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■ 積もった雪
norinorimiffyさんのブログに掲載された詩に心が震えるような感動を覚えました。 了解を得ましたので、"ふぉと日記"でも紹介させて頂きます。
積もった雪 金子みすず 上の雪 さむかろな。 つめたい月がさしていて。
下の雪 重かろな。 何百人ものせていて。
中の雪 さみしかろな。 空も地面(じべた)もみえないで。
積もった雪を前にしても、このような視点から眺めたことが無かったので 目からうろこでした。
これぞ詩人、なんと素晴らしい感性なんでしょう。 気持ちが洗われました。
私の中の金子みすずさんといえば
青いお空の底ふかく、海の小石のそのやうに、 夜がくるまで沈んでる、昼のお星は眼にみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。
そう "星とたんぽぽ" で、この詩にもかなり惹かれてはいましたが、 今朝知った"積もった雪"は別格、好感度が跳ね上がりました。
26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩が綴られたとか。 今年の書き取り "金子みすずさん"に決まりかな♪
2011年02月15日(火)
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