+心ノ戯言+
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2002年05月16日(木) 日常。

午前3時。やっと私の一日が終わった。
子供が帰った空っぽな部屋で、大袈裟までな溜息とも安堵とも取れる息を吐出す。
自分がとんでもなく疲れていたことに今更気付く。
そりゃそうだ、16時間は働いたんだから。
しかも眠れなくて。。。というか、就寝しても色んなことが頭に浮かんで、気になって、色々考えて(しかも悪い方へ。この辺りがマイナス思考の悪い癖)、睡眠時間は3時間弱。
これわ疲れてるはずでしょう。わはは。。。と思う。

すぐに帰る気になれず、さっきまで子供が寝ていた布団に寝転んで本の続きを読む。
1時間半読み、気付いたら寝ていてハッと目が覚める。
時計は5時10分。外も明るくなってきたし、さぁて帰るか。
鏡を見る。目がイッちゃってる。顔を洗う。でも目はイッちゃったまま。かなり恐い。
駅前に向かって歩き出す。誰も居ない。
コンビニに寄って、雑誌と1リットルのお茶と、ジャスミンミルクティーを購入。
この時まではタクシーで帰る気で居た。
念の為、親に電話。起きてたら迎えに来て欲しいなぁ〜なんて思いながら。
出ない。こりゃ犬の散歩だ。タクシーで帰る気が失せる。
歩き出す。静か。
ジャスミンミルクティーを飲み、「こりゃ売れねーな」と思う(爆)
ジャスミンティー愛飲家でさえもそう思うんだから、売れないだろう(笑)
でも私が売れないと思うものは案外売れたりして。
そして、売れないなと思いつつ癖になってる自分。
などと考えながら歩く。荷物が重い。4.5キロはありそう。中身は全部紙。本に書類に雑誌に。。。そして、さっき購入したお茶。重いはず。
紫陽花が咲いてる。もう写真を撮り始めて1年経つのかぁ。。。紫陽花を見て思う。
今更ながら小雨に気付く。
雨はキライだけど、雨に濡れるのは好き。
持っている傘をさそうとは思わない。さす気もない。
止まっている車を歩きながら観察。
「赤ちゃんが乗っています」のシールを見ながら、「乗ってるって言われたからってどーすりゃ良いんだ」などと思うサイテーな自分。
考えることがなくて(「考えたくないことがあって」という表現の方が正しいかな)、仕事について考える。オバチャンがほぼ95%を占める職場。鬱陶しいまでの優しさ。かと思えば寂しいまでの冷たさ。要らぬお節介。オバチャンてのは優しいんだか冷たいんだか解らん。。。とか思う。
「そもそも優しいって何よ?」
自問自答。
「自分は優しいのか?もし優しいなら鬱陶しいまでの優しさじゃないのか?私の全てがお節介なんじゃ?」
その考えに答えられなくて、答えられないってことは図星で。。。鬱。
歩く歩く。静か。荷物が重い。
また紫陽花を発見。去年撮った写真が蘇る。
また今年も撮るんだろうな。

大切なものが。。。無い。
今更ながら気付く。その大きさに。
許容量いっぱいに占めていた、その大きさに。
求めても無理なのは解り切ってるから。
求めたくても求められない自分。
でもあがきたい。もう少し。
努力してないから。努力して。
もう少し。もう少し。。。あと少し。
それでもダメなら、それはムリ。
割り切らなきゃ。ムリヤリ自分に言い聞かせる。強制。強引。

そんなことを考えてたら、家に着いた。
部屋の時計を見て、普段なら20分くらいで歩く距離を40分もかかったことに気付く。
そして、現在に至る。
私の一日が終了。

さて。。。これからどうしよう?


                   AM6:41記。
                   AM8:12再記。



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