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May日記 |
| 2003年11月30日(日) |
| 確かに毎日寝てばかりの報告の日記というのもね。 読むほうもしんどいでしょうが、書くほうも実は結構きつかったり。 残り少ない人生(というのは時間的だけなものじゃなく、例え倍生きるとしても子供の頃のような濃密度の時間の中には生きられないという意味ですけど)をこうして浪費していくのかとまざまざと確認する作業を行ってるわけで、なかなかに忸怩たるものがあったり。 まあそんなわけで、現在自発的むしろ自覚的に半ネット落ちしています。 さすがに丸投げする根性はないので、こうして仕事行く前の30分とかに慌しく日記を書いているのですが。 気分がどうにも下がっているようです。 帰ってきて時間があったら楽しい話のひとつでも書きましょうかね。 うん、嬉しいことや楽しいことだってもちろんあるんだから。 そっちにもちゃんと目を向けてやらんとね。 |
| 2003年11月28日(金) |
| あああああ。 いろんな意味で不甲斐ない自分がいや。 仕方がないので本屋行ったついでに漢字検定準一級の問題集2冊と検定申し込み用紙を貰ってきました。 今度こそ申し込みできるといいな。まじめに勉強しようっと。 ところでとうとうキーオードが壊れた模様です。 一文字だけ出ないの。↑ほれここ 自分というのだけ「じうん」で単語登録してみました。熟語は訓読でいっこずつ入れてます。 やってることがなかなかにお間抜けです。 たかが一文字のせいで買い換えなきゃならんのでしょうか。 ・・・なんか悔しい。 |
| 2003年11月26日(水) |
| 毎日寝てるか仕事行ってるか羊さんちでクダ巻いてるかのどれかしかありません。 うぁーん、せにゃならんこともちっともしてねえよー。 今日は早い時間に風呂入ったのですが、唯一それが人間らしいことだったかも。 これからまたおしごとですよ。 いってきまー・・・(がく) |
| 2003年11月25日(火) |
| 昨日の羊日記見て慌てて本家参り。 絵はまったく描けないのですが、その昔羊さんが日参していた頃は私も日に日に出入りしていたものです。 ・・・すごく楽しかったです。 同窓会みたいな、といみじくも仰っておられましたが私にとってもそんな感じ。 懐かしいお名前と久々にみる素敵絵の数々にノックアウトされました。 Kさんのエースが拝めなかったのが心残りですが、U氏のゾロに満腹満腹。 ありがとう羊さん! 思い起こせばあの方もあの方も・・と思いは尽きませんがいつかどこかで拝見する機会があればいいなぁと。 ともあれ参加された皆様お疲れ様でした。 よそながら、ご一緒させて頂いてありがとうございましたと感謝をv ↑ という文章を書いて投稿しないまま3時間も寝てた自分にびっくりです。 あー・・・もう朝だ。 |
| 2003年11月23日(日) |
| 羊さん宅でしこたま食わして頂いたので満足満足。 なんかここんとこ毎週ご飯食べに行ってる様な気がするのはきっと気のせいだと思う。 いろいろあってその後のワインはお流れになりました。 全くもって洒落になんねえ・・・よなぁ。 立場と権利がないので私の握り拳は羊さんに預けておきます。 如何様にもお使いくださいまし。 *** 最近日記も二日にいっぺんで、実はちょっと心苦しい。 只でさえ行動力に乏しいのですが、寒くなってくるとさらに行動意欲まで抑制されてしまうのです。 その昔、冷え性の私は変温動物と呼ばれていました。 ・・・そろそろ冬眠の時期かなぁ。 |
| 2003年11月21日(金) |
| うああ。 思いっきり寝てました。 って一昨日からずっと寝てたわけじゃないけど。 でも大して変わらないかもしれない。それくらい寝てました。 仕事のない日に夜がっくり寝てしまうのは生活リズムから言ってもあまりよろしくありません。 明日は一日中寝て暮らしているかも・・うう。 ところでこんなですが、本だけは真面目に読んでいます。 日中PCに向かう機会が少なかったのでその分・・・決して逆ではありません。ありませんとも。 さて、ここ数日の間に読了した本。 「新しい日本語の予習法」 金田一秀穂 / 角川Oneテーマ21 日本語で金田一とくればひょっとしてよりむしろ必然。 京助氏、春彦氏に続く金田一ファミリー三代目であります。 国語学者というより、この人は日本語教師だそうな。 簡潔にして明快な語り口調、押し付けがましくなくそれでいて意思を忠実に伝えようとする姿勢などといったものが好ましい。 実際には専門的な話もちょこちょこ(どころではなく)出てくるんですが、それを感じさせないところが凄いな。と。 日本人が英会話教室で「自由に話してください」と言われてもできないことについての考察は、御説ご尤もとしか言いようがありません。 相手が外国人じゃなくても、よく知らない人間に対して日本人がどれだけ話せるっつーんや!というものです。 個人的には小学校では英語教育とかいう前に、昼休みや放課後にもっと外国人と遊ぶ機会があれば十分じゃないかと思う。 習うより馴れろっていうじゃない。 使えない英単語一つ覚えさせるよりも、外国人に対してひかない態度を身に付けさせることのほうが先じゃないのかなぁ、と常々。 「ローラ、叫んでごらん」 リチャード・ダンブロジオ(関口英夫訳) / 講談社+α文庫 タイトルだけなら耳にした機会もあるはず。 副題は『フライパンで焼かれた少女の物語』 虐待によって全てを拒絶した少女を立て直そうとした、ある医者の体験談。 この本、世に出たのは1973年。ゆうに30年前のことなのですが、今読んでも全然違和感がありません。 医師の努力と周囲の人の献身もさることながら、「人間は生きるために生まれてくる」ということを強く感じずにはいきません。 好きで、というと語弊があるのですが、私には止むに止まれぬ興味があって、このテ(というのも多大な語弊が・・)のものを読むのが、普通の単に本好きという人より多いんじゃないかと思うんですが、その度に思うことは 人間は生きるために生まれてくる ということ。 そしてそれは生物学的だけな意味じゃなくして、人間として人間でありたいという切なる願いを伴っているということです。 この本が30年経って未だに新しいのは、その願いがいつの世にも尽きることない人間本来の、持って生まれたまさに「業」といってよい代物だからではないかと思うのです。 私はこういった本を読むとき、「神の御業」という言葉をよく思い起こします。 私は、聖書の中の「神はその人に応じて試練をお与えになる」という言葉を信じています。 乗り越えられる試練であると見込まれたからこそ、試練が降りかかってくるのだと。誰であろうと(それが神であったとしてさえ)失敗を望んで試練を課すものは居ないと。 それがどんなに不遜で、現実を直視しない態度であっても。 信じていたいと思うのです。 *** 羊さんとこのトップにろろ誕が上がったんで、おまけ企画をやらねばなりません。 誕生日・・・もうクリスマスでもいいかも。 なんかいろいろ間違ってるよねーと思いつつ。 この際ケーキを食べる側ではなく、奴自身がケーキになっちゃえばいいんだよ。うん。 (てへv) |
| 2003年11月19日(水) |
| ただいまー。 とりあえずねむいです。 ぐー。 |
| 2003年11月18日(火) |
| 自分の腐れ具合にもう涙が出そう・・です。 なんでこんなにおかしいんやろ私。 あの・・あの、こんなとこでこんなこというのも変な奴と思われるでしょうが、多分サイトに上がってるテキストや日記を読んでくださってるオフラインだけの、しかも一方通行のお付き合いをさせて頂いてる方には私のこのおかしさは伝わらないんじゃないかと思います。 もう脳内末期症状・・・。 メッセ交わしながらサイト巡りなんかしてなんでこんな・・・こんな・・・(がくり) あ ら ゆ る 意 味 で 間 違 っ て ま す ・ ・ ・ (後で文句つけられてもこれが素なんで・・堪忍してやってくださ・・う(涙)) |
| 2003年11月16日(日) |
| なんかね。 おもくそ寝た挙句、文庫本3冊読んでしまいました。 小中学生のときですらライトノベルズと馬鹿にして読まなかった種類の本を。 ヲの自覚を促されるようになって、読む本に対する偏見も随分なくなったように思います。どうもその節は・・・ゴニョゴニョ。つーか、タガ外れたんじゃないかなあ。・・うぅ。 あっ、コバルトだとずっと思ってたのにそうじゃなく角川ビーンズでした。あー・・くっそカドカワめ。スニーカー、ルビーと来てビーンズかよ!? というのはさておき(でも一抹の悔しさが・・)マのつくシリーズが楽しすぎて3冊分6時間ほぼ立ちっぱなしでおりました。 くっ、腰がちょっと痛いです。 別に立ったままじゃなくても〜と今更思ってももう遅い。 毎度何もかも放り出して一話完結(しかも主人公は大団円だと思ってる)ってのはどうかと思うけど、なんせ読んでる最中しょっちゅう笑わせてくれるんでついつい次・・と手が伸びちゃうんだよねぇ。 くだらないダジャレネタが多いんですがそれって、やっぱり雑学に強くて頭の回転が速くないと書けないよ、と感心しきりです。 あぁ〜あ〜ん、ヤになっちゃ〜うよ。と思わず歌ってしまうくらいには。 |
| 2003年11月15日(土) |
| 風邪ひいたみたいです。 昨日は一日水っ洟たらしてひどい有様でした。 仕事中も耳栓ならぬ鼻栓がはずせず、人と顔合わせるような仕事内容でなくて良かったと切に思ったことですよ。 やっぱ深夜くらいはヒーターをつけるべきかしら。 でもさぁ。一旦つけたらほれ、そんな寒いわけでなくてもつけちゃったりするやん?習慣的に。 その前に靴下履いて一枚上着ろよ〜みたいな。 仕事しだしてから少々気温が低くても動けばどうってことないというのがわかったんで、尚更気がひけるというか・・。 *** 一昨日PC立ち上げるときに不具合が出たんで慌ててオンラインスキャンしに行きましたよ。 か ん せ ん し て ま し た。 汚染ファイル13個。 しかも一番古いのは8月・・・て。(ちょっとまてー) 幸いなことに特に悪さをする奴でもなく、汚染ファイルを授受したりという事実もなかったのでとりあえず削除して事なきを得ました。(多分) あー・・一言言ってもいいですかね。 私の貴重な一晩を返せ! どこ行って何見てこようと勝手だけど、ブクマが改変されてても気付かないような奴がふらふら海外の怪しげなサイトうろうろしてんじゃねーよっ!! |
| 2003年11月14日(金) |
| ここ数日で本当に寒くなりました。 11月とも思えないような暖かい日が続いていたので寒さが体に堪えます。 毎日通っている道の街路樹がこの一週間で丸裸になりました。 それにしても最近ちょっとやばいです。 自律神経がまたイかれてきたのか、しょっちゅう食べながらうとうとしてしまいます。 それは寝てるんじゃなくて意識レベルが低下してるんだよ、という指摘も受けましたが事実として寝てることには変わりないと思います。 そして食べる量も無茶苦茶です。 ああ・・食えなかった頃が懐かしい・・・。 ていうか。 これってひょっとして胃酸過多とかそんなんじゃないの? お腹が空いてたまりませんよー。きっと食べなかったら胃に穴が開いたりとか・・するかもしれないって思うんですがそのへんどうなんでしょう。 おかしいな、特にストレスになるようなものも思い当たらないんですけど。 割とそのへんアバウトなんで気付いてないだけでなんかあるのかも。 ああ・あのね。 私ぐちぐち言ってるほうがまだしもなんです。 言ってる分には自覚もあるし発散もできるから体にきたりとかしないんですよねあんまり。 気力さえあれば体力の不足なんていくらでも補えると思ってますが、いかんせん打たれ弱いのが難です。 プレッシャーとかストレスとか掛かると無自覚に睡眠発作に襲われ・・ん? あれ、おかしいな。 それじゃ自律神経失調じゃないのかしらん。 えーーー?? 積み残しもやらなきゃもいっぱいあるけど、そんな切羽つまってるとは・・ 詰まってるとは到底思えないんですけど・・・。 (むしろもっと思い詰めろよくらいの勢いで) |
| 2003年11月12日(水) |
| ご無沙汰してしまいました。 一週間も間が開いたのでもはや何から書き始めたらよいのか定かではありませんがとりあえずこんばんわ。 別に病の床に臥していたとか日記を書く気力が萎えたとかそういうわけではなく・・・ちょっと某コバルトビーンズ文庫のマのつくシリーズにハマっていたりとか・・ツキノモノが来てたりとか・・一番の理由らしきものは今日で連続5日羊さん宅に上がりこんでたことだと思われます。 そういえばお誕生会に行ったのに言い忘れてたよ。 誕生日おめ! (いまさら) 砦と化した羊さん宅では運転手兼製本家事以外の雑用を請け負っておりました。 見返りは百貨店本。 すんばらしく読み応えのあるすっげぇかわええ文庫サイズ本です。 どうしようかと迷っておられる方は是非とも一読なさるべきです。秋の夜長のお供にどうぞ。通販受付はSALまでGO! ちなみに森岬の原稿はございません。・・って、前に言わなかったかなぁ? や、あのね。 またもや落としたとかそういうわけじゃなくて、ちゃんと締め切り2週間くらい前にはキャンセルをしてたんで・・えー・と・・そういうことでご了承ください。 あーおしごといってきますー。 続きはあした〜。 |
| 2003年11月05日(水) |
| 神様になりたいってゆうか・・近づきたいんじゃないかと。 月を掬ったり虹を渡ったりするのと似たようなものじゃないのかなぁ? *** ウチには「MENSA[超難問]IQパズル」という本があります。 別にこれでIQがわかるわけじゃなく、単なるパズルですが私は結構好きだったりします。 あー子供の頃、車のナンバープレートとかで遊びませんでしたか? 無意味な数字の羅列を適当に加減乗除してムリヤリ法則らしきものをくっつけてみたりとか・・・。 (ex.29-81だったら2x9=18で十の位と一の位をひっくりかえして81とか。そういうの) *** がっくしまたしても倒れて寝てました。あかんやん。 クッキーを食べ過ぎた反動か、真面目にもの食ってるせいか、やっぱり食っちゃ寝の生活がまずいのか さすがにジーンズが苦しくなってきました。 そらな。このぬくいのにコタツで寝てたら体温維持の活動すらしなくなるわな・・・。 いっそのこと汗だらだらかいて寝たいくらいだ。 *** 買い物ついでに立ち寄った本屋で桜蘭高校ホスト部2巻ゲット。 あーいいね。いいよねこういうのは。 私はこれで十分満足できるので、特にホモでなければならない必要性などどこにもないような気がします。 勿論ホモも好きですが。 (コバルト文庫刊行の金丸マキを読んでそう思いました。この人もホモにこだわる必要性ってなさそうだ) ホスト部読みたさにLaLaを定期購読しようかしら、とちょっと考えたり。 ・・・それにしてもそんなに白戦車が好きかよわたし。 |
| 2003年11月04日(火) |
| 特に書くことのない一日・・というのもなんですが。 髪を切りに行きたいと週に2回くらいは思っているのですが未だに果たせてません。 本日もそうでした。 そりゃなぁ。午前中立ったまま2時間も雨柳堂(雨柳堂夢咄)に没頭してりゃそんな時間なくなるってもんで。 それにしても人というものはよくよく異類奇譚が好きな生き物であるものらしい。 雨柳堂にしろ百鬼夜行抄にしろ蟲師にしろ。多少毛色は違うが観葉少女だってそうだ。殊更に作品名を挙げなくとも、宇宙人や有機的人工知能まで含めると小説漫画その他の創作物と言えるものの半分かそれ以上は異類譚ではなかろうか。 不思議なものだ。とふと思う。 雨柳堂のセリフに「日本人は全てのものに魂が宿っていると考えているでしょう」というのがあった。 八百万の神といい、竈や便所にまで神様を祀るのはさて日本人だけなのだろうか。 ヨーロッパのおはなしでは、自然のなかに住まいする妖精の類いは聞いても物に魂があるというのはあまり聞いたことがないような気がする。 どちらかというと生き物に人間と同じ思いを読み取ろうとしている、生き物を人間になぞらえようとしている、そんな印象を持つのだが気のせいだろうか。 宗教的な背景を考えればそれも当然と思われるのだが、では、その宗教の発端というところまで遡ってみるとなかなかに興味深い。 生物の形態の進化と同じように宗教もまた、地理的環境的要因によって枝分かれし、発展していったのだろう。 人類よりも大いなるものの存在があることを認める。 これが宗教の根幹だ。 それが自然であろうと外界からきた異星人であろうと「神」(もと「上」の意。日本語というのは本当によくできている)であることには間違いない。 (神を畏怖し神の前に敬虔であること、が宗教ならば神を振りかざして他者の崇める神を貶めることは傲慢にほかならないと思うのだが、宗教戦争がいっかな終わらないのは何故なのだろう。唯一神でも八百万でもいいじゃないかと思うのは私が日本人のせいなのだろうか) 閑話休題。 で、異類譚(異星人や人工知能はここでは省きます)がなんでこんなに多いのかと思うに、人間は大抵の宗教下では神様の子孫だったり被支配者だったりするわけですよ。 でも異類というのは人間よりももっと神に近い。 ちょっと乱暴な説明になるけども、系図の上のほうにある異類と下のほうにある人間、といえばわかりやすいでしょうか。 異類が邪だろうと悪だろうとその辺には関係ない。 (時間がないので中略) 要するに人間は神様になりたいという欲望に囚われている。 そんな風に思ったのでした。 *** 中途半端ですみません。 おしごといってきま・・う。 |
| 2003年11月02日(日) |
| ごちそうさまでしたv 電話口で晩酌しつつ生魚を食べたいと喚いていたら、来るんだったらおいでと言われ、電車に揺られて羊さんちへ。 食べたもの 鰯の炊いたん カツオのたたき 巻き寿司 おでん ひややっこ 六花亭のチョコレート 度数の高い梅酎ハイ(梅わいんともいう) 腹一杯になっていい気分で終電乗って帰ってきました。 いい気分になりすぎて電車で立ったままうとうとと。危うく涎垂れそうになったのは秘密です。 ついでに家帰ってPC立ち上げたまま居眠りこいてたのも秘密です。 元はと言えば、日参してる日記のテニサイトを見て(これまであまりテニプリには興味がなかったので見てなかったのです)この感動を君に、と電話を掛けたのが始まりです。 松下メホさん大好きです。 (誰だと思ってんだ、ほかならぬSさんだよ? と羊さんに厳重注意を受けました)(改めて足下にこうべを垂れるので踏みつけるなり蹴るなり煮るなり焼くなりしてください>松下さん) 今日は梅田までお昼を食べに行くので布団入って寝直します。 一人のときはこんなもんです。 |
| 2003年11月01日(土) |
| 背後の窓からい〜しや〜きいも〜のフレーズが聞こえてきます。 日中は暖かい(むしろ暑いくらい)日が続いていますが、確実に秋は深まっていくようです。 そういえば昨日はゆ〜きやこんこ♪と軽快な音楽を流して灯油販売車が走っていました。 うちのガスヒーター、十日ほど前に、ガス屋にクリーニングに持ってったんですが未だに連絡がありません。2、3日って言ったのに・・・嘘つき。 困ってないのでいいんですけどね。今の時期あったらあったでまた無駄にお世話になってしまうし。 夜中家に居ると、フリースの上着に膝にはブランケットという真冬並みの装備をしてますが仕事中は長袖T一枚です。 今朝は日の出前からそんなかっこで外に出てガレージのテント洗ったりしてました。 すがすがしい朝です。 帰ってきてから昼過ぎまで寝てたんじゃ元の木阿弥ですけど。 *** 本の話。 グイン最新刊92巻 91巻を買い飛ばした様な気がするのは気のせいじゃないはず。 ちょっと倦んだというか、グイン読み出して以来初めてもう・・ちょっといいやとか思って91巻出たときはあえては買いに行かなかった(何回か立ち寄った本屋数軒にはなかった)んですが、実物見てしまうとやはり気になって・・。 1冊飛ばして殆んど話が進んでないというのは置いといて、この人の文章は好きだと思う。さすがに言い回しとかヒキとか使い古されてる感がするのは仕方ないのですが、それでも人の目を惹き付けるものがあるのです。 自分がページを繰っているのだということにすら思い至らないほど異世界に引き込まれてしまいます。 改めてその凄さを思い知ったのでありました。 あとがきにそのうちエッセイでも書くかもとあったので、首を長くしてお待ちしております。栗本さん名義の小説とはまた違った意味で中島さん名義の本は大好きです。 漢字と日本人 高島俊男/文春新書 中国語学・中国文学専門の著者には日本人の漢字の使い分けが馬鹿げたことに映るらしい。 この言葉の意味にはこの漢字、とひけらかすのは馬鹿の証拠だそうですよ。馬鹿ですみません。と苦笑にもならない憤慨をちらつかせながら思わず言い返しそうになりました。 いやまぁ確かに憤慨するようなことではないのですが。 漢語とともに和語をも大切にする著者であるからこそそう仰るのでありましょう。 江戸時代までの和製漢語と明治以降の和製漢語の違いに言及されている箇所でも、言葉というものへの愛着が滲み出ていて自然あたまの下がる思いがします。 はじめのうちは文章としては多少鼻につくところがないでもないですが、「固い話」と「横道」の口調の違いは講義でも聞いてると思うとそう気にならないものです。 日本語が独立した言語であるとの主張には、ウラル語族の説を推す大野晋先生に尋ねてみたい気もしましたが、うーん・・どうなんだろう。 今のところ日本語の語族系統は不明です。 日本語と中国語が似てるように、日本語と英語も似たところがあると言われたときには目から鱗ならぬコンタクトくらいは落ちそうでした。(言われりゃご尤も) まだ読了していないのですが、この人の本はまた読みたいと思わせてくれます。いや、 「おじいちゃんまたお話聞かせてよ」とそんな感じがします。 いい本です。 |
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