インコの巣の観察日記
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2005年05月26日(木) おめでとう、おめでとう、おめでとう

おめでとう、おめでとう、おめでとう






嬉しいよ、嬉しいよ、嬉しいよ





素晴らしきRedsに心からのおめでとうを...




時間がなかったので、前半は飛ばして、後半+延長戦+PK戦を見た。

延長戦の途中から、気付けば泣いてた(苦笑) ダメだなぁ...こう言う戦いには弱いんだ、私。


Milanも素晴らしい戦いを見せてくれた。やはりMilanはMilan。誇り高きイタリアの雄だ。

MilanにはRedondoと一緒にプレーしていた選手がまだまだ何人も残っているけれど、

でもやはり、私はLiverpoolの方に肩入れしていた。



それは...スペイン人が沢山いるからではなく、Liverpoolと言うクラブが好きだからだ。

McManamanもRedknappもBergerも、もう誰も残っていないけれど...

まるでスウィング・ジャズが聞こえてくるような、そんなプレーを見せてくれてたあの頃から、

いや、違うな。もっともっと昔...誰がプレーしてるのか、選手の名前は誰1人知らなかったけれど、

それでもあの上下赤のユニフォームと、Anfieldの雰囲気に心惹かれた子供の頃から...

あの頃ずっと...何故か私はRedsが好きだったから。今でも好きだからだ。


そう...たとえ、大好きなGabi Heinzeがプレーしていも、Manchester Unitedじゃダメなんだ。

私がイングランドで一番好きなクラブは昔も今も変わらずLiverpoolなんだ。



後半勝負に出たBenitez監督はFinnanを削ってHamannを入れた。

そのせいで、両翼に大きなスペースが出来てしまい、延長戦はずっとSerginhoにそこを衝かれてた。

そのカバーリングに入っていたのがキャプテンのGerrard。攻撃面ばかり強調される彼だけど、

キッチリと「今自分がしなくてはならないこと」を理解して、そしてそれを完遂出来る

素晴らしい選手であることを証明してくれた。ホントに、彼は良く動いてた。




彼だけではない。Luis GarciaもXabiもBarosもSmicerもDudekも、誰もが皆、

自分がやらなくてはならないこと、自分が出来ることをキッチリと見極めそしてやり遂げてくれた。

その結果が...あの素晴らしい勝利に結びついたのだと思う。



そんな中、私の目を引いた選手と言うのは、実はJamie Carragherだった。

彼の働きは、この試合NO.1と言って良いほどに素晴らしかった。

普段、どうしても私はHyypiaのプレーの方に目が行きがちで、

Carragherのプレーを集中して見たという記憶があまりない(苦笑)


しかし、この試合はイヤでも目がCarragherに行った。

確かに「こう言う逆境だと...Pochettinoはどうするだろう??Lopoならどうするだろう??」と

そんなこと考えながら見ていたのだが...(笑) 

どうでも良いけど、今朝も夢を見たのだが、今日の登場人物はLopoだった(爆)



CarragherはLiverpoolの出身だと言う。そう...彼はLiverpoolサポの誉れなんだな。

多くのRedsサポが自慢したい選手なのだろう「見たか!!ウチのJamieはこんなに凄い選手なんだぞ!!」と

誰もが大きな声で叫びたい気持ちになったことだろう。



そしてもう1人...私はSmicerのゴールが嬉しくて堪らなかった。

XabiのPKよりもそしてGerrardのヘディングよりも、

Smicerのミドルが決まった時、歓喜をより大きく爆発させた。



Vladimir Smicer...彼のプレーを初めて見たのはEURO96

イタリア戦でBergerに交代して入ってきた時が最初だったように記憶してる。

(閑話休題:彼がゴールを決めた、対ロシア戦。3-3のこの試合は私のお気に入りで、何度も何度も繰り返し見た。

その理由は...「この人天才だ!!」と、余りに衝撃的な出会いだったから...私とMostovoiの出会い(笑) 

Mostovoiを初めて認識した試合が、このチェコ - ロシアだった)



このEUROでの活躍が認められて彼はLensへ移籍した。

CLで、黄色と赤のストライプと言う、ド派手な(笑)Lensユニを着てプレーするSmicerを見ては

「男前って、何を着ても似合うのネ(笑)」と感心したものだ(爆)


その後、彼はLiverpoolへとやって来たが、先にこのクラブに在籍してた

同じチェコ人のBergerと同様、ここでは思ったような活躍は出来てない。

大きなケガにも見舞われ、戦力として果たしてLiverpoolに不可欠な存在なのか??と

その存在意義を疑われたこともある。それでも彼はLiverpoolの選手。

スタメンで試合に出ることは少なくても、与えられた役割を理解し、それを全うしようとしてきた。

だから、私は「最後かもしれない」と言われたこの試合でゴールを決めたことが嬉しくて仕方なかったのだ。



そしてLuis Garcia...その笑顔に、ありったけの気持ちを込めて「おめでとう」の言葉を送ろう。




おめでとう、おめでとう、おめでとう

嬉しいよ、嬉しいよ、嬉しいよ


素晴らしきRedsに心からのおめでとうを...




- 本日のインコ -

Lopoが新しくDiadoraと2007年までスポンサー契約結んだって記事がありました。

Diadoraと言えばRoberto Baggio(笑) EspanyolではTamudoもDiadoraのスパイク履いてますよね。


話は飛びますが...adidasのCM、ここで見られますが、私はCMよりも

Saviolaのインタビューが嬉しかったです(笑)

相変わらず、受け答えに彼の性格が滲み出てるよネ。やっぱり大好きだよ、チビうさちゃん!!




さて、Espanyolですが...

本日木曜日、10:45〜 いつものようにSant Adria de BesosのCiudad Deportivaで練習。

そして午後、MontjuicのEstadio Olimpicoに集合、19;30にバスにて合宿地へ移動。

明日金曜日は11:00〜 非公開練習 そして13:00〜 ホテルにてプレスカンファレンス。

明後日土曜日は11:00〜 報道陣ファンに公開して練習。試合前日は閉めないそうです。

そして練習後にプレスカンファレンス。これでミニ合宿は打ち上げ。

夜、いつものようにSant Justのホテルに移動Athletic戦に備えるとのことです。


Liverpoolの勝利の影に、Gerrardが「ウチの連中が世界一!!」と言うサポの存在があることは

疑いの余地はないと思いますが、あのYou'll Never Walk Aloneの歌声を聞くと...

「日曜日、Montjuicが沢山のファンで埋まるといいな」と、心から願わずにはいられませんでした。



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