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■ 宮部みゆき時代劇 第2話「落ち葉なしの椎」
作家納税番付でも今年は第2位にランクインした宮部みゆき。 西村京太郎をTOPから引き摺り下ろすべく、作品の映画化・TV化にも最近は積極的であります。 とはいえ、昨年の推定年収は4億円。 そのTV化される中には民放では「魔術はささやく(主演は山口智子)」「レベル7(主演は浅野裕子)」「火車(主演は財前直見)」「蒲生邸事件(主演は薬漬けのいしだいっせい)」「龍は眠る」など枚挙がありません。 しかしながら、制作費からの関係か主演する人はネームバリューあるけど作品としてはどうか・・・といった声があまりにも多い。 その中でNHKで放映され比較的好感を持って受け入れられたものが「ふしぎ草紙」であります。 その時代劇がリニューアルされ先週から放送されています。 冒頭を見てすぐに(原作を読んでいると)どの話をしようとしているのかわかるのが難点といえば難点ですけど。
とはいえ、昨年の「送り堤燈」の回は秀逸でした。これは、役者さんの演技力・脚本の金子さんと相俟っておぎそんはボロボロ泣きました。 作品を押さえているというよりも、原作を読んでいなくても何を伝えたいのか狙いが明確なのです。(狙いすぎと言えなくないですけど)
今回の作品「落ち葉なしの椎」も、あっさりとしてて物足りないなぁ・・・と思っていたのですが、最後でほろりとさせるのはさすがです。 原作と異なるシュチュエーションであるものの、親が子を思う気持ち・子が親に対する気持ちがより明確に伝わっています。 というか、先日「模倣犯」を見てから宮部の映像作品は時代劇しかダメじゃないのかと少し心配になっているのですが。 この作品を見ながら、誰の解説だったか忘れましたが、「宮部みゆきの作品は負から正へ正そうとする小説の力がある」という記述を改めて思い返し、言い当てているなぁと。(多分、「かまいたち」の解説だと思うのですが)
そんなこんなで今クールは楽しみなドラマが見れそうです。
ご心配のほうをかけました、風邪もなんとかおさまりました。とはいえ、まだ大きな咳はできないのですけど。というわけでまた更新が途切れてしまいましたので少しずつUPしていきます。(ホントですよ!汗 だって3月分とか・・・)
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2002年07月05日(金)
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