あたしと彼のこと
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2002年06月19日(水) 見守ること

ここしばらく、ずっと心に被さっていたのは

『彼が苦しんでいるのに、わたしは見守ることしか出来ない』

そういう事だった。


でもこれは、具体的に彼にたいして何かしてあげたい事があるのでは
なくて、力に成れる時がいつ来てもいいように、彼に対していつでも
笑顔でもって傍にいようという決意のこと。

その為には、彼に備わる克服する力を信じることが大切で
そして、彼自身がたとえ「もうヤメ解決しない」と言ったときも
「それで良いよ」という気持ちでもって、気持ちの糸を解してあげる。


すべては彼の未来を明るいものと信じること。


彼のすべてを肯定して、わたしも肯定されているのがベスト。
でもそのバランスが、今のわたしには何とも心もとなかった。
どちら共が犠牲になってはいけないと思う。


そういう心情を
今日の心理学講座の帰りすこしだけ講師の方に打ち明けた。

そしたら

「見守られるだけで、その人にとっては心強いものよ」
そう言っていただいた。

少し心が、軽くなった。

いまのわたしは、彼にとって心強いものなのだ
願っていたわたしに、成れているのかもしれない。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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