空虚。
しずく。



 私は変態です。

必死に何も考えまいとしていた頭に。

突然、先日交わした会話がよみがえる。



『交通事故のビデオでね。
 事故にあって飛ばされた人が電柱の突き出たとこに・・・。』

「ああ、ひっかかったんでしょ?(笑)」

『・・・』


ああ、いけない、いけない。

少し、さらけ出し過ぎたかな。

もっと、慎まなければ。

でも、冗談ぽく言ったから、気取られてはいないはず。



次に、その場面を、想像した映像が再生された。


あっけなく飛ぶ人間。

嫌な音。頬を突きぬけた、鉄。

意外に白い、脳。

(ああ、これは一昨日に見た写真だ)


それは・・・あの人。



ドクン。

心臓が反応したのがわかった。

想像、想像よ。でも・・・。


興奮する。


私にかかる血、肉片、脳漿。

舌で舐め、味わう。


ああ、すごく・・・興奮する。


そこ。に、手が伸びそうになる。


!抑えなきゃ・・・。

僅かに残っていた理性が再び増大し、抑える。


「変態」

死体で興奮してオナニーしようなんて。


・・・いよいよ私も、やばいかな。

2002年06月26日(水)
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