+心ノ戯言+
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「裁くなかれ 汝自身が裁かれざらんがために」 「汝等偽善者は まず初めに自身の目からはりを取り払え さすれば 物明らかに見え 汝の兄弟からちりを取り除くも可なり」 イエス・キリスト。。。
さて、話しは飛び。 今私は昔読んだ本を引っ張り出して、再読している。 今読んでいるのは。。。 「平気でうそをつく人たち−虚偽と邪悪の心理学−」という本。 この本の人曰く、 悪を直視できなければ、人間の悪を癒すことなど期待できない。 だそうだ。 そして、こうも言ってる。 (前略)罪悪や邪悪を程度の問題として考えるのは間違いである。 (中略)法律上は違いがある。 確かに、許されやすい嘘と許しがたい嘘があり、 状況によってはその差はますます大きくなる。 しかしそれが嘘であり、裏切りという点では、 これらはみな同じものである(後略)
罪悪や邪悪な部分。 誰にでもあると思う。 どんなに美しい人でも尊敬する人でも完璧な人でも己が愛する人でも。 その罪悪や邪悪な部分に気付いた時。 己はどうするのであろうか? 受け入れろと? 底の見えない深い深い愛で? 罪を憎まず、罪人を愛せ。。。の精神で?
何の感情も抱かない人間ならともかく、 果たしてそんなことが出来るだろうか。 その時になってみなきゃ解らんが。 もしも盲目状態ならば、きっと受け入れられるんだろうと思う。 その盲目状態を脱した時の話しは、解らんが(爆) でもなぜか。。。盲目状態じゃなくても、 受け入れることが出来そうな気がしてならない。 それは、自分も罪悪や邪悪を持っているから? その気持ちが解るから? いやきっと。。。偽善者だから。。。だな。たぶん。 完全ではないけど、それが一番近い表現か。
偽善者は、所詮偽善者で。 みなから愛されていると有頂天になり。 でも本当は誰からも愛されず。 それを解っていない。 だから偽善者。 滑稽。で。無意味。。。そして、低俗。
うひ。。。バカには難しい本だわ(渇笑)
まぁ。。。この本の言いたいことは、 もっと別のことだと思うんだけど。。。 途中まで読んで語るなって話だけど(笑)
AM5:55記。
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