A Thousand Blessings
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2005年10月11日(火) モーツァルト

モーツァルトのリラックス効果は確かにあります。でもその手のα波専門家が
「ロックを聴くのとは違い、モーツァルトを聴けばはるかにα波が出ます」
という風に断言するのはちょっとね。だって、ロックvsモーツァルトですよ。
ありとあらゆるロックが全部ひとつにまとめられちゃった悲しさ。
α波専門家にとってはロック=ハードロックあるいはパンクなのね。
まあ、そういう初歩的無理解は仕方がないか、許しちゃおう。
これからは許す僕なのです。  うそです。許しません。

モーツァルトは大好きです。好き度でいえば、ベートーベンとマーラーには劣るけど
CDラックを見てみたら、一番多いのはモーツァルトでした。
でも、ほとんど聴かなくなりましたね。
モーツァルト以上にα波出まくっちゃう音楽をいっぱい見つけちゃったし。
でも、時々歯医者さんで流れている時は、おおーやっぱいい曲じゃん、って
思ったりします。

で、今日は、何故か気分はモーツァルトなので(理由分からず。説明もなし)
3枚聴きました。というか、前回(たぶん3〜4年前)聴いた時もこの3枚だった気が。
いや、その前も・・・。なら3枚持っててあとはディスクユニオンに売っちゃおうかな。
池袋のディスクユニオンに、髭面坊主のおっさんがモーツァルトのCDを5〜60枚処分に
来たら、それは俺ですー、よろしく〜♪買取額20%アップしてねん。

ちなみに今でもよく聴くクラシックは、「ベルグルンド指揮シベリウス交響曲全集」と
「バルシャイ指揮ショスタコーヴィッチ交響曲全集」です。一応。


『墨田的モーツァルトこの3枚』


「マッケラス指揮プラハ室内/ポストホルン・セレナーデ他」(1985年録音)
一番好きなモーツァルトがこれ。一時期はこればかり聴いていました。
特に“第四・第五楽章”。まさにメロディの魔法です。マッケラス盤の良さは
演奏もさることながら、テラークの素晴らしい録音。超ナチュラルなんですよー。
モーツァルトはいい録音で聴いた方が、アンサンブルの妙が深くまで
味わえる気がするのですが、どうでしょう?






「プリンツ(cl)ウィーン室内合奏団/クラリネット五重奏曲他」
(1979年録音DENON盤)名盤的にはウラッハ盤でしょうが、
ヴァイオリンのゲルハルト・ヘッツェルとクラウス・メッツル(共にウィーンフィル)
の音色が大好きなので、これを選びました。プリンツ(ウラッハの弟子)の音色も
僕が知る限りステレオ録音でこれ以上のものはないと思います。1969年録音のものより
ずっと素晴らしい。今は、以下の3種類が入手可です。(カップリングちがい)


↑カップリングから見て、個人的にはこれが一番お薦め。
カップリング曲“ブラームス/クラリネット五重奏曲”

カップリング曲“モーツァルト/クラリネット協奏曲”

カップリング曲“モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク”



「シフリン(cl)シュワルツ指揮モストリィ・モーツァルト管弦楽団/クラリネット協奏曲他」(1985年録音) カップリングの「クラリネット五重奏曲」も素敵ですが、
クラリネット協奏曲はとんでもない名演だと思います。これもウラッハ盤や
プリンツ/ベーム盤が有名ですがシフリンのちょっと斜に構えた感じの演奏が好き。
使ってる楽器の違いもあるんでしょうね、独特のくぐもった感じが病みつきに
なりますよ。











追伸。

あたくし、夜になってからジョン・デンバーなんぞを聴いております。
書棚の奥に瀕死の状態でいる所を発見救出。
カビが生えておりました。
いつ買ったのだろう?覚えていません。
そういえば、大学受験に失敗してヤケになっているとき
ジョン・デンバーを狂ったように聴きつづけた3ヶ月という過去もあります。
自家用機を操縦してて落っこちちゃったんですよねー。ちょっと彼の顔と
死のイメージがつながりませんね。
何年ぶりか忘れるくらいの何年ぶりかで、ジョン・デンバーを
聴いちゃいました。
“故郷へかえりたい”“緑の風のアニー”“ロッキー・マウンテン・ハイ”
“ライムズ・アンド・リーズンズ”“フォロー・ミー”すごくいいじゃないですか!
ちょっと、、感動したりして。昼のモーツァルト、夜のジョン・デンバー。
過去を懐かしむ一日でした。


響 一朗

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