おぎそんの日記
おぎそん



 単純にすることで明確になるもの

などと哲学的な(どこがって突っ込みはナシ)タイトルであるもののたいしたことではありません。
映画を見て思っただけです。

猫 の 恩 返 し で す が 何 か ?
これまでおぎそんの日記を読まれている方はわかると思いますが、おぎそん自身は滅多に映画を見ません。
なんで、自発的なものではなく、誘われて行ったまでのことです。
ジブリ作品がいくらヒットしていようとおぎそんは滅多に見ないので話をされてもさぁ・・・となるのみ。
まぁ、見とけば話のネタになるしいいか、となんとも失礼な話ではありますが正直なところ。

さて、コケタと言われながらもある程度の動員数はあるのでそう失敗作ではなかいとみる前には思っておりました。
千と千尋の神隠しが異常なほど動員があっただけで。
そういえばYUZUKIさんのつるバカ日誌にも記述があったのであわせてリンクさせてもらいます。おぎそんはなんというか結構細かいところまで揚げ足を取る記述してしまうでしょうから。

以前とったように、一応ネタバレを含みますので(しかも、映画を楽しみにしている人もいるでしょうし)文字を反転させますのでご了承下さい。
まぁ、どうせおぎそんの戯言です。では、いきます。
のっけからいうと 楽 し め ま し た。
はい。話が間延びした、だのなんで2本立てだのわからない、とかいろんなことを言われているようですが、赤川次郎的な面白さがあると思いました。
早い話、リアリティっつうものよりも話をいかに運び、見ているものを面白くさせようとした映画であることは言えると思います。

例えば「バロン格好いいっ!」という感想を抱くより「格好よすぎてなんか醒める」といったことがありますが、話をぶち壊しにするほどではなかったかなと思います。

もう少し、せっかく反転させたのですからネタバレというか話の筋から追っていくことにしましょう。


よくある日常を描くことから始まります。
ベタな展開ながら遅刻・好きな人から笑われる・友達には慰められない
とまぁ、見るものと同じ視点に立とうとしているのですが、如何せんそこまでは・・・といった意味で赤川次郎的です。
彼の作品にもこういう記述が多いですよね。
そんな折に猫を目撃し、トラックに轢かれそうな猫を助けます。
友人のラクロスのラケットを破壊して。

と、助けた猫がなぜか2足歩行を行い、主人公に御礼をいうわけです。
ファンタジーに理屈はいりません。てか入ったら興醒めです。素直に見ましょう。

翌日から、お礼と称して様々なことが起こり(友人にラケットが何本も届いたり)、主人公の逃避に拍車がかかったところで「猫の国に来ませんか?」とのなんとも魅力的なお誘い。
猫もイイかもね・・・
と思ったところになぜか不思議な声が聞えます。
行っちゃだめよ!とのこと。
まず、猫の事務所なるものを教えられ、格好いいらしいバロンに会ってこれからの対策を練ったところで拉致される主人公・・・。

と、大円団を迎えやっぱ思うことは赤川次郎的です。
と、同じ感想を繰り返してもしょうがないのでちょっと違う視点から。

一応、不思議な声は誰か、という謎は提示され解決はできるのですが大した謎ではなかったというか。
筋的にわかりやすく、餓鬼子どもも上映中に「こうなるんだよ」という声が出たことから物語に惹きこむ力はあるのでしょう、この作品。
しかし、ターゲットがどうしても子どもに転換してしまっているような。
もののけ姫・平成たぬき合戦などに見られた皮肉さなどがなくなったことでちょっと薄っぺらかなと思いました。
物語に体を預けるには少々物語が支えきれない不安感があるというか。
そんなこといいながら十分楽しんでいたのですけどね。
そうそう、猫の王様の秘書?の猫の声を明日まにあわーなナビゲータのあの人です。可愛いです。モダンチョキチョキズの過去をひた隠しにしているの見えるのは気のせいのなのでしょうけど。
「ギブリーズ エピソード2」について
なんというか。
2本立てなので猫の恩返しの後にやるかと思えばこちらが先。
まぁ、後でこれをやられたら世界観がちょっと壊れそうですからこの方が賢明だったかもしれませんね。
えー、端的に言えば
デフォルメされているけれども本質を突くことができているので大変面白いです。この本質は誰もが持ち合わせていることからとなりの山田君ではなし得なかった面白さがあるのかもしれません。
誰もが持っていながらどこかに置き忘れてきた、というときっとどっかの論評みたいですね。

しかし。
どうかんがえても、これは対象が大人なんですよ。
子ども自身はカレー勝負は面白いと思っても小学生の淡い初恋なんぞを見てもちょっと実感するには至らないのかな、と思いました。
特に、主人公(野中)の小学生の頃過ごした校舎は木造。中学になると鉄筋と建物を使っての雰囲気はよく出ているのですが
そ ろ そ ろ こ う い う 表 現 止 め ま せ ん か ?

なんというか、木造校舎というと「懐かしい」という琴線をくすぐるのですがそのへんがありきたりというか。
確かにイメージとして、また私小説な内容ではないので全く現実のようにしなくてもイイですけどあんまりにも見せられるとちょっと食傷気味というか。
個人的にはカレー対決はやはり、といったところでしょうか。多分、現実でもそんなところでしょうし(苦笑)。
でも、篠原ともえの声とは思わなんだ・・・。

こんなところでしょうか。

2002年09月23日(月)
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