インコの巣の観察日記
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2005年05月29日(日) リーガ エスパニョーラ 第38節 エスパニョール対アトレティック プレビュー

- EFEによる予想スタメン -

Espanyol: Kameni; Ibarra, Lopo, Soldevilla, Domi o David García, Ito, Jarque; Maxi, De la Peña, Amavisca; y Tamudo.

Athletic: Aranzubia; Iraola, Murillo, Lacruz, Felipe; Orbaiz, Tiko; Solabarrieta, Yeste, Ezquerro; y Llorente.

Árbitro: Lizondo Cortés (valenciano)

Estadio: Montjuic.

Hora: 21.00



Pochettinoはケガで欠場、代わりにItoが復帰...Mallorca戦直前にケガした時には

今シーズンはもうムリだって言われていたのに、その驚異的な回復力に脱帽です。

リハビリ頑張ってくれたんですね、有り難うIto!!

彼はBetisからのCedidoなんて、この試合後一旦はSevillaに戻らなくてはなりません。

彼には残って欲しいインコですが...そこまでのお金出せるかどうか...

もしかしたら、コレがBlanqui-AzulのCamisetaを着て闘う最後の試合となるかもしれません。

左SBはDomi or David Garciaとなってますが、他紙の予想ではDavidを押してました。

私もDavidのスタメンに一票です!! Lotina監督、使ってあげてね!!

Pochettinoの代わりはSoldevilla。彼も最後の試合となってしまうのだろうか??

中盤の底はItoとU-21スペイン代表に選出されたJarque、右にMaxi、左にAmavisca、

1トップはTamudo、彼の後ろにはDe la Peñaと言うのスペイン代表コンビです!!



とにかく、最後の試合。泣いても笑っても、この試合しかありません。

全力を尽くして最後まで誇りを持って戦い抜くこと、私が望むのはそれだけです。

例え、CLに行けなくても、これでEspanyolと言うクラブがなくなる訳じゃないもん。

来年また、106年目の歴史を刻んでいけば良いのです。そうですよね??


たとえ、CLもUEFA CUPも手に出来なくても、私は見てきたから。04-05シーズンのインコの姿をずっと見てきたから。

そして、その彼らの姿を誇りに思うから、どれだけ頑張ったか、闘ってくれたか、知ってるから、

だから...何も手に出来なかったとは思わない。でも、きっと...大丈夫、彼らならきっとやってのけるはず。


UEFA CUP出場の為に必要なのは、勝ち点1.。絶対に彼らなら手に出来る。

いや、勝ち点1だけじゃない。きっと、スタンドを埋めた多くのAficionと一緒に

勝ち点3を獲ってくれると信じてる。(今夜のMontjuicは45,000ほどの観客で埋まる予定です)

BetisとSevilla次第だけれど...CLに行けると信じて、私もここから声援を送ります。



この試合後、例年と同じように選手・チーム関係者揃っての夕食会が行われるそうですが、

昨年は残留決めた試合の後だっただけに、大盛り上がりだったそうですね。

今年もきっと、みんな笑顔で楽しい慰労会を開けることでしょう。



- U-21スペイン代表 -

A代表と同じく、LituaniaとBosnia-Herzegovina相手に欧州選手権予選を闘う

U-21スペイン代表が発表されましたが、インコからは2名、選出されています。

Los jugadores convocados son los siguientes:


ATHLETIC CLUB:  Murillo

F.C. BARCELONA:  Iniesta, Peña

C. POLIDEPORTIVO EJIDO SAD:  Carlos García

GETAFE C.F. SAD:  Gabi

LEVANTE U.D.:  Sergio García

C.D. NUMANCIA DE SORIA SAD:  Tarantino

R.C.D. ESPANYOL SAD: Jarque, Jonathan

R.C.D. MALLORCA SAD:  Moyá

REAL BETIS BALOMPIÉ SAD:  Melli

REAL SOCIEDAD DE FÚTBOL SAD.:  Riesgo, Zubiaurre

REAL ZARAGOZA SAD:  Zapater

SEVILLA F.C. SAD: Navas

C.D. TENERIFE SAD: Vitolo,  Gavilán

VILLARREAL C.F. SAD Llorente:  Héctor Font, Santi Cazorla



今シーズン頑張った黄色い潜水艦のHéctor FontやSanti Cazorlaも選ばれてるんですねぇ...。

スペインは現在、ベルギー、セルビア−モンテネグロについで第3位。ダメじゃん(苦笑)

サンマリノ戦では、JonathanとJarqueの2人で7得点の荒稼ぎしてましたが、

(この試合、ご飯食べに出かけてて見逃したのよぉ〜。あぁ...せっかくスペインに居たというのに!! 笑)

Lituania、BiH戦でも頑張って欲しいと思います。(あ、もちろんBiHの子達も好きだから頑張れ〜!!なんですけど)



どうでも良いけれど、このサンマリノ戦の翌日の新聞にJarqueとJonathanの記事と写真が

デカデカと載ってたのですが、これを見た友達が「日本人受けするのはこっちの子やと思うけど、

でも私の好みはこの子やね...」と、Jarqueを指差した。うん、やっぱり思ったとおりやなぁ(笑)

絶対に、彼女の好みから言うと、Jonathanは選ばないだろうなぁ。私はあの人好きのする笑顔が大好きだけど。

でも、彼女に気に入られると言うことは...Jarqueって正統派男前とはちょっと違うってことなのね??(爆)

ま、確かになぁ...だから日本人ウケしないだろうって話になるんだけど...(笑)



- Despedida -

いずれ、彼のことはイロイロ書こうと思ってるのでKarpinに関する記事、集めてきました。

インタ...イロイロと話してくれるのは嬉しいんだけれど、でも長い(苦笑)頑張って読まなきゃ。


Number Plusだったっけ??初めてスペインに来た時、空港でバッグを獲られたって話してたのは...。

そのことについても話してたんだけど(笑)、あの時、Karpinは1万ドル獲られたんだそうです。

Barajas空港で、取材受けてる間に取られたそうで...だから、あの国で自分の荷物から目を離しちゃいけないんだってば!!(笑)



Karpinについては、後日改めてと言う事で、今日はもう1人、ピッチを去って言った選手について少し書いておきます。





結局、今日もまた試合を見ながら泣いたわけだが...いかんいかん、何か最近涙脆い(笑)


Bittor AlkizaとValery Karpinが現役生活に別れを告げた。

もう、選手としての彼らに会うことはない。


試合前、彼らに対するDespedidaが行われたけれど、2人とも良い表情をしていましたね。

特に印象に残ったのがAlkizaの、そのスッキリとした表情だった。


Bittor Alkiza...スペイン代表で中核を担った訳でもなく、BarcaやEl Madridと言った

ビッグクラブでプレーした経験がある訳でもなく、日本では非常に地味な存在だとは思う。

だが、随分と長い間Ligaを見てきた人ならば、彼がどれほど素晴らしい選手であるかは

当然知ってるだろう。中盤の底で闘志溢れるプレーを見せてくれた彼を知ってるだろう。



もう、4シーズン前の話になるのかなぁ...Alkizaの移籍騒動は...そうだ、4年前だ。

だって私が初めてBilbaoへ行った時のことだから...。


閑話休題:

あ、今になって急に思い出した...なんで、あの時のスペイン旅行では、あんなに泣いてばかりだったのか...(笑)

アレはねぇ...Redondoがいなくなったシーズン、と言うだけでなく、私にとっては

「Pochettinoを連れ去られたシーズン」でもあったからなんですね(爆)

彼がピレネー越えてから、まだ1ヶ月も経ってなかったんだもん、私がスペインへ行ったのは。


向こうの友達が「Espanyolに不穏な動きアリ」と逐一情報を携帯に流してくれてたから、

ウワサがあるのは知ってたけれど、まさか3日で移籍が決まるとは思わなかったもんなぁ。

朝起きて、自分の携帯に届いてる“Poche, kimatta ne, PSG”と言う文字を見た時の衝撃は...その瞬間、仕事休もうと思ったもん(爆)


結局、あの時の旅行ではBarcelonaへ行かなかったけれど(こんな状態で行ってたら、

ますます私のBarcelonaアレルギーは強くなってただろう:爆笑)

「Redondoがいない」と泣いてた私は「Pochettinoもいない」と、それで余計に哀しさが倍増してたこと、今になって判った(爆)


その後、Madridで再会した友達が「行っちゃったネ...ポチェ」と、沈んだ声で言ってきたんだけど

多分、それは...ニシザワの話しをしてる時の私が、とっても寂しそうな顔してたからだろうな。

きっと彼女まで落ち込ませてしまったんだろうなぁ...あの時は気を遣わせてスミマセンでした(苦笑)





PochettinoをParisへ連れて行ったのはLuis Fernandez。元Athletic club de Bilbao監督。

その彼が、Pochettinoに次いで獲得しようとしていたのが、Bittor Alkizaだった。

もう、殆ど彼の場合もPSG行きは確実視されていて、残るは契約書にサインするだけ、だった。

でも、彼は残った。提示された条件はATHBでのものより遥かに好条件だったけれど、

彼はPSGへ行かずBilbaoに残った。ここでプレーし続けたいと...。

あの頃、確かAlkizaは監督と上手く行ってなかったんじゃないかなぁ。記憶があいまいなんだけれど...。

それでクラブを出た方が、信頼してくれるLuisの下でプレーする方がって話になってたような気がする。

あの時の監督とは... Zaragozaでも指揮を取ってたJosé Francisco "Txetxu" Rojoのことです。


結局、この冬のMercadoでPSGへ行ったのはMikel Artetaであり、

翌シーズンにはAtleticoからHugo Lealが移ることになったんだけれど...

Luis Fernandezは本当にAlkizaのことを高く評価してたんだろうな。


ちょっぴり、PSGなBittorを見てみたかったと言う気もするけれど、

でも、彼はLos Leonesの闘う魂の具現者であり、その闘う姿勢はLa Realへ戻っても変わらず...コレで良かったんだね...と思う。


最後の試合、彼はケガでベンチ入りメンバーにも入ってなかったけれど、

でも... Juneを抱っこしてピッチに現れたAlkizaはとっても良い顔をしてた。

「相変わらず、オシャレでカッコイイね、Bittor!!」と思った(笑)



そりゃぁ出来ることならもっとプレーはしたいだろう。遣り残したことは何もないって

そんな完璧な人生は誰も送ることが出来ないから。でも...今、この日を迎え、彼は全てを超越してた。

何もかもを、自分の中で昇華させることが出来たんだな、って安心した。

と同時に、こんな気持ちで、こんな表情で最後の試合を迎えられるAlkizaを凄いと思ったし、羨ましいとも思った。



有り難う、Bittor。楽しかったよ、あなたのいるLigaを見ることは...。

今は、ゆっくり休んで下さい。お疲れ様でした。そしてもう一度...有り難う!!



Karpinに副会長就任のウワサがあるけど...Alkizaは興味ないの??

だって、貴方のお父さんはかつてReal Sociedadの会長を務めていた方でしょ??(笑)




Karpin家の娘たち...長女のMaríaと次女のValeria。いつの間にか、とっても大きくなっててビックリした(笑)





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