空虚。
しずく。



 演技。

子供になりたいと願っても、
"おとな"を演じる自分がいる。

子供になりたいと願っても、
"こども"を知らない自分がいる。


おとなのフリ、
こどものフリ、

何もかもが、演技だ。


少し平気なフリをするだけで、
苦しかった日々は"過去"に変わる。

一度でも演じてしまったばっかりに。

私は、何も変わっちゃいないのに。


「内側なんて誰も見てくれない。」

その言葉の意味を、また噛みしめる。


今日も気合いを入れる。

自然に演じられた昔とは違うんだ。


何も感じない、自分を、心の奥に追いやって。


さあ、笑え。

明るく、明るく、明るく。


安らげる場所なんて、やっぱりない。

2002年04月22日(月)
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