| 2001年11月20日(火) |
◇ランディ・ジョンソン! |
□先週のテレビ番組で、筑紫哲也氏と大リーガーのランディ・ジョンソンが対談していましたが、これが面白かったです。
要約:「貴方にとって、野球とはなんですか?」という問いに、「野球は大好きだけれども、私の全てではない。神様とか家族とかが一番大切です」と大投手ジョンソンは答えたのです。
多分、司会者諸氏や、私を含めた視聴者も、「野球は私の人生です」とか、「全てです」とかの答えを期待していたんだと思います。しかし、見事に予想を裏切った彼の答えでした。
□なんの御法話でしたか、開祖は維新の志士達に言及して、「…口では天下国家を唱えて、家族泣かせて酒を飲んでいた。なにが革命だ」とその姿勢を手厳しく批判されたことがありました。
本山に居た頃、開祖夫人から御家族のアルバムを見せて頂いた事があり、その中に筆太の字で、
「駱駝を見る度に、戦乱に明け暮れた蒙古での若かりし頃の自分を思う。祖国に住み、子供と遊ぶこの幸福感、体験しないものには判らぬ喜びである。平和、そして自由、愛する者を持つ楽しみ、これこそ真の極楽である」
との御言葉がありました。私は感動して、この直筆を暗記してしまいました。(若干違うかな?)
話を戻して、ジョンソンの答えを聞いて、フッと開祖のこの御言葉を思い出しました。
|