岸部・・・?

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2004年09月17日(金) ピリピリ感

基本的に、アメリカ人は笑いのセンスがへぼい。
おもしろいのもあることはある。
でも一般的に、基本的に、だいたいが、くそおもしろくない。

イギリスは違う。繊細さがある。
この差はきっと歴史とか伝統とかにあるに違いない。
あとは天候か。

イギリスは戒律的な国だと聞く。
笑いと抑圧は密接な関係にあることは言うまでもない。
秩序が形成されているイギリスと、
何がどう転ぶかわからないアメリカとでは、
ものごとを捉える気構えが違う。

天候でいうと、
曇りがちの陰鬱な天気で緯度の割に暖かいのは偏西風のおかげというイギリスと、
有り余る土地でノビノビとしてわけのわからん陽気さがあるアメリカとでは、
感じ方も違うでしょという話。

共通して言えることは、神経のピリピリ感に差があるってこと。
英>米

ここまで来て告白するけど、
問題なのは、おれはどちらの国にも行ったことがないということ。
だから全て伝聞による推測。

米モノでおもしろいのは「やりすぎ」の類。
単純に程度が甚だしいもの。
ベクトルでいうと一方向のもの。
それ以外はおもしろくない。

それと、唐突ですみませんけど、デブも国柄に関係するに違いない。
デブ先進国はアメリカとオーストラリア。
どちらも国としての歴史が浅い。
歴史=伝統が浅いから、しつけだとか行儀だとかいう概念が希薄で、
そういうことをうるさく言わないからだと推測する。


これらの問題を勘案すると、なんでも自由化に向かっているこの状況は、
徐々に笑いのセンスが「やりすぎ」の方向に収斂され、単純化されていって、
なおかつデブ化の方向に向かっているという私的見解。


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