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2005年06月21日(火) 冷蔵庫のお掃除

今朝は7時半に目が覚めて、とても嬉しかった。勢いにのって、ウォーキングにでたり、家の片付け、そして、ずっと延期してばかりいたDepositのために銀行へいき、ついでに食材調達も。帰宅後は冷蔵庫の掃除にとりかかり、その後もう一度夫のために郵便局へ行ったり、Targetに行ったり。私にしてはかなり一生懸命動き回った一日でした。

先日、同じくエンピツで日記を書いていらっしゃる恭子さまの御日記で拝見し、私もTea Treeを使って冷蔵庫のお掃除を試みたのですが、これがとてもよろしいようで、きれいになりますし、香りすら楽しめる部分もあり、この情報にはとても感謝しています。もともと化学薬品などを避け、できれば自然に近いものを使いたいという気持ちがあるため、この情報は私にとってはとても素晴らしいものでした。ご参考までに恭子さまの御日記はこちら:

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/69691/diary.html
(6月19日の部分をご参照ください)

Targetでは夫のためにイヤホンとポロシャツを購入。愛猫の名前もサインをして、ちょっとおくれた父の日のプレゼントにしました。


2005年06月20日(月) あぁ良い一日だった!

今日一日が終わろうとしている頃、あぁ良い一日だったな、と思える余裕があるというのはなんと素敵なこと!

相変わらず、体内時計が少しずれてしまっていて、起床が遅めなのはともかく、朝起きて、メールをチェックしながらの朝食。シャワーを浴び、掃除などの家事を負担にならない程度にして、軽いウォーキング、そして、いつもとはちょっと変わったメニューを取り込みながらの昼食、負担にならない程度の練習をして、生徒たちへのレッスンをして、夫が買ってきてくれた夕食を楽しみ、今度は二人でウォーキングに出て、あぁ、なんと気持ちの良い一日だったのだろう、と今こうしてPCに向かって日記を書いています。

大したことをしたわけでもなく、どこか特別なところへ出かけたわけでもなく、いつもしていることをいつもより少し楽しめるということが、これほど大きな違いをうむなんて…。

ちょっとしたウォーキングをする、つまり身体を動かすこともひとつ功を奏しているのかもしれません。今朝ウォーキングをする前にはそれほど心が元気だという実感はなかったのですが、初夏の陽の降り注ぐなか、ちょっとウォーキングをしただけで、私は大丈夫!というとても前向きな気分になったのは自分でも驚くほどでしたから。

夜のウォーキングは夫と一緒でしたので、普段は話さないで過ごしてしまうようなこともつい口からでてきて、とてもよかったように思います。コミュニケーションもとりやすいようです。

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練習で少し反省したことがあります。それはやはり左手が必要以上にPressしてしまうこと。弾き始めたとたんに、ちょっと弾きすぎているな、と感じていながらもそのまましばらく弾き続けてしまったのには反省。やはり左手に負担がかかっているのを感じました。

先日のレッスン時に先生の前で試して以来、ショルダーレストを使わないで弾いています。以前にもそうしたことのある私にはそのほうが良いのかもしれません。ただ、Chin Restの金具が鎖骨に当たるので痛みを覚えることがあるのと、楽器の左右(?)のぶれのようなものが気になっていましたので、今日は余り布を適当な大きさに折って、それを輪ゴムで楽器のうらに取り付けてみたら、それらの問題も解消しそうな予感です。


2005年06月19日(日) ウォーキング

昨日の卒業式がまるで嘘のような静かなのんびりとした一日。
やはり、ときはどんどん流れています。

今日は久しぶりに少し歩いてみました。この夏は何かからだを動かすことを始めたい。でも、何がいいのか、何ができるのかがまだわからない。そこで、まずは手っ取り早く始められるウォーキングを。一番近所のモールまで歩いて約15分。今日はちょっとした買い物に車を使わず、歩いて出向いてみたのです。帰りに買ったものをもって歩くのが思ったよりも大変だったけれど、やはり少し歩いただけでも気持ちがいい。買い物も含めて約1時間で帰宅。

帰宅後は早速、いつもよりも少し手間をかけて食事作り。アボカド、えび、枝豆のサラダと冷蔵庫の残り野菜のいんげん、なす、しいたけの和風スパゲティ。

その後少しゆっくりして、また夕方に少し散歩。今度は夫と一緒に近所の公園へ。ダックたちが泳いだり、歩きまわっている池の周りをぐるりと回って帰宅。水辺はやはり気持ちがいい。

夫のhomiopathyのお薬(?)を買いに出て、ついでに夕食にFish Tacosも買ってきた。いつもは必ずといっていいほど、食後には何らかのデザートを頂くのだけれど、今日は食事だけで充分満足。ウォーキングをすることで、余計な食欲が削減されてしまったのでしょうか?


2005年06月18日(土) 卒業式

この一週間はとくに、今日の卒業式に出席するとかしないとかで自分の気持ちも揺らいでいましたし、大学側からの情報(セレモニーに出られるとか、出られないとか…)にも少し翻弄されてしまっていました。今学期にに終えるはずだったリサイタルやオーラルイグザム、そしてそれ以前から保留にしてある論文があるために、私の修士取得は12月に延期になっているのです。心身の調子を少し崩したこともあって、やはり無理をせずに歩んでいくことが一番と思われたので、そうしたのはよかったと思っていますが、でも、やはりセレモニーは同期の仲間たちと一緒に出席したい、という気持ちから、いろいろありましたが、結局はキャップとガウンをまとって晴れの日を迎えることができました。

会場内に導かれたときにはなんとなく感慨深いものがあり、少し涙が出てきてしまいましたが、式そのものは、さすがアメリカ、みな「母校を離れる」というよりは「喜ばしい旅立ちの日」としてとらえているので、とてもドライで、歓声が絶えませんでしたので、私もあまり感傷的にならずに済みました。大学と違い、修士はフッドをかけていただくセレモニーがあり、やはり少しですが、重みも感じられました。

午前8時には会場に着かなければならず、セレモニーは9時からというスケジュールで、11時半には終了したものの、2時からは通常通り、生徒たちへのレッスンを予定していたので、それを終えたときにはかなりぐったりと疲れてしまい、夕方から眠ってしまいました。今週は質の良い睡眠がとれず仕舞だったので、久しぶりに身体が欲した必要な睡眠を得られたような気がして嬉しく思いましたが、これで体内時計が狂ってしまったのも否めません。(笑)

今日はなんだか「ときの流れ」を感じた一日でした。セレモニーのことを考えていた日も終わり、セレモニー自体も終わり…、修士取得を目指して歩み始めた日もどんどん遠くなっていきます。私はこれから一体どのような道を歩んでいくのだろう。やはりある程度意思を持つことは必要だけれど、流れにのっていくことも大切。これからもより一層余裕を忘れずに、着実な歩みをすすめたい。


2005年06月13日(月) 香り

生徒たちのレッスン時に思いがけないプレゼントを頂戴してしまいました。

我が家の猫、タロー君が大好きなMちゃんがレッスンに来ると、
「先生、はい、これ。」と包みを手渡された。
「え?何これ?どうしたの?」
「ママがね、日本では夏に先生にプレゼントするんだって」
「あ、そうね。そういう風習が日本にはあるわね…どうもありがとう」
包みはLacosteのもの。開けてみると、手書きのカードも入っていました。

「いつもお世話になっております。…以前に私がつけていた香りに先生がお気づきになって、お好きだとおっしゃっていたので、同じものをお贈りします。」

確かに、このときのことは鮮明に覚えています。彼女のお母さまが入ってきた瞬間に、優しく、さわやかな、でも、ちょっとかわいらしい香りが。一瞬にしてその香りに癒しを感じたので、とっさに、「素敵な香りですね。どちらのものですか?」とつい伺ってしまったのです。

その香りはLacosteのもの。高級ブランドのものとは違ったとても軽く、カジュアルな香り。どこか甘さ、愛らしさも感じさせてくれる、今の私のお気に入り。つけてみると、やっぱりどこか気持ちが癒されます。


2005年06月11日(土) オーケストラ演奏会2日目:ワーグナー、シベリウス、ラベル

昨日よりはシベリウスもよく、なんとか無事終えることができました。今日はソリストのミスは少なかったとしても、逆にその分、音楽性に欠いていることが明らかになってしまっていたように感じました。普段はどんなに長い曲でもそれを演奏中に感じることはないのですが、シベリウスはなんと長かったことか。2楽章などは自分でも演奏しているというのに本当に途中で飽きてきてしまっていました。もしも、自分がその立場にたったならば、といろいろと考え、教訓を得た演奏会だったように思います。


2005年06月10日(金) オーケストラ演奏会初日:ワーグナー、シベリウス、ラベル

今日は午後のクラスをサボってしまいました。
体調もいまひとつだったので、仕方がない…としましょう。

演奏会初日:

Wagner - Vorspiel und Liebestod von Tristan und Isolde
Sibelius - Violin Concerto
Intermission
Ravel - Valses nobles et sentimentales

ワーグナーは特に問題なく演奏できたように思いますが、シベリウスにはちょっと驚きました。緊張のためにソリストが震えてしまっていて、いろいろなミスがありました。以前に日本でとても有名な日本人の女性ソリストでチャイコフスキーか何かを演奏会で聞いた覚えがありましたが、そのときにもかなりミスのある演奏に遭遇しました。例えば、世界をまたにかけての演奏旅行のためにお疲れだったとか、そんな理由がきっとあったに違いありませんし、そのように有名な方ですら、あのようになってしまうのですから、まだ学生の彼女のことなので、ある程度は仕方がなかったのかとも思います。けれども、音楽がなんとも混沌としていて、もう止まってしまいそうなくらいでしたので、オーケストラの中で演奏するほうとしても、心配しました。ラベルは終わり方がいまひとつで、聴衆の拍手がかなり遅れておりました。(笑)


2005年06月04日(土) 恐ろしいほど何も伝わってこない演奏

そういえば、昨日のクラスで今回の演奏会で独奏をするKさんが演目のシベリウスを演奏しました。傷のない演奏。でも、本人が緊張していたのもあってか、とても居心地の悪い印象を受けました。こちらまで緊張が伝わってきて、苦しくなるような。そしてそれ以上に、きちんと弾いているけれども何も伝わってこない。恐ろしいくらいに何も伝わってこない。こういう演奏に触れたのは初めてのような…とにかく私はただ時間が過ぎるのを待つのみでした。

正直なところ、ここまで何も伝わってこない演奏は珍しいようにも思います。自己満足に終わっていようと、演奏に強い癖があったとしても、弾き手の意図するところがたいていにおいてはなんらか見えるものなのですが…。ある意味でとてもショッキングでした。

楽器を弾くことだけしか考えていない。きっと彼女はそういうところにあるのでしょう。正しい音程で、書かれている音をとにかくクリーンに弾いていく。それは確かに大切なことですが…。彼女はこれからも彼女の道を行くでしょうが、その道は私には決して通ることのできない道。音楽をコミュニケーションの手段としてとらえている私にとってはありえない、恐ろしい演奏でした。

私がこちらに来てから巡り会った師たち。CカルテットのMr.C、P交響楽団のMr.K、そしてもちろん私がずっと師事しているB先生。みなさん、口をそろえて言うことは「音を弾くのではなく音楽を弾け」ということ。そして私はそういう言葉に何度となく共感し、Inspireされてきました。

何をもって正しいとするか、というよりは、やはり自分が何を目指したいか、ということになるのでしょう。昨日の彼女の正しい演奏はもちろん楽器の演奏として評価のできるものでした。けれども、私にとって、あれは音楽ではありません。私はそんな演奏よりも、たとえ多少の傷があったとしても、何かを感じられる演奏を聴きたい、弾き手の意図するところが少しでもみえる演奏が聴きたい、と心から思いました。


2005年06月03日(金) クラス内演奏:エクサープツ(シュトラウス、メンデルスゾーン、プロコフィエフ)+ベートーベン

今週はかなりの練習をしてしまっているため、疲れも溜まってきているのか、オーディション前の緊張が強く感じられています。

火曜日にオーディションを受けるオーケストラのコンサートマスターの方にレッスンをしていただけることになったのはよかったのですが、やはりオーディションの直前。その時に学んだことをできるようにしたいと思うと、かなりの練習が必要でした。フィンガリングなど、正しく演奏する上でとても助けになる情報なのですが、こういうことを直前に変更するのには骨が折れます。

今日はそれが実践的に生かせるかどうかを試すのに最良の日。けれども、ある程度の疲労の蓄積とストレスからあまり意欲がなく、筋肉もどこかかたくなっており、あまりComfortableな状態ではありませんでした。

そんな状態ならば、とにかく無理をしないこと、Forceしないこと、と思い、まずはベートーベンの協奏曲から。少しこじんまりとしているだろうな、とは思いましたが、腕のことを考えても、自分がリラックスするためにも、ある程度よいものをPresentする必要があったので、その判断は正しかったと思います。そして、シュトラウス、メンデルスゾーン、プロコフィエフを弾いてきました。プロコの「チボーの死」は私にとってはちょっと危険な香り(笑)。昨日のレッスンでは弾けるはずだったものが、少し調子が狂い始めていて、上手くいきませんでした。自分でもショックでしたし、驚いて、昨日はとにかくスロープラクティスを繰り返しました。今日は少し速く弾いてみようかとも思いましたが、今の私にとっては少しくらいゆっくりでも、きちんと止まらずに弾くことが出来た、という自信のようなものを感じるためにもUnder Speedで弾き、きちんと通すことができました。シュトラウスでは変更したフィンガリングがまだ自分のものになっていないところがありましたが、それ以外は私にしては良い出来だったと思います。先生も他の学生もとてもよかったと言ってくださって、少しほっとしました。

夕方は生徒たちを教えて、今夜はもうゆっくりすることにしました。腕の調子も心配ですし、なによりもやはり疲れていると精神的にゆとりがなくなってしまうような気がしているからです。先生にも「オーディションのためにあなたは本当によくがんばりましたね。何も心配せずにそのまま弾いていらっしゃい。」というお言葉を頂き、やるだけのことはやった、そんな気がしています。明日、あさってと無理なく練習し、いざ出陣です。(笑)


2005年06月02日(木) できるものができなくなったら

レッスン日。10時半からだったので、9時頃には大学着し、ウォームアップ件練習をしてからむかいました。今日はエクサープツ(プロコ)とベートーベンの協奏曲をみて頂きました。ショックだったのはプロコの「チボーの死」がうまく弾けなかったこと。これまで練習してきて、ずっと上向きだったので、オーディションには余裕をもって間に合うだろうと計算していたのですが、ここで予想外の展開が。右手左手のコーディネーションもなにもかも…何かが、タイミングが少しづつ狂い始めているのです。ベートーベンもとにかくEVENに弾くことを考えるようにアドバイスを受けました。レッスン中にそうしてみて、そのときには先生にそれでよいと言っていただけたのですが、実は左手に無理がかかっていて、レッスンの後、久しぶりに腕に痛みが戻ってきてしまいました。私自身、レッスン中に、このままでは危ないな…と感じていたのですが、案の定でした。

昨日もうすでに指揮者の先生にメールをお送りしてオーケストラはお休みするつもりでいましたが、お休みして練習をするつもりだったのが、お休みして腕を休めなければならなくなってしまいました。

帰宅後すぐにアイスで冷やし、かなり疲れていたので、お昼寝もしました。夜には腕の痛みがとれていたので、練習に戻りました。「チボーの死」はもうスロープラクティスあるのみです。こういうときこそ焦らずにきちんとした基盤を築きなおさなければなりません。

練習を終えたのが真夜中近く。今日はもういい、ここまで。と思える自分がいたので、割にすっきりと終えることができました。オーケストラをお休みしたので、リハーサルがどんな風に行われたのか、遅かったのですが、友人のNちゃんに電話をしてみました。そしてそのまま2時半までいろいろなことを話し込んでしまいました…


2005年06月01日(水) 「直す時間、あるでしょ?」

レッスン日。今日は12時からなので、10時頃学校着。先生には昨日のレッスンがどんな風に行われたのか、何を学んだのかをご報告しました。そして、スピカートなど技術的なこと、Mr.KがSuggestしてくださったことで、まだ自分が上手くできないことに関して、もう少し具体的な提案を頂きました。変更するべき弓使いやフィンガリングがいくつかあるところ、私自身はもう変更せずにオーディションに向かってしまおうと思っていたのですが、今日、先生に「直す時間、あるでしょ」なんて言われてしまって、あ、やっぱり直すべきなのかしら…と考え直し、帰宅後はせっせと練習に追われていました。


けい |MAIL

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