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しもさんの「気になる一言」
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2002年12月31日(火)
元気だけが取り柄だから・・

一年を締める言葉を捜していたけれど、
今年は、この言葉を選んでみた。
本来なら「何の取り柄もなくて・・・」と前置きをして
このフレーズを頭をポリポリかきながら
すまなそうにいうのが、正しい使い方かもしれない。
しかし今年、私のまわりでは、
体調を崩した人や怪我をした人達が多かった気がする。
「取り柄」って、とりたててよいところ、
特に役立つところ、長所、なんて意味があるけれど、
「元気」は立派な取り柄だと思う。
いや、何よりも優先される取り柄かもしれない、と
思ったのは、大晦日も元気に飛びまわる
私の母の台詞だったからである。(笑)
これからは「取り柄は何ですか?」と聴かれたら
「はい、元気です」と大きな声で答えたいと思う。

来年のキーワードはきっと「元気」ですね。
2003年も宜しくお願いします。



2002年12月30日(月)
掃除って、思ったより大変だけれど思ったより面白い

年に何回しかしない、家の大掃除だけれど(笑)、
夕方には立ってられないほど疲れてしまった。
手袋なんて面倒くさいから・・と思っていたら
案の定、気がつくと手は強い洗剤でガサガサ。(^^;;
しかも、立ち仕事で腰は痛いし身体が芯から冷えている。
あらためて、女性のたくましさを感じながら
年末年始くらい男性が・・・とも思った。
たまにしかしないからかも知れないけれど、
汚れていたものがどんどん輝いていく掃除って、
やればやるだけキレイになる仕事なんだと実感した。
結果もすぐ見えてくる。だから、面白かったのかな(笑)
この発見が、妙に嬉しかった。
最近、このフレーズをよく使うことがある。
思ったより〜(大変・難しい)けれど、
思ったより〜(面白い・楽しい)。
体験しなければわからないことだけれど、
後ろにプラスの感想をもってくることで、作業が輝いてくる。
来年も、この言い回しを大切にしていきたい。



2002年12月29日(日)
まだ紙の大きさを気にしている

芸術は爆発だ、で有名な(笑)、故岡本太郎氏が
ジミー大西の絵を久し振りに見て、
うん成長したな、と素直に誉めてくれたらしい。
しかし、冒頭の言葉を付け加えて・・。
画家が紙の大きさを意識しないで描くこと、
これはとても難しいことだと思う。
最初から自分で枠を決めるな、そういうことなのだろうか。
「〜らしさ」に代表される自分の枠、
これを意識しないで生きることが出来るようになれば
怖いものなしである。
私が望む生き方は、私という人間を知っている人達から
「えっ〜、信じられない」と言われる生き方。
「何を考えているのかわからない」って評価されたい、
と本気で思っている。
最近、変なことばかりしているせいか、
誰も驚いてくれないことが不満なんだけれどなぁ(笑)
来年も、紙の大きさを意識しないで絵を描きたい。



2002年12月28日(土)
成功というのは、実現する前から甘い香りがする

たぶん・・情報源は先日読み終えた林真理子著
「コスメティック」だと思うけれど・・自信がない。(^^;;
システム手帳のメモを読み直し、一年を纏めるに相応しい
台詞を捜していたら、こんなフレーズを見つけた。
何かを始めようとする時、
本当は「成功するか、失敗するか」予感がするものだ。
そして、その予感はほとんど的中する。(笑)
人間って成功する時、最初からワクワク・ドキドキしたり、
成功して喜ぶ姿が鮮明に思い浮かぶようになっているらしい。
さて、今年一年を振り返ってみよう。
始める前から、甘い香りがしていたことは?
あんまりいい香りがしなかったことは?
そして、その結果は?
来年結果が出ることもあるけれど、甘い香りがしたのは
あれとあれ・・・ ( ^_^)/q□☆□p\(^_^ )



2002年12月27日(金)
パソコンの中身は大掃除しないの?

仕事納め、恒例の大掃除をしたが、
気がつくと、目に付く場所を雑巾で拭いている。
見た目はとてもキレイになったけれど、
なぜか私はスッキリしなかった。
今年、自分のミスで携帯電話に登録してある番号を
400件削除してしまって大騒ぎしたが、
あの時感じたスッキリ感がないからかもしれない。
事務の仕事をしている人は、パソコンの中の文書を
掃除(整理)した方がいいのに・・と思った。
いつか使うかも知れないから・・を理由に貯めている文書、
心配ならバックアップをとってから、思い切りゴミ箱へ。
たぶん、なくても仕事に支障がないはずだから。(笑)
個人的には、インターネットの「お気に入り」
整理しなくちゃ・・と思っている。(^^;;



2002年12月26日(木)
のび太を一番甘やかしているのは、ドラえもん

ラジオから流れてきたフレーズだった。(笑)
のび太を強い男の子にしようとするドラえもん。
しかし「ドラえも〜ん」と困った声で頼られると
なんでもポケットから出してしまうから・・
そんな理由なんだろう。(^^;;
面白い視点だなぁ・・と思いながらも、
もしかしたら、私も娘に対して「ドラえもん」に
なっているかも・・・と苦笑いした。
誰よりも、しっかり生きて欲しいと思っているのに
誰よりも、甘やかしているかも・・と思ったからだ。
これでいいのか、悪いのか、私にはわからない。
でも、頼まれたら断れない性格は、ドラえもん、
顔は、のび太そっくり、と言われている私。
どうしたらいいのだろうか・・(笑)



2002年12月25日(水)
他人と違う生き方を選ぶということは・・

(すみません、情報源のメモが見つかりません)
新しいダイアリーに、来年の予定を書き移していたら
こんなメモを見つけたのでご紹介。
実は、こう続いていた。
他人と違う生き方を選ぶということは・・「自由の中に
『リスクはすべて自分ひとりで受け止めなければならない』
という意味が含まれている」と。
改めて読み直して、納得してしまった。
確かに、この時代、他人と違う生き方をするのはカッコいい、
なんて思うかもしれない。
しかし、それは何でも自由気ままに過ごす事とは意味が違う。
自分で選んだ他人とは違う生き方、言い訳が出来ない。
誰のせいでもない、すべて自分の責任。
その覚悟がないのなら、最初から他人と違う生き方なんて
選ぶんじゃない・・私にはそう聴こえた。
生き方だけではない、意見・考え方だって同じことが言える。



2002年12月24日(火)
松井は助っ人としてメジャーに行くんだよ

「松井選手はメジャーで活躍できますかねぇ?」の問いに
掛布さんはこう答えた。
とても、新鮮な回答だった。
「通用する、通用しない」「最初は手こずる」・・
そんな評論家の言葉に、私は一喜一憂していたかも知れない。
松井選手の打ったドームの屋根に当たっても入ったホームラン、
そして、記念の50号を目の前で観た私は、
もっと彼を評価してもいいはずだったのに・・。
これからは胸を張って答えようと思う。
「勿論だよ、彼はヤンキースの助っ人なんだから」と。
日本にも、多くの外人助っ人が来日する。
その逆として「松井は、アメリカへ助っ人として渡米する」
そう考えてもおかしくない。
いや、そう考えるべきだ、と私は思うのだが・・。(笑)
自分の枠でしか考えられなかったことに、反省。 _¢(0-0ヘ)



2002年12月23日(月)
「皇室アルバム」がまた観たい

天皇誕生日の日、愛子さまの特集番組をしていた。
その2時間、なぜかとてもゆったりとした気分になったのは
私だけではなかったようだ。
一緒に観ていた母と妻が呟いた台詞が、今日の一言だから。
全国各地で皇室の方々と会話をされた方は、
その後、感想を訊ねられると、必ず敬語になっている(笑)。
普段、敬語なんて使いそうもない若い人まで・・。
不思議な光景であったが、なんだかわかる気がした。
敬語を使わなければならない人には、
自然に丁寧な言葉づかいをするように日本人の心が残っていた。
頻繁に、皇室の特別番組を組むのなら、短くてもいいから
定期的に観たいね、が本音である。
いつからか放映されなくなったテレビ番組「皇室アルバム」。
そう言えば、日曜日の朝は、必ず観ていたような気がする。
(*私の住んでいる静岡県では観られないらしい)
しあわせ、心が洗われる・・ってこのことを言うのかな、
そんな気持ちで画面を眺めていた。
毎年、皇室カレンダーが売れる理由が最近わかってきた。(^^;;



2002年12月22日(日)
楽譜が世界遺産の「第九」

年末恒例となった、第九のコンサート。
正式には「ベートーヴェン作曲 交響曲第九番 
ニ短調 作品125(合唱つき)」
私も、毎年楽しみにしている演奏会である。
しかし、もっと欲を言えば、
市民参加をして歌っている人達だけでなく
観客にも、第九の素晴らしさを伝えて欲しかった。
先日ラジオで、楽譜が世界遺産になっている「第九」を
紹介していた。
これは形のないものが、全世界の人の共感でなった遺産、
と解釈していいのでは・・と思った。
とっくに演奏されているにもかかわらず
「第九はまだかねぇ?」と呟いていた中年女性(笑)、
合唱が始まった途端、やっと始まったね、と囁いた相手。
年末の貴重な時間を過ごすのだから、
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ学習して欲しかった。
もっと豊かな気持ちで会場をあとに出来るのだから。



2002年12月21日(土)
先日知ったばかりの「遠距離恋愛の日」

(やっぱり紹介しなくちゃ、と思って・・(笑))
遠距離恋愛中の恋人同士が、クリスマス前に
逢ってお互いの愛を確かめ合う日、というのが
遠距離恋愛の日。
「1221」の両側の1が1人を、中の2が
近づいた2人を表すらしい。
なるほどねぇ・・と思いながらも、
一年で一番忙しい時期に、逢えないよ・・
というのが本音かな。
ところで遠距離って、どれくらいの距離のこと?
「中距離恋愛」とか「超遠距離恋愛」というのも
あるのかな?
誰か「距離」の定義、お願いしますm(。_。;))m ペコペコ…



2002年12月20日(金)
「X’mas」と書くのは正しくない

英語で「Christmas」
Christ(キリスト)mass(ミサ・祭日)の略、は知っていた。
けれど、キリストを意味するギリシャ語(クリストス)
の頭文字、X(カイ)だとは知らなかった。
英語のX(エックス)でも、省略形でもないから、間違い。
このことを知って、今日から看板や広告を見るのが楽しくなった。
(あっ、ちゃんと意味を知っているな)とか(教えてあげようかな)
なんて視点で眺められるから。
インケ〜ンって言われそうだけれど、
誰かが教えてあげないと日本の恥になる、とも思ったから。
意外と知らなかったのは、私だけだったりして・・∫(TOT)∫
これも、言葉の楽しみ方なんだよ。
「Xmas」は○「X'mas」は×、覚えておくと面白い。



2002年12月19日(木)
フランスでは、虹は5色

通勤中に、流れてきたラジオから・・。
「虹は何色?」って訊ねられれば「7色」。
昔から、レインボーカラーは7色って決まっている。
「橙色」「藍色」は、なかなか出てこないけれどね。(^^;;
しかしフランスでは、5色だという。
どこかの国ではなんと2色、そんな話をしていた。
日本の常識が世界の常識とは限らない。
そんなことを感じた話である。
外国で生活する、留学する機会はないかも知れないが
覚えておきたい考え方であった。
シドニーのオリンピック、
日本のユニフォーム、レインボーカラーは、
オーストラリアではゲイの色だったことを思い出した(笑)。
自分の枠だけで考えるのはよそうと思う。



2002年12月18日(水)
何も言わず、黙ってハンコ押してください

久しぶりに、自分の心から発した台詞になった。
わが町のPRをしよう、と、ここ数日、寝る時間を惜しんで
CMづくりをしてきた。
さて、最後にする私のお仕事は、
この作品をコンテストにエントリーして宜しいですか?と、
自分より上席のメンバーに説明し、
稟議(お伺い)をすることになるのだが・・。
今回は敢えて、この一言を添えた (笑)。
「何も言わず、黙ってハンコ押してください」m(。_。;))m ペコペコ…
制作費ゼロ、毎晩夜遅くまで作業した仲間のことを考えると
私に出来る、彼らへのお礼かな・・と思った。
もちろん、意見は意見としてしっかりメモしたけれど。
結果は審査員の感性だから・・と前置きをして
この充実した気持ちを持ち続けたいと思ったから、
こんな台詞が出てきたのだろう。
(みんな快く(?)、ハンコを押してくれた)
久しぶりの心地よい疲れを味わっている。



2002年12月17日(火)
この人たちは、わからないと言えば教えたがる人だから

会議での一コマ。
メンバーを見ると、その道ではプロに近い人たち。
この人たちを纏める事務局は、さぞかし大変だろうなぁ、と
思っていたら、ある人がこう言った。
「わからない事は、聴いたほうがいいよ」に続けて。 (笑)
こういう人たちとプロジェクトを組み、
レベルの高い討論をするほうがいいのだが、
ついつい「事務局案賛成」と声を掛けてくれる人を選びたくなる。
「失敗しないコツは、何もしないこと」
「成功するコツは、あえて挑戦すること」
5年前にメモしたはずの「気になる一言」が、ふと頭に浮かんだ。
私はやっぱり、挑戦したいなぁ、と思う。
さて、あなたの所属している団体は?
あなたが事務局をしている団体は?



2002年12月16日(月)
「アフターサービス」より「アクティブサービス」

正確には「アフターサービス、いえ『アクティブサービス』です」
住宅メーカー、へーベルハウスの新聞広告であった。
一緒に行動しながら、フォローしていく姿勢。
これは、以前の「アフターサービス」との大きな違いである。
途中でも、間違いがあれば間違いと認め、
その時点で修正し、最良の方向性を探っていく。
指摘されたから、顧客の機嫌をとる為に直していくのではなく、
その時点で意見交換をし、修正していく。
全てが完璧に整ってから、スタートするのではなく
不完全の状態でもスタートし、一緒に完璧な形を目指して
進んでいく。
新聞広告とは違う意味だけれど、そんな進め方が私の生き方。
これから使っていきたい「アクティブサービス」というフレーズ。
忘れかけたら、是非、声を掛けていただきたい。
「アフターサービス」より「アクティブサービス」でしょ?って。



2002年12月15日(日)
プロだったら、どう表現するんだろう?

今日もまた、午後からCMづくりの続きをした。
今度は、パソコンで編集作業をするメンバーの一言。
趣味で始めた動画編集にはまり、腕は既にプロ級。
(私の希望をすぐ叶えてくれる頼りになる助っ人(^^;;)
しかし、あくまで趣味、と割りきっている彼にとっては
今回のCMコンクールは、プロで動画編集をしている人達と
同じ土俵で戦える場所であるから、
自分の実力を試すいい機会になって楽しみのようだ。
スタッフのそれぞれが、自分の想いでつくりあげた作品だから
愛着もある。
ひとりひとりが、プロに挑戦するいい機会と捉えているから
結果より、プロのテクニックを盗みたいと思っているのも事実。
内容?それは秘密。(笑)
詳しいより好き。好きより楽しい。
その点では、私たちは大賞だな、と前祝い。
( ^_^)/q□☆□p\(^_^ )  やっぱり乾杯だな。



2002年12月14日(土)
ナレーションは、言葉に頼らない

今、気のあった仲間 (笑)で、CMづくりをしている。
なぜか、気が付いたら深夜だった。
それだけ、大変だけれど楽しい作業である。
スタッフの中の一人、今回ナレーション担当の女性。
どうしたら、そんなに気持ちが込められるのか?の問いに
言葉に頼らないで会話する練習をする、と答えてくれた。
例えば「あいうえお」の言葉だけで、
医者と患者の会話をしたり、恋人同士の会話をするということ。
同じ「あいうえお」の言葉に、悲しい、嬉しい、愛している、
そんな気持ちを込めて話す練習らしい。
「あいうえお?」「あいうえお・・・」といった具合。
(その雰囲気を文字で伝えられないのが悔しいけれど・・)
はじめは可笑しかった会話が、
本当に会話に聞こえてくるから不思議である。
「言葉は力だ」を言い続けてきた私には、
カルチャーショックだった。
う〜ん、またひとつ、素敵なことを発見した、と喜んだ。



2002年12月13日(金)
今年を振り返って漢字一字、私は「届」

新聞を賑わせていたけれど、まだちょっと早いかな、
そう思って、大晦日にしよう、と決めていた。
しかし、こんなことはタイミングなんだよなぁ、と
思い直したら、急に考えたくなってきた。 (笑)
大晦日は大晦日で、きっと素敵な言葉に出会うだろうと
思うことにしたから。
さて、話を戻す。新聞で「帰」だった一字、
私だったら「戻」だったなぁ、と日本の1年を振り返った。
「Re」も「戻る」だしね。
個人的には「届」。
情報を届ける、想いを届ける、・・を届ける。
それは「伝える」ではない。
仕事でも、プライベートでも
「届ける」意味を再確認した1年だった。
これから大晦日まで、来年の抱負を漢字一字にしたら、
を考えようと思う。



2002年12月12日(木)
ダズンローズデー(Dozen Rose Day)

知らなかった12月12日の記念日。
プライダルファッションの第一人者である
桂由美さんと内田和子さんが提唱した記念日。
1ダース(1 dozen)=12本のバラを愛情の印として恋人におくる日
と言うことで12が重なる12月12日にきまったらしい。
(dozen of roses dayでないところみると、和製英語?)
こういう記念日って、無理矢理こじつけているようだけれど、
私たちが、何か理由を付けて飲みにいくのと変わらない(笑)。
また、こうやって覚えた記念日は、
意外と忘れにくいのも不思議である。
ついでと言ったら怒られるけれど・・
12月21日は「遠距離恋愛の日」らしい。
制定理由を、自分なりに考えてみてはどうだろう。(#^_^#)



2002年12月11日(水)
Winは自殺できる、Macは自殺できない

私の知らないことを、当然のように知っている人と
話すのがこんなに面白いなんて・・(笑)
「あっ、それ知らない・・」が多ければ多いほど楽しい。
そんな中で、パソコンウィルスの話。
Winは、柔軟性があるからウィルスも受け入れてしまい
自分すら滅亡してしまう。
しかし、Macは簡単に言えばコンピュータだから、
本能的に資産を守ろうとする、その違いがあるんだよね、と。
なるほど、とても判りやすい説明であった。
WinがPCウィルスで大騒ぎしている時でも、
Macは、何も心配していなかった。(笑)
それは、愛用者が少ないと言うことではなく、
MacOSが、そういう機能を持っていることを
ウィルスをばらまく人間が知っていたからではないのか、
そんなことを感じた話であった。



2002年12月10日(火)
ポスターは、目立たなくては意味がない

ポスターって面白いもので、一枚では目立っても
多くのポスターに囲まれると、映えないことがある。
逆に、一枚では全然冴えない作品が、
多くの作品に囲まれると、輝きだすことがある。
そう感じたのは、公共施設のポスター掲示版であった。
流行なのか、あまりに黄色系が多くて笑えたから。
だから、どれも目立たなかった。(笑)
同じような色、同じようなデザイン、同じような字体、
タイトルだけが違うだけのポスターが並んでいた。
インパクトは、まわりとの大きな差が大切だとしたら、
最近の流行色彩を読み、その裏を表現することが、
求められるはずである。
自分の仕事に役立つ、ちょっとしたヒントであった。



2002年12月09日(月)
「伝える」から「届ける」へ

静岡県浜松市の情報戦略は、この考え方が貫かれているようだ。
私たち行政が伝えたいことが、住民にはうまく伝わっていない。
うまくいかない理由を「PR不足」で片づけられて
何度も悔しい思いをした。
どうしてPR不足なのか・・・私なりに考えたが、
あまり明確な答えが見つからず、悩んでいた時に目にした
このフレーズは、とても新鮮であった。
広報の仕事は「伝えること」だと思っていた。
「お知らせ」に代表されるように、他の人に知らせる、
伝達することだと・・。
しかし、本当の仕事は「届けること」だと教えていただいた。
「届ける」とは「持っていって渡す」という意味。
全戸配布しているから、回覧しているから、ラジオでも流しているから、
そして電光掲示板でもお知らせしているから・・と言い訳し
本当に情報が届いているか、という確認をし忘れていた気がする。
確かに「届いている」状態を作る。内容はその次であるのかもしれない。
「全戸配布」という言葉に錯覚していたのだろう。素直に反省したい。
「配布」ではなく「配付」なのだと気が付いた。



2002年12月08日(日)
賞をとったら、みんなで誉め合いましょう

妻の描いた日本画が、
県連盟の日本画展で賞をとったというので
清水市まで、表彰式に随行することとした。
その表彰式で、連盟会長が挨拶した一言を・・。
受賞者は恥ずかしがって、
受賞したことすら、周りの人に知らせない人がいるけれど
それでは、この喜びは拡がっていかない。
一枚の絵を囲んで、もっと多くの人と喜んでください、
そんなニュアンスの話をしたと思う。
特に、小さな子どもを持つ家庭には、大切な考え方である。
最近、学校ではいろいろな場面で賞をくれるが、
そのたびに大喜びし、誉めることを忘れてしまっている。
しかし、子どもにとっては嬉しいことなのであろう。
我が子が戴いてきた賞に対して、どんな小さな賞でも
家族みんなで誉め合うことを忘れてはいけないな、と
高三の娘をみて、今更ながら反省をした。
今からでも遅くないかも知れない、と思い直し
明日から、いや、今からでも誉めようと思う。
(我が家では「乾杯」かも・・)



2002年12月07日(土)
日めくりカレンダー、大好きの理由

年末が近づくと、職場には新年のカレンダーを持ち
挨拶にくる人が多くなる。(笑)
しかし、ほとんどが月別のカレンダー。
月が変わると、一枚めくったり、破るパターンが主流である。
写真が違うだけで、つまんないなぁ・・と私はぼやいていた。
ちょうど、そんな時、珍しく日めくりカレンダーいかがですか?
と、持ってきてくれた人がいる。
日めくりカレンダーは、朝、思い切り一枚ビリっと破く。
そして、そのまま「窓拭き」に使うといいよ、と教えられた。
前日のカレンダーで、前日汚れた窓を拭く。
そして、気持ちあらたに、新しい一日の教訓を読む。
年寄りみたい、と誉められようが(けなされようが・・)
出来る限り続けていこうと思う。
私には、一日一日、少しずつ・・が合っているようだから。



2002年12月06日(金)
つらくない仕事なんて、やったって仕方ないじゃないか

林真理子著「コスメティック」を読み終えた。
「恋愛に関する気になる一言」が多すぎて、
本はいつしかカラフルな「付箋」だらけとなった。
その中で、私の今の心に響いた台詞。
「仕事は順調だけれど・・やっぱりつらいこともある」
そう呟いた主人公の彼女に、彼氏?が囁いた。
年末が近付き、予想以上に仕事が進まない苛立ちと焦り、
なんでこんなに忙しいんだ、とボヤキそうになった私を
この一言は生き返らせてくれた。
このまま仕事納めまで、突っ走ろう・・
そして、大晦日、激動の一年を振り返りながら
自分のために何かご褒美を買おう・・そう思えた。
しかし、林真理子は手厳しかった。
小説の中で「自分への褒美で物を買うのは女の子。
大人の女は、愛する人とバカンスよ」と書いている。
さすがに、今からバカンスの予定は立てられない。 (笑)



2002年12月05日(木)
恋に落ちたら、女は皆、行動派になる。

14日から始まる映画「シャーロットグレイ」に対する
遙洋子さんのコメントで見つけた一言である。
では、結婚したらどうなるんだろう・・
と私の疑問は残ったが、なかなかわかりやすい表現であった。
そういえば、今読んでいる
林真理子著「コスメティック」に、こんなフレーズがある。
「恋をするということは、
その男の現在を独り占めするということ。
結婚するということは、
彼の過去も、未来も独り占めするということ」と・・。
なんとなく、わかるようでわからない、
わからないようで、わかるフレーズであった。 _¢(0-0ヘ)





2002年12月04日(水)
遠くの親戚より、近くの他人より、メル友

「静岡県」「三島市」で、人質・立てこもり事件が起きた。
知ったのは、ネットで知り合った人のメールが第一報。
「近くで事件が起きているようですが大丈夫?」
慌てて、メディアで情報確認をした。 (笑)
台風が直撃すれば、被害を心配し、
地震が起きれば、安否を気遣う関係なのに、
顔も名前も、当然声も知らないなんて・・と思う。
知っているのは、ハンドルネームと出身地くらい。
天気の崩れを、私より西に住むメル友から聴き、
東に住むメル友に伝えることが出来れば、
より確実な天気予報のネットが出来上がってしまう世界。
もちろん海外からも、私を楽しませてくれる
情報が飛び込んでくるのだから、嬉しい限りである。
私はといえば、毎日見ている「富士山」の写真を
ホームページにアップするくらいが関の山だけど・・。
(最近、それすら怠っている m(。_。;))m ペコペコ…)
月や星を観るたびに、メル友は観ているかな?なんて思う
今日この頃。



2002年12月03日(火)
新聞を何も練習しなくても読めるのと同じ感覚

ピアニストとの会話、続編。
楽譜を見て、すぐピアノが弾けるのはどうして?
私の疑問に、彼女が簡単に説明してくれた一言。
「新聞も、読みにくい、知らない文字でつっかえるでしょ、
私たちも、時々、指が覚えていない音で止まるれどね (笑)。
クラシックより、最近の曲に多いね」と。
妙に納得してしまった。
もっと驚いたのは、コンサート中に
「あっ、お客さんが集中して聴いてくれている」とか
「今、お客さんの心を掴んでないないな」と感じるらしい。
ピアノを弾きながらである。不思議でたまらない。
音楽関係の人と話をすると、なぜか引き込まれてしまうのは
私の知らないことだらけだから・・。
難しいことを、簡単な言葉で教えてくれる人達。
「我以外、皆我師」を実感した忘年会であった。



2002年12月02日(月)
音楽一筋の人が、包丁なんて握れないでしょ(笑)

忘年会で、ピアニストで活躍している女性と話す機会があった。
話し込んでいるうちに、彼女ら芸術に携わっている人達の
仕事の話になったのだが・・。
音楽でも美術でも、それだけで生活できる人はごく僅か。
現実は、音大などの卒業しても、なかなか仕事がなく
仕方なく(笑)先生になった人達がいる。
さらに、今は音楽だけ教えていればいい時代ではない。
時には、他の教科を任されるときもあるらしい。(^^;;
女性だから、という訳でもないだろうが、
家庭科などを一緒に任されたら、それはもう大変、
とは彼女の友達の弁。
寝ても覚めても楽器を演奏していた人が、
包丁や針など、家庭科に必要な技術など持ち合わせていない、
というわけだ(笑)。そんな話が今日の一言。
芸術家は、やっぱり先生になってはいけないな、と
笑わずにはいられなかった。



2002年12月01日(日)
期待されるって、すごいことなんだよ

前日の駅伝大会、関係者解散の後、チームの監督が
選手を集めて、最後の挨拶をしていた。
何気なく横を通ったときに耳にしたので、
正確ではないかもしれないけれど・・
こんなことを言っていた気がする。
「さきほど、町長さんが、皆さんに期待しているって
おっしゃいました」と始まり、今日の一言を言った。
私は、慌しくその場を通り過ぎてしまったけれど、たぶん
「他人に期待されるって、プレッシャーにもなるけれど
とても名誉なことなんだよ。
よし、期待に応えられるように努力しようって、思うでしょ?」
みたいなことを言いたかったのではないかと推測した。
そういえば最近、言われた相手のプレッシャーになるからと、
「期待している」というフレーズを聴かなくなった。
でも、言われたほうが意気に感じて発奮できるのであれば、
応援する意味で「期待しているよ」と言ってみたい。
そして逆に、「期待しているよ」と言われてみたい。 (=^_^=)