空虚。
しずく。



 いじめ/愛流

あきらがやっと落ち着いたと思ったら
今度はしずくかい(-_-;)
本当に問題はつきる事ないなぁ・・・、
誰か一個ぐらい持ってってくれないかしら


私が持ってるしずくの記憶の中に、「いじめ」がある。
それは、小学校一年生〜二年生。
クラスの一人の女子から始まり、
いつの間にか全員に広まったらしい。
陰口を叩かれたり、嫌がらせをされたり。
その子には姉がいて、上級生からもいじめがあった。
「もう、気にしてないよ」
と、しずくは笑う
その瞳は笑ってない
ただ、思い出さないようにしてるだけだ

その子はまだ近所に住んでいる
どこかからの帰り道、その子の家の前を通る時。

ぽつりとしずくが漏らした一言を、
私は、きいてしまった

「殺してあげたいなー、あいつら」

顔は、笑顔だった


丁度この頃、弟君の不登校が始まった時期。
だから、親には、言えなかったんだろう


この子の根は、想像以上に深い。

他人を拒絶して、
人格さえも拒絶して

私は、一体どこまで踏み込んでいけるんだろう、、、

2002年03月08日(金)
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