インコの巣の観察日記
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2005年06月18日(土) ヘブライ語の神、ラテン語の光

今週はPortero特集か??ってほどに、私は2人のGKにドキドキ・ハラハラさせれました。

と言う事で、今日は2つの大きなコンペティションでゴールマウスを守った

2人の若者について書きたいと思いますが...まずは、この試合から。


Confederacionesのドイツ - オーストラリア戦を見た。

「やっぱり、Klinsmannってカッコイイわぁ〜」(笑)

だって私はこの人のファンだったんだもん。この人のプレー好きだったんだもの。

「そうですね、あなたは緑の芝の上で育ったFWなんですよね!!」と

子供の頃の姿が目に浮かぶような、そんなFWだったから。



彼のあのダイナミックなプレー...豪快なダイビングヘッドやシザースボレーは、

芝の上でプレーする、つまり落ちた後のことを気にせずに育ってきた証拠に見えません??

落ちてケガするとか、痛いとか、そう言う恐怖心なしに、純粋に自分の持ち味を活かす

FWとしてのプレーを追求するうちに身に着けたような気がするんです。

今のJのユース育ちの選手たちには芝育ちのFWがいるけど...私が子供の頃には考えられなかったもの。

だからこそ、私はKlinsmannのプレーに憧れたのかもしれないなぁ...。



イヤ、だから話が逸れてるってば...(笑)

監督じゃなくて、選手選手。ドイツ代表について言わなきゃ。

え〜っと、いつの間にか随分とプレースタイルが変わっていたんですね、このチーム。

あぁやってワイドオープンなプレーしてくれると、私も興味持って見てられる。

そうよ、ピッチは広く使わなきゃ。サイドで勝負仕掛けなきゃ。でなきゃ...futbolは楽しくない!!(笑)


オーストラリア戦、退屈しませんでしたもの。面白かったですよ。

日本 - メキシコ戦は前半の途中で寝てしまったのに比べて、メリハリあって見ごたえありました(笑)



Klinsmannの作るドイツ代表チーム...彼の個性がチームに反映されてて、

それもまた、私が興味持って見ていられる要因の1つなのかもしれません。

残り1年間で、どの程度完成度を上げるのか、凄く楽しみ。

若い選手が多いのも良いですしネ!!(#7の選手...Schweinsteigerが私には何となく...

中村獅童に見えたと言うのはココだけの話:爆 ファンの人スミマセン...)








- hoy no es su día -




Copa Confederaciones開幕戦、Argentina - Tunez。まずは、Diario Oléの採点から。


Germán Lux (3): Hizo un penal tonto y se mostró inseguro en algunos momentos del partido.

Gonzalo Rodríguez (4,5): Le faltó precisión en las entregas y en la marca ganó y perdió.

Fabricio Coloccini (6): El más firme de atrás. Personalidad, criterio y buen juego aéreo.

Gabriel Heinze (5): Férreo en la marca, pero abusa del pelotazo.

Mario Santana (7,5): El que mostró el camino: desequilibrante. Participó en los goles y fue clave.

Lucas Bernardi (6,5): Un partido parejito: cubrió bien los espacios e hizo los relevos con corrección.

Juan Pablo Sorin (6): De área a área, desordenado un poco, pero su vértigo a veces sirve.

Maxi Rodríguez (6): Interesantes movimientos verticales y juego asociado. Le cometieron el penal.

Juan Román Riquelme (7,5): El distinto: lee el partido como ninguno y manejó bien los tiempos.

Luciano Galletti (7): Gran asistencia a Saviola en el segundo.

Javier Saviola (5): Metió uno, pero falló dos opciones muy claritas.

Carlos Tevez (6,5): Entró con ganas y derecho. Casi moja.

J. Zanetti: Un ratito aceptable.




この試合、実はLiveで見たのですが(DVDレコーダーに電源入る音で目が覚めてしまった...)

勝ったにもかかわらず、なぜか鬱、鬱、鬱...な気分でした(苦笑)


呼ばれたものの、結局ベンチの置き犬、狛犬と化すんだろうな...と思っていたところ、

前日のカンファレンスでPekermanが述べたスタメンに名前が入っていて、

夜中にTVをつけると国歌斉唱で発見!!喜び勇んで見始めたものの...鬱。

PK2本与えるわ、コロちゃんへのパスをミスるは(これは相手のシュートが

ポストを掠めていったので失点は免れたけれど...)

解説には苦言呈され、アナには「次はいないだろう」と言われるし...鬱。



はぁ...そりゃぁ彼の良さを一言で表すと安定感なんて、そんな風に言えるGKじゃないことは知ってるけど、

でも、それほど信頼置けないGKでもないんだけどなぁ...。

「アテネの時もそうだったけど、GKが1人穴だね」って書かれると辛いッす。





Gabiも一緒になって抗議してくれたんだけどね...


試合勘って点では厳しいかったかもしれないね。

だってRiver Plateではレギュラーじゃないから。

初戦と言うプレッシャーや、それでも自分を呼んでくれるPekermanの期待に

応えなきゃってそう言う気持ちも強かったのかもしれない。

でも、代表のユニ着てピッチに立ったなら、一切のエクスキューズは許されない...のでしょうね。


彼の不安定な守備がチーム全体の守備の不安定さに繋がったのは否めない。

壊れたリズム、Luxは最後まで立て直せなかった(涙)


もちろん、試合には勝ったんだし、彼のキャリアがこれで終わったワケでもないし、

大丈夫だと信じてる。ミスを犯さない選手なんていないし、ミスのない試合もない。

失敗したのなら、次、頑張れば良い。幸い、彼はまだ若い。

努力することを知っていれば、前を向くことが出来るのならば、Luxは大丈夫。

更に強くなって、上手くなって、この先もAlbicelesteのゴールを守ってくれるはず。


German Lux...私は彼のLuxと言う名が好きだ。だってコレはラテン語で光を意味するから。

彼がこの代表チームに光をもたらす、そんな存在になってくれたら良いなって思ってる。

彼は皆に好かれてるっぽいし、うん大丈夫。仲間たち皆が助けてくれるよ!!(笑)





Gabi...髪伸びすぎだよぉ〜(笑)

TunezにBenachourがいましたね。PSGと同じく#18。

試合開始前の挨拶の時もBesitoしてたし、試合後もお互いを探してましたネ(笑)

そう言えば、先日のブラジル戦でもGabiはRonaldinhoのこと待ってましたよね。

かつてのチームメイトとの対戦は...楽しかったかい??










- Del fútbol total al jugador total -

Luxで落ち込んだ私を浮上させてくれたもう1人のGKは彼。





コレ見た時はマジでビックリ。「エェェェ!!なんで、JonathanがGKジャージ着てるのぉ??」(爆)


えぇ〜っと、みなさん御存知かと思いますが、昨日のホンジュラス戦は、

すでに決勝トーナメント進出を決めていたこともあり、Iñaki Saez監督は大幅にメンバーを変えて挑みました。



我らがJonathan Sorianoは今日も先発。そして前半5分に

今大会初ゴールを決めてくれます。GKの位置を見て見事なループ。

そう言えば、先日のLituania戦のゴールもこう言う感じのGolazoでしたよね。得意なのかな??



3戦目にしてセカンドGKのManuが先発。3-0とリードしていた75分、

残り15分になってSaez監督は第3GKのRobertoを投入。彼にもプレーチャンスを与えました。

ところがですねぇ...その3分後、ホンジュラスのカウンターの際に

先日のLux張りに前へ飛び出したRoberto(笑)...相手を手で倒したと言うことで

(コレもお犬様と同じく、微妙なプレーだと思うのは、贔屓目かなぁ...)

一発Rojaで退場、さらにPKがホンジュラスに与えられました。



実は、このManuからRobertoへの交代というのが3枚目のカード。

スペインは交代枠を使い切っていた為、フィールドプレーヤーの誰かに

GKをやらせるしかなかったんですよ。で、白羽の矢が立ったのがJonathan。


GKグローブを借りて、RobertoのGKジャージに袖を通しながらゴールマウスへ駆け戻るJonathan。

そんな彼には...プレッシャーのプの字もありませんでした(爆)

「だって本職じゃないんだもん。点取られても仕方ないや。それに...

もう決勝トーナメント進出決まってるしネ!!」とアッケラカンとしたものです(笑) 



でも、このユルユルな気負いのなさが良かったのでしょうか??

自身から見て左に飛んだJonathanは見事ボールを弾き出したのです!!





その後のガッツポーズも...「見たか!!」って気合の入ったものではなく、

「ねぇねぇ、見てくれた??ボク、凄いでしょぉ〜??」って満面の笑み(爆笑)

余りに可愛らしくて、もう大笑いしてしまいました。



相手のGKが本職じゃなくなったと言うことで、ホンジュラスも果敢に攻撃に出たようです。

何せ彼らはココまで2戦して2敗。しかも無得点の12失点。

せめて勝ち点1を、1ゴールを...と、最後まで攻め続けたようですね。

でも、そんなホンジュラスの攻撃も、Jonathanの果敢な飛び込みと、

オフサイドによって阻まれ、結局無得点のまま試合終了。

Jonathan Sorianoくんは15分間、見事にスペインゴールを守りきりました!!






皆さんお気づきかと思いますが、私はこのJonathanとJarqueが可愛くって仕方ありません!!(爆)

だって2人ともとっても良い笑い方する子たちなんだもの。

特に、このJonathanは印象に残る笑い方する子です。

その証拠に...自分でも気付かない間に、Jonathanの写真ばっかり撮ってました。

帰ってきてから写真整理してみると...「Jonathanばっかりやん!!」とビックリ(笑)



時代はトータルフットボールから、トータルプレーヤーへ..(笑)

asの寸評には大笑いしたけれど、マジでそんな感じですね。

イロイロと記事を拾ってきたものの、まだ全然目を通せていないのですが、

Jonaは、子供の頃(Infantilのカテゴリーに属してた頃)にGKとしてプレーした経験があるとのこと。

Iñaki Saez監督はそのことを知っていたそうで、だから彼に任せたんだそうです。


また、ある記事によるとJonathanは自ら立候補して、と言うか自らベンチへグローブを取りに行ったとか...(笑) 

試合後、DFのMolinero(ATMD)はJonathanに向かって「よう、Kameni!!」って呼びかけ、

GetafeのMF Albiolは「Espanyolは新しいGK獲得だね」って言い、

Jonathanは皆からからかわれたようですネ。





さて、これでU-20スペイン代表は決勝トーナメント進出です。

組み合わせ次第では日本代表との対戦の可能性もあるんですよね??

意外と、日本ってスペインとはWorld Youthでは対戦してるので、

今回も当りそうな気が...本当は、もう少し上で当りたいんだけどネ。


mms://streams.omroep.nl/nos/nieuws/2005/juni/video/170605/spa_hon.wmv

↑ここで、このホンジュラス戦のハイライトが見られるようなので、興味ある方はどうぞ!!





最後に...今日の日記の題名...ヘブライ語の神、ラテン語の光、この意味はお分かりになりました??(笑)

そうです、今日取り上げた2人のGKのことを指しています。etymologyで調べてみると、

Jonathanはヘブライ語のYehonatanから来ていて、元を糺せば神様を指す言葉に行き着く。

そしてLux...これは先ほど述べた通り。ちなみに、Luxのファーストネーム、Germanは

ローマ名のGermanusが起源だそうで、その意味は「兄弟」だとか。元々は苗字の方だったのが、

いつの時代からかファーストネームに使われることになったようです。


JonathanとLux...2人とも、強いパワーをその名に持ってるのですね。








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