あたしと彼のこと
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2002年05月15日(水) 7%のメッセージ

今日は水曜日、心理学講座の日でした。

本日のテーマは「メッセージ」について。

「メッセージ」これは、言語、表情、声の調子、態度、目線、様々な
状態から相手に伝わる内容のこと……これらを心理学的に分類すると
バーバルメッセージ(言語によるメッセージ)とノンバーバルメッセ
ージ(言語によらないメッセージ)に分かれるそうです。

驚いたのは、この「言語によるメッセージ」というのはたった7%の
情報量であるという事らしいのですよ!少ないっ!
どうやって出した数字なのかは詳しく知らないので、何となく信じ難
いのですが(^^; まぁとにかくこの数値には驚きでした。

だって、身近な処で「言語メッセージ」に挙げられる、小説・メール
BBS等で、わたしはいつも喜怒哀楽をしっかり感じ取れているんです。
いつもよく読むエンピツ日記なんて「私も私も!」なんて共感するの
はしょっちゅうの事。なのにたった7%?


・・・その疑問の応えとして、どうやら、足りない情報を補うために
個々に備わっている想像力を働かせている、とのことでした。
想像力とはつまり、受け手の過去の経験や感情・世間常識・道徳観念
固定観念などのこと。

成程そうかぁ・・・想像力ねぇ(^^;
たしかに想像力豊かかもしれない、思い込みもだけど。

しかしながら、例えば小説や日記の場合、もちろん作者が上手ければ
読み手の感情もぐっと引き出せることは確かです。
でも同時に、どれだけ上手でも必ず作者の意図がすべて読み手側に伝
わる訳では無い、ということになるのですよね・・・。
しかも、受け手側の想像を作者が完全に操作することは絶対に不可能
であるのが「言葉」の難しいところ。。。

「しっかり伝えた」と思っていても「受け手」も「与え手」も全てを
伝えあえる状態ではないというのが、ネットの世界なのだなぁ。
まぁリアルな日常でも同じだけれど、本当に伝えたいことは、理解し
たかどうか確認して誤解のないようにしてかなきゃなぁ、なんて切実
に感じました。

コミュニケーションは、相手がどう受け取ったかが肝。
特に、大切な人にだけは、なるべく正しく伝えていきたいです。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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