| 2006年04月26日(水) |
「ナルニア国物語〜第一章ライオンと魔女」 |
ワシ…いつからこんなにファンタジーが好きになったんだろう…というくらい、指輪以来、この手の壮大なスケールもののファンタジー映画にハマっています。
ナルニアも予告の頃から「絶対に見る!!!」と思っていたのね。 んで、レディーズデーなので、仕事帰りのかなぴんを誘って茅ヶ崎の映画館へ行きました。
あらすじ ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの四兄弟は第二次世界大戦下のイギリスで疎開のために田舎町に住む教授の家に世話になることに。 すると、かくれんぼでルーシーが隠れた教授の家の衣装ダンスの奥が、別世界「ナルニア」につながっており、ルーシーはナルニア国の住人と知り合いになる。 最初はルーシーの話を信じていなかった他の三人だったが、ひょんなことから四人が一緒に衣装ダンスの中に入ると、そのまま全員でナルニア国に行ってしまう。
真っ白い雪に覆われたナルニアは、白い魔女の統治下に置かれたため、この100年もの間ずっと状態だったという。そして、ナルニアで出会ったビーバー夫妻は、四人が、このナルニアに伝わるある予言で示された勇者で、その四人の勇者こそが、白い魔女の統治からナルニアを解き放つというのだ。
にわかには信じがたい話に、ピーターやスーザンは元の世界に帰ろうと言うが、白い魔女の甘言にのせられたエドマンドが白い魔女に捕らわれてしまったことから、事情が変わってくる。 エドマンドや、ルーシーのことを助けてくれたホーン(半人半獣)のタムナスさんを助けるために、ピーターたちは白い魔女を倒すために兵を集めているアスランのもとを訪ね、ともに戦うことを決意するのだが・・・。
とまぁ、こんな感じ。 いやぁ〜〜〜、この映画がデビュー作ってのが四兄弟中三人も。そのせいか、ういういしさもまた魅力ですたい(笑)。兄弟が本当に典型的な「兄弟!」って設定で、お父さん代わりにしっかりしようとするお兄ちゃん、知的で落ち着いたお姉さん、やんちゃものの弟、そして、おしゃまで素直で兄弟全員のほほえみを誘う妹っつーのがもうたまらんです。 しかし、ルーシー役のジョージー・ヘンリーが、うま〜〜〜い!いやぁ、可愛いですよ。ぷくぷくしたほっぺたなんかがもうたまらんです!! 頬擦りしたいよ〜〜〜(>_<)役柄的にも非常に美味しいんだけどさ、それを抜いてもやはり上手いですよ。ちょっとドリュー・バリモアの小さいとき(「炎の少女チャーリー」とかの時のね)に似てるななんて思ったんだけど、ぜひプライベートがドリューに似ないで育つことを祈るよ・・・(^^;) お兄ちゃんのピーターも、なんかもう一生懸命でさ〜。でもありゃ受けだね(←おいおい)。希望としては成長したエディがお兄ちゃんラブになるというのがいいと思う(←いいと思うって・・・(−−;))。
・・・でも成長した四人のイメージはなんだかちょっと違った・・・(哀愁)。ピーターにはヒゲなんか生やさないで欲しかったし、エディがなんだか本当に「お兄ちゃんラブ」みたいな感じで(←それを望んでいたんじゃないのか?アタシ!!)、しかも直球ラブな感じで・・・もうちょっとそこはかとないというか、隠そうとしても隠し切れずにたまにラブがこぼれるくらいな感じが希望だったんだけど(←そのくせ二人きりの時は結構積極的な感じ希望←だから希望ってさ・・・)、もはや隠そうともしないような人になってて、そこがちょっと・・・。 ルーシーも小さいときの方が思慮深そうに見えたのに、大きくなったら元気が取り得で中身が無いみたいな感じになってて悲しかった(TT)最初にあったのがあれだったら、きっとタムナスさんも助けてくれなかったと思う(←ひどい)。
しかし、萌えどころはそれだけではない。
なんといってもアスランでしょう!!!
かっちょえぇ〜〜〜〜〜〜〜!!! ライオン萌え!
声がしぶしぶで、もう腰砕けだと思ったら、やはりリアム・ニーソンだった。あぁ、リアム好き好き〜〜〜(>_<)!!渋いよねぇ〜〜。
あまりのアスラン萌えに、思わず家に帰ってから茶々丸に「アスラン」と話かけてしまったくらいです。当然ながら、マルは「・・・??」という感じでワシを見上げていたんだけどもさ。 マルにも、アスランみたいな渋いいぶし銀の魅力を放つオスになって欲しいわ!!・・・・いまじゃせいぜいパステルピンクだけども・・・(^ヮ^;)。
でもさー、アスランが殺されるシーンとかさ、結構精神的に残酷なシーンというかシビアなシーンが多かった気がする。そこがよかった気も。 大人が十分に楽しめるファンタジーではないでしょうか。ただ甘いだけじゃないというかさ。 エディとピーターの関係とか、どっちの気持ちも分かるだけに、考えちゃうし、っつーか、オープニングですでにワシ号泣だったんですけど(^^;)ワシだけでしょうか・・・? なんかさ、お父さんの写真をどうしても取りに行きたいエディの気持ちも分かるし、それを咎めるピーターの気持ちも良く分かるのよ。 どっちも間違って無いし、どっちも愛があるだけにぶつかっちゃう感じとかさー。切ないよねぇ。はぁ。
しかしね、一個だけこの映画を見ていて気になることが。
ラストでさ、あんなに大きくなった四人が、ついうっかり的にもとの世界に戻るでしょ?しかも「あら、どっかでみたような・・・」みたいな言い方でさ。
あんたら、国のお母さんのこと忘れたんかい!?
・・・と、声を大にしていいたい。 空襲の中写真を取りにいっちゃうほど家族思いだったあんたたちが、お母さんのこと忘れちゃうんですか!?
・・・不思議でならんですばい。
でも、面白かったので、とりあえず第二章が楽しみです。 ただ、第二章は何百年と先の話みたいなので、もう四兄弟は出てこないのかな?第二章〜第四章がひとつの世代の話みたいだもんね。
いっそ原作を読んでしまおうか?
いやしかし、原作を読んじゃうと映画が面白く感じられなくなっちゃうんだよね〜。とりあえず全部映画化するまで待つか? しかし、それだとワシ、おばあちゃんになってまうかもしれない・・・。
うーん、どうして長編小説の映画化って、原作を超えないんだろう・・・。 映画界永遠の課題だよね。
そして白い魔女。この間はガブリエル(「コンスタンティ」)だったのに、今度は魔女(笑)。でも似合うからこの人すごいよね〜。ガブリエルのときもハマってたもん!
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