空虚。
しずく。



 死生観。

生きるのも汚ければ、死ぬのも汚い。

迷惑をかけない生き方はないし、
迷惑をかけない死に方もない。


ずっと、「死にたい」と思っていた。
その反面、「生きたい」と思っていた自分も在った。


「死にたい。」

「もう嫌だ。」

そう、言い続けるのは構わない。


だけど。

死ぬ、その時に。

周りや、人間や、環境に、

絶望や、恨みや、悲しみを抱いて死んでいくなんて、

責任転嫁以外の、何がある?


死ぬ事を、決めたなら。

自分で決めたその事に、誇りを持って死のう。


責任や、負い目を感じるぐらいなら、

初めから「死にたい」なんて思わないほうが良い。



そこまで、考えて・・・気付く。

ならば、自分はどうなのか。と。



口では「死にたい」なんて言いながら。

不条理な「死」を突きつけると、

「殺さないで」

と、途端に命乞いを始める。

「殺して」

って言ってたのは、どこのどなたでしたっけ?

滅多な事、口にするもんじゃないですよ。

そんな覚悟もないくせに。


死に甘美な憧れなんて抱かないほうがいい。
この世に美しい死など存在していないのだから。

2002年05月15日(水)
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