・とメモをした。
今回の入院、「初めて」のオンパレードなのに、
記憶がしっかり残っていることが不思議だった。
それも五感を使った覚え方だったので、いつでも蘇ってくる。
例えが変だけれど、それだけ「衝撃」だったんだろうな。
「カルチャーショック」と同じ意味なのかもしれないと思う。
ところで・・・
こんな男性に、初めて逢った・・なんて言われたことがない。
こんな女性に、初めて逢った・・と言ったことはあったかな?
まぁ、これは、来年の課題だな・・とほほ。



2004年12月28日(火)
季節にも春夏秋冬があるように、人生にもあるの

ハッキリ言っていい?でお馴染みになってしまった、
細木数子さんの台詞だったと思う。
この「春夏秋冬」って、どういう意味だろうって。
「暖暑涼寒」の気温の変化を、
人生の何かに例えているのだろうか?
いいことばかりじゃないし、悪いことばかりでもない。
そんな凸凹の人生と、気温の凸凹を関連させているのか、
私にはちょっとわからない。
いい時ってどの季節?。悪い時ってどの季節?
そんなへそ曲がりなことも考えてしまう。
今回の入院も、私の長い人生の中で
良かったのか、悪かったのか、なんて誰にもわからない。
せっかく入院したのだから・・とゆっくり休息ができたのは
果たして、私にとって、夏だったのか、冬だったのか。
この答えは、私にもわからない。
他人が見たら、今年は冬だったねぇ・・と言われても、
冬が大好きな人にとっては、冬が一番の季節でしょ?
今日の私、ちょっと可愛くないかな。(笑)
言葉って、簡単そうで難しい。
されど、難しそうで簡単なのも言葉である。



2004年12月27日(月)
退院薬

お陰様で、なんとか「退院」にこぎつけた。
言葉はいっぱいメモしたので、
これは別作でドキュメンタリー調に書き直す予定。
もちろん「爆笑」がタイトルの冒頭に付くけれどね。
さて、お世話になった部屋の片付けをして、
年末年始の休みに服用する1週間分の薬を待っていたら、
届いた袋に押してあった単語である。
正確には赤いスタンプで1段目に大きく「退院薬」
2段目に小さな文字で「ご退院おめでとうございます」。
たったこれだけなのに、私は嬉しくなった。
言葉って、タイミングよく与えられると凄い力を発揮するな、
そんな思いがしたので、取り上げてみた。
(そんなのどこの病院でもやっているよ・・かもしれないけれど)
今回は「初体験」づくめだから、全てのことが新鮮である。
けれど、これって大切だな・・って思う。
だって、普通のウンチが出た時、なぜか涙が出てきたもの。
こんな体験は、やっばりしなくちゃわからないよね。
ちょっと楽しくなってきた術後の執筆活動である。



2004年12月26日(日)
携帯メールが嬉しい、入院生活

入院3日目になると、なぜか突然退屈になった。
テレビでも観て過ごそうかなぁ・・と思うが、
寝ながらの画面は、目が疲れる。
普段あまり読みなれない週刊誌も、読み飽きたし、
売店に売ってる「病気の直し方」なんて本も、
読む気にならないしなぁ・・。
体調が悪いと、先生や看護士も何度と顔を見に覗いてくれるが、
快方に向かうと、とんと来なくなる。(笑)
個室ということもあるけれど、時々届く携帯メールが
一番嬉しかった。
相手は様子伺いのメールでも、こちらは暇だからすぐ返信。
きっとしつこい奴だなぁ・・と思ったかもしれないが、
こればかりは、一人暮らしの学生や
単身赴任の人しかわからない感覚なのかもしれない。
携帯メールっていいなって、体験として知ることが出来た。
誰かが入院した時、今度は私がメールしようっと。
(個室じゃないと怒られるかなぁ・・(笑))

PS.
もちろん、わざわざ訪ねてくれた皆様には大感謝です。



2004年12月25日(土)
「多い日も安心吸収」体験

またぁ、こんな台詞を選んで・・というなかれ。
本当に体験から感じたフレーズなんだから・・。
術後、少しであるが出血が続いた。
先生からも、ガーゼやナブキンを当ててください、と
と指示があった。
女性の患者なら、堂々と言い切るところだろうが、
46歳の中年男性には、いいにくい台詞なんだろうか、
妙に申し訳なさそうに、私に小さな声で呟いた。(笑)
確かに、我慢しようとしても流れてきてしまう出血は、
量もわからず、ガーゼでは対応できなかった。
当然、パジャマは広範囲に渡り血痕を残してしまった。
そこで、妻に頼み売店で買ってきてもらったナブキンを
恐る恐る装着。(この場合、なんて言うんだ?)
恥ずかしいなんて言ってられないでしょ・・と思ったし、
実際、CMに使われるこのフレーズの意味がよくわかった。
「あっ。。」と言う声が知らずに漏れたかと思うと、
じゅるとした感覚が下半身に走る、当然パジャマが気になる。
おもむろにパンツを下げて、ナブキンを覗く。(汗)
「よかったぁ、セーフ・・」1人でホッとしながら、
この生理用品の威力に感心してしまった。
入院2日目も、初経験のメモが手帳を埋めることになった。
それにしても、女性って大変だぁ・・
やっぱり生まれ変わるなら男がいいな、と独り言。



2004年12月24日(金)
クリスマス・イブですが、病室でお過ごしください

退院しましたぁ〜、ということで思い出しながら、
まとめて4日分、メモ見ながら・・書きました。

「白い巨塔」と同じライトだぁ・・と感激し、
室内に流れるポップスの音楽を聴きながら、
あっけなく終わった「痔」の手術。
痛かったような、痛くなかったような・・
比較するものがないから、わからない。
ただ、思い出に残る経験だったことには変わりない。
手術室から病室へ向かう途中、
執刀していただいた先生が、緊張している私を
リラックスさせようとしてくれたのか、
記録に残すメッセージを掛けてくれた。
そうか、今日はクリスマス・イブなんだ・・と
感じながらも、この一言、使わせてもらおう、と思った。
なんと病院食に、チキンのもも肉とチョコレートケーキ。
予想以上のカロリーだった・・(笑)。
たぶん、何年経ってたも12月24日は、この話題だろう。
体験を文字にする楽しみができた。



2004年12月23日(木)
ではまた来週・・さようなら

明日からの入院に備えて、今日から前泊する。
そこで、しばらく「気になる一言」もお休み。
もちろん、手術の最中もメモは取り続け、
「爆笑、痔の手術のあれこれ」(酔っぱライター・・い)
をお届けする予定。乞う、御期待。
そこで、今日は貴重な読者に何か残しておこう、
と書きはじめたが、これがまた、ボキャブラリー不足で
素敵な言葉が思い浮かばない。
すると、なぜか思いついたのが、このフレーズだった。
ロッテ歌のアルバム、玉置ひろしさん?(笑)ではないけれど
だいたい連続番組の終わりには、この台詞が多い。
たぶん1週間もかからず、復活すると思うけれど、
洒落た台詞より、私らしいかな・・と気になる一言にした。
復活の第一声は、どんな一言になるのだろうか?
自分でも楽しみである。

追伸 メルマガ読者様へ
数日届かないと思いますが、気長にお待ち下さい。



2004年12月22日(水)
何を唄っても、ムード歌謡になってるよ

職場の忘年会だった。
今年はもちろん、アルコールのドクターストップ。
アッシー君に徹すると心に決めていたが、
なぜか会場が近所だったために、
自宅へ車を置いて来てしまうというハプニングあり。
なんと習慣とは恐ろしいものだ・・と苦笑い。
さて料理を満喫したあとの二次会は、
我が課恒例のカラオケボックスへ・・。
そこで、こんな話をした。
カラオケって、その人なりの唄い方が出てしまう、
どんなジャンルの歌を唄っても同じ雰囲気が漂うらしい。
私の場合、どうやら「ムード歌謡」だという。
確かに昔から、先輩がお店のお気にいりの女性と
チークダンスが出来るよう、私はムードのある曲を
唄い続けていた記憶はある。
結果、私はチークダンスを踊る機会は少なく、
いつも、マイクを握っていたことも事実だけど・・。
しかし、そんなことを知らない若い職員からの台詞。
今流行りの歌でもフォークでも、同じ雰囲気だという。
そうかなぁ・・と頭をかきながらも、
文章の表現だけでなく、カラオケの歌い方にも
私なりの特徴があったことが、今日はなぜか嬉しかった。
シラフでも、けっこう楽しめることも知ったから。



2004年12月21日(火)
新ハンドルネームは「腰痔ひびき」

今年は、体調の衰えを感じた一年だった気がする。
癖になりつつある「ぎっくり腰」でお騒がせし、
年末には「痔主」としてデビューを果たした。
これを機会に、ハンドルネームも一新しようとしたが、
なかなかぴったりとしたネーミングが出来なかった。
「歯・胃・痔」が悪ければ
「役場のハイジ」にしよう、と考えていたが、
とりあえず「歯」と「胃」は丈夫みたい。
そう考えるとやっぱり「腰と痔の痛さがひびく」
をもじって「腰痔ひびき」がいいかな。
誰かの掲示板に「腰痔ひびき」の名で書かれていたら
一応「しもさんかな?」って疑ってみて欲しい。
そういえば最近、他人様の掲示板に行く機会が減った。
一時は、毎日のように顔を出していたし、
自分の掲示板にも、レスをつけていたけれど、
もっと他の事に時間を使いたい、を理由に止めたはずが、
今振り返ると、何も他のことをしていない。
ふぅ〜、こんなことでいいんだろうか。
年末年始、じっくり考えようっと・・。



2004年12月20日(月)
不思議なことに・・

この単語を、会話や文章の前に付けると、
よほどのことがない限り、大きな反発を受けない。
そんな話を、なにかの本で読んだ。
(情報源不足ですみません)
たしか、糸井重里さんだったと思うけれど・・。
本当に?と思い試してみたが、そのとおりだった。
「これやってみたんだけれど、不思議なことにさぁ」と
使うだけで、その後の言葉が生きてくるし、
また、興味を引くフレーズであることに気が付いた。
「私は今までこう思っていた。
しかし、不思議なことに・・」などと使えば、
どんなとんでもないことを書いても、驚かれない。
「不思議」という単語は、なにか「不思議な力」がある。
私は、今、その感覚を実感している。
それは、こう書いている時でさえも、不思議なことに、
私の手は、何も考えることなくキーボードを打っているから。
そんなバカな・・と言うなかれ。不思議だけれど・・。
あれ?自分でも書いていてわからなくなってきたから、
今日はおしまい。



2004年12月19日(日)
あなたの手って、温かったのね

TBSテレビ・日曜劇場の「夫婦。」が最終回だった。
田村正和さんと黒木瞳さん、絶妙のコンビが繰り出す
夫婦ドラマは、最後まで目が離せなかった。
その中で私が選んだのは、2人で離婚届を出しに行った市役所、
待ち合いロビーでの台詞。
2人で結婚指輪を外したあと、夫が妻の手を握ったシーン。
妻役の黒木さんが、ぼそっと呟いた。
「あなたの手って、温かかったのね。
・・・しばらく握っていなかったから・・・」
そう言えば私も・・と、ちょっぴりドキッとした。
私なんて「しばらく」どころじゃない・・と(笑)。
ただ妻に限らず、最近、人の手を握っていないことに気付いた。
変な意味ではなく、以前は、飲み会や会議の時でも
早退・解散する時に、必ず握手とかしたのに・・と反省。
手を握ることにより、相手の熱意や体調などが伝わってくるから。
それなのに、他人の目を気にしてか、
最近、握手すらしていない自分が情けなかった。
勘違いする女性はいないだろうから、セクハラにならない程度に、
また手を握ろうっと。(汗)
もちろん男には、こちらの熱意を伝えるためにも・・・。
触れあえる関係っていいな、人間だから。

(漢字は「暖かい」ではなく「温かい」、と私が勝手に解釈しました)



2004年12月18日(土)
磨いている? 磨けている?

賛助会員で参加させてもらっている「働く女性の会」。
今回の例会は「8020推進員研修会」。
そう、現役の歯医者さんによる講義と実技指導だった。
80歳で20本の歯を残そう・・が「8020運動」。
言葉として、また知識として知ってはいたけれど、
そのためには欠かせない「正しい歯磨きの仕方」は
ほとんど知らず、カルチャーショックを受けた。
6月4日生まれの私が、46年間、覚えて実行していた
歯ブラシの持ち方から磨き方までが、間違っていたから。
(まぁ、80歳まであと34年間あるからいいけど・・)
その中で妙に記憶に残ったフレーズが、気になる一言。
「歯をしっかり磨いている?」と聞かれれば
「もちろん」と胸を張って答えるけれど、
「歯をしっかり磨けている?」と聞かれたら、
「う〜ん」と考えてしまうのが、今の私の磨き方。
「磨いている」と「磨けている」は、大きく違う。
そういえばASKAの「始まりはいつも雨」という曲にも、
「愛してるかい?愛せてるかい?」というフレーズがあったっけ。
自己満足の愛し方、相手のことをしっかり意識した愛し方。
そんなことを感じながら、カラオケで唄ったのを思い出した。
話はずれたが、今日からは、教わった磨き方で
「しっかり磨けているか」チェックしたいと思う。
しばらくはストレスが溜まるかもしれないけれど・・(笑)



2004年12月17日(金)
便利だけれど使えない「G手帳」

今年から使い始めた、ジャイアンツ手帳。
もちろん発行は「読売巨人軍」。
シーズン中の対戦カードなども記されていて、
情報としては、満足いく内容だった。
本来の手帳機能としても、幅がやや広くて使いやすい。
1年間使った感想は、ひいき無しに「便利」だが、
交流試合などの日程調整に時間が掛かったためか、
困ったことに、来年分もまだ届かない。
問い合わせをしたら「年末には届くと思います」だった。
ということは、どんどん埋まっていく来年の予定を
書き込むことが出来ず、欄外にメモすることになる。
これでは、やはり手帳としては使えない。
巨人ファンとして、我慢に我慢を重ねたがやはり限界。
予定を書き込めないストレスが溜まってしまったため、
とうとう別の手帳を購入することにした。
やはり手帳だけは、グッズとしてより使いやすさ重視だから。
それにしても、もう少しだけ早く届く方法はないだろうか。
それとも、ファンとしては、
こんなこと感じること自体、いけないのかな。(笑)
清原さん、なんとかして・・お願い。



2004年12月16日(木)
比較対象物は「たばこ」から「フロッピィ」へ

昔は、写真で大きさを伝える手段として
「たばこ」は必需品だった。
しかし、禁煙する人が増えたからか、
たばこの大きさで比較されてもピンとこなくなった。
そんなことを考えていたら、メル友から
「フロッピィディスク」と比較した写真が届いた。
私が思わず「なるほど・・」と唸ってしまうほど、
この比較対象物は、その役割を果たしていた。
他の磁気媒体は、どんどん大きさが小さくなり、
比較してもなかなかわかりにくいけれど、
フロッピィなら誰もが知っているから。
以前から使われている「東京ドーム○杯分」にも
疑問の声が上がっているらしい。
それくらい大きいんだよ、と言いたいのだろうが、
今では「札幌」「名古屋」「大阪」「福岡」と
日本各地にドームがあるし、「東京ドーム」すら
見たことない人には想像できない表現方法だから。
小さいものは「フロッピィ」でもいいけれど、
大きいものは、何と比較すれば、いいのだろうか。
その大きさが、しっかり伝わるものがいい。
「東京ドーム」に変わる比較対象物、考えて欲しい。



2004年12月15日(水)
どうせ手術するからいいじゃん!!

お酒大好き人間の私にとって、
ドクターストップの年末年始はなかなか辛い。
(刺激物だからと言われてもねぇ・・(笑))
私にとっては、まったく刺激物じゃないから。
痔の手術も、クリスマス・イブに決まり、
「思い出に残る『イブ・オペ』になりそうだ」
なんてふざけていたら、
「じゃあ前日に飲みに行こうか?」と誘われた。
「だから、痔が痛むからダメなんだよ」と
真顔で説明したら、笑いながらこう言われ、
私も一瞬だけど、そうだな、と思ってしまったから
気になる一言。
彼なりの思いやりさえ感じられるし、
この発想って、出来そうでなかなかできない。
こうなったら意地でも飲まないぞ〜って考えながら、
逆に、酔っぱらい人間をじっくり観察しようっと。
誰が一番美味しそうにビールを飲み干すか・・
こりゃ「酔っぱライター」の出番だな。



2004年12月14日(火)
また、お会いできる日を楽しみに、しててね!!

いとこからのメールであった。
内容はプライベートなことだから触れないが、
最後のフレーズが面白くてメモをした。
通常ならば
「また、お会いできる日を楽しみにしています」。
これって、受動的というか、消極的。
いつか、逢えればいいなぁ・・程度の気持ち。
それが「しててね!!」となるだけで、
能動的、積極的に感じられるから不思議である。
「近くに来たら寄ってください」ではなく
「近くに行ったら寄ります」という感覚がする。
本人は、そんなこと意識せずに書いたかもしれない。
しかし、私のアンテナに引っかかるには
充分すぎるほどの言い回しだった。
私の気になる一言は、人生訓ばかりとは限らないな、と、
一人で呟きながら、彼女に「借用願」のメールをした。



2004年12月13日(月)
2004年、漢字一字は「欺」

(そろそろ発表される頃だから・・私の一字)
一年を通して新聞を賑わせた「オレオレ詐欺」や、
六本木ヒルズの回転ドア事件、白骨温泉の入浴剤事件、
オリンピックでのドーピング騒ぎ、
三菱の欠陥自動車問題、北朝鮮の拉致問題、
楽天の仙台新球団事件など(事件ではないけれど)、
今年はなにかと「欺かれた」印象が強い。
いたずらメール、迷惑メールなども、騙しの一種。
「だます、いつわる」の意味がある「欺く」は、
社会不安を一層あおった気がしてならない。
インターネットをはじめ、多くの情報が溢れ、
その情報に翻弄された1年でもあった。
台風や地震で「壊」という字も相応しいけれど、
私は「人間が人間を欺く、日本人が日本人を欺く」、
そういった精神的な「欺き」が気になった。
そういう自分も、腰やオシリの病があるのに、
「ダマシ・ダマシ」使い続けてきたからなぁ。(汗)
もっと明るい一字にしたかったけれど・・。
何年経っても思い出すには仕方がないかな、今年は。
さて、あなたが選んだ漢字一字はなんですか?



2004年12月12日(日)
明日の空模様です

NHK大河ドラマ「新選組!」が最終回とあって
ちょっぴり早目にチャンネルを変えた。
画面では、まだ「明日の天気」という文字が
右上に表示され、手話をしながら天気予報を
親切丁寧に伝えていたけれど、
私の耳と目で捉えた言葉が、なぜか食い違い気になった。
視覚は「明日の天気」、聴覚は「明日の空模様」。
今回は、聴覚に軍配が上がったようだ。
そのあとじっくり観た「新選組!」のメモより、
耳に残っていたのは、不思議でもあった。
「天気」というより「空模様」の方がいい。
私は、そう思う。
しかし「空模様」より、もっと教養のある言葉、
「庭模様」があることも知っている。
「空模様では雨」でも「庭にいる虫たちの動き」では
自宅の周りは、なんとか降らずにもちそう・・
というような天気情報、それが「庭模様」である。
長年の経験から蓄えられた「生活の知恵」は、
時として、最新鋭の機械より正確かもしれない。
「庭模様」まではいかなくても、
とりあえず、明日から「天気」と言わず「空模様」、
私の周りでは、流行らせたいな。



2004年12月11日(土)
感謝の気持ちを「生き方で返す」

TV朝日開局45周年記念番組
「にんげんだもの・相田みつを物語」を観た。
もちろん多くのメモで溢れたけれど、
選びに選んだら、やっぱりこの台詞が残った。
私は多く方のお世話でここまで生きてこれた。
しかし貧乏の私には、何も返すことが出来ない。
だから、私に出来ることは「精一杯生きること」のみ。
感謝の気持ちを、これからの生き方で表わすなんて
かっこいい・・と正直思った。
ところで、持病の「痔」の手術を、
出来るだけ早く(年末に)しようと決めたが、
そのひとつの理由として、どんな生き方をするにしろ
「健康でなければ、思いっきり生きられない」と
気付いたからである。
今年は、私の身体が悲鳴をあげているかのように、
ぎっくり腰や痔など、弱い部分を露呈した。
「生き方で返す」には、それなりの体力がいるから、
今一度、自分の生き方をする準備として決断した。
「とにかく行ってみるしかない、答えはその先にある」
その言葉に信じて、私は生きたいと思う。
自分が「悔いのない人生」を過ごすこと、
それが私を支えてくれた人達へのお礼、としたフレーズを
これからも大切にしていきたい。



2004年12月10日(金)
お大痔に

昨日の「気になる一言」は
今まで書いたコラムの中で一番反応が凄かった。(笑)
内容と言うことではなく「痔」に関する話題が・・。
「実は私も・・」「俺も昔ねぇ・・」の台詞が
私の携帯とPCに勢いよく溜まっていった。
「大地主になったね」「役場の歯胃痔(ハイジ)様へ」
「お痔ぃさんのときは年寄りになった気分で
気持ちもゆっくりして病院に寝てること」
「女性の生理用品が体験できるとありがたく思うこと」
「ドーナツ座布団。それもムートン。座るに楽ですよ」
こんなメールが、落ち込んでいた私を喜ばせてくれた。
昼休みには、自分の手術体験談を聞かせてくれる人、
「私の中古だけれど使ってください」とドーナツ座布団を
わざわざ持ってきてくれる人もいて、
その反響の大きさに驚いている。
そんな中から、携帯に届いたメールの最後に
さらっと書かれていた台詞が、今日の一言。
なかなかのセンスを感じさせてくれたフレーズだった。
こんな単語が、さらっと使えるようになりたいな。
それにしても、ドーナツ座布団は気持ちがいい。
もう手放せません、癖になりそう・・。



2004年12月09日(木)
これは手術が必要ですね

昨日、飲み過ぎたのか・・朝からオシリが痛かった。
若い頃からの持病「痔」が騒ぎはじめたようだ。
またいつもの・・くらいの感じで、放っといたが
なぜかいつもと違って、痛みが取れない。
なんとか仕事をこなしたが、残り1時間で我慢の限界。
生まれてはじめての肛門科へ向かった。
恥ずかしいなんて言ってられない。
看護婦の指示で、さっそくパンツを下げて待ち、
先生の触診を受けた。予想外に痛かったぁ〜。
その後の症状説明が、気になる一言。
「えっ?」と聞き直したけれど、同じ答え。
「10日〜2週間、休める日を探しておいてください」
この台詞も、私にとっては驚いた。
1〜2日程度だと思ったから・・
もちろん刺激物・アルコールは控えなければならない。
忘年会も予約でいっぱいなのに・・。
(ホントは、控えるのではなく厳禁らしい (ΘoΘ;)
まぁそんなわけで、突然のドクターストップ。
飲まずにおしゃべりだけで、テンションあげようっと。
宴席の雰囲気は好きだから、変わりなく付き合うつもり。
運転手役、引き受けるから・・。



2004年12月08日(水)
カードのサインは、ひらがなで

最近、カードを使うことが増えた。
ジャラジャラ小銭を持つのも面倒くさいし、
かといって、お札をマネークリープに挟むほど
小遣いはないし・・
また新しいカードが届いた。
裏には当然自筆のサインを・・と思っていたら
サインはひらがながいいよ、と教えてもらった。
理由は簡単。
漢字は、中国人が簡単に真似できるから。
ひらがな(カタカナ)は、日本独自の文字だから、
同じ漢字文化の中国人でも、書きにくいらしい。
ゴールドカードを持って、海外に行くこともある。
そんな時、他国の人が真似できない文字をサインする。
それは、日本人としての誇りが感じられる瞬間。
私は、迷わず「ひらがな」でサインした。



2004年12月07日(火)
「放任主義」とは、近くで見守るということ

たしか・・テレビドラマ「さよなら小津先生」で
メモした台詞だったと思う。
子供がなにか問題を起こしても
「うちは放任主義でして・・」の一点張りの親に対して、
名前は忘れたけれど、ある先生役の人が言った。
なるほど・・と思って、メモしたのは言うまでもない。
子供の人生だから、やりたいようにやらせてあげる。
人に迷惑がかからなければ、何をしても怒らない。
そんな親が「放任主義」という単語を多用するけれど、
本当は「子供の躾が出来ない親」「親の役割をしていない親」
と言えるのではないだろうか。
放任主義と言いつつ、何かあればすぐ行動できる距離で
我が子の成長を見守る姿勢、それが真の「放任主義」である。
さて仕事でも、同じことが言えるかもしれない。
手伝うことは簡単だけれど、それでは部下は成長しない。
あえて「放任主義」を貫き、近くで見守ること。
それが、私たち中間管理職の役割ではないかと思う。
「うまくいかない」という経験を、どうさせるか。
それが今、一番悩んでいるところでもある。
まぁ、なんとかなるよ、というのが
私の失敗から学んだ知恵であることには違いないのだから。



2004年12月06日(月)
ああ、日本人に生まれて本当によかった

美味しい日本酒を飲むと、こう思う。
ワインやビールより、最近ハマっている。
先日飲んだ「無風」(なぜか「むかで」と読む)。
この時期しか飲めない純米吟醸 瓶囲熟成原酒。
百足のラベルが、なぜか気になったが、
その裏に貼ってある説明に書かれていた台詞の一節。
「人生、風が無き如くおだやかに生きたいものだ。
好きな仕事にはげみ、一日のしめは、うまい日本酒。
ああ、日本人に生まれて本当によかった。
でも、時には、のんびりばかりではだめな事もある。
この時ばかりは、勇猛果敢、百本の足もて立ち向かう。
見事、難敵をやっつけようぞ。
そして、また日常にもどる。
仕事をし、うまい日本酒を飲む。
ああ、日本人に生まれて本当によかった。」
(米は、特A地区・山田錦のみ使用)
こんなラベルを読みながら飲む、極上の日本酒。
そして、ほろ酔い気分のあと、白いご飯。
お米主食の国に生まれた幸せを噛みしめている
農業担当の私がいる。



2004年12月05日(日)
風の被害は「軒並み」と「根刮ぎ」

予定されていた地域防災訓練が中止になって
「では、朝風呂でも・・」と思っていたら、非常召集。
昨夜からの嵐のような風で、我が町内も被害を受けた。
その被害状況把握に、呼び出された。
今年直撃を受けた台風より、凄い被害だったかもしれない。
その様子を記録に残したくて、気になる一言。
ある地域では、瓦が「のきなみ」に剥がれ、
46年前の「狩野川台風」でも倒れなかったという大木が
無惨にも「ねこそぎ」倒れた。
「軒並み」は、続いて並んでいる家々。どれもこれも。
「根刮ぎ」は、根をも残さずそっくり抜き取ること。
転じて、余すところなく全部取り除くこと、の意がある。
その言葉の使い方を、今回の被害調査で実感した。
こういう状況を「軒並み」といい「根刮ぎ」というのか・・
そんな感じである。
特に「根刮ぎ持っていかれた」という表現は、
言葉として知っていたが、本当に目の前で現実化した光景、
「根刮ぎ」倒れた大木を、私は夢中でシャッターを押した。
たぶん何年たっても、この2つのキーワードだけで
今日の日の被害を忘れることはないだろう。
全国的な暴風、皆さんの地域ではいかがでしたか?



2004年12月04日(土)
「シズラーの法則」を忘れていた物産展

第5回静岡県市町村対抗駅伝が開催された。
今年の私の仕事は、広報のカメラマンではなく
ゴール地点での特産品販売。
わが町も、なんとか用意した品物は売り切ったが、
定価どおりのすっきり完売とはいかなかった。
この原因は?と他市町村のブースと比べながら、
以前、読んだ本を思い出した。
ステーキを売りたければ「ジュー」となる鉄板の音、
「シズル」を聞かせなさい、という法則。
人間の五感に訴えかける売り方が、足りなかったかも。
加工品を、きれいにディスプレイしただけではダメ、
味覚に訴える試食はもとより、匂いや音、触り心地など、
あらゆる感覚を刺激する売り方がいいのだろう。
目の前で、温かそうな湯気を感じる大きな鍋料理は、
寒さを感じる観客には、たまらなく食欲がでるようだ。
目の前で、美味しそうに食べる人達の光景も、
人間の食欲を刺激するかもしれない。
「町内で売れるものが、県内で売れるとは限らない」
ということも思い知った。
もっとターゲットを絞り、五感に訴えられれば、
面白いように売れるのかもしれないなと思った。
勿論、売り子である私達の笑顔が、
一番大切だということは大前提であるけれど・・。



2004年12月03日(金)
「君にはできない!」と世間がいうことをやる

人生における大きな喜びは・・の問いに、
経済学者・バジョットという人が答えたと、ある本で読んだ。
しかし、この台詞だけが一人歩きして、
無茶をして周りに迷惑をかける、
そんなシーンを、テレビなどでよく見かける。
本当に、そのことをやり遂げるためには、
綿密な計画を必要とするということを忘れている。
大きな夢を持つことは悪いことではないが、
やればなんとかなるさ的な、行き当たりばったりの行動も
マスコミが面白がって取り上げるから、
本人もその気になってしまうのかもしれない。
今までに何度となく、そんな光景が繰り返された。
そのたびに、地元消防団などが出動し救出される。
「人には迷惑をかけずに」の言葉を忘れないこと。
逆に本当の意味で、人には迷惑をかけず
「君にはできない!」と世間がいうことをやった人は、
何も言わなくても、輝いている。
きっと、他人の知らないところで、
それなりの努力をしているはずだから。
「無礼講だ」と言っているからと、
本当に「無礼講」な人を時々見かけるが、
言葉の裏に隠されている意味を少しは考える力が欲しい。
忘年会のシーズンだからこそ、肝に銘じたい。



2004年12月02日(木)
「ヘベレケ」と「ヘロヘロ」

記憶がなくなるほど飲んだ朝、必ず妻に言われる台詞。
「昨日は、ヘベレケだったねぇ」とか
「昨晩は、ヘロヘロ状態だったよ」と。
もちろん、その夜は風呂にも入らず爆睡なのだが、
静かに床に入らず、騒いでいるんだろうな、と予想される。
その違いを彼女に聞いてみると、
「だいぶ酔っていて、ろれつが回らないような状態」を
「ヘベレケ」と称し、
それ以上の、腰もフニャフニャ状態の泥酔を「ヘロヘロ」と
使い分けているようだ。
まぁどちらにしても、酔いすぎてることに変わりはない。
次の日の朝まで、酔いが残るなんて・・と思いながらも、
また今夜も、美味しいアルコールに誘われて・・と
午後5時ごろになると思うんだよなぁ。
最近、1人でも飲みにいけるようになったから怖い(笑)



2004年12月01日(水)
「酔っぱライター」

「公庫月報」(農林漁業金融公庫刊)で見つけた
ライター・江口まゆみさんの肩書きである。
思わず「うっうまい。ほっ、欲しい」と叫んでしまった。
酒を求めて世界を旅し、ルポやエッセイを書いている彼女。
プロフィールを見ると「酒紀行家」とある。なるほど。
「酒は、酒ができた土地で地のものを食べながら、
地元の人と飲むのが一番うまい」と纏めている。
それにしても「酔っぱライター」とは、うまい表現だ。
久しぶりに、プライベート名刺に書きたくなる肩書きに、
私の心は躍っている。
早く、新しい名刺が作りたくなった。
彼女はお酒の話を書く「酔っぱライター」だけれど、
私はお酒を飲みながら書く「酔っぱライター」。
ほろ酔い気分で文字を打つと、かな入力の私でも
なかなか早く打てるから不思議である。(笑)
嬉しくて、楽しくて飲み過ぎてしまうお酒、
悔しくて、悲しくて飲み過ぎてしまうお酒。
どうせなら、前者でありたいと思いながらも、
今日は、なぜか後者。
頭にきたぁ〜、と一人で呟きながら、焼酎のお湯割り。
これ以上飲むと、何を書き出すかわからない
お疲れぎみの「酔っぱライター」。
飲み過ぎないうちに、早く寝よ〜っと。