おぎそんの日記
おぎそん



 たまにゃ真面目なお話

なんか最近更新してませんね。先ほど確認したところ4月段階で8回。しかも、一回は週末婚の回ですからもはや7回。てことは、4日に1回もっといえば週に2回しか書いてないって・・・。
頑張ります。

まぁ、ネタがどうこうという次元じゃないのですけど。でも、10月からとりあえず書いてますから(三月の状況とか酷いですけど)続けていることは評価してください。自分で言ってりゃ世話ないですけど。


さて。
真面目なお話を、としたものの一体何を書くのかです。
以前から話していることですがおぎそんは塾で非常勤講師というかたちで所属しております。まぁ、アルバイトです。
この業界では、学生という身分で教えてはいけないというところもあるようです。つまりプロが教えているんだと。
しかし、そうも沢山の暇なある程度の知識を持った学生でない人々(有体にいえばフリーター)が居るかというとそんなことはなく、学生が大多数。
プロを売りにしているところは学生に生徒には学生だということをばらさないように→年齢詐称を強要しているところもあります。某Eですが。

ここで、考えるべき問題ははたして学生(大学生)で教えていることのデメリットは何かということであります。
気づかれることと思われますがこのような講師はスーツ着用が原則です。まず、服装で生徒と講師を区別してる狙いがあるはずです。つまり子どもと大人の線引きです。
そんなに意味のあることなんでしょうかね?
これだと学校と何ら変わりがないような。ある種、いい意味でも悪い意味でも学校との差別を図るために塾があってその講師が居ると思うんですね。
それをわざわざ双方に苦労させるまでにメリットがるのかと。

また多くの方が誤解していることですのでここでおぎそんは声を大にして(文字を)いいたい。

塾講師は儲からない

ほんとですよ。
どういうことか今から説明しますね。
端的に言えば、生徒にものを教えている時間しか給料に換算されないということで時間給でもらっている貰っていることはないということです。
つまりうちの塾の場合は90分のコマが3コマです。純粋な授業時間は1.5h×3=4.5hなのです。御手元にあるアルバイト雑誌をごらん下さい。必ず、塾講師という欄があるはずです。
このデフレのご時世においても時給を見ると2000円とか3000円とかあります。まぁ、少なくとも1000円を切ることはないでしょう。
騙されていはいけません。罠です

えー、アルバイトを経験された方はお分かりでしょうが基本的には職場に入った時点でタイムカードを押される方が多いと思われます。おぎそんもコンビニでバイトしていた時は押してました。かなり旧式なものでぶっ壊れて出勤していたのにただ働きにされ給料明細を見たときに脱力したことがあります。まぁ、そのコンビニもまだつぶれていないようで稚拙の日記2002年01月01日に出てきます。

この塾というのはタイムカードが存在しておりません。というか教育業界だと思いますけど。
ということは仮に24時間ぶっ通しで勤務してもそのぶんが給与には反映しないこともあるということです。


先ほどのコメントともに実際に昨日のおぎそんの行動を見てください。

16:30 塾入り
    とりあえずは17:00から授業開始ですが30分ほど前には入るのが原則。(ただし講習中は遅刻しないことが原則となる)塾に興味のある見学者・親御さんの相手や電話の応対も授業の準備をしながらすることも。(あまりしませんが)

17:00 授業開始

21:30 授業終了


その後、すぐには帰るはずもない生徒の相手。生徒の帰宅後にテストの採点やこまごまとした準備/業務報告書の書き上げ・塾長とのミーティングを行う。面談にむけ生徒状況を書くことも。

23:30 塾を辞する

このあと、勤務仲間とドライブに行ったり松屋・ジョリーパスタ・サイゼリア・ガストに食事に行ったりする方もいるようです。

太字であらわされたところしか換算されないということです。しかし、考えてください。実際に塾にいた時間は7時間です。
これが時給2000円だとしても2000*4.5/7=1285.71…円/h。
これがからくりです、実際にはおぎそんが雇っていただいている塾は大手ではありませんから当然ながらこんなに給料はよくありません1500円だとすると1500*4.5/7=964.2857…円。もうやってられませんね。なんのための時給だかわかったもんじゃありません。最近の入った人に聞いたところではまた時給が下がったようです。明らかにマックといい勝負です。
しかも昨日は何の問題もなかった日でしたからこうでしたが、何か問題が起きるとその日中に帰宅することは稀です。(生徒の万引き・親との面談/電話・生徒の不登校・無気力の生徒に対する働きかけなどなど。あと受験シーズンですと一般試験に不合格の生徒の親御さんたちが押しかけて大変なことになります)


つまりは時給に騙されたけど実は松屋の深夜バイトのほうが率がよかったりします。というかおぎそんの場合深夜手当てが付かないわけですから多分松屋に負けます。

みなさん、バイトを選ぶ際によくよく給与形態を考慮してくださいね。

おぎそんは搾取される労働者を応援しています。









・・・と書いていたのですが、
常々疑問なことがあります。
あの、みなさんどーして教職とるんでしょうか?おぎそん自身は親から「教職取らないなら学費は出さない」と言われておりまぁ、学費はともかく生活費はほしいんですが仕方なくという点がひとつ。
そして、何かの縁で塾に雇われているので役に立てばということで受講しています。
同時に公務員志向が教員に流れてきたのかしら?とも思えてしまうのですが。まぁ、T学芸大に行っても民間企業に就職しようとした友人もおり誰もがその希望を叶えるわけではないのですが…。

最近の教員に対する風当たりは強いです。聖職といわれたのがウソのようです。てか、今の子どもたちに将来なりたくない職業の上位にランクインしそうな職業の一種ともいえるかもしれません。勿論TOPは政治家。

というわけで、文部科学省はもはや方向を転換すべきでしょう。
教師はとんでもない人々がやってますから期待しないで下さいと。
そうすれば、いい先生に恵まれた時の喜びはひとしお。
なにしろ、おぎそんの地区では親厨が教師に向かっての第一声が「先生は何処の大学出身ですか」で、自分と比べるということが常識。
ですから、期待してはいけません。
どうしても納得できないのでしたらご自身が教師になってください。

そして、この時のメリットはもう一つ。教員志望の人にとってはなんちゃって受験者が減少することにより質が上昇することがあげられるでしょう。まぁ、社会的信用という点では下がるかもしれませんけど警察官・裁判官も信用できないことも多い今さらでは気にすることもないでしょう。だいたい、信用できる職業というものは存在しなくなったのですから

なんだかんだといっても、高校教師の結婚相手は卒業生だったことも多いので高校教師志望の方は無料で出会いのチャンスも増えるというメリットもあげられます。真剣に目指してみてはどうでしょうか。流石に中学生はまずいかと

そんなこんなでおぎそんは教員志望の皆様を応援しています。

2002年05月09日(木)
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