岸部・・・?

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2004年09月16日(木) 久留米遠征 2

これを読む人は、昨日の分を先に読んでください。

昼頃、まずは近藤さんに電話。
「はい近藤です」
やっぱり出た近藤さん。普通の民家の近藤さん。
「今日の7時半からですハイ、ガチャ」
フレンドリーに話してんのに、やっぱりやっつけ仕事です。
結局昨日と今日で10回くらいかけてやった。

昨日の友達を乗せてのこのこ久留米へ。
早めに着いたので昨日の沖食堂リベンジ。
二人とも腹いっぱいやったけど、もう、リベンジの一心。

店内まず客層が興味深い。
高校生5割、リーマンの連れ、おばあちゃん一人、家族連れ数組。
そして壁に地元出身?シーナアンドロケッツのサイン入りポスター
「うまい飯ありがとう」的なコメント入り。日付は89年。
「このポスターはアリかなあどうかなあ」などとぶつぶつ思いながら食ったラーメン、うまかった。そして安い。
高校の目の前にあるからだと思うけど、ラーメン320円、やきめし380円。

幸先いいスタートを切って意気揚揚と現地へ乗り込む無職2人。

車を停めてしばらく歩いて向かううち、心地良い田舎風情になんともいえないノスタルジックな感情が徐々にこみ上げる。
家族連れとか子供達がやんやと先を急いでいて、イカ焼き類の出店が4こあって、どうもこの地区のお祭り的なイベントらしい。
タイムスリップした感覚。
昔こういう夏祭りに行ったことあるよなあ…いや、ないな。

神社入り口へ続く石段の前に、人員整理のために警官が1人立っとる。
「この警官も今ではこうしてお世話してるけど、彼もこの地区で育った一人だ」などと勝手な想像をしながら進む。

会場の雰囲気も、なんともいえん郷愁に満ちとる。
もう、胸いっぱいで泣きそう。
「迷い込んでここに来たら、こんな催しが繰り広げられていた、そんな感じ」(友人談)

マイクで喋ってた司会の女の人が、言葉の合間に微妙にハァハァ言ってるのもいい感じだ。
マイク女による放送は、
「ただ今…ハァハァ、煙により作業ができませんのでハァしばらくお待ちくださいハァハァ。」だとか、
「雨が少々降ってきたのでハァ、巻きでいきますハァ」的な放送だとか。
基本的になんでもアリだ。

近くに座ってた小6と思われる女の子6、7人グループの中に1人、言動が素直で愛嬌があって顔もかわいい子がいたのだけど、周りの子からは嫌われてるっぽくて、女社会って嫌やなあって思った。
すぐ隣に座ってたおじさんは、皆が通る道のすごく邪魔な場所に座ってて、すごく邪魔やった。


花火は、蜂をテーマにした創作花火が主。
いい感じいい感じ。

で、メインの動乱蜂。
去年はかすかに森の上に見えただけ。
そのときの印象は火山の噴火。マグマ。

「神主による点火 ハァハァ」
って放送から花火終了まで、圧倒されて、何が起きているのかよくわからない。
でも、すごく綺麗で、迫力あって、演出も、規模も、全てにおいて最高点。

人込みにもまれながら、しばし無言で帰る。

地域行事の成功例って感じやったけど、今思い返す分には、
そんな現実的な感じよりも、もっと幻想的で、素晴らしい感覚でした。


「いやーいいもん見せてもらったねえ」などと言いながら、友達と二人アイアイ傘で車のとこまで戻っていたけど、心の中では「周りの人にホモと思われたくねえ」って思っとった。
コンビニでチョコミックスソフトクリーム食って締め。

帰り道を3号線にするか17号線にするか迷っていたら、
「3号線で帰ってあの風俗店をもう一度確かめよう!」との友達のいきり立った提言により、
3号線にして、ミステリーを見て、いろんな想像をした。

運転中、「ウーウー(サイレンのまね) 我々はインターポールである。前の石川ナンバー止まりなさい。」と言って、窃盗車だの県警だのFBIだの、ひどくくだらなくて二人とも一応失笑してたけど、もう26歳とか27歳とかなので、実はすごく笑えない感じでした。


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