インコの巣の観察日記
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| 2004年02月01日(日) |
リーガエスパニョーラ 第22節 ヴィジャレアル - エスパニョール戦 プレビュー |
少し前のことになりますが、0-0 empateに、こんな記事が載っていました。
素直に喜べんのか、この男は アルゼンチンU-23代表をアテネ・オリンピック本大会出場へ導いたビエルサ・コーチは「たとえオリンピックで優勝したって、ワールドカップの傷は癒えない」と思いっきり白けさせるコメントを正々堂々と言い放っていたらしい。
マルセロ・アルベルト・ビエルサ・コーチ 「そもそもオリンピックとワールドカップはまるで関連性がないわけだから、たとえオリンピックで勝ったってコリア・ジャパンの傷が癒えるわけじゃないよ。あっちはあっち、こっちはこっちだ」
そりゃそうだ(笑) 私自身もBielsa監督と同じ気持ちですよ。 あの傷は、再びアルゼンチンが黄金のトロフィーを掲げるまで癒えないものなんですよ。
とは言うものの、今年の8月、アテネの地でアルヘンの若者たちが 黄金色のメダルを誇らしげに受け取る姿を見たいと、切に願っているんですけどね。
さて、まずはピレネー山脈の向こう側のお話から。 Monacoと対戦したPSGですが、結局1-1のempateに終わりました。 お互いに勝ち点1ずつしか積み上げられませんでしたが、おかげでPSGは5位後退です。 AuxerreとSochauxがそれぞれ3位、4位につけています。PSG、ここが踏ん張りどころかもしれませんね。
このMonaco戦ですが、粘って得点してくれたのはGabiちゃんでした。ホント、頼りになる子に成長してくれて、私は嬉しい!!(笑) もうすぐ冬のマーケットが閉まりますが、ご存知のようにGabiには、あ・の・ChelseaからOFERTAが来てました。 心揺れないワケはないですよ。だって今を時めくChelseaだもん(笑)
今シーズンの開幕前後にも移籍騒動に巻き込まれたGabi。その時はJuveとBarcelonaとReal SociedadからのOfertaだった。 「Ofertaを検討して欲しい」と掛け合ったGabiに対してにべもなく断ったPSG。 色々と心に思うことはあったと思うけれど、正式にPSG残留を決めた後では、そういったことを全く表に出さずに、 赤と青のチームのために全力を尽くして戦い続ける彼の姿を見ると、頭が下がります(笑)
今回も「正直心が揺れた」と、自分の心情を語ったGabiだけれど、少なくとも私にはその心の揺れは伝わってこなかった。 だから、彼のその言葉を聞いた時には「Gabi、本当に強くなったんだね」と、ちょっと感動すら覚えたほどだった。
水面下で色々な駆け引きが繰り広げられていたであろう時期に行われたOM戦にしても、 そしてこのMonaco戦にしても、彼はいつもと変わらず、誰よりも長い距離を走ってくれました。 Monaco – PSGはスカパーで放送があるので、そんなGabiの活躍(?)が見られますよ!! ってことで、放送スケジュールを載せておきますので、みなさまぜひどうぞ。
第22節 放送スケジュール
モナコ vs パリSG 解説:西部謙司 実況:八塚浩
(1) 2/2(月) 録画 20:00 Ch.185 パーフェクト チョイス (2) 2/4(水) 再放送 07:30 Ch.185 パーフェクト チョイス (3) 2/5(木) 再放送 17:30 Ch.186 パーフェクト チョイス (4) 2/6(金) 再放送 24:30 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN
オセール vs ボルドー 解説:柱谷幸一 実況:土屋和彦
(1) 2/3(火) 録画 22:00 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN (2) 2/4(水) 再放送 20:00 Ch.185 パーフェクト チョイス (3) 2/5(木) 再放送 07:30 Ch.185 パーフェクト チョイス (4) 2/6(金) 再放送 17:30 Ch.186 パーフェクト チョイス (5) 2/8(日) 再放送 05:00 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN
おやまぁ、Ligue1の解説に柱谷のあんちゃん登場ですか!?弟と違ってまともな解説できる人だけど、 AuxerreとGirondinsの戦いぶりをどう伝えてくれるのか、楽しみだわ!!(^_^;)
では、本題に入ってEspanyolのネタを。前置き長すぎ!!(爆)
先週は風邪気味で夜更かしできなくて、公式サイトの更新前に寝ておりました。 だから、この記事を見つけたのも放送が終わった後だったんですよね(苦笑)
BareclonaのFM107.2・Ràdio Despíって局があるんですけれど、この局で毎週火曜日の22:00〜24:00にLlobregat Blanc-i-blauと言う、Espanyolに関する番組を放送してるんです。
で、先週の火曜日の放送のゲストがMauricio Pochettinoさんだったんですよね。 今までもMaxiとかTamudoとかがゲスト出演していたから、いずれはMauricioさんの番があっても...と思っていたんですが、聞き逃しました(苦笑)
Netラジオにもなっているんで、日本でもこの番組を聴くことができます。しかも時差の関係で、結構聞きやすい時間帯での放送でしょ??日本時間で言うと、水曜日の朝の6時〜8時なんだもん。サマータイムになると1時間早まりますが。 ここで聞けると思いますので、興味のある方は一度どうぞ。
今夜の王家の谷戦ですが、インコはかなり人が欠けて苦しい状態で挑まねばなりません。 ったく、よりによって1つの試合にサスペンション重ねないでくださいよ!! DF陣ではまずLopoが欠けます。Alex Fernandezも黄紙5枚貯まったので1回お休み。 VignalはBetis戦でロハったので、今夜の試合は出られません。どうやらタムどんもサスペンションのようですね。 Velamazanはasによると戦術的理由によりVillarreal遠征に帯同しないとのことです。 逆にBetis戦にはいなかったリスト入り選手は、Carlos Garcia 、Jarque、Wome、そしてRaducanuです。 Wome、彼はDescartaつまりカードで言う“捨て札”と評されチームを去るものと思われていたのですが、 Boltonには行かず、残留。しかも多くの選手が欠けたこの王家の谷戦で出番が回ってきたようですよ!!
この試合に召集された方々、Convocatoriaは以下の通りです。 Lemmens, Toni, Domoraud, Pochettino, David García, Torricelli, Jarque, Carlos García, Tayfun, Wome, Fredson, Morales, Héctor, De la Peña, Jordi, Claudiu Raducanu, Maxi y Òscar.
サスペンション等によりお留守番となった選手たちは今日の11時〜、Montjuicにて練習だそうです。
Marca紙によるスタメン予想は↓こんな感じです。
Villarreal: Reina, Belleti, Ballesteros, Álvarez, Arruabarrena, Pedro Martí, Guayre, Battaglia, Riquelme, José Mari y Anderson.
Espanyol: Lemmens; Torricelli, Domoraud, Pochettino, David García, Fredson, Morales, Wome, De la Peña, Jordi Cruyff y Óscar.
Árbitro: Rodríguez Santiago (C.Castellano Leonés). Estadio: El Madrigal. Hora: 17.00.
最後に、Luis Fernandez監督の去就についてです。 先日、バルセロナのラジオ局、RAC1のインタビューがもとになり、SPORTあるいはMARCA、その他のメディアに「残留しようが降格しようが、来シーズンはEspanyolでの指揮は取らない」「1年以上家族と離れて暮らしたくない」との記事が載りましたが、これに関しての会見を行ったようです。一番正確であろうと思われる、Espanyolの公式サイトで彼のコメントを確認いたしました。日本語として上手く意味が通じない部分もあるかと思いますが、簡単に訳してみましたので、以下に掲載しておきます。
Barcelonaにやってきた瞬間から、私の唯一にして最優先の仕事と言うのはこのチームを救うとことだ。彼らは期間が切れるまでの間私と契約した。そして私たちは将来のことについては何も話し合わなかった。私の妻と息子たちをパリに残してEspanyolにはやって来た。シーズンの終了時、このチームがどの場所にいるかを知り、(私の働きを)総括した時点で、彼らは交渉するだろう。それぞれの側に決定権があるだろう。これが私が言いたかったことであり、今の時点で私には問題提起するようなことは出来ない。降格からチームを救おうと言う試みは唯一無二のことである。今の状況は私にとって非常に妙な感じである。なぜなら初めて家族を伴わずにこのクラブにやって来たからだ。私の息子は最終学年のために残らなくてはならなかったし、私は彼にそれを繰り返させたくないしね(スペインへ移ることにより留年させたくないと言うことかな??)。もしEspanyolが私の続投を望めば、彼らが私のそばに居られることを考慮しなくてはならない。この私の考えを明確に表現できなかったこと、また混乱を招いたことを残念に思う。
Luis FernandezはPSG以外のチームで指揮を取る時、いつも家族を伴って移動してました。しかし、今回は奥さんと2人の息子さんをParisに残したまま、初の単身赴任です。これ以上、1人はイヤなんでしょうね。その気持ち、すっごく判ります。私も寂しがり屋さんだからね(苦笑)
私のカンですけど、あの人は例え残留してもチームを去るような気がします。で、後任の監督は...Zaragozaをクビになってフリーに戻った、Pacoちゃんだと思います、ハイ(^_^;) さて、一体どうなるんでしょう??ネ。
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