おぎそんの日記
おぎそん



 ささやかな祈り

たまには塾講師のお話でも。

今日で授業が終了となる生徒がいました。
一年以上担当していたものの本人は塾をサボるわ、約束は破るわと精神的にもまだまだ幼い子ではありました。
先日の(塾での)面談を受けて卒業後の進路を「就職」としたためにもう勉強から”一抜けた”とばかりに、辞めるとのこと。

塾は自由意志ですから来たくなきゃ別に来なくていいんですよ。
来たくないのなら辞めればいいのに。

友人と遊びたい
バイトしたい

どうぞ。ご自由に。
でも、高校2年生のあなたはそれだけをやっていくわけにもいかないとわかっているのでしょう?

赤点だらけのテスト。
遅刻・早退回数。欠席回数。
これらはすべてあなたの結果。

逃げても追いかけてきます。

誰かに首根っこを押さえつけられて勉強をしたい、と潜在的に思ったのですか?

お金を払えばそういうこともできるのでしょう。
でも、そのお金は一体誰から捻出されているのですか?
あなたが塾に来なかったらどうやって、こちらは関われるのですか?

利用方法は様々あれど、自分から利用しなければそれこそ死に金です。
その金で化粧品でも買ったほうがいいでしょう?

こういう言い方は僭越かもしれません。

たぶん、あなたはこれからも同じようなことを繰り返してしまうのでしょう。
辞めてから気づくことはあるけれど。
なぜあの時みんなが「辞めない方がいい」と言ったかわからないのでしょうね。

3年しか生徒を見ていないけれども、”だめになるだろうな”って生徒って確かにいるんです。
その生徒が通っているうちはこちらでもフォローができます。
でも、来なくなったらもうフォローはできません。
その生徒の友人から近況を聞くと恐れていたように(しかもなんともステレオタイプ的に)変貌をしていて残念に思うことがあるのです。


学ぼうとしないのに「わからない」ばかりの発言。
もう、関われなくなってしまった私は祈るしかありません。

せめて、早い時期にあなたが自分がどうしたいのかを本気で考えることができることを。
しょうもない塾講師があなたを微力ながら心配していたことを。

2003年12月20日(土)
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